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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが、人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。7月5日、土曜日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いしまーす。
いや、休みの前の日の夜ってさ、なんか夜更かししても大丈夫なんじゃね?みたいな気持ちになりません?
まぁ、って言ってもね、そんなにいつもと寝る時間変わんないようにはするんですけどね。まぁ、なぜかというと、我が家にはね、ルーティン男の息子さんがいらっしゃいますので、彼がね、絶賛いつも通り起きますからね。
それに合わせて、我々大人もね、動かなくてはいけないという状況になっております。
ねぇ、まぁ、でもね、気持ち的にさ、ちょっと気が楽だよね。
まぁ、そんな感じで、前日、休みの前の日ということなんですけども、昨日は休みの前の日、僕だけじゃなくて息子もね、だったので、少しね、帰りの電車が僕遅くなったんですけど、妻と息子がね、迎えに来てくれたんです。
あの、駅までね、電車の駅まで迎えに来てくれたの。まぁ、普段は定時に帰れて、早いね、電車に乗れたら迎えに来てくれる余裕が、息子の元気があればね、っていう感じだったんですけど、
昨日はね、少し遅くなった電車だったけども、迎えに来てくれました、ということなんですが、いやさぁ、なんかね、電車の見送り、電車好きなんですよ。
うん、で、まぁ、電車がね、通り過ぎるまでね、ちゃんと見送ってバイバイってするのがね、すごく可愛くもあって、いいなっていう風に思ってたんですけど、
最近ね、だんだんね、電車の見送り方がね、エスカレートしていって、すっげぇ癖強になってきてるんです。
ね、どんな風にしてるかというと、まぁ、僕が電車から降りてきます、そして、まぁ、ホームで妻と息子が待ってます、ね、で、息子は僕と妻を両サイドに置いて、まぁ、手を繋ぎます、電車を見ます。
で、電車を見たら、僕と妻がね、手を離すんですよ。ね、ただ、3人それぞれ電車をね、見つめる状態、横並びになってね、ね、そして、まぁ、電車にバイバイってしようかと思うと、
えー、彼の許可なしに、僕ら両サイド人はね、電車にバイバイしちゃダメなの。でもね、ピーッと気を付けしなくちゃいけないみたいで、息子はあんまり喋れないんですよ、うん、だけどね、すごい指とかさしてね、僕らの足にね、足元に指さして、ココッ、ココッ、ピッ、ブッとか言って、足をピシッと揃えろと、僕みたいに揃えるんだとね、表現をしてきます。
ココッ、ピッ、ピッ、あ、なるほどね、足をしっかり閉じて、揃えて、気を付けするんだね、両サイド揃えますよ。ね、満足そうな息子です。そしたらね、彼がまず電車に手を振る。それを見て、僕ら両サイド人も電車に手を振る。ね、それはOKなわけです。
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うちのリーダーである息子がね、一番初めに動いて、ね、それを見届けた両サイド人は同じ動きをしないと、めちゃくちゃ怒られるというね、なかなかスパルタな感じ。そして最後、フカフカと一礼をして、僕らも一礼をすると、そこまでが儀式のような感じになってるんですけど、割と長いのよ、これが。
切り替えというか、ルーティーンがだんだん増えていってる気がしてね、ほんと癖強いなって思いながらですけども、もうね、それが終わったらね、息子はすごく満足そうな顔をするからね、途中で切り上げるのもなんだかなって思うわけですけど、暑いしさ、お腹空いてるしさ、顔飛んでるしさ、なんとかなら文化ねえと思う今日この頃でございます。
はい、ということでね、今日の本題に入りたいと思います。
今日はね、施設外就労AB型のおしゃれなレストラン見学ツアーレポからの気づきというタイトルでね、お話をしていきたいと思います。
今日はね、先日の放送の続きになりますね。
はい、息子のね、特別支援学校のPTAの企画で訪れた、お邪魔させていただいた、障害のある方が働く事業所のね、見学レポートなんですけども、2箇所ね、事業所見に行って、
昨日はね、特例子会社っていうところに行ったんですけども、それはね、昨日の放送聞いてもらえればと思います。
