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  2. #151 身寄りなき遺体にならな..
2024-06-12 14:08

#151 身寄りなき遺体にならないために

「身寄りなき遺体」

聞いたことありますか?

実は僕の仕事のひとつなんです

ずーっと昔からある制度なんですけど
ここ最近課題や問題が注目されています

それは大変なことでもあるけれど
制度として前進する大切な機会

一人でも多くの人に知ってもらって
考えて欲しいと思って

そして身寄りなき遺体が減って欲しいと祈って
お話しています

(参考:NHK NEWS WEB「自治体が身寄りない遺体引き取り火葬のケース増加」)
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240610/1000105364.html

(参考:クローズアップ現代「知らない間に火葬された“あふれる遺体”相次ぐトラブルの実態」)
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024061010372

#社会福祉士 #ダウン症 #子育て #子育てパパ
#身寄りなき遺体 #身寄りない遺体 #墓地埋葬法
#クローズアップ現代 #nhk
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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが、人と環境の交互さえに着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。6月12日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
私事ではありますが、少しね仕事が立て込んでおりまして、お家に帰る時間が遅くなってます。これからもしばらく遅くなる可能性があってですね、必然的に収録時間の確保がだんだん難しくなってきているというところで、まあね
とはいえ毎日配信は頑張っていきたいと思うんですけど、短めに収録をしていければなというふうに思っています。小話、冒頭の雑談は大好きなんでしていきたいんですけども、そういった点からもね、本題で話すところをしっかり話してお届けしてっていうのがメインになっていくのかもしれないなというふうに思っています。
もちろんね、あの状況に応じてはいつも通りね、雑談入れて本題話してみたいな感じでね、皆さんに楽しく聞いてもらえるように、僕自身も楽しくお話ができるようにしていきたいと思っていますので、まあこれからも聞いていてもらえればと思います。よろしくお願いします。
それでは今日の本題です。今日はですね、身寄りなき遺体にならないようにっていうタイトルでお話をさせていただきたいと思います。
身寄りなき遺体。ちょっとなんか、遺体って聞くだけで怖い感じしますよね。なんか身寄りなき遺体っていうよりも、身寄りなき遺体みたいなさ、映画みたいな感じ?ちょっとホラー映画みたいな感じのね、タイトルみたいな雰囲気もちょっと醸し出したりもする気も僕はちょっとしてるんですけど、今日はね、そんな話じゃなくて、これ実はね、僕の今やっている仕事の一部のお話なんです。
身寄りなき遺体と呼ばれるご遺体のですね、下層や脳骨、こういったことを僕はですね、仕事の一つ、いろいろ仕事はあるんですけども、その中の一つとしてやらせていただいてます。
4月からね、この仕事の所管する部署にね、移動して、着任してやってるわけなんですけど、なかなかね、問題は山積みだなっていうふうに思っています。
まあね、好か不好か着任してから、結構全国的にこの問題が注目されてきていてですね、昨日じゃなくて一昨日か6月10日はNHKのクローズアップ現代で特集組まれてたんですよね。
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で、まあその自治体にアンケートをした結果みたいなところなんですけど、僕もね、礼に漏れずアンケートに答えてるんですよね。
なんでまあその中の一部みたいな感じにはなるんですけど、別にピックアップされたりとか特集、あの僕自身がどうこうというわけではないですよ。
数字の中の一部っていう感じなんですけど、あの身寄りなき遺体の仮想であったり埋葬であったりね、ここがね、今この国ではすごく大きな問題になってます。
