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2023-11-08 16:56

【知ってた?】「整理」って仕上げの意!ラメ糸マフィアが使うと恐ろしい事に!#2_37

・整理業ってなんだか怖い・・・

・整理がフィニッシング?意味わからん

・どうして整理が仕上げと同じ意味なの?

・整理整頓と何が関係があるの?

・TESに整理加工は出題されるの?

〜〜〜〜〜〜〜〜

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始まりました、泉工業株式会社福永均の繊維の泉。
本日も福永社長とお届けしていきます。
福永社長、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
羊毛、羊、ちょっとキーワードが腹腹ついたこの数回ですけど、
羊というかは毛織物。
織物になったよね。
はい。の方に行くかなというものなんで、
40年の経験から来る。
全然羊毛はアカンな羊毛。勉強不足やわ。
40年の社長がそういうのでね。
もともとラメ糸との関わりという部分において、
だいたいウールって愛知県の一宮界隈、
リシューと呼ばれる地域がウール産地なんですけど、
だいたい僕らもラメ糸を売っていることが非常に多い産地なんですね。
ただ、先染めで作られることが多いので、
言うなれば僕らの見本帳から好みの色を選択されて、
それを購入されるということが非常に多いので、
生産におけるやり取りが非常に少ない産地なんですよ。
そういう意味では、僕らもウールの勉強を怠っている。
怠るというほどでもないと思うんですけど、
自然の原理としてそこの必要性がないから、
接触頻度が少なくなったということですよね。
そんなあらゆる方面から社長を悩ませる毛織物、羊ですけれども、
このコーナーの趣旨を再度確認しながら、
その続きをお話ししたいと思いますので、
このコーナーは大洗株式会社さんが発行されておられます、
知っておきたい繊維の知識424素材編というところから、
一つずつピックアップしまして、
考察を深めていただくというものなんですが、
その深めたい考察が、この何回かはずっとひつじひつじというところだったので、
冒頭の社長のお悩みがあったというところです。
逆に言えばそれだけやっぱり注目度が高い繊維が羊毛であったりするので、
そこは皆さん楽しくお付き合いいただければなと思います。
今回37項目目にあたるものが、
毛織物の仕上げ加工機の組み合わせで風合いという文章です。
風合いで止めるところが金光さんのメッセージがあるんですかね。
草株さんじゃなくて、金光さん戻ってこられましたか。
そうですね。サブタイトルに個性が見られる先生方ですね。
ないときがありましたからね、サブタイトル。
ないというスタイルをとられる先生もおられる中で、
03:01
金光さんはちょっとここは何かの積み跡を残されたんだと思います。
ではそんな37項目目のコーナー、コールいきたいと思います。
リズム工業福永ひとしが毛織物の仕上げについて語っています。
仕上げですから、最後の仕上げみたいなイメージがあるのかなという。
整理やね。
整理。整理っていうのは多分専業界以外の人はちょっと、
通じないね。
整理制度の整理ですかとかになっちゃうので。
整理制度の整理なんやけど。
なんだけど。
ちょっと意味が違うね。
そうそう。
フィニッシュの方に近づくニュアンスとかの要素っていうのは
もしかしたらイメージしにくいかもしれない。
そうね皆さん。
そうか。
フィニッシュっていう意味じゃないのか、整理って。
整理制度の時の整理はそうじゃないですね。
整えるか。
整える方なんですけども、どっちかというと区分けするとかですね。
そうか。
全然フィニッシュ感がない感じですから。
その辺が専業界との。
整頓がフィニッシュか。
整頓もそうですね。
決着をつけちゃうっていうことですね。
整理は途中やもんね。
そういう意味では、専業界では整理はフィニッシュやもんね。
医療界にね、当然その整理屋さんって呼ばれる人たちいますやんか。
あれ、医療集で何やってんのって聞かれて。
整理屋やってますって言ったら、だいぶ危ないですよ。
マフィア的なイメージがあるってことですね。
あそらく注意しないとダメですね、これ。
どういう手派なのかな、あんまってね。
整理屋さんってたまに聞かれるじゃないですか。
お仕事何されてんすかって。
これはぜひリスナーさんがね、もし整理業っていう方がおられたら、
ちょっと注意しなきゃいけないかもしれないです。
逆にどう答えてるのか教えてほしいな。
そっかそっか、それもね、合わせて。
なんかの表紙で娘さんを僕にください的なときにね、そんな話になったら大変じゃないですか。
いやまあそこOKしてもらえるかもしれんけど。
割と柔軟なお父さんの場合ですね、それはね。
これはあくまで笑い話ですけれども、それぐらい業界によって単語が使われるとかが変わるというところなんかも踏まえて、
社長にいろいろと説明いただければと思います。
では本章をまず参照しますと、仕上げは整理、フィニッシングとも言う、まずここまで。
仕上げと整理っていうのはイコールなんですよっていうのが専業界の考え方。
フィニッシングつけていただいてるんでもう完璧フィニッシュですね。
次です。
毛織物は食器で織られたばかりの織物を木端と言いゴワゴワして防石油などで汚れている。
06:06
木端よね。
はい、木端と言いゴワゴワして防石油、防石油などで汚れている。
続きです。
毛織物の整理はケヤキ・センジュから始まる。
センジュっていうのは洗うに絨毯のジューと書く漢字。
木を焼いて洗うから始まる。
続きです。
センジュの目的は洗うだけではなく、防石や織りで与えられた歪みを取り、
柔らかくし、希望の風合いに合わせるために適度な粛柔を与える。
センジュの役割です。
洗うだけじゃないよ。ちゃんと他のこともやってるで。
やってますよ。
っていう感じかな。
これ僕、整理屋さんと呼ばれている会社の社長にお会いしたときに、
その社長が言ってた単語をお借りすると、
うちは生地をバキバキにでもできるし、フンニャフンニャにもできるし、
っていう説も受けたんですよ。
そのことですかね。
そうだよね。
それが整理屋さん。
フィニッシャーやがるね。
最終的に何にしたいのと言われたら、その通りの硬さだったり柔らかさだったり、やりますぜと。
っていうところが仕上げ屋さんの妙をですね。
その仕上げの中でも①②というのがありまして、まず①から読ませていただきますと、
精錬工程何かと言いますと、
欅、煎熟、湯のし、脱水、乾燥、中間検査が精錬工程なんですって。
欅は欅を焼く。
欅を焼くというよりかは何か毛羽立ってるものだけを取り払うみたいなイメージですよね。
それをして煎熟、先ほどの煎熟ですね。
洗う。
湯のし、これは湯に伸びると書く湯のしですけれども、
四ネジのごとくですかね。
必要あるな。
お湯につけてリラックスさせようと。
その後脱水、乾燥、中間検査。
これが精錬工程。
それを精錬というんや。
毛織物ではない。
毛織物の精錬。
今福永社長が言われたそれを精錬というんやというのは他にも精錬があると。
絹精錬とかね。
絹精錬というのが僕らにとっては一般的なので、
面でも精錬とおっしゃられる方おられるし、
いろんなところで繊維業界は精錬という言葉を使いますね。
そうですね。
ちなみに鉄の業界も精錬ってある。
そうなんだ。
字違うんやけどね。
錬が違う。
鉄の業界は金片やったんや。
09:02
金片っぽいですよね。
ただいわゆるバリ取り。
イメージできる人とできない人いるじゃないですか。
バリ取りって。
工場に経験した人とそうじゃない人で一番分かりやすいのがバリ取りかなと思ってるんですよ。
そうなんや。
そうなんすかっていう人は、いくら精錬と言葉って気をつけようねって言ったとて、
もう遠すぎてバリ取りっていうのはそもそも分からへん人には。
もうバリ取られとるものしか見てへんからやろ。
そうですね。
バリっていうのがバリ刀のバリぐらいしかないぐらいの遠い人かなと思うんですよ。
バリ取りって言い出すぐ出てくる人やったら、
まだその精錬という言葉も複数意味あるから気をつけようねとかのできる基準かなと思うんですよね。
それはちょっと新しい見方ですね。
バリとバリ取りってキーワードはフィルターに使えるかなと僕は思ってるんですけどね。
なるほど。
バリ取り分かる?って聞いて、分かんない人やったら多分あんまり深く行かないほうがいいっていう。
というような。
そうかもしれんな。
契約とかっていうのもそのバリ取りのイメージじゃないですか。
まずはここまで尖ったら絶対あかんってみたいなことだけ荒く取っちゃうと。
けどそれはまだまだ荒いからその契約の後もしっかりとそこを滑らかにするためにその後の工程があるみたいな。
そんなイメージかなと思ったんですよ。
ダメ糸のマイクロスリットなんですけど、今例えばシルバーを切ってて、
その後同じ切り幅でゴールドを切るときにシルバーの最後とゴールドのスタートをジョイントするんですよ。
ゴールドを切り始めてシルバーのボビンにゴールドがちょっと巻かれたところで止めてボビンを交換するんですね。
そうすると出来上がったシルバーの上にゴールドの糸がちょろっと巻かれている。
あれを見たことない人がほとんどなんで。
そりゃそうです。
僕らはそのゴールドの糸をピュピュピュピュって取ってシルバーの糸として出荷するんで。
何これって言われる人やっぱりいますね。
そうですね。すごくイメージできると思います。
あれがバリ取りやね。
バリ取りですよね。いわゆる。
その必要な。
哲学的で面白くないですかそれって。
本場はいらんねんけどいるねんみたいなところじゃないですか。
そういうの哲学って言うんですか。
深く言えば哲学的じゃないですか。哲学的ってだいたいそうじゃないですか。
一辺倒じゃないというか。
こう見えるけれどもその奥には反対側の意味合いがあるから今これが存在するみたいなところが面白い考え方かなと思う。
12:00
バリってそんな存在ですよね。
バリが出ないドリルとかももしかしたら出てるかもしれんけどね。
いやわからんけど。なんか作りそうじゃないですか日本人。
日本人は好きな発想ですよね。
その子があるから今があるみたいな考え方の方が僕は好きですけど。
すいませんだいぶ脱線します。
そんな精錬工程になりました。
②の方です。仕上げ工程です。
毛線、ブラシ、錠銃、剣短、短巻、包装という流れです。
剣短より前は何ですか。
社長ですら。
毛線、毛に。
剪定の線よな。
剪定。
毛切るってことやろ。
切るということです。
毛線って言うたらもう沼使えんよな。
毛線沼。
そうですよね。
毛線で。
ブラシ。
ブラシって。
ブラシまた広い意味やからもう。
ブラッシングやんな。
なんでしょうね。
錠銃。
錠銃。
錠発の錠に銃短の銃。
なんすかそれ。
難しいですよね。業界以外の方は。
剣短、短巻、包装です。
ほんまにでも毛織物の整理してる人しかわからへんな。
ですね。
毛織物を織ってる人も知らんの?そこまで。
それやとかなり責めてらっしゃいますね、金光さんは。
畑さん多分そこまで知らん。単にもう整理っていう一括で。
そうか、細分化してない。
記事上がってくるやろうし。
それがやっぱり金光さんの愛を感じるところでしょう。
マニアックなね。
ご自身が心をね、例えば工場設計とかもされてるぐらいの経験があるかもしれないですよね。
そりゃあ手数の先生ですから、手数の先生って勝手に決めてるけど。
大正さんから選ばれてる先生ですから。
それなりにやっぱり経験というか実績。
手数じゃないよね、もうそうなると。技術士やね。
そうですね。そういうところのご経験も割やからこそこれ出てくるんじゃないですかね。
技術士やろな。
はい、じゃあ続きです。
毛織物では乾燥機で縦方向に押し込みながら幅方向にたるませながら乾燥する。
したがって毛織物は154cm、60インチを設計標準にしたとしても、実際の仕上がり幅はプラスマイナス1から3%程度のばらつきが生じる。
横に引っ張らへんやん。
幅方向にたるませながら。
ね。
はい、引っ張るんじゃないですよね。たるませながら。
15:00
テンター掛けとかじゃないんやね。幅方向に引っ張って結構整理される、乾燥させることが一般的やと思ってたんやけど。
だからハイグラルエクスパンションが起こってしまうからかもしれんね。
そんだけ定調に。
引っ張っちゃったっちゃったったったったら。
そうです。お嬢様のような扱いで毛を愛しておられる。
ゆっくりとね。山と谷の部分で乾燥度合いがちょっと変わってきそうな気がしてしゃあないねんけど。
どっち取るかなんでしょうね。
それも引っ張りまくって、HEの地獄に落ちるかどうするかっていうところで今のところの線引きはこれなんでしょうね。
なるほど。
ただぜひ福永社長がこっちの業界に行かれたあかつきには思いっきり引っ張った乾燥とかもぶっちぎってやっていただいて比べてほしいところですよね。
たぶん柔らかった人いるんちゃうかな。
過去にいてこうなってるんやと思うんですけど、なんかそれの21世紀版とかしてほしいですね社長に。
だいぶちょっと今回は脱線がありましたけれども。
そんなけおりものの仕上げですけれども。
このちょっと難しめの内容、テスに関してどうですか。
どうなんやろなあ。
整理にはなんかこう精錬と仕上げがあるよっていうそんな感じでいいんじゃないでしょうか。
わかりました。
では今回はですね37項目目になります。
けおりものの仕上げについて福永社長に深掘りしていただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
世界の人々に飾る楽しみをお届けする、
泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉。
この番組は提供タトゾメラメイトメーカー
泉工業株式会社プロデュースキラテンでお送りしました。
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