30分くらいの放送で、結構長めになってるので、全然ね、もう長らげ劇くらいでいいかなっていう風に思うので、もしよかったらね、まだ聞かれてない方は聞いてください。
聞いてる方はね、流れ、流れでね、流れじゃなくて流れよ。その流れで、昨日の続きで今日のこの放送になりますので、時系列もね、これで合ってます。
特例子会社に行って、今日のね、施設外就労AB型っていう流れになってますからね。
ランチタイムでしたから。
そう、お邪魔させていただいたのはね、カフェラポールという事業所さんです。
これはね、複数店舗あるみたいなんですけども、今回お邪魔させていただいたのは、その複数店舗のうちの中でもちょっと珍しい、なんと、学校の学職なんです。
西南女学院中学高校って言うんですけども、ここのね、学職にこのカフェラポールさんの事業所が入ってる感じなんですよね。
いや、女学院ですよ。中学高校。女子中女子高ですよね。
普段は学生しか入れない。しかも男子は入れない。まさにサンクシャリー。
いや、別にそんな年でもねえよって感じですけどね。
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まあそんな感じでね、なかなか普段入ることはないなっていうところでね、新鮮な気持ちでありましたし、またね、後で少し話しますけど、めちゃくちゃ豪華だったのよね。
作りというか雰囲気というかね、いい感じでした。
で、ここの授業形態はさっきも言ったようにこのね、放送のタイトルでもありますように、
施設外就労AB型なんですよね。
ん?ってなりますよね。
この放送機器の方は障害の子を育てる親御さんであったり、福祉の支援側の関係者の方であったりという人が多いかもしれませんけども、
そういう人たちでさえ障害のある方が働く、障害福祉サービスの一環の施設というのは、就労継続支援A型とか就労継続支援B型みたいなのを強くイメージするかと思うんですけども、
これね、施設外就労AB型という事業形態になります。
施設外就労AB型について少しお話をしておくと、これはもう名前の通りですよ。
事業所の外にある地域の企業や団体で仕事をする形態なんです。
例えば清掃業務、公園とかビルとかでやったりとか、地元の農家さんと連携した農作業であったりとか、
あと工場での軽作業とかね、そんな中の一つに学校の学職というのも施設外就労として事業形態をとっているみたいな感じ。
ただこれはね、いわゆる皆さんイメージした通りだと思うんですけど、就労継続支援A型とかB型の一環でやってる感じなんですよね。
ただ施設外ということで、加算は取れるっぽいです。ちょっと僕もそこら辺は詳しくないですけど、
ただね、その施設外ということで利用者である、障害のある方々が得られるものとしてはね、
より実際の職場環境に近い形で働く経験を積むことができるっていうのが一つですよね。
事業所じゃなくて、全然今回でいうと学校の食堂なわけですから、職場っぽいじゃないですか。
だからリアルに働くっていうイメージ、経験を積むことができますよね。
そうすることによって就労意欲であったり社会性の向上につながるんじゃないかと。
そしてそれらは将来の一般就労に向けたステップとして活用されることもあるみたいです。
今回お邪魔した食堂はAB型ということで、雇用契約があるA型と雇用契約がないB型の利用者どっちもいるってことなんですよね。
ちなみにこの事業所を運営しているのは、NPO法人障害者支援カダメ会さんっていうところなんですけど、
ここが実は今回行った食堂のある西南女学院の系列の西南女学院大学の福祉学科を卒業された方々が中心になって設立されたところみたいで、
障害のある方の自立支援だけじゃなくて人材育成を目指しているみたいなんですよね。
これって人材育成ってめっちゃ大事ですからね。
この両方を意識してやられている事業所ってすごく大切かなというふうに僕は思ったりします。
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ましてや全員というか分からないけど、ちゃんと福祉学科を卒業された方々がメンバーとして働かれているということで、これは心強いじゃないですか。
仕事内容ですよね。肝心の食堂ですから、やっぱり盛り付け、接客、洗い物みたいなことをしているというふうに聞きました。
ところで皆さん食堂とかって行きますか?
