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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ この放送は現役の社会福祉士で、障害児子育て奮闘中のTadaが
人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある 普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
みなさんおはようございます。社会福祉士のTadaです。5月30日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
快適な環境って大事だと思いませんか? なんか、めちゃくちゃ暑くなってきたじゃないですか、最近。
ねえ。 えっと、だいたいうちの職場は空調がね、一斉管理なんですよね。一括管理って言うんですか。
結構ね、大きな箱なんですけど、一括管理されてて、そう。で、通常であれば、来週から6月に入ってからね、
エアコンが動き始めるんだったんですけど、今年暑いっていうこともあって、この月曜日からね、エアコンが効き始めました。
ギリギリセーフって感じですよね。ほんとめちゃくちゃ暑くなってて。 朝なんて、職場着いただけでもう汗かいたりしてますもんね。
それから日中、ね、お日様入って、まだ風が入る日はね、いいですよ。
ね、気持ちのいい風が入ると。ただ、無風の時ありません。 無風の時も暑いから、
溶けるからね、ほんと。人体は溶けるのかというぐらいね、本当に暑い。 これからね、もっともっと暑くなると思うと、すごく怖いですよね。
でもやっぱ、仕事時間中ぐらいは、まあ僕基本事務職ですので、 仕事時間中はね、快適な空調で過ごしたい。
本当にパフォーマンスが落ちるなあっていうふうに思います。 まあ、その反面、やっぱりね、本来の気候にも体を慣らしていかなくちゃいけないなということもあって、
昼はね、走ったりするんですけど、この話したっけな、僕、靴ね、2足目の底もペロンってなったんですよ。
そうね、話したっけな。で、その靴底ね、ペロンってなったやつ、瞬間接着剤で引っ付けて、なんとかね、今週はね、月曜日か火曜日、昼走れてなかったんで、
久しぶりにね、走ったんですけど、 大丈夫でした。よかった。まだまだこいつと走れるなあっていうふうに思ってよかったです。
まあね、少しずつ暑くなっていく、まあね、快適な環境で仕事はしたいけども、まあね、過ごす分にはやっぱりね、この国に住んでいるということで、この国の気候に馴染めるようにね、体力をつけていければなあっていうふうに思っています。
これからね、始まる暑い夏、皆さん乗り越えていきましょうね。 はい、そんなわけで本題に入っていきたいと思います。
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今日はね、日本版DBS法案可決から考える再犯防止についてというタイトルでお話をさせていただきたいと思います。
まずDBSってご存知ですか? みたいな感じのあのグループではないですよ。
DBSっていうのはDisclosure and Barring Serviceの略ですね。 日本語で直訳するとね、全歴開示および全歴者就業制限についての政府機構という意味になります。
なんじゃそりゃって感じだね。これはわかんないな。 まあDBSで覚えてもらった方がいいと思いますし、どうなんですかね。僕あんまりテレビ見ないんですけどテレビでやってますか?
僕自身はこの制度について少し前から興味を持っていたのでチェックしていたんですけど、どうですかね。これすごく大切な法案だと思うのでメディアとかでも広く取り扱ってもらえたらいいんじゃないかなというふうに思います。
まだまだ不完全な制度だと思うので、なるべくいろんな人、特に政治とかに関係のない人たちもしっかり知ることで
思いを上げていって制度が成熟していくようになっていけばいいんじゃないかなというふうに思います。
まだまだ未熟な制度ということで、このDBSっていうのは日本でどういうふうな法案が可決されたのかっていうのを簡単にお話ししていきたいと思います。
まず出どころですね。日本版DBS法案可決っていうぐらいなんで、日本版じゃない本物が本家本元があるんですよ。
これはイギリスですね。この本家本元のイギリスでどんなふうに使われている制度かというと、何かしらの特定の職業に就くときに、その職業に関する犯罪歴といいますか、そういったものがないですよっていうのをデータベースを個人ごとに管理していて、その該当する職業に就く際に必要である無犯罪証明書っていうのを出すようにしてるんですよ。
で、採用者側、雇用側は採用の際にこの証明書を確認することが義務付けられているんです。
ちょっと抽象的だったんで、日本版DBSがわかりやすくなるようにこの例を取って進めていきたいと思うんですけど、簡単に言うと子供への歪説行為です。
学校、保育園、幼稚園、そういったところで保育士さんであったり先生であったりがその子供に対して歪説な行為を行うと、全く許されたものじゃないですよね。
こんな感じでイギリスでは例えばその学校、幼稚園とか就職する時にこれまでそういった児童歪説のような犯罪行為がなかったですよっていうのを証明しなくちゃいけない。そうしないとその仕事にはつけないよっていうことなんですよ。
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イギリスの場合は高齢者であったり障害者の施設であったり、その携わる仕事に就く際にもこの犯罪証明書というのが発行される、適用されるみたいですけどね。
対して日本版DBSに関しては先ほども言ったように未成年者に対する歪説行為、性加害ですね。
このことについてだけに特化したというか、今は特化かりなのかもしれないですけども、そこからスタートしていくみたいです。
なんでかっていうと、ことの始まりは2020年、今から4年前ですね。
ベビーシッターの中会ですか、保育園に行けない人たちとか保育園に落ちた人たちとか、保育園落ちた日本死ね問題の時期ぐらいですよね。
保育園に行けないけれども仕事しなくちゃいけない、じゃあベビーシッターをということで、民間のベビーシッター中会サイトとかが今もあるんでしょうね。
今もありますよね。けどそこで中会サイトに登録した男の人が強制歪説容疑で逮捕された事件があったと思います。
この事件をきっかけに政府が動き出したっていう感じなんですよ。
日本はいろいろと問題があって、ご存知の方はご存知でしょうけど、保育園と小学校って管轄が違うんですよ。
保育園、保育所は厚生労働省だったんですけど、今は子ども家庭長管轄。
でも小学校に関してはまだまだ毛布科学省管轄のまんまなんですよね。
なのでそれぞれで自動歪説行為を行った場合のペナルティーみたいのは当然あるんですけど、相互にはそのペナルティーは機能してなかったりしてたわけ。
なので保育士として保育所で働いて歪説行為を行って、そこでペナルティーを受けて働けなくなりましたとしても、これも永遠に働けなくなるわけじゃないんですよ。
なくなりました。でも学校では働けますとかね、ギャグもまた叱りなんですよね。
こういった管轄がバラバラだからこその穴みたいのがいっぱいあって、個人に対しての紐付けができてないから犯罪行為が再犯、再度犯罪を犯してしまうということがやっぱり恐れられているし、実際再犯はあるということなんですけど、
これを個人個人の情報として、過去に犯罪歴がそういった、今回は日本版DBSなんで自動に歪説行為を行ったっていう犯罪歴がありますっていう時に、相互にペナルティーを課すということで働けなくなるよっていう風な仕組み作りが始まっていきます。
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こんな感じが概要なんですけど、これに伴って今回僕はその再犯について考えたことがあるんですよ。そのことについて少しお話ししたいと思います。
なかなかお気づきの方も多いと思いますけども、この国の制度はどっちつかずのことが多いです。
少子高齢化に対して都心への一極集中を進めていくのか、過疎地を発展させていくのか、両方やってますよね。
そんな感じ。今回のこの日本版DBSを策定するにあたっても、職業選択の自由っていうところが引っかかってくるんですよ。
なので結局、今回の日本版DBSでは20年その職業につけないっていうペナルティーが課されるということで走り始めたんですよね。
どう思いますか?20年。
例えば、短大を卒業して20歳で保育士になった方が22歳で児童挨拶を行いました。
最長20年ということで、42歳になったら復職できるっていうことになっちゃうんですよね。
これどうですかね。
僕はね、正直反対なんです。
別にこの日本版DBSだから児童挨拶のことについて中心に話していってますけど、他のことについてもそうでね。
やっぱり抑えられない衝動性であったりとか、癖みたいなものっていうのはね、それぞれあると思うんですよ。
大なり小なり。
それが極端になってくると、結局犯罪行為に至ってしまうというわけじゃないですか。
犯罪って誰かを苦しめる。
これはもちろん当たり前なんですけど、自分も苦しむことになるんですよね。
そこで職業選択の自由を守るために再度職業、その危険の高い、再犯の危険の高い職業に就くことを許すっていうのは、僕はね、難しい、違うんじゃないかなっていうふうに思ってます。
これはあくまでも僕個人の意見です。
例えばね、その児童挨拶のみじゃなくて、高齢者虐待、障害者虐待。
わかりやすいですよね。こういったものもよくよくあるじゃないですか、ニュースで。
じゃあ、虐待を行った人を解雇して、再度別のところで働くって、これ意外とあるパターンだと思うんですよね。
そう、見えにくい。
ちなみにイギリス版は、仕事の就職だけじゃなくて、ボランティア活動とか、そういう非正規雇用みたいなところに関しても、無犯罪っていうところを確認するようなデータベースができてるらしいです。
それすごく大事なんじゃないかなっていうふうに思います。
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これは被害者を増やさないためにもですし、加害者がさらに犯罪を重ねないためにも大事だと思うんです。
よく考えるのが、僕はやっぱり生活困窮者の支援を長くしていたんでですね、その中でよく見るのは依存症の人です。
依存症といえば代表的なのはアルコール依存症ですよね。
アルコール依存症の治療、すごく大変です。
本当に難しい治療がね、本人もめちゃくちゃ頑張っても負けちゃう時もある。
そういう病気ですからね。
本当に1日1日を積み重ねていくしかないっていうのを、テレビとかでも薬物依存の方とかがそういうふうなことを言ってるのを見たりするんですけど、
本当に依存症との戦いっていうのは1日を積み重ねていく。
今日飲まなくてよかった。
そういったところを積み重ねていく人生になる。
すごいね、それを克服しようと頑張っている人は本当に僕は尊敬します。
でも、じゃあアルコール依存症を克服しようとしている人に、居酒屋で働けますよって選択肢を与える。
どうですか?
意志の強い人であれば、自分は行ったら飲んでしまう確率がある可能性があるから、そんなところでは働かないって言うと思います。
でも人生って色々あるじゃないですか。
良い日も悪い日もあって、気持ちを強く保てる日もそうじゃない日もある。
そんな時にお酒が近くにある環境を選んでしまわないと言えないですよね。
そして再度お酒に走って行ってしまう。
こういったことも考えられますよね。
それが直接的に犯罪に、これはアルコール依存症の話なので犯罪とはまた違いますけど、
そういった形で要は、あとお金の話もそうですよね。
経理でお金をちょろまかしたりするような癖があるというかね、そういう人が何度も同じような経理部門に就職するとかっていうのもちょっと僕はリスキーなんじゃないかなって思うんです。
自分でね、自制できるならいいですけど、職業選択の自由を設けることでそこに行くチャンスがある。
もし悪意がある人だったら積極的にそこを選んでいきますよね。
悪意がなくても負けちゃうかもしれない。
ということを考えると僕は被害者を増やさないためにも、加害者がさらに罪を重ねないためにも結構強めの規制があっていいんじゃないかなというふうに思っているんです。
何もかも自由で本人の意思決定を尊重する。
それがね、果たして正解なのか。僕は社会福祉士として意思決定支援も学んでいます。
その観点から言ってもすごく難しい葛藤があります。
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職業選択の自由っていうのはやっぱりとても大切なことだとは思うんです。
もうじゃあここで職業選択の自由を優先してしまったがあまりにその人やその人の関係ない人たちが不幸になっていく。
これは許されることなのか。
僕としては反対という意思を持ってますけど、ただやっぱり葛藤はします。
こういうふうに悩んでいきながら制度を成熟させていく。
みんなで考えて納得いく制度を作っていくということが、日本版DBSに限らずこれからの社会をより良くしていく上で必要なんじゃないかなというふうに思っています。
みんながこのことについてどう思っているか。
それぞれの物事に対して自分の意思を持つ考えを持つある程度自分で考えた上で調べた上で自分の意見を持てるというふうな国民性になっていけばこの社会はより良くなっていくんじゃないかなというふうに考えたりします。
はいそんな感じで今日は長くなってしまいましたがこの辺で放送終わりたいと思います。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
それでは最後にお知らせです。
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それでは今日も素敵な一日に社会福祉士のタタタでした。
またおいで