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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ この放送は現役の社会福祉士で、障害児子育て奮闘中のTadaが
人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ 誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
みなさんおはようございます。社会福祉士のTadaです。 3月23日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いしまーす。
報告します。昨日、人事異動の発表がありまして、 私、14年ぶりに異動することになりました。
長らく勤めていた生活困窮者の支援に関する、このフィールドから去っていく。 なんとなくね、もう1年を入れるかなというふうに思ってたので、
少しびっくりもしつつ、まあでもね、組織の一員なので、これは仕方ないことだなというふうに思っております。
と、まあね、落ち着いた感じで話してはいるものの、 次ね、どんな業務をするかまだ決まってないんで、結構ね、まだ内心ソワソワしてます。
一応ね、大枠で言うと福祉の関係の部署に行くことは決まったんですけど、 その部署でもね、やってることがいろいろあるので、僕が何の担当になるのかっていうのはね、これから決まっていくみたいですね。
やってみたい仕事はあるんで、できればね、その仕事ができればなーっていうふうに思ってますけど、
まだ分からない。とりあえず今は祈るのみです。 みんな、動画オラに力を貸してくれー。
はい、ということで本題です。 今日は、その当たり前は当たり前なのかというタイトルでね、お話をさせていただきます。
この話をしようと思ったきっかけはね、3月20日水曜日の朝日新聞デジタルのニュース記事です。
どんな内容かというとね、タイトルは、「火を使わなくても爆発!なぜ科学の定説を覆した高校生2人が米国へ?」っていうニュースの記事なんですけども、
どんな話かっていうのをね、ざっと読みますね。 仙台の仙台三高っていう高校があるみたいですね。
ここの学校の自然科学部の1年生のね、大葉さんと志田さんっていう男性2人が、
火で炙った白銀の箔に水素ガスが吹き付けられると爆発的に燃える実験を見て驚いたと。
2人は水素に火などのエネルギーを与えていないのに、なぜ爆発するのか興味を持ったと振り返る。
で、この現象はこれまで白銀の触媒作用で、箔の表面についた酸素原子が水素原子と反応し爆発するためとされてきた。
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しかし条件を変えて実験を繰り返すうちに疑問を持った。 箔を重ねて厚みが増すと爆発が起こらなかったからだ。
定説通りであれば、厚さは関係ないはず。 表面だけでなく裏面も関係しているのではないか。
試しに裏面にセロハンテープを貼ると爆発は起こらなかった。 分析を進め、箔の裏側にある酸素が
箔に開いた小さな穴を表側に通り抜けるときに触媒作用が起き、 定着した酸素原子と水素原子が反応し爆発することを明らかにしたという記事ですね。
タイトルの通り米国絵なんですけど、この記事には続きがあって、 この研究成果はね、去年自由研究のコンテストみたいに出して高く評価されて
花王賞、石研とかの花王賞を受賞したらしいんですよ。 さらに今年の5月アメリカのロサンゼルスで開催される
国際学生科学技術フェアに日本代表として挑戦するということらしいです。 なので米国絵っていうタイトルも入ってるということですね。
さっき、昨年の自由研究のコンテストで花王賞というのを受賞したっていう話をしたんですけど、この花王賞でね、
花王に勤める偉い研究員さんらがね、 この学校を訪ねて賞状を送ったらしいです。
その研究員の山田さんという方がいらっしゃるみたいなんですけど、山田さんは高校生2人に定説を鵜呑みにせず自分たちで仮説を立てて実験し検証した。
方法もユニークでよく考えられていると称えたということなんですよね。
まあ僕はね、この実験の内容ぶっちゃけさっぱりわかんないです。 高校の時こんなことやったっけ?と思ったんですけど、僕文系だからやってないんですかね。
高校でやる実験でいいのかな?ちょっとよくわかんないんですけどね。 つまり定説を鵜呑みにしなかったっていうこの山田さん、あの研究員の山田さんのお言葉なんですけどね。
なんかこう世の中には当たり前ってすでに思っているものがあるとたくさんあると思うんですよね。
でもその当たり前の根拠は一体どこなんだいっていうのを考えなくちゃいけないというふうに、今を生きている僕らは思うべきだと思うんです。
ある程度大きくて歴史の長い企業とか、うちもそんな感じの一つなんですけど、そんなところでね、よく聞く言葉。
どうですか聞くですかね、こんな言葉ね。 従前踏襲という言葉をよく使います。
意味はそのままこれまでやってきたことに習ってやりましょうみたいな感じの意味なんですけど、根拠ないですよねこれってね。
前やってたから、これが正しいからって言われることがあるんですけど、果たしてそれが本当に正しいのかって思うことがあったりします。
で、それを実際に紐解いてみると、実は正しくなかったということも意外とあったりするんですよね。
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こういうふうに実際過去効果がされて、エビデンスがあるものであって、証明された当たり前。
これに関しても覆える可能性は当然あったりする。今回の高校生の実験みたいにあったりするんじゃないかなというふうに思いますし、
あとはそういうものではなくて、根拠とかではなく時代の流れの中で生まれた当たり前っていうのもあると思います。
例えば男性優位の社会とかね、一昔前ではこれは当たり前のような感じの雰囲気があったと思います。風潮があったと思います。
ちょっと平成生まれとかでは分からないネタかもしれませんけどね、昭和生まれの僕からするとそういう風潮はあったというふうに記憶しています。
でもね、今そんなこと言ったら、何言ってんのってめちゃめちゃ叩かれるじゃないですか。
過去において当たり前、スタンダードであったものも時が経てばそれは異常になってきたりとかするわけですよね。
なのでやっぱり今を生きている僕たちができるのは、今ある当たり前がずっと続く当たり前と思わないっていうこと。
そしてこの当たり前が未来においてどう変わっていくのがいいのか、もしくはどう変わっていくのか予測する、こういった考え方を持つことが大事なんじゃないかなというふうに思います。
僕自身もね、当たり前に、目の前の当たり前にね、囚われることなく、本当にそれはあっているのか、本当にそれは今適切なものなのか、
そして未来に向けてこれはこのままあっていいものなのか、そういったことを考えながら日々を過ごしていきたいなというふうに思います。
ということで今日の放送はこの辺で終わりたいと思います。最後にお知らせです。この放送以外にも各種SNSで発信活動を行っています。
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それでは今日も素敵な一日に。社会福祉士のタダでした。
またおいで。