車食みたいなところとか、お盆があってさ、お箸を自分で乗せてさ、スライドさせて小鉢取ったり大皿取ったりご飯取ったりみたいな、
あの食堂のスタイルですよ、学食だからさ。
あのスタイルの中に利用者さんたちが笑顔でその料理を渡してくれるのがすごく印象的でしたね。
本当にシンプルに楽しそうに働いてた感じ。
ここでは食堂でランチをいただきながらスタッフの方にいろんなお話を聞かせていただくことができました。
そのお話は後でしますけど、もうさ、そこのランチがめちゃくちゃオシャレで、
写真撮ったんですけど、乗せていいかどうか分からなかったんで、自分の心の中用にとりあえず撮っておきますけども、
もう西南女学院中学高校の食堂のランチですよ。
超オシャレ。
この日はPTAで見学院に行ったので、みんな同じライスコロッケ定食みたいなものをいただいたんですよ。
でもね、そのライスコロッケ定食めっちゃ上手くて、
ゴロっとね、結構大きなライスコロッケ2つに、からあげにサラダに味噌汁みたいな感じの構成だったんですけど、
もうほんとね、食べ応えあったよ。
お腹いっぱいになった。
でね、オシャレっていうぐらい見栄えも良かった。
そのライスコロッケの盛り付けは利用者さんがしたみたいですけど、
スタッフの人がいい感じにソース垂らしてましたね。
デミグラスソースみたいのをね。
いやー、もうほんとさ、公立高校出身の僕からすると、
もう全然わけが違うオシャレさよ。
そもそも食堂自体がさ、なんかレンガ調なんですよ。
柱とかもちょっといい感じのレンガで装飾されてて。
あとね、ピアノが置かれたりしてましたね。
オシャレかって。オシャレよね。
やっぱなんかこう私立の女子高の美しさというか優雅さというかね、
貴貧高さみたいなのを感じましたけども、
そのご飯食べてる時にね、結構ねやっぱり僕ら見学人の中での参加者はママさん多めなんですよ。
数十人でね、バス借りて見学ツアーだったんですけども、
パパさんはね、僕入れて3人みたいな感じだったんですよね。
なのでそのママさんたちからのトークで、
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その中に女子高出身の方とか私立の女子高出身の方とかもいらっしゃったので、
女子高あるあるみたいな話をしてましたけども、
なんとなくね、優雅さや貴貧高さと離れた情報をいただくこともあったので、
あれ?そんなものなのかしら?っていう風に思ったりしましたけども、
これはまあ人によってとか学校によって違うのかもしれないなというところで、
真実はどこにあるかわからないぐらいで、
胸の中に留めておくのが一番幸せかなっていう風に思ったりしましたね。
ごめん、めっちゃ脱線したね。
スタッフさんのお話を。
スタッフさんのお話で、
やっぱりね、利用者さんとの関わり方のポイントみたいなのをお話ししていただきました。
これね、利用者一人一人に1日のスケジュールを作って提示するみたいなね、
視覚的サポートを取り入れてたりとか、
あとA型利用のメンバーさんには日々の目標シートを作って、
それをメンバーさんがつけて職員の方がフィードバックを行っていたりとかしているそうです。
あとはね、やっぱり接客業とか食堂の業務なので、
接客を学ぶための挨拶の練習とか、
基本的な生活習慣を身につけるためのトレーニングなども行っているような話を聞こえました。
質疑応答のコーナーもあったんですけど、
その中でね、将来働くにあたって学校生活で身につけて欲しいことは何ですか?って質問がありました。
これにはね、3つ。
1つ、朝起きて朝ごはんを食べる。
2つ、挨拶をする。
3つ、自分の健康管理をする。
といったね、本当にシンプルで、
当たり前かもしれませんけども、社会生活を送る上で基本となるスキルの重要性が結構強調されていたような感じがしましたね。
あとね、こんな質問もありましたね。
A型とB型、施設外就労AB型っていう事業形態だったので、
A型とB型と利用者の違いは?っていう質問。
これ僕もね、ちょっと気になってたのでね、
ちょうどよかったなというふうに思ったんですけども、
これはね、お仕事の内容ではなく支援の度合いにあるっていうね、お話をされてましたね。
例えばっていう話だったんですけども、
お皿洗いを10分でできる方もいれば30分かかる方もいて、
それぞれのペースに合わせて支援が行われているみたいな感じらしい。
まあそんな感じでね、
1件目のTOTOさんのね、特例子会社の見学とはまた雰囲気が違って、
ちょっとね、ランチ食べながら優雅にね、
PTAの交流。
同学年ごとで、近しい学年ごとでね、テーブルに分かれてたので、
同級生パパも交流もあり、
スタッフさんが食事中に回ってきてくれて、
少し雑談マジええのでね、
なかなか1件目とは違ったね、優しい雰囲気の見学になったかなというふうに思いました。
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どちらの見学もすごくよかったんですけども、
昨日、今日でね、この放送で2つの事業所のレポをさせていただきましたけども、
そうしてね、感じたことっていうのは、
働くっていうことは単に物を作ったり、何かサービスを提供したりするだけじゃなくて、
なんかこう自分の力で生活する自立、
あと社会の一員として関わる参画、
そして周りの人からの信頼であるような、信用育む、
こういったとても大切なプロセスでもあるんだなあっていうことを感じました。
僕の息子のように成長する中でさ、やっぱ支援が必要になる子供たちって一定数いるわけじゃないですか、
特に特別支援学校に通っているので、そういった子が多いわけですけど、
そんな子たちが大人になった時に、社会の一員として当たり前に働いて、
職場の仲間と笑顔でコミュニケーションとってさ、
自分の仕事の成果を喜ぶことができるみたいな、
なんかね、そんな日常があることを、
実際ね、今回見た2つの事業所ではそういうふうに僕は見えたので、
なんかそんな日常があることっていうのをもっと多くの人に知ってほしいし、
そうすることで、それが当たり前の社会になっていってほしいなあっていうふうに思いました。
これってまさに普通の幅を広げていくムーブじゃないですか。
このラジオをお聞きの皆さんにも、ぜひね、今回の話も踏まえてですけども、
ご自身の身の回りにある普通っていうものを改めて見つめ直してみてほしいなというふうに思ったりします。
例えばね、仕事とかだけじゃなくて、家族や友人、職場、
こんなとこで何気なく感じている当たり前をちょっと言葉にしてみるとか、
そしてそれをね、共有してみる、対話してみる。
そうすることによって、もしかしたら今まで気がつかなかった新しい価値観や視点をね、
発見できるんじゃないかなというふうに思ったりします。
そしていろんな価値観を知ることで、普通の幅はきっとね、もっともっと広がっていくはずなんですよね。
いやー、とまあね、とっても楽しく充実した1日だったんですけども、
2日に分けてね、聞いていただいてありがとうございます。
まあね、昨日今日のね、この見学レポート、そして僕の考えみたいな話がね、
皆さんの普通の幅を広げていくようなきっかけになれたらなーって、
そんな風になったらとっても嬉しいなというふうに思います。
ということでね、今日もエンディングのお時間です。
社会福祉士タダのお気楽ラジオでは、今お聞きのあなたからメッセージをお待ちしています。
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それでは、今日も素敵な一日に。
お会いでは、社会福祉士のタダでした。
またおいで。