ジョブオール 福永市の繊維の泉
始まりました泉工業株式会社福永市の繊維の泉
この番組ではラメ糸の魅力や作り方、使用法についてお話ししていきます。
ラメ糸は織物や編み物、刺繍や縫製など様々な場面で使われ、製品に華やかさを添える大切な存在です。
どんな種類があるのか、扱うときの注意点は、そんな疑問にも丁寧にお答えしながら、ラメ糸の世界を深く探っていきます。
お相手は繊維業界40年福永社長です。よろしくお願いします。
本日10月18日収録日なんですけど、アップサイクル展が終わりましたね。
お疲れ様でした。どんな感じでしたか?
やっぱり新しい出会いがありましたね。
ありましたね。僕もアップサイクル展参加させていただいて、社長と2人で出展させてもらってたんですけど、
僕は社長から去年は少なかったって聞いてたんですけど、来場者はすごかったですよね。
来場者はそうですね、来場者多いです。
去年よりは何か増えてそうな?
去年3階だったんですよ。フロアで差があると言うと変ですが、差があるんです。
4階が入り口なんでしたっけ?
そうそう、3層間のね。4階が入り口で、3階に降りて、3階も展示してますよっていう感じなんですけど、
なぜか3階は、僕が見に行ったりとか出展したりした展示会においては、なぜか3階の人が少ないんですよ。
みんな分かってあるよね、3階あんの。
と思うんですけどね。
去年3階やって、特にアップサイクルの場合は、専業界の方々ばかりでは当然ないので、
紙の業界の方とか、プラスチックの業界の方とか、金属の業界の方とかね、
そういう方々がみんなアップサイクルという形で、例えば廃棄をするようなものの形を変えて違うものにすると。
ちょっとリサイクル的なところもありますが、そういう出展をされておられるので、
全く繊維に関係のない、我々がやってるような、捨ててしまうような生地をもう一回糸にしますよっていうようなものに、
全く興味のない方もおられるので、そういう方は基本的に素通りされていかれるんですけども、
去年はすごくそういう人が多かった気がしたんですよ。
なるほど。
今年は意外にちょっと多くて、本当に新しい出会いがあって、全然関係のない業種の方なんですけど、
我々のブースに足を止めて、いろんな話を聞いて、そういえばこういうのがあるけど、こういうのなんとかできる?みたいな宿題的なところをいただいたりとか。
やっぱり結構面白いですね。
刺激がありますね。
全然業種が違うからそういうことができるんやっていう、新しい活路というかも含めて。
そうですね。ちょっと話をすると、それ糸にできますよって言うと、ものすごくびっくりされたり。
それによって話が興味を引いて、どんどんいろんな話をしてくださるとかね。
食品残差とか、ちょっと加工していただいたら糸にできたりするんで。
それはものすごく、本当にそんなことできるの?みたいなんで興味を引いて、すごく真面目な話を聞いていただいたりとかね。
そんなちょっと面白かったですけど。
そんな感じで、次回もまたアップサイクル展、3層館の方でやられるようなら、出展したいなと思います。
それでは本編行きましょうか。本日のお題は何でしょうか。
今日はコンジュゲートラミ糸。
コンジュゲート。
いわゆる2種類以上の素材を1本の糸にするというラミ糸ですね。
コンジュゲート氏っていうのはありますが、コンジュゲートラミ糸っていうのは、そんなことやるのはたぶんうちぐらいでしょうから。
種類的にはナイロンポリエステル、ナイロンレイヨン、ポリエステルレイヨンみたいな感じでやっております。
ポリエステルとナイロンとレイヨンのどれか2種類を使ったラミ糸ってことですか。
それの組み合わせですね。何に使えるのかは考えてください。
そこ投げやりなんですね。
いやいや、何か作ったら、たまに言われることあるんですよ。
そういうのがないかみたいな。
そうそうそうなんですよ。たまに何か言われるんですけど、ありますよって言ったら、逆にあるのかって言ってびっくりされたりするんですけど。
でも何かそれはそれで考えて貼るんでしょうね。
それは染めたら銀色のものと、色に変わった赤やった赤、銀色みたいなのに分かれるみたいな。
僕らは表と裏、扁平紙なんで表側がポリエステル、裏側がナイロンとかっていう作り方になるんですけども。
普通に粘紙でねじねじすると、ポリエステル、ナイロン、ポリエステル、ナイロン、ポリエステル、ナイロンみたいな形になるので、それを染めていただいたら、
2億で染めれば、赤青、赤青、赤青みたいなラメができたりっていう。
これを聞いて、ちょっと面白いって思った方はすぐ連絡ください。
たぶんそんなことを考えておられるんですけど、いわゆる一本のラメ糸で染め分け、色違いっていうのができたりっていう感じの面白さでしょうかね。
ですので、ポリエステルナイロンだけではなくて、ポリエステルレイオンもあるし、ナイロンレイオンもあるしっていう形なんで、
ポリエステル使うとどうしても染色が130度っていう分散染色になるんで、
例えばナイロンレイオンとかでしたら、酸性と直接とかであんまり温度を上げなくても染色できる方法もありますし、
反応染色であってもそんなに100度を超えることはないですから、そういう意味では面白いことができるんじゃないかなというふうに思っています。
ぜひ何かちょっと考えていただいたらありがたいかなというところですが。
本日お届けした内容は、コンジュゲートラミートでした。