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2025-07-21 15:51

【刺繍に強い糸】ラメ糸なのに強い。撚らなくても切れない"エンブライト"の秘密。現役TES資格保持者「福永社長」によるラメ糸解説21

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商品紹介第5弾はエンブライトです!

ラメ糸の中で高強力と言われる糸で、刺繍や縫製に対しラメのみで耐えられる性能を持っています!

何故そのような機能を持たせられたのか、元々はどんな用途として使われたのか?是非本編をご視聴ください。


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サマリー

今回のエピソードでは、デザインに適した強力なラメ糸「エンブライト」の特性と利用法が解説されています。福永社長は、この糸の引っ張り強度が高く、刺繍やスポーツウェアなどで幅広く活用されることについて詳しく説明しています。また、エンブライトの特性や色展開についても触れられており、特に蛍光色の特徴や加工の耐性についても解説されています。

ラメ糸の魅力と基本
ジョブオール 福永ひとしの繊維の泉
始まりました。 泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉。
この番組ではラメ糸の魅力や作り方、使用法についてお話ししていきます。
ラメ糸は織物や編み物、刺繍や縫製など様々な場面で使われ、製品に華やかさを添える大切な存在です。
どんな種類があるのか、扱うときの注意点は、そんな疑問にも丁寧にお答えしながら、ラメ糸の世界を深く探っていきます。
お相手は繊維業界40年、福永社長です。よろしくお願いしまーす。
梅雨が明けました。はい。唐突ですね。
観測史上最速で明けたとか、なんかニュースで言ってますね。なんかチラッとだけ見ましたね。
非常に梅雨期間っていうのは短い年。
すごい湿気がある時の暑さってまとわりつくような嫌な感じで、長くは思うんですけど、確かに雨降ってる時間短かったような気がしますね。
なんかね、週によって、この週は雨、この週は晴れ、この週は雨、みたいなものすごい、なんかこう。
今年の雲は感情がキレキレなのかもしれないですね。気道アイラグが出やすいかもしれないですね。
定期的に晴れ雨、じゃあ雨晴れ雨、みたいな感じで梅雨が明けました、みたいな。
今週はもうずっと晴れ、みたいな感じのね。そんな季節です。
我々の業界、今フィルムに色をつける、僕ら着色という風に言ってるんですけども、これは湿度があるとあまりよろしくない。
どちらかというと湿度はない方が良いと。年子は一部湿度があった方が良いという風に言われるんですけども。
こと着色に関しては、あまり湿度が高いとやりにくい。
それは乾燥とかですか?
塗る時はね、やっぱり、いわゆる色をつけるタイミングの時とかに、温度差とかによって水滴的なものが出たりするんで、
あまりよろしくないという風に言われてますが、逆に我々の業界、昔はね、
漆を使って、和紙に漆で色をつけてたりとかっていう、歴史的にね、そういう時代が本当に初期の頃はありましたから、
その頃は逆に漆の乾燥に湿度が必要という風に言われて、この地域、いわゆる常用を中心とした京都府南部は湿度がちょっと高いということで、
京都府南部に発展したという風に言われてます。
漆は湿度で固まるんですか?
そうそう。
今と逆ってことですね。
うん、そう。
社長は泉工業で漆塗ってるとこ見たことあるんですか?
ないない。
でも、泉工業は漆塗ってないんですか?
塗ってない。
塗ってないんですか?
見たことあるんですか?
あるよ、それは。もちろんある。
その頃はでもまだ漆で塗られてるところはあったってことですね?
今でもあります。
今でもあるんですか?
今でもあります。一応細々と残っておられます。もう一社だけですけどね、連続式で漆を塗るのは。
埋葬式ではまだもう一人、二人とかいらっしゃるんじゃないかなと思いますけども。
その連続式ってどんな感じなんですか?
もうほぼ手工業です。
一部機械使ってるのかな?
でも乾かすのはもう本当にあの、なんていうのかな、こういう、こういうってリスナーさんには見えへんけど。
蛇みたいな感じですね。
そうですね。
縦にこうぐにょんぐにょんしてる。
そうそうそうそう。で、乾かしたり。
ネジみたいな。
しかもその通常の乾燥じゃなくて、無露という湿度の高いところで乾燥させるからね、漆は。
なるほど。今もまだじゃあ漆、ラメが使われる人のところに作られてるわけですね。
そうですね。
それはなんかやっぱ漆じゃないとダメなんですかね?