少子高齢化、まあね、この放送でもね、僕は社会福祉士でもありまして、はい、あの公務員でもありますので、少子高齢化っていうところをね、結構一生懸命考えてそれに対する課題とかをね、課題やって、解決策をね、打ち出していく、まあね、微力ながらですけども、頑張っていってるところですけども、やっぱ少子高齢化っていうことはどういったことかっていうとね、
多死社会っていうことにもなるんですよ。多死社会、多く死ぬ社会ですよね。高齢者が多いっていうことはその分、亡くなっていく方が多いっていうことじゃないですか。
でね、まああの、その亡くなっていく方が多いっていうことと合わせて、やっぱりこれまで、まあ多様性が進んでいったっていうこともね、一つの前向きな見方で捉えるならそうかもしれませんけど、生き方がね、
バラバラになってきた。でもその反面、マイナス要素として、親族や血縁関係っていうところが気白化してきた。薄くなってきたっていうことですよね。
みなさんも薄々感じてたりしませんか。昔、戦争とか戦時中戦後とかっていうのは、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らすのが当たり前。
兄弟は7、8人とかさ、そんなのが当たり前の時代だったんですけど、戦後高度経済成長期を迎えて、日本は各家族化しましたよね。お父さん、お母さん、子供ね。この世帯構成がスタンダードになってきてる。
で、それがそのまま進んでいって、結局、少子化も相まってですね、高齢になった時にサポートしてくれるような血縁者がいない。
その反面、この国はまだまだ血縁者に求められる責務がかなり大きいと思っています。
でもね、そんな中でも最後にね、関係性が気白であったりして、身寄りのない方、引き取りきってのないご遺体っていうのは、もうお役所で、いわゆる税金を使ってですね、
仮想をしたりとか、埋葬や納骨をしたりしています。
もちろんね、一人暮らしの高齢者がほとんどなんですけど、一人暮らしの方がお亡くなりになった場合、引き取り手がいないかどうなのかっていうのは、
発見した時に関わっていた人たちは、当然最低限は調べますよ。警察であったり病院であったりっていうところがね、調べたりします。
それでもうちょっと分からないとか難しいという時は、行政に連絡が来て、ご遺体とお預かりとね、仮想からお願いしますっていう連絡が来るんですよね。
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はい、わかりましたと、そこでお預かりして、もうすぐに仮想とかっていうのはしている町はほとんどなくって、じゃあ行政でやれることを最低限やっていきましょうよっていうところでね、
まあそのお亡くなりになった方の住民票を取ったり戸籍を取ったり、これは公用って言ってその職権、言葉が難しいね、法律に基づいて仕事の一環として戸人のデータをね、取ることができますよっていうところなんですけども、
そこを調べていって、親子ども兄弟ぐらいまではね、結構戸籍を、戸籍って自分から近しい新党から出てくるじゃないですか、なのでせめて親子ども兄弟ぐらいはね調べて、住所地とかまでは調べてね、できれば連絡した上で引き取っていただけるかどうかっていう交渉したいと思うんですけど、
やっぱり問題は、ね、その探している間にどこが預かっていくの問題ですよね、これってどこだと思います、ね、引き取り手のない遺体、病院で亡くなりました、まあ病院で亡くなるのはまだラッキーかもしれないですね、ご自宅でお亡くなりになるケースもかなり多いので、病院で亡くなりましたと、そう、じゃあ病院で引き取り手がいません、どうしますか、病院預かってくれますか、答えはノーです、
病院は亡くなりになったご遺体を長くね置いておく場所っていうのは存在しない、ではどうしてるのか、ほとんどが葬儀会社が預かってくれてるはずですね、うん、まあもうほんとほとんどですよ、もう9割99%ぐらいそんな感じじゃないですかね、その特に日が立てば立つほどね、とりあえず葬儀者とかじゃないと、まあそのご遺体をなるべくね、状態を悪くせずに保存できるその冷蔵庫的なね、
温度をコントロールできるような部屋を設けている葬儀屋さんがあるので、そこに預かってもらったりしている間に行政がね、まあ住民票や戸籍を辿って、うん、ご自宅、引き取り手になり得る人たちのね、情報を探っていくっていう作業が必要になってきます、ここの塩梅が難しいですよね、じゃあ親子供兄弟を調べる間に、間はずっと預かってもらうね、仮想せずに使ってもらう、じゃあその戸籍を取っていくのに、
2週間かかりました、3週間かかりました、1ヶ月かかりました、いつまでが、うーん、仮想を判断せずにお預けしておいていい期間なんでしょうか、
この取り決めはないんです、実は、なのでローカルルール、もうその地域ごとのルールがかなり強く色濃くね、出てるんですよね、
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どこまで調査する、親族を調査するのかも、その町、市町、それぞれ違いますし、どのタイミングで仮想するのか、これも違ってきます。
僕はね、この4月になって、ある程度そのこれまでやっていた引き継ぎを受けながら、そのローカルルールみたいなのも感じてはいるんですけども、
やはりね、なるだけ引き取り手を1人でも2人でも多くお探しして、その方々に連絡を取ることによってね、引き取っていただけるかどうかっていうね、交渉をして、
願わくばね、ご親族のお墓とかがあるようであれば、そちらに入っていただくっていうのが一番いいのかなっていうふうに思っているので、なるべくそうなるように努力しています。
一人暮らしで年を重ねていくこと、このリスクをね、感じてほしいなというふうに思います。
身寄りのないね、遺体にならないためにっていうタイトルなんですけども、本当にね、何と言いますか、あっという間に身寄りのない人になっちゃうんですよ。
なんでかっていうと、もともとね、ご家族と子供さんや兄弟たちと親戚と連絡取っている人はいいです。またお友達や地域の人たちと交流がある人たちはいいです。
徐々に体調が悪くなって衰えていっている、そして周りの人が心配して目をかけてくれている、そういった状態はまだいいです。
怖いのはやっぱり元気だったりして突然、周囲との関係性もあんまり気迫な状態でお亡くなりになられた場合ですよね。
仲が悪いわけではない、でも連絡をさせて取ってない、こういう場合に身寄りのない遺体になっちゃうんですよね。
なので、今自分がその身寄りのない状態になるかもしれないっていう人であったり、自分の家族、大切な人たちがそうなり得る可能性があるっていう場合は、
なるべく早めに手を打ってほしいと思います。例えば具体的にどんなふうな手を打つのかというと、
分かりやすいところ、家の分かりやすいところや持ち物の分かりやすいところに何人かの緊急連絡先をちゃんと書いておくことですよね。
あとはその地域のお世話人の方々とつながりになっているとかいうのは良いことだと思います。
公的機関に近いところであれば、公的機関とアクセスがあるので情報が取れたりすることもあるでしょう。
そういうアナログだけども、確実に何かがもし万が一あった場合に発見できるような何か、連絡先っていうのはやっぱりあった方がいいと思う。
スマホだとロックが解除できなかったりするから、毎日子供と連絡取ってたって言っても分かんない時があるんですよね。
なのでやっぱり目につくところに冷蔵庫に貼るとか玄関に貼っておくとかそういった作業が必要になってくる。
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もしくはそういった貼るとおしゃれ感が下がっちゃうっていう家もプライドというかそういう価値観もあるかもしれない。
僕もシンプルな家が大好きなんで。
そういうことであれば、信頼している人たちにここにこの大切なもの連絡先とかあるからねっていうところを教えておくとかそういうのもいいかもしれないですよね。
あとはやっぱりなるべくたくさん交流を取ること連絡を取ることここらへんはすごく大事だなというふうに思います。
僕自身もねこれからどうなっていくかわかりませんけどもやっぱりね人と人とのつながりっていうのは何歳になっても大切だし絶やしてはいけないなというふうに今回のこともあって改めて考えさせられました。
リンクにこの関係の記事少し貼っておこうと思いますし、
昨日じゃないで一昨日か放送されたクローズアップ現代NHKに加入してたらNHKプラスっていうのがアプリとかでウェブとかでも見れるんですけどこれでバックナンバー見れたりするんでですね。
20分から25分ぐらいの放送なんでよかったらね見てみてください。
そしてね感想とかそれをこれを見なくてもこの身寄りなき遺体に関する感想やご意見などいただければね嬉しいなというふうに思います。
はい、それでは今日はこの辺で放送終わりたいと思います。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
それでは最後にお知らせです。
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それでは今日も素敵な一日に。社会福祉士のタダでした。また。
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