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2024-02-21 12:09

#55 「思いこみを 想いなおそう」〜世界ダウン症の日とアンコンシャスバイアス〜

今から一ヶ月後の3月21日は“世界ダウン症の日”

この日に先駆けて日本ダウン症協会はアピールを発表。

それが
「思いこみを 想いなおそう」

<世界ダウン症の日 特設サイト>
https://jdss.or.jp/wdsd2024/

そんな訳で、世界ダウン症の日のお話しと、アピール文から着想を得てアンコンシャスバイアスについてお話ししています。

ここらへんが
社会福祉士×障害児パパの真骨頂かと笑

よかったら聞いてください☺️

#社会福祉士 #公務員 #ダウン症 #子育て
#世界ダウン症の日 #思い込み
#アンコンシャスバイアス
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00:05
普通の幅を広げていく、社会福祉士のお気楽ラジオ。
この放送は、現役の社会福祉士で、障がい児子育て運動中のTadaが、
人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、
誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さん、おはようございます。社会福祉士のTadaです。
2月21日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
まずはじめにですね、ここ2日間くらいの放送、反響が結構ありまして、
この2日はね、地方公務員シリーズというか、地方自治体シリーズみたいな感じでね、
お話しさせてもらったんですけど、これを聞いてね、なんかレターとかDMが来て、
内容はね、こう向いて意外と大変なんですね、みたいな感じの内容のものがね、
チラホラチラホラやってきました。聞いていただいて、ご連絡くれてどうもありがとうございます。
僕のSNSは結構同僚とかも見てるので、きっとね、この放送を聞いた同僚たちはね、
分かってもらえて嬉しいなっていう人が多いと思います。
僕がSNSでつながっている同僚たちは、かなり頑張っている人たちばっかりです。
僕がね、こうやって音声配信やら、SNSやらね、好き勝手やらしてもらっているのもね、
そういう仲間が支えてくれているおかげなんですよね。本当にありがたい。
しかしね、なんというか、その人たちはみんなできるんだ。
僕はね、こんな感じなんで、賑やかしというか、昔の言葉で言うと宴会部長的な要因ですよ。
まあ、適材適所ということで、仲良く手を取り合って頑張っていければと思います。
これからもよろしくお願いします。
さて、本題です。
今日はね、2月の21日ですけども、今から1ヶ月後ですね、3月21日。
何の日かご存知ですか?
そうです。その通り、世界ダウン症の日ですよ。
知らんがなってね、言う人がたくさんいると思いますが、これを気に知ってもらえれば嬉しいですね。
3月21日はね、世界ダウン症の日、これ本当です。
2011年にね、国連が制定した国際デーってやつで、世界中でね、この日はね、ダウン症の啓発イベントが行われるんですよ。
で、もちろんね、僕のこの音声配信も、僕自身ね、ダウン症時の父親ということもあって、ダウン症の普及啓発、そういったね、思いもあってやってます。
ただね、ダウン症のこと知ってください。ダウン症ってこんな感じです、というのをね、たくさん放送しても、
ダウン症に興味のない人には、あまり用事のない放送になっちゃうのかなって思ったりするので、
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僕ができる発信っていうのは、やっぱりね、専門職である社会福祉士、ソーシャルワーカーの視点からね、
皆さんの役に立つような発信を交えて、その中でダウン症の普及啓発もできたらなというふうに考えてます。
そんなわけでね、今日の切り口、もちろん世界ダウン症の日、3月21日のね、このイベントにも絡めてはいるんですけど、
この3月21日という日に向けて、JDS、日本ダウン症協会なんですけど、ここもね、世界ダウン症の日に先駆けたキックオフイベントみたいなのを先日やったんですよ。
毎年やるんですけどね。そのキックオフイベントの時に、JDSからのアピールっていう、標語みたいなのを発表するんですよね。
例えば、2022年はインクルージョンを知っていますか?っていうアピール。
そして去年2023年は手をつなごう。
そして今年2024年は思い込みを思い直そうっていうアピールを発表してます。
これがね、メインテーマで、後に続く思いっていうのがね、書かれていますんで、
今日はね、ちょっとそれを読んでみますんで聞いてみてください。
思い込みを思い直そう。ダウン症のある人はみんな似ているって思っていませんか?
私たちはみんな違います。それぞれに個性があります。
私は○○が好きです。
私は○○が苦手です。
私は○○が得意です。
私は○○に熱中しています。
私は○○を頑張っています。
私たちがみんなと一緒に遊び、学び、働き、
安心してその人らしく暮らせるように思い込みを捨てて私たちを見てください。
私たちはみんな違います。
いやー、いいですね。
良くないですか?
概要欄にね、世界ダウン症の日の特設サイトリンクを貼っておきますので、よかったらね、見てもらえればと思います。
でね、この思い込みを思い直そう。
すごく大切な言葉だと思うんですよね。
このことについて少しね、深掘りして話していければというふうに思いました。
皆さんはアンコンシャスバイアスっていう言葉を知ってますか?
