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2024-02-26 10:26

#60 「誰一人取り残さない社会」の受け取り手の誤解

「誰一人取り残さない社会」とよく聞きますが
この言葉はどこから始まったでしょう?

そしてこの言葉は耳触りが良いので
元ネタを飛び越えて国や政府でも広く使われている印象です。

といっても悪用してるわけではないと思うのですが
この言葉を受け取り手は結構誤解して受け取っている人多いんじゃないかなって思ってます。

今日は一例を用いてその誤解について説明してます。 #

#社会福祉士 #SDGs
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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ
この放送は、現役の社会福祉士で、障がい児子育て奮闘中のTadaが、人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、
皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。
2月26日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
月曜日ですね。三連休が明けて、この放送が配信されている頃は、もうね、僕は出発前の慌ただしい時間帯だと思いますね。
頑張ろう!
全然仕事を嫌いなわけじゃないんですよ。通勤の時間もね、結構長いんですけど、その時間もやりたいことをやれるし、全然嫌いじゃない。
いざ仕事に行って、仕事をしている時間も嫌いじゃないんですけど、休みの方が好きっていうことが大きいですね。この、はぁ、みたいな感じはね。
まぁ、そんな感じですけどね。こうやって前日の、前日になってるね。前日の夜に放送を撮ってるんで、少しね、切り替えが上手くなってきたような気もしますよ。
うん。まぁ、音声配信して良かったなって思う効果の一つではありますね。もう明日に向けてスイッチがちょっと入ってるっていうところがいい。
まぁね、そんな感じで、同じように月曜日、今日からね、連休明けでスタートの人たち、まぁそうじゃない人たちも、頑張っていきましょう。
はい、それでは今日の本題に入りたいと思います。
今日はね、タイトルの通り、誰一人取り残さない社会の受け取り手の誤解っていうことについてね、お話ししていきたいと思います。
まず前段として、この誰一人取り残さない社会っていうやつ、言葉としては結構出てると思うんですけど、聞いたことあります?聞き馴染みありますかね?
これ多分日本でよく使われるようになったのはSDGsからですね。SDGsは17個の目標があって、そこに誰一人取り残さないっていう原則が採用されてるんですよね。
で、ここの言葉を結構使って、日本はいろんな政策を打つ時に、誰一人取り残さない〜〜みたいな感じでね、打っていってると思います。
国際的にも使われてるし、耳なじみもいいので、何かあったらね、国の人たちも誰一人取り残さない〜〜みたいな感じで言ってることが多いような気が僕はしてるので、そういった点でね、耳なじみがあるのかなというふうには思うんですけど。
当然ね、その誰一人取り残さないっていうのは、国が制度的に、仕組み的にやっていかなくちゃいけないことだっていうのは間違いないと思います。
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だってSDGsですからね。
誰一人取り残さない仕組み作りをいろんな分野でね、やっていく必要があると。それは間違いないことです。
ただね、この誰一人取り残さない政策っていうものをしっかりとね、受け取り手も理解しておかないと、これ誰一人取り残さないってなってないじゃないかっていうふうな反論というか疑問というか、もやもやがね、出てきちゃうんじゃないかなっていうふうに思いますし、
そういった方もね、結構多いんじゃないかなと思うんですよ。
でね、これから今日僕が話すことはSDGsの17の目標とはちょっと切り離して考えてもらえればと思います。
SDGsの17の目標というよりは、今日本が政策としてやっている雇用対策であったりとか、社会経済対策みたいなところのお話です。
ここら辺の話をするときに、どうしてもね、僕ら日本人の中にはすごく長く根付いてしまった年功序列や就寝雇用っていうのが抜け切れてないような気がしてるんですよね。
この結果何が起こっているかというと、自分の変化を恐れるっていうような傾向にあるんじゃないかなというふうに思っています。
国はですね、当然世界水準で物事を考えているので、世界からこれから残っていくような日本を作っていくっていう目標で動いていってると思います。
その結果として、もうニュースとかではやってますけど、日本自体の景気は良くなってきてるんですよね。
ただ景気が良くなる、物価が上がって景気が良くなる、しかしそのスピードで賃金が上がっていないっていうことに、僕ら国民は不満をあげるわけですよ。
でもね、これにはやっぱり時差があって、もともと今回の物価上昇って戦争であったりとかによるコスト高じゃないですか。
それで原材料価格が上がって物価を上げざるを得なかったっていうところからのスタートですけど、それを機にね、日本全体で景気を上げていこうっていう流れになったんですよね。
で、はじめはそのコストに関しての上乗せをしてきたけど、ここ最近はそのサービス、要はコスト以外のものですよね、に対する価格も上げていっている、その価値に見当たったものをつけていっているっていうことなんで、
遅れてではありますけど、必ずね、賃金は上がっていくようになっていくんじゃないかなっていうふうに僕は思ってます。
ただ、それだけに依存しててはダメだなっていうのも併せて思ってて、なんだろうな、今の自分の状況は変えたくない。
だから自分の状況を変えないまま、政府さんよ、日本という国さんよ、誰一人、自分も含めて取り残さない社会にしておくれよって言ってる人が多いように僕は感じるんですよね。
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でも、昔から、もう本当にすごく、何百年とか何千年とか昔からですけど、社会とか雇用の形態ってずっと変わり続けてるじゃないですか。
だから、変わり続けない方が僕はおかしいっていうふうに思ってるんですよね。
ここ数十年で日本人に染み付いた就寝雇用年功序列に関しては、ここの数十年、高度経済成長期があって、それでうまくいってたから、そこの夢みたいな感じが残ってるのかなって思うんですけど、
長く世界の日本だけでもいいんですけど、歴史を紐解いていくと、やっぱり産業のあり方、お金の流れっていうのは変わってきてるのが当たり前なんじゃないかなって思います。
腕力の強い人が狩りができるからね。高い地位を、権力を持っていた時代から、今度は武力ですよね。少しこの武と地を備えた統率力のある人が権力や地位を持った時代。
そこからはさらに純粋に地力、頭のいい人が権力を持った時代があって、そこからさらに大きな産業革命とかがあって、産業、純粋に力とか頭とかだけじゃなくて、多くの人に多くの何かをもたらすような産業を生み出したりとか、そこを握っている人たちが力を持つ時代があったりとかね。
力の中心がどこにあるかだけじゃなくて、働き方の中心点も変わってきますよね。例えば狩りが中心だった時代、農業が中心だった時代、商売。物を売ったり作ったり売ったりっていうのが主流な時代があったり。
そしてここ最近は日本の主流で言うと、所得のある程度高い主流で言うとホワイトカラーが主流になってたと思うんですけど、今度はどうですか。ここら辺AIに食われていくんで、ホワイトカラーが食われていって、ブルーカラーとかそこら辺がお金をもらえるような場所になってくるんじゃないかね。
そう考えれなくもないですよね。そんな感じで今持っているスキルや立場でずっと安定した収入が入り続けてるって思う方が、実は長い時代の流れからすると不自然なんじゃないかなって僕は思うんです。
なので、誰一人取り残さない社会っていうのを当然国や政府も難しくないレベルでどんどん作っていくとは思いますけど、じゃあみんなの生活とかライフスタイルとかが何も変わらないまま誰一人取り残さないを実現させますよとは言ってないと思いますし、実際そうはやらないんだろうなっていうふうに思います。世界の流れ的にもね。
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なので、誰一人取り残さないの受け取り手の誤解というのは、受け取り手自身は何もしなくていいっていうふうに誤解している方が多いんじゃないかっていうお話です。
僕自身はそうは思ってなくて、受け取り手もしっかり変化していく必要がある。その時代に適応していく必要があるっていうふうに考えています。
じゃあどんなふうに時代に適応していったらいいの?国とか政府っていうのはどういったことを投げかけていってるの?っていうのは、僕の得意分野でいける範囲内ではこの放送を通じて発信していければなというふうには思っていますので、またね、ちょくちょく聞いてもらえればというふうに思います。
はい、では今日はこの辺で放送終わりたいと思います。
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それでは今日も素敵な一日に。社会福祉のタダでした。またおいで。
またね。
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