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2023-06-21 13:39

【綿の防縮加工】生地を強制的に縮めるサンフォライズドは元ヤン気質にピッタリ#2_17

・綿が縮むのを防ぐ加工って本当?

・サンフォライズドってデニムのタグに書いてるアレ?

・カレンダー加工と良く似たものかな?

・「サンフォライズド加工」「サンフォライズ加工」どっちが正しいの?

・TESのテストには関係あるの?


繊維業界では馴染みのある単語「サンフォライズ加工」。

あなたは正しく説明できますか?


1930年にサンフォードさんという方が開発し商標登録したものだそうです。


開発から93年経った今では「サンフォライズド」イコール「生地の防縮加工技術」として親しまれる事になったわけです。

繊維の歴史って本当に面白いですね!


「縮み防止」と銘打っていますが、蓋を開ければ、「予めこれ以上縮まないように先に縮めておく」というカラクリなのです。


これって厳密には「防止」では無いですよね^^

そんなツッコミところ満載なのが繊維業界の愛すべきところです。


そして、この「最初にガツンと強制的に縮み上がらせておく」という行為は、元ヤンなら誰もが呼吸レベルでやってのけるアクションでもあります。


「最初が肝心」という鉄の掟は、ヤンキー気質の人ほど重要性を理解していると言われています。

「調子に乗らせない」ように予め釘を打つ行為をしながらヤンキーを束ねていた学生時代を過ごす元ヤン社長にとっては「サンフォライズ加工」はとても馴染みがあったようです。


また、TES資格取得を目指されている方に向けて、必ず覚えておくべきコツとツボを伝授してくれています。

ぜひ本編で耳からの繊維知識勉強を楽しんでください。

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この番組は、一度聴いただけではなかなか覚えられないファッション業界の専門用語をご紹介しています。

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00:07
福永ひとしの繊維の泉
始まりました。
泉工業株式会社、福永ひとしの繊維の泉。
本日も福永社長とお届けしていきます。
福永社長、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
17回目です。
はい。
100分の17というと、もうすぐ2割。
そうか。
うん。
いいペースじゃないですか。
ある意味、ちょっとこう、気づいたらここまで来てたというか。
うん、まあそうやね。
なんかね、やれどもやれども進まへんやんというよりかは、何か進んでる感は。
まあまあ。
ある感じ?
ある感じ。
よかったです。
いつかね、たどり着くこの100回目まで。
はい。
また気長に楽しんでいきましょう。
はい。
はい、ではですね、17回、16回かな、そのコーナーとしてはお伝えしてるんで、
だいぶ福永社長どんな人かなと、会いたいなという風なところも皆さんじわじわとくれてきてるんじゃなかろうかと。
細かいな。
思いますけどね。
はい。
僕はリスナーであればきっとそうかなと思ってます。
ありがとうございます。
かといってね、なんかそのディナーショーみたいなのありますとか。
ディナーショーはないな。
そういうもんでもないじゃないですか。
ディナーショーあるからみんな来てねとか、参加費これこれとか、いうもんでもないかなと思いますんで、
ぜひここはね、関西圏の方であればむしろ泉工業に遊びに来ていただくような、そんなことでもいいのかなとちょっと勝手に僕は思ってしまったんですけど、
社長はそういう来客は?
そうですね、コロナの間はね、ちょっと来客遠慮してくださいみたいなところはね、やっぱりどうしてもありましたが、
一応この連休明けからゴルインになって、
もともと何類やったんか俺知らんかったんやけど、ニュースではやたらゴルインになりますみたいなことしか言わへんから、
もとは何類やったんやってずっと思ってたんやけど、
ゴルインになりましたので、訪問していただくことは一切かまいませんし、
別に近畿圏じゃなくても来たいという方はぜひとも来ていただいたらいいと思います。
ぜひ皆さんも何か出張を継いでとか、ちょっとこっちに出かけるとかいう時には、
泉工業を選んでいただくのもちょっと皆さんの刺激にはなるのかなと思います。
逆に10月以降とかは展示会シーズンなんで、京都もこれへんなという方は、
展示会に出展する泉工業を追いかけていただけたら、福永社長はほぼいるでしょう、展示会。
ちゃんと前に立つ社長でございますので、ラジオ聞いてるよと言っていただいたら、すぐにそこはつながると思います。
チョコレート差し上げます。
ちょっとキャラと違う。チョコレートもらえるんですか?
俺昼飯食わへんから、展示会の時。だからチョコレート買ってくから。
福永社長の栄養素なんですか、それ。それをなんと渡してもいる。
03:04
これはなかなか関西のおばちゃんが飴ちゃんあげるような、あれの社長版ですね。
ぜひチョコレートもらえると。
ラジオ聞いてるよって言うと思ったらね。
いいですね。そんな簡単なキーワードでもらえちゃう。
そんなところで、ちょっと身近に感じていただいたら、この繊維の知識っていうのも増えやすくなるかと思いますんで、
ぜひ皆さんも向こうの人やと思わずに、皆さんの身近にいる福永社長だよというふうに感じてもらえたら嬉しいです。
はい、ではこのコーナーの趣旨、改めてですけれども、大千株式会社さんが知っておきたい繊維の知識424素材編というところのテキストがありますから、
そちらからピックアップして福永社長と深掘りをしているというコーナーです。
今回は17回目の17項目になります。
面の加工というタイトル。
広いな。
広いですね。に対してまた社長が深掘りを進めていくというものです。
はい。
はい、ではコーナーコール参ります。
泉工業福永人が面の加工について語っちゃうぞ。
サブタイトルをね、ちょっとお届けすると。
染色の洗濯耐久性が課題。
染色の洗濯耐久性。
はい。ちょっとこれで絞られたんじゃないですか。
面の加工の中でも染色の洗濯耐久性。
色落ちってこと?
でしょうか。
楽しみに内容を見ていきましょうか。
はい。
では本文を参照いたします。
面は汚れがつきやすく、洗濯しやすいため、繰り返し洗濯することが求められる。
面の加工に洗濯耐久性を与えるためには、
加工剤を洗濯しても脱落しないものにするか、
セルロース分子と化学結合をさせることが必要である。
いろいろな性能を与えることを目的として、
多くの加工法が開発されているか、
化学的に安定なセルロースと反応させるためには、
強い反応条件を必要とするので、
強度低下や着色などの弊害を生じる危険性が大きく、
要求性能と対応年数を考慮して、
加工の条件が定められている。
はい。
分かったような。
分かったような、分からないような。
分からないような。
で、そんな洗濯が多いよというところから、
洗濯されるものであるが故に、
面というのを扱っている会社さんもいろんなことをしなきゃいけないよというものが
田村さんのご指摘だと思います。
はい。
その中で、加工に洗濯耐久性を与えるためには、
加工剤を選択しても脱落しないものにするか、
06:01
セルロース分子と化学結合させることが必要なんです。
うん。
どうですか。
全然分からないな。
加工剤というのは、いわゆる後加工とかで、
何か加工を施したやつが取れんようにしとかなきゃいけないっていうのと、
はい。
もう一個が、言った分子のところまでも入って、
はい。
永続的に効果が出るようにしとかなあかんで、ですよね。
そうです。
うん。
さすが。
それはどうしたらいいのかよくわからんけど。
その必要、その2つが必要とされているという世界観までは、
まずここで大丈夫になったと。
うん。
あと特徴なんか、その要求性能と対応年数を考慮して、
加工の条件が定められているってなってるんですよね。
ほう。
定められているやから。
決まっとるんや。
その、企業が工夫してこれやりますとかじゃなくて。
うんうんうん。
もう、あの、こうしときやとかってことですかね、これ。
こうしとかなあかんでやんの。
最低これしといてってやつですかね。
うーん、じゃないかな。
なんかそんな感じですよね。
うん。
はい、で、図があるんですけど、
サンフォライズキとかサンフォライズ加工というカタカナが出てきます。
うん。
これは何でしょうか。
これは防縮加工やね。
防縮。
縮まんようにする。
はい。
縮まんようにするというか、もう縮めとくっていうやつやけど。
おおー、あらかじめ縮めといて。
縮ま、縮まへんように見せてる。
これ以上は縮まないよと。
うん。
そのまま剥き出しで出すと、一回選択したら急いで縮んじゃうから、なんじゃこれと。
うーん。
みんなが混乱するから、そこは前もってやっといてねと。
そうそうそうそう。
これがルール化されてるみたいなイメージですかね。
そうやるの。
繊維の歴史で言うたら、きっとそういう時期があったんでしょうね。
あらったら縮むでっていうのを考慮して、消費者が勝手に買ってねっていう。
うーん。
販売する方が上位な時代があったんでしょうね、きっと昔に。
昔だって僕ら子供のとき、縮むのが当たり前みたいな感じだったからね。
うん。
その時代を経て、小田村さんたちがルールを決めたんでしょうね。
そうやるの。
それがサンフォライズ加工。
もう縮まへんもんな、あんま。
あんまイメージないでしょうね、きっとね、みなさん。
あれは現実じゃ縮ませてるからだよと。
そうそう。
言うことなんですよね。
もう縮ませてますね、だいたい。
縮まないものをマジックで作ったわけじゃないと。
これってなんか、例えばITとかでも同じことなんですよね。
なんか便利になったなとか、前まではこうやって苦労したけれども、今ってスムースにできるよねって。
実はそれは下ごしらえをしているだけで、別にそんなマジックを使ったわけじゃないと。
09:05
見た感じ、うわ、すごいって思うことって、案外そういう地味な積み重ねだったりするじゃないですか。
全員もきっとそういうところが、より多いようなイメージかなと思うんですよ。
その組み合わせというかね。
これもやっぱりみなさんが混乱しないように、製造のほうで工夫をしてあげようよっていう、愛がある仕事の考え方ですよね。
まあ、愛なのかな。
間違いません。
もうクレーム出したくないっていう。
守りのほうが。
防衛本能みたいな。
より便利にしてあげようよりかは。
防衛ですわ、防衛。
うちに被害が来ないように。
まあ、それもどうなんやろ。
日本が率先しているのか、世界基準なのかどうなんですか。
サンホライズは外国から来たでしょ。
先に世界が着目してたのか。
多分米国が先。
米国の商標。
アメリカの会社の商標が何か。
サンホライズ。
じゃあ、確かに愛というよりかは。
防衛ですわ。
そのほうが儲かるやろうとか、そっちの経済からいろんなものが発展していくところの一つかもしれないですね。
というものです。
なので、面の加工というものは広くいっぱいありますけれども。
これは選択に関することとしての一つに、サンホライズ加工というふうに縮ませておいて、
選択をしてもそんなにダメージがないというか、変化がないようにしておいて、
皆さんの生活を安定させようというものがあるんだよという、そんな繊維の知識でした。
これはテスの資格の勉強には。
サンホライズ加工が防縮加工であるぐらいでいいんちゃうかな。
図まで出るかな。
カレンダーみたいなもんやろうね。
カレンダー処理みたいなもんやろう。
熱ドラムを当ててるから、うん、そうやね。
サンホライズという単語は。
それは覚えておいたらいい。
テストしては。
というところです。
皆さんの生活に該当してるんだけど、あまりにもステルス的なところもありますよね。
気づいたら、もうすでにされてるものしか見てないから、あんまり生活に馴染みがあるようでないのかもしれないな。
これに関してはね。
社長のさっきお伝えされた、子供の時は幼稚園だったわと。
12:04
あの経験がある人だと強いかもしれないですね。
そうやね。
どれくらいですかそれ、年齢で言ったら。
小学校でしょ。
社長が小学校の時。
50年くらい前な。
そのまま言う、専業界の方はね、割と息が長いと言われてますから、
俺もそうやったという人はおられる可能性が。
木端はだいたい縮むんで、期日のね。
だからその面に限らずポリエストルでもそうやし、
それを最初から縮めておくという加工は普通にやってることなので、
その面の場合はサンフォライズであるっていうのを覚えておけばそれでいいと思いますよ。
縮むっていうことの概念自体はみんなはちゃんとわかるんで。
面に関してはこのサンフォライズが縮ませていると、そこに該当するということをしっかりと、
皆さん今日は機会に定着してもらえたらと思います。
では今回はですね、面の加工・染色の選択耐久性が課題ということに対して、
福永社長に深掘りをしていただきました。
ありがとうございました。
世界の人々に飾る楽しみをお届けする、
泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉。
この番組は提供、タトズメラメイトメーカー、
泉工業株式会社プロデュースキラテンでお送りしました。
13:39

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