これね、無意識の思い込みとか偏見っていうふうに訳されます。
学問的な領域としての研究自体は1980年代にアメリカで盛んになったって言われてるんですけど、
それから一般の社会への普及は進んでなかったみたいなんですよ。
でもね、2010年代に入って、GoogleとかFacebookみたいなID企業、
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こういったところがね、多様性の高い組織作りっていうのを意識して、
企業の人材領域とかで注目されるようになったらしいです。
GoogleとかFacebookだけじゃなくて、スターバックス、
これがね、2018年に全米の約8000店を臨時休業させて、
全従業員に対してアンコンシャスバイアス研修を行ったっていうふうなことも書かれたりしてます。
じゃあこのアンコンシャスバイアス、無意識の思い込み、偏見、
これはどういった人が持っているんでしょうか。
企業の人事部門の人たち?コーヒーショップの接客の人たち?
違うんですよね。これは絶対に誰にでもあるんです。
例えば、こんなふうに思うことありませんか。
大柄な人を見て、この人は大柄だからめちゃくちゃ食べるに違いないとか。
あとは、普通は30歳過ぎると結婚焦らなくちゃダメだよねとか。
あとはそれこそ冒頭で僕が話した、公務員は給料安定してて、
9時5時の楽な仕事だよね、みたいな。
これ例なんですけど、全然当てはまらないよ、こんなこと思わないよっていう人もいるかもしれないけど、
そうだとしても、人は自分なりに解釈して、
それを普通とか当たり前っていうふうに考えて、自然と走ってるんですよね。
さっき話したのはネガティブ系の例ですけど、じゃあこれどうですか。
誰かに対して、真面目だねって言ったことないです。
その真面目だねは、受け取り手はどう思いますかね。
受け取りによっては真面目だねって言われるのが嬉しい人もいるでしょう。
別に何とも思わない人もいるかもしれない。
でも真面目だねって言われるのが嫌いな人もいるかもしれないですよね。
真面目だねって発したあなたは良かれともって言ってるかもしれないけど、
受け取り手の普通や当たり前の中では、真面目って言われることが嫌だっていうこともあるかもしれません。
あとね、障害児親あるあるなんですけど、別にこれ全員がそう思ってるわけじゃないですよ。
あるあるなんで一定数いるっていう話を前提にさせてくださいね。
よく言われるのは、ダウン症なんだうちの子って初めて明かした時とかにね、障害は個性だよって言ってくれる人とか、
子供はね、親を選んでやってきたんだよみたいな感じでね、言う人結構います。
僕自身はね、何とも思わないっていうのが僕の結論。
でもね、言われて嬉しい人ももちろん心が落ち着く人もいるかもしれないけど、
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逆にね、言うてくれるなっていうふうにムッとする人も一定数いますから、
これ気をつけたほうがいい。
こういう話したらね、じゃあ何て言うのが正解なの?っていう話になってくるじゃないですか。
真面目だねって言っても喜ぶ人も嫌がる人もいるとか、障害は個性って言っても喜ぶ人も嫌がる人もいるとかね。
じゃあ答えは何なの?ってね、思うし言う人もいるかもしれません。
これね、正解はないんですよ。
なんでかって言うと、さっきから言っているように、人は自分なりに解釈しているんで、一人一人違うんですよね。
なんで、その人の心の中を覗き込む力を持っている人以外は、
もうね、どう足掻いても、どう考えても、考え抜いても、傷つける時もあるっていうことなんですよ。
大切なのはね、アンコンシャスバイアス、この無意識の思い込みが自分の中にもあるっていうことを認識しておくこと。
そして知らず知らずのうちに、誰かを傷つけたり、苦しめたりすることもあるんだっていうこと。
だからね、誰とも接するなって言っているわけじゃないんですよ。
これむしろ、たくさんの人と接してほしい、接したいって僕は思っています。
なぜかというと、自分以外の誰かと接していく中でしか、自分の中にあるアンコンシャスバイアスに気づくことができないんじゃないかなって思うんです。
いやまあ、それでしかできないとは言わないけどね。
学びであったり、読書であったり、何か他の情報を得る中で、自分の中のアンコンシャスバイアスに気づくこともあるかもしれないけど、
早いかなっていうふうに僕は思っているんですよね。
本当はね、アンコンシャスバイアスのもうちょっと具体例みたいなところを話していきたいなと思っていたんですけど、
今日ちょっと長くなってきたんで、また明日話そうと思います。
しかし、いいですよね。JDSの2024年のアピール。
思い込みを思い直そう。
ダウン症の普及啓発だけじゃなくて、これって本当誰にでも言えることなので、本当に思い込みを思い直す。
そういった時間を一人一人の人が作っていければ、この世界もっと優しくなるんじゃないかなというふうに思います。
それでは最後のお知らせです。
この放送以外にも各種SNSで発信活動を行っています。
Instagram、スレーツ、TikTokでは親ばか投稿。
NOTEでは子育てや学びの中で日々感じたこと。
Xでは言葉遊びや行動中心に発信しています。
プロフィール欄にリンクを貼っていますので、よかったら覗いてみて、いいね、コメント、フォローなど応援よろしくお願いします。
それでは今日も素敵な一日に。社会福祉士のタダでした。
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またおいで。
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