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2024-02-22 11:43

#56「思いこみを 想いなおそう」〜アンコンシャスバイアスと世界ダウン症の日〜

昨日のお話しの続き。

①2月22日は何の日?
②世界ダウン症の日がなぜ3月21日なのか
③身近なアンコンシャスバイアス5つ
・ステレオタイプ
・権威バイアス
・確証バイアス
・正常性バイアス
・集団同調性バイアス

#社会福祉士 #公務員 #ダウン症
#世界ダウン症の日 #アンコンシャスバイアス
#医療 #福祉 #高齢者 #障害 #介護 #偏見
#猫の日
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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。
この放送は、元気の社会福祉士で、障がい児子育て奮闘中のTadaが、
人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、
誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
みなさんおはようございます。社会福祉士のTadaです。
2月22日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いしまーす。
222ということでね、今日は何の日かというと、知ってますか?
猫の日なんですよ。
僕はね、犬派。
どっちでもいいわいってね。
でもね、先輩にすごい猫好きの人がいて、
もういいおっさんなんですけどね。
もうね、猫愛が昔からすごいの。
だからね、なぜかこの2月22日が猫の日だということをね、
刷り込まれてるから忘れないんですよね。
他のこの日本が決めた記念日みたいのは、あんまり覚えてないんですけどね。
猫の日だけはね、忘れない。
ちなみにね、今日の配信に備えてね、備えてというか、
猫の日の話しようと思ったんで、
猫の日についてちょっと調べてみたんで、喋らせてください。
猫の日、2月22日がなぜ猫の日なのかというと、
にゃんにゃんにゃんと読む語呂合わせから、
まあこれはそうだなっていうところなんですけど、
なんと制定されたのはね、1987年。
もうすぐね、40年ぐらいらしいですよ。
さらにこれは日本での記念日なんで、世界では別の日が猫の日なんですって。
例えばね、ヨーロッパでは多くの国が2月17日をワールドキャットデイ。
アメリカは10月29日をナショナルキャットデイとしているらしい。
そして8月8日は世界最大の動物愛護団体である国際動物福祉基金が、
世界猫の日っていうのをインターナショナルキャットデイっていうのを制定しているらしいです。
ちなみにこの話、本編とは全く関係ありませんのでご了承ください。
それでは本編に行きます。
昨日ね、2月21日だったんで、この2月21日からの1ヶ月後、
3月21日がね、世界ダウン症の日ですよっていうお話をさせてもらったと思います。
これなんで3月21日なのかっていうとね、
21番目の染色体が3本あるんですよ、ダウン症って。
基本染色体って2本で一対なんですよね。
なんだけどダウン症を持って生まれる子は21番目の染色体が3本あるんですよ。
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そう、だから3月21日を世界ダウン症の日として定めております。
で、2024年、日本ダウン症協会からのアピールを発表したんですが、
その言葉が思い込みを思い直そうでした。
で、この思い込みを思い直そうという言葉からね、
僕はアンコンシャスバイアスっていうお話をね、していきたいなと思って、
昨日の放送ではね、そこをさせてもらいました。
まだね、聞かれてない方はよかったら昨日の放送を聞いて、
こちらの放送を聞いてもらえればというふうに思います。
今日はね、アンコンシャスバイアスの続き、この無意識の思い込み、偏見っていうことについてね、
日常的に僕らの周りにはそういったものがあるんだよっていう具体例をね、話していきたいなというふうに思います。
誰もがね、今から話す5つのバイアス、偏りを持っていると思います。
全然ないっていう人はいないと思うし、むしろ全部あるっていう人の方が多いんじゃないかなって思います。
僕もね、きっとね、ある。
でもね、そういう偏見がちゃんと自分の中にあるんだ、
無意識の偏見があるんだよって知っておくことで、
今自分がちょっと偏って見てるぞっていうことがね、俯瞰してみれるんじゃないかなと思うんで、
ぜひね、聞いてみてください。
まずね、1つ。ステレオタイプって言います。
固定概念でね、決めつけることですね。
よくありがちなのは性別関係ですよね。
男の人ってこうだよねとか、女の人はこうだよねみたいなことって
よく聞きません?言いません?ね。
あとね、障害児子育て分野で言うとね、結構病名で言われますよ。固定概念。
テレビとかで見るからでしょうね。
ダウン症の子ってこうこうこうだよねみたいなことを言われることもあります。
あと別の20歳以外、自閉症とかを持っているパパさんママさんとかの話を聞くと、
やっぱ自閉症ってこういうとこあるんでしょう?みたいな感じで、
うん、言われることがあるって聞きますね。
まあね、僕らはいろんな要素が交わり合って一人の人が形成されているんで、
男だからとか、女だからとか、こういう病気だからとか、
一つの概念だけでね、くくりきれないんですよね。
