1. 社会福祉士Tadaのお気楽ラジオ
  2. #101 ゆっくりレジの可能性
2024-04-22 11:15

#101 ゆっくりレジの可能性

「ゆっくりレジ」知ってますか?

僕自身も直接体験したことはないんだけど
もっともっと増えて欲しいなと思うものです。

そしてその可能性はもっともっとあると思ってます。

そんなゆっくりレジと
僕の考えるゆっくりレジの可能性についてお話しています。

#社会福祉士 #ダウン症 #子育て #子育てパパ
#ゆっくりレジ #地域福祉 #ソーシャルワーカー
#ソーシャルワーク
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/60c2c439b82bc5e1f3d897b5
00:06
普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが、人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
みなさんおはようございます。社会福祉士のTadaです。4月22日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
本題に入る前にお知らせです。本日4月22日、夜9時21時から内科医竹尾先生、いろんなSNSで発信されているお医者さんですけれども、内科医竹尾先生のYouTubeライブに出演させていただきます。
医療の領域のみならず、たくさんのことに興味関心を持っている内科医竹尾先生から、生活保護のことについてお話を聞いてみたいということで、お誘いいただきました。
まあ、もちろん即決で快楽ですよ。ありがたい限りです。
様々な勘違いや思い違いがある生活保護制度ですので、少しでも多くの方に生活保護制度の状況であったり、あり方であったりっていうのをお伝えできる機会になればいいなというふうに思っています。
僕自身、約15年生活保護の現場にいましたけれども、この4月からは別の仕事をしていますが、この15年で培った知識などをお伝えできれば、お話できればなというふうに思っております。
リアルタイムでのライブ参戦、コメントたくさん待ってます。もし無理な場合でもアーカイブを見ていただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
ということで、今日の本題に入っていきたいと思います。今日はゆっくりレジの可能性についてお話ししていきたいと思います。
皆さんゆっくりレジってご存知ですか?僕もね、ここ数年ですよ。ちょこちょこ実際に見たことは実は僕なくて、テレビとかニュースとかで見かけるぐらいなんですけど、
全国各地のスーパーや百均とかでゆっくりレジ対応してくれますっていうね、レーンが着々と生まれてきているようです。
最近のレジって、コロナとかで急加速したと思うんですけど、キャッシュレス決済であったり、セルフレジとかがあって、いわゆる高速化してますよね。どんどんどんどんスピーディーに進むようになってます。
これお店側的にも人件費というね、やっぱり最もコストがかかるところを切れる、切れるって言ったらよくないですけど、カットでコストカットできるということで、お客さんもお店側もウィンウィンな関係にあるような仕組みであるなと思いますし、
03:00
僕もね、セルフレジもキャッシュレス決済も結構好きで使ってます。
反面、こういった高速化が困る人たちっていうのもいらっしゃると思うんですよね。そういう方々のニーズにお答えするためにできたのがゆっくりレジ。
例えばどんな方が使うかというと、操作に不慣れな方であったり時間がかかる方。これはまあ高齢者とかがね、一番初めに思い浮かぶかなと思います。
あとは子連れの家族、子供にレジの押し払いの経験をさせてあげるっていうふうにも使ってくださいねっていうふうなゆっくりレジもあるみたいです。
あとは不慣れとか時間がかかるっていうことであると、身体障害や精神障害や知的障害、またまた認知症、そういったことがね、ある方も時間がかかったり操作が難しかったりとか、そういうことがあると思います。
そういったゆっくりとレジ対応をしていただけるレーンという存在がすごく大切だっていう人たち、そういったニーズに応えたゆっくりレジ、僕はね本当に素晴らしい取り組みだなっていうふうに思ってるんですよね。
ちょっと僕の住んでるエリアにはね、まだ見かけたことないっていうか、買い物結構妻に任せっきりなんで知らないところもあるかもしれないんですけど、
地方のニュース番組とかでも出てたので、少し離れたところにはゆっくりレジがあるんだなということは認識したりしてます。
地方のニュースとかでやってたのは、やっぱり高齢者の方に対するレジ対応、ゆっくりレジの必要性に対して大々的に謳ってたんですけど、
僕としてはね、他の側面に対するゆっくりレジの可能性もすごく感じてるんですよね。
ニュースでやってた高齢者に対するゆっくりレジの対応のおすすめポイントみたいなところ、これはレジの方がとても丁寧にお話を聞いてくれたりして、
昔のなんて言いますか、商店感覚、今日このカゴの中に入ってるメニューで何を作るの?とか、支柱かな?みたいな感じのお話をお客さんと話して、
わきあいあいとした会話できる空間を作る。この対話っていうのもすごく大事だなっていうふうに思いますし、
あとはボケ防止ですよね。お金のことについても細かくチェックしてくれるというか、見てくれるようなベテランのレジの女性がいらっしゃいました、そのテレビ番組ではね。
例えばあと1円ない?みたいな感じでお客さんにレジの方が聞くんですよ。なんで1円?っていうふうにおばあちゃんが思ってて、言葉には出してないんですけどそんな感じの表情をする。
そしたらレジの方が1円出してくれたら5円玉でお釣りが出てくるよ。要はお釣りの数をなく、物理的なお釣りの数をなるべく少なくしてあげるみたいな、そういうアドバイスもしてくださってました。
06:02
シンプルに頭の体操とコミュニケーションの時間っていうふうな感じでいいなっていうふうに思ったんですけど、僕自身が経験する中でこのゆっくりレジがいいなっていうふうに思ったのは、
やっぱり認知症の方もそうですし、知的障害がある方、こういった方のお買い物に対する心甘えというか気持ちをだいぶ楽にできる仕組みにもなり得るんじゃないかなっていうふうに思ってるんです。
っていうのがね、これ全員が全員じゃないですよ。知的障害があったり認知症がある方ってレジに並んだ時に細かい計算ができないから、キャッシュレス決済ができる方はいいんですけど現金決済する時に結構大きいお金出しがちなんですよね。
例えば425円ですって言ったら500円玉出して、525円あったら100円お釣りじゃないですか。そんな感じでいいんですけど突発的に細かい計算ができなかったりするんで1000円札とか出しちゃうんですよ。そうするとお釣りがババババってたくさん出てくる。
で、結構ね小さなお金をたくさん貯めてしまいがちっていう傾向に、僕の経験則ではあるんですよね。これね、計算ができないから1000円を出すっていうことだけではなくて、何人かねこの話を聞いたことがあるんですよ。
なんで小さなお金が貯まっているんですかっていう話であったり、スーパーで会計してるところを見た方に関してはどうしてその大きなお金を出すんですかみたいな話を、小さいお金なかったんですかみたいなね流れでお話をしたことがあるんですよ。問い詰めたというよりは雑談レベルですよ。
そんな話をした時に、後のお客さんを待たせるのが悪いからとか、レジの方に待たせるのが悪いと思うからっていうね、そういう人への気遣いによって自分がすぐに計算できないから確実なところで大きなお金を出しちゃうっていう人多いんですよね。
あくまでも僕の経験則と体験の則ですので、これどこに書いてますとかいうわけではございません。どっかから拾ってきてるわけではないので、あしからずですけど。
世の中ね、高速化したり便利になったりしてね、どんどんどんどん生きやすくなってる人も多いと思うんですけど、反面ね、やっぱりそれじゃなかなかね自分のニーズが追いついていないというかニーズにが充足されていないような人たちでもたくさんいる。
そうなるとどうなるかっていうと、自己肯定感下がっちゃうんですよね。
そう、なんで今回のゆっくりレジみたいのが増えていくことによって、自己肯定感を下げることなく楽しくお買い物ができる経験ができるとか、そういったことっていうのはね、すごくこれからの社会で大事なんじゃないかなっていうふうに思います。
09:09
あともう一つね、これからの社会のあり方ですごく大事になりうるんじゃないかなって思うのは、問題の発見しやすさですよね。
スーパー、近所のスーパーって多くの人が行くじゃないですか、そのエリアに住んでる人たちが。
で、そこでゆっくりレジを利用することによって、お話をしたりすることによって、その人たちが抱える問題の一端がキャッチできたりするんじゃないかなっていうふうに思ったんですよ。
すっごい極論ですけど、いろんなスーパーに、全スーパーにゆっくりレジつけて、ゆっくりレジの対応を社会福祉にやらすとかって、面白いんじゃないかなって思っちゃったりしたんですよね。
なんかね、それでレジしながらニーズキャッチして支援に結びつけていくみたいな形、そういったものも面白いかもしれないって漠然とですよ。
人物かね、全然考えてない、ほんとにざっくりひらめいたことを話しているレベルなんですけど、そういうふうに地域の問題を地域でキャッチしていく、そして解決していけるような環境になったらね、もっともっと住みやすい社会になっていくんじゃないかなっていうふうに思ったりしました。
はい、そんな感じでね、今日はゆっくりレジの可能性についてお話しさせていただきました。
最後にお知らせです。この放送以外にも各種SNSで発信活動を行っています。
インスタグラム、スレッズ、TikTokでは親ばか投稿、ノートでは子育てや日々の学びの中で感じたこと、Xでは言葉遊びや世間への小言についてお話ししています。
プロフィール欄にリンクを貼っていますので、よかったら覗いてみて、いいね、コメント、フォローなど応援よろしくお願いします。
それでは今日も素敵な一日に、もし今夜よかったら遊びに来てください。
社会福祉士のタダでした。またおいで。
11:15

コメント

スクロール