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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが、人と環境の交互性に着目した発信を通じ、
皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。
9月16日火曜日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いしまーす。
いやー、3連休終わりましたね。今日からね、仕事始まります。
まあとはいえね、3連休でしたので、今週は4日間ということでね、まあ4日間集中してね、頑張りたいなという風に思います。
もうすでにね、予定がパンパンというかね、やらなければいけないことが山積みということでね、
まあ、なかなか強めのサザエさんシンドロームですよ。
いや、しかししかし、休日はやっぱりいいね。何がいいかっていうとさ、やっぱり息子とね、一緒に寝室に入ることができる。
もうね、普段は残業でそんなことないから。
で、そのね、息子も嬉しそうな様子が見れるっていうのが結構嬉しいわけよ。
でね、まあその寝かしつけをするわけですけども、寝かしつけの時間、なんかさ、寝かしつけながら、いつか来るね、一人で眠る時ですよね。
その、成長するにつれてね、きっと自分の寝室で眠ったりとかすることになるじゃないですか。
てか多分そういう風にね、していかなくちゃいけないのかなっていう話をね、この前の施設見学の時にもね、通して妻と話したりしてたんですけどね。
そう、彼の自立っていうことも考えると、そういうね、少しずつ少しずつ、いつか来る一人の時間、一人での旅立ちみたいな時に向けてね、やっていかなくちゃいけないなっていう風なことを考えていく。
それがさ、考えていくだけじゃなくて、時間的に確実に一日一日近づいていくわけですよ。
まあさ、一人で寝ることでさえ、いつになるのかわかんないけど、これだけじゃなくて、人生なんて大抵そんなもんでしょ。
何がいつ来るか、なんとなく覚悟はしてたりとか、なんとなく決まってたりはするのかもしれないけども、
それって絶対確定しではなくって、いつ起こるかわかんない、いつ来るかわかんない、そんな日はいつかやってくることがね、多いですよね。
そんなわけでね、噛み締めながら寝かしつけたわけですよ。
ちょっとおせんちになっちゃってね。
とはいえですよ、まだまだね、9歳です。
まあ、知的障害もあって、精神年齢的にはどれくらい?まだ3歳、4歳くらいなのかな?
まあ、最近測ってないからわかんないけど、そんな感じと思う。
まだまだね、可愛いお子じゃまですよ。
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僕と妻にね、挟まれて、どちらか、もしくはね、両方の手を握って眠りにつくことがね、まあ鉄板なわけです。
ただね、今日なんでこの話をしたかっていうと、この話がしたくってさ、これからの話がしたくって、
今日はね、その手を握って眠りにつくことが鉄板にもかかわらず、なぜだかね、
はじめはね、はじめこそ僕の手を握ってくれてたんですよ。
だからね、振りほどかれたの。
なんで?ってね、思った次の瞬間、まあ真っ暗にしてますから、暗闇の中ですけども、確実に感じました。
暗闇の中ね、息子、僕の頭を撫でてましたね。
でね、撫でながら、おやすみーってね、言いながら。
俺、寝かしつけられてる?
いやもうこれさ、あ、独り立ちを超えて、介護の練習入っちゃいました?みたいな感じで思いましたよね。
まあね、最後は力尽きたのか、改めてね、手を握り直して眠りについたから、まあまだまだかなというところです。
まあしかしね、寝かしつける、寝かしつけられる、どっちにしてもね、幸せな時間だなという風に思いました。
そんなわけでね、今日の本題に入っていきたいと思います。
今日はね、決めつけないで広がる世界、見立てはスタートラインというタイトルでお送りさせていただきます。
見立てはあくまで見立てであって断定するものではないということなんだけど、
僕ね、福祉の業界にいますよ、社会福祉士ですし、福祉の業界にいる人たちからすると、
この見立て、アセスメントっていうものをね、結構日頃からね、やってるんですけど、そこでね、っていう話。
でもね、このお話、実はね、福祉の業界だけではなくて、家庭でも職場でも割と日常に関わる大事な視点なんです。
なのでね、ぜひぜひ今日もね、お話最後まで聞いていってください。
まずね、僕が関わっている支援の現場の話をしますね。
僕が関わっている支援の現場では、結構いろんな専門職が集まって、対象の方、その課題を抱える方のことについて話し合うっていう風な会議があります。
いろんな業界、業種の人が集まるんですよ。
で、集まって話す中で、例えば、医療に携わる医療職の人たちは、この人はこういう病気だからこうだって言います。
福祉職、僕もその一人ですけども、福祉職は、この人は制度上こうなんだっていう話をしたりします。
そして、子育て世帯であったりとかね、子どもさんがいるご家庭であったりだったら、教育関係者、学校とか教育委員会とかも来たりしますけども、
その人たちは、学習の特性がこうだから、みたいな感じで、それぞれの見立てを出します。
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これ自体はね、実はこの会議ですごく重要なところで、そのそれぞれの専門的な見地からのお話を聞くっていうことなので、とってもとっても大事なんですよ。
でもね、見立てはあくまでも仮説であって、こうに違いないっていうふうに断定することはできない。
むしろね、複数の見立てを並べて、さて、この人にとって一番しっくりくるのはどれかなとか、どんな優先順位で関わるべきかなといったふうに探っていくこと、そこを調整していくことに、
この関係機関が集まる会議っていうのはね、意味があるんじゃないかなというふうに思ったりしています。
だからこそ大事なのは、見立ては見立てでしかないっていうふうに覚えておくこと。
そしてね、自分の見立ての外に他の可能性があると意識しておくこと。
これはね、支援の現場だけじゃなくて、家庭でも職場でも友人関係とかでも同じです。
あなたはこういう人だからとか、きっとこういう理由でしょみたいな感じで断定してしまうと、その人の可能性や気持ちを見落とすことになるんですよ。
これをちょっとだけね、日常のことに例えてお話をしてみますと、
例えばうちの子供、ダウン症を持っててね、知的障害があるんですけど、何かができなかった時についね、知的障害があるからできないんだっていうふうに決めつけちゃう時が、
申し訳ないけどね、やっぱり瞬間的にはあったりするんですよ。
でもよくよくそれを観察してみたりとか、後々聞いてみたりすると、
実際にはただ気が乗らなかっただけとか、別の何か理由があってやらなかっただけっていうことがね、まあよくあります。
その時にね、うわー、見立て間違ったなーみたいな感じでね、反省するんですよね。
なんか知的障害があるからとか、ダウン症だからとかいうね、その自分の知識や経験に当てはめて断定してしまったけど、実際には違った。
これ見立てってやっぱり便利だけど危ういですよね。
あとは職場での例え。職場でもさ、似たようなことがあるんじゃないかなというふうに思います。
例えばね、これ本当にイメージ事例ですよ。部下がなかなか報告をしてこないみたいなことがあったとしましょう。
あなたが上司としてね、この部下なんで俺に、私に報告してこないんだろう。
そこで考える。こいつ、この人、やる気がないんだなーみたいな感じでね、決めつけてしまう。
でも実際は報告の仕方がわからなかったとか、タイミングを測っていた、なんてこともね、あるんじゃないかなというふうに思います。
このふうに僕らはついさ、自分の経験や知識の物差しで見立てを作ってしまっちゃうけど、
それをね、断定に変えてしまうと、時にね、大きな誤解をしてしまうことがね、あるということです。
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皆さんもどうですか?最近決めつけちゃったなーって思う出来事ありませんでしたか?
逆に勝手に決めつけられてしんどかったーって経験もね、あるんじゃないですか?
そんな時に見立てはあくまで仮説。外に他の可能性もあるんだっていうふうにね、思い出してみてほしいです。
それだけでね、人との関わりが少し楽になったり、相手の見え方が変わってくるんじゃないかなというふうに思います。
そんなわけでね、今日は見立ては見立てであって、断定するものではないよっていうね、テーマでね、お話をさせていただきました。
支援の現場でもね、家庭でも、職場でも、どんな場でも共通することだと思います。
僕自身ね、さっきも話したように、孔子ともに誰かとの関わりの中でさ、見立て間違えたなーって、見立て間違えたなーみたいな言葉で思うことはないけど、
いやちょっとね、思ってたのと違ったなーとか、そういうふうに反省することね、しょっちゅう。
でもね、それが次にね、柔らかく相手を、誰かを見られるね、きっかけになるのかもしれないなーっていうふうに日々反省しながら、日々前進していきたいなーというふうに思っています。
この放送ね、お聞きのあなたの普通が広がれば、そんな思いでね、今日のお話をさせていただきました。
ということで、エンディングのお時間です。
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