でもね、くくっちゃうんです。
これなんでかって言うとね、楽だから。
うん。
一つの概念で見ている人や物、ことをね、固めてしまうと、
思考がさぼれるんですよね。
深く考えなくていいから楽なんですよ。
まあ、っていう風に僕は思っています。
あとはね、最近多いなと思うのは、
権威バイアスって言いますね。
もうそのまんま、権威のある人や専門家の言動は全て正しいと思い込んで、
深く考えずに信用してしまうこと。
SNS普及して特にこれ顕著だなって思うんですけど、
正しいことを言っている人よりフォロワー数が多い人が言っていることの方が、
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信じられちゃってるっていうことありません?
まあね、これもね、思考をさぼっているっていうことの一つなんだと思いますけどね。
まあ、とかく人は思考をさぼりたがる。
あとはね、これも情報収集系のバイアスですけど、
拡張バイアス。
これは自分の価値観や仮説が合っているっていう風に、
より強く思えるような情報ばかりをね、
なんて言いますか、集めていってしまう。
そういう偏りのことですね。
これはね、まあ二つの現象があったりするんですけど、
一つはね、エコーチェンバー現象って言います。
これエコーチェンバーって反教室って言って、反教する部屋のことなんですけど、
なんて言いますか、SNSとかって結構自分が価値観の似た人たちが集まってるじゃないですか。
なんでそのSNSとかを見て触れる情報っていうのは、
結局自分と似た意見ばっかりになってくるんだよと。
それがエコーチェンバー現象っていうやつですね。
もう一つはフィルターバブル現象っていうのがあって、
これはね、もうね、現代の便利さであり闇ですよ。
まあみんな気づいてますけど、
インターネットのやつ、サイトとかSNSもそうですけど、
僕らの趣味とか興味を分析してくるじゃないですか。
だから自分の好みとは違う結果が表示されなくなってきてる。
自分が知りたい情報が優先して表示されてしまうから、
他の情報が見えづらくなってしまうっていうのがフィルターバブル現象っていうやつですね。
まあね、こんな感じで自らの見たいものであったり、信じたいものを信じるっていうね、
心理的特性のこと、これをね、確証バイアスっていう風に言います。
あとね、二つ、これはね、本当に命の危険に関わるようなことだから覚えておいてほしいです。
正常性バイアスっていうのがありますね。
これね、何か問題が起こっても、なぜかね、私は大丈夫っていう風に思い込んでしまうことなんですよ。
例えばね、非常ベルが鳴りましたと。
普段避難訓練とかで非常ベル鳴ってるから、今回もこの非常ベルは点検だなっていう風に思ったりすること。
本当は火事とか起こってるかもしれないのにね。
何かトラブルがあっても、自分だけは異常な事態にならないっていう風に思っちゃうんですよね。
僕ね、この正常性バイアスを一番ね、これだって感じたものがあるんですけど、
全然ね、ついていけなかったらスルーで大丈夫です。
あの、悠々白書知ってます?
あの漫画、ハンター×ハンターの作者戸橋先生がね、書いた大ヒット漫画なんですけど、
これでね、主人公の裏飯ゆうすけと戸黒弟がね、戦ってる時にね、戸黒弟がゆうすけに対して言うんですよ。
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お前もしかしてまだ自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?って。
これまさに正常性バイアスですよね。ゆうすけの正常性バイアスが働いてるっていうことですよ。
私だけは大丈夫じゃないこともあるってね、思っておいてください。
災害の時とかマジでヤバいです。
これにもう一つ最後ですけどね、集団同調性バイアスっていうのがあります。
これよく聞くんじゃないかなと思うんですけど、周りと同じように行動しようとする偏りのことですよね。
これもね、本当に災害の時に大変なことになるんですけど、
なんかね、みんな逃げてないから大丈夫だよっていう風に思っちゃって、自分も逃げないみたいなね、周りの人と同じ行動しようとするんですよね。
なんでこんな話をするかっていうとね、僕もともと防災関係の仕事もしてたんですよ、地方自治体でね。
今でこそ長く福祉の仕事をしてますけど、本当に異動があるんでいろんな仕事をするんですよね。
そういった経緯もあってね、防災関係については今も学ぶことが多いんです。
総務省主催の研修とかも受けてるんですけど、年明けにね、野戸半島の大きい地震があったじゃないですか。
これからもね、日本は地震大国ですし、他にもいろんな災害があると思います。
大規模な災害がある時にこういうバイアスが働いてしまうと、本当に多くの人が命を失う可能性がある。
だからね、今日話したようなアンコンシャスバイアスが自分の中にあるということをちゃんと認識して向き合っていてほしいなというふうに思うんです。
昨日も話したかもしれないけど、それがね、自分を救い、誰かを救うことになるんですよね。
そんな感じで、昨日、今日にまたがりましたけども、アンコンシャスバイアスの話についてこれぐらいで終わりたいと思います。
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それでは、今日も素敵な一日に。社会福祉士のタダでした。またおいで。
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