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普通の幅を広げていく、社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は、現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが、人と環境の相互性を着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さん、おはようございます。社会福祉士のTadaです。4月24日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
今日は録音環境が違います。実は外で撮っています。
仕事で帰りが遅くなりまして、僕の放送は前日の夜に収録しています。
普段は自宅の2階の部屋で1人こもって収録しています。
今日は電車の駅から自宅までのキロで撮っています。
これ前回撮ったのは約3週間前か、声が変というタイトルで放送している2週間の放送、お休み期間に入る前の放送ですね。
その時もこの帰り道で撮っていました。
よかったらね、妻から相当面白い放送と評価していただいているので聞いてみてください。
今日は早速本題に入ろうと思うんですけども、
この放送が出る頃に一昨日か、一昨日の内科医卓強先生とのYouTubeライブで生活保護のお話についてさせてもらったんですけども、
その中かな、ちょっと別のところか忘れたけど、学習塾のことについてコメントか何かがあったような気がしたんですよね。
生活困窮、経済的に生活が厳しいご家庭は学習塾に行くことができないから、やはり勉強に対する差も開いていくよねっていうご指摘のようなものがあったかと思います。
そこに関して、実は生活保護法ではないんですけども、生活保護法が最後のセーフティネットとすれば、
その2番目、その上に用意されている生活困窮者自立支援法というものがあって、その中に学習支援事業というメニューが実はあるんです。
このことについて少しだけ説明しようと思います。
ちょっとね、帰り道なので歩いてます。
はぁはぁ言ってたらすいませんね、坂道でございますよ。
もうすぐ家に着くので、家に着くまでの間に話し終わりたいと思います。
学習支援事業、その名の通り、学習を支援する事業ですね。
塾といえば塾なんですけども、全国的に生活困窮者自立支援法がベースになっているので、生活の困窮している方を対象に提供されるメニューです。
自治体が直営、要は自分の自前で準備しているところもあれば、NPOであったりとかに委託しているところもあります。
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どんなことをするのかというとですね、まず塾的な機能も当然あります。
やっぱり学習塾、普通の民間の塾に行くと高いじゃないですか。
僕も中学の頃、中3の夏休みから半年間だけ塾に行かせてもらいましたけど、やっぱり振り返ればすごく高かったんだろうなというふうに思います。
親には本当に感謝してますね。
そんな感じで、一般の学習塾に通うのはとても高いと。
そんなお金を払えないよという方に、この生活困窮者自立支援法の学習支援事業のメニューが適用されるかできる方もいるかもしれません。
塾、めちゃくちゃ優秀な塾講師がいるとかいうわけではないんですけども、僕が関わっている地域では、学習支援事業をやっている団体NPO法人に委託しています。
NPO法人のスタッフさんや大学生の方が利用する対象者の方々に勉強を教えてくれたりしています。
実際、僕も生活保護の現場でこのメニューを使わせていただいて、高校進学、小学校から中学まで不登校だった子が高校に合格したりとか、そういった経験があったりします。
学習支援事業は、ただの塾だけではなくて、居場所づくりということであったり、社会への目を向けてもらう子どもたちに世間の広さを知ってもらったりとか、夢や希望を持てるような環境づくりというのもしていただいている団体ももちろんあります。
そういった役割も担っているので、本当にとても有効な手段じゃないかなと思います。
確かにシンプルに点数を取るために特化した塾と比べると、それは差が出るかもしれない。
それでも何もしないよりは全然良くて、むしろとても良い効果があるんじゃないかなというふうに僕は思っているので、この学習支援事業はとても素晴らしいなと思っています。
簡単に説明しているサイトがありましたので、リンクを貼っておきます。
よかったら眺めてみてもらえればなと思います。
それでは、家に着きそうなので、今日はこの辺で終わりたいと思います。
最後のお知らせです。この放送以外にも各地SNSで発信活動を行っています。
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それでは、今日も素敵な一日に。社会福祉士の田田でした。またおいで。