ダメなんでしょう。
やっぱこだわりですね。
ラメ糸の世界こだわり多いですもんね。
漆って本当にあの、昔はね、接着剤っていうものがなかったですから、接着剤といえば漆みたいなところがあって、
本金なんかはね、いわゆる和紙に漆を接着剤として塗って、その上に金箔を貼る。
金じゃないとダメっていうのはやっぱり今でもあるんで、
京都のね、お祭りで使われる、だし?ほこ?ほこか。
ほこなんかに装飾されているものとかっていうのは、やっぱりほぼほぼの金使わないと、100年とかもたさないといけないので、金じゃないともうもたないっていうのがありますから、そういうのはなくならないですね。
ただ技術の継承がなくなってしまう可能性っていうのはやっぱりありますが、そこはね、本当に重要なところですね。
今は結構後継者不足問題ですもんね。
それで飯が食えないっていうのがやっぱりこうね、問題なところですよね。
それでは本編いきましょうか。
エンブライトの特性
本日は何のご紹介してくれるんでしょうか。
今日はエンブライトという商品を。
エンブライト。どんな商品ですか?
一言で言うと、強力がある、引っ張り強度が強いという糸になりますね。
厚みもちょっと厚い、通常のラミットよりも厚いタイプで。
ポリエステルポリエチレンという根律になってまして、
そのポリエチレンが強力、強度を出している、引っ張った時強いという商品になります。
色展開は何十色かやってますね。
細幅の折り編み物と刺繍に使っていただいてます。
もともと刺繍用途、ジャカードの刺繍用途として生産が始まったんですけど、
引っ張った時強いっていうのがあるので、細幅の折り編み物なんかにも使っていただくようになって、
今は物量では細幅の折り編み物用途の方が多くはなってますね。
結構その開糸って呼ばれてる、加工しない状態で使われてることが多いですよね。
多いです。
もうほとんど見ない人も、粘紙では、チョコチョコ助けにしてほしいぐらいかけるぐらいで、
結構やっぱり引っ張り強度強くてそのまま使える。
そのまま使えるんで、そのまま使っていただく方が多いんですけど、
逆に僕らは開糸の場合はやっぱりつばつきボビンに巻くんで、
このつばつきボビンが使いにくいっていう方々は、わざわざ助けにしてくれと言われる方はいますね。
そのままコニカルって言われてる、つばがない平行四環って言われてるものに巻くのもありますね。
ありますね。
それはやっぱりつばつきボビンが使いにくいですから。
つばがちょっと邪魔になるんですかね。
開糸の時に邪魔になることがやっぱり多いんでね。
内外でテンションが変わるっていうのがあるので。
エンブライトはいろんな用途に使っていただいてます。
多様な使用用途
さっきも言いましたように刺繍なんかでは、
通常のこれまでの金原紙、ラメ糸っていうふうに言われている刺繍用の糸の中においては、
やっぱり光沢感が全然変わってくるんで、寄ってない分、輝き度が非常に高いというのがあって、
その輝度が良いっていう方にとっては非常に多く使っていただいてる刺繍用途でも使っていただいてる方が多いですね。
あとはスポーツウェアとか。
これも強度があるのと、表面に金属とか色とかっていうのが出てない分摩擦にも強いっていうのがあって、
色展開が豊富というのがあるので、そういうスポーツウェアのいわゆるジャージやね。
ジャージの三本線とかのラインに使っていただいたりとか。
結構このスポーツウェアメーカーにするとそのラインの部分って顔ですから、
そこを彩る要素の一つとしてエンブライトを使っていただいてることは多いですね。
なるほど。
エンブライトの色展開の中は通常のメタリックカラーが柔軟色。
それにメタリックではないカラー展開。
白とか黒とか。
そういう色展開。
で、ホログラムの色展開。
で、メタオパール、パールのカラーの色展開。
パールカラーもやってるんですか?
パールカラーもやってます。
まあ全色ではないですけども、ブルーとピンク、あとはマルチカラーと蛍光。
蛍光?
蛍光のエンブライトあります。
蛍光っていうのは?
蛍光やね。
光?
ホタルの光やね。
いまいち蛍光のイメージがどういうものなのかってわからないんですけど。
パステルカラー?
明るいって感じですか?
明るいというか、どういうタイプなのこれ。
蛍光色っていう風に言われるね。
そうなんですよね。蛍光色っていうのはめっちゃ聞くんですけど、蛍光色ってどういうことのものを蛍光って言うんだろうっていう。
蛍光色とは、光や放射線を受けることで熱を発生させることなく光る現象、またはその光時代のことを指します。
おお?
余計意味わからへんな。
熱発生させると光るものじゃないものが蛍光色ってことなんですか?
蛍光色は通常の色の3倍の光を放出するため鮮やかに発色して見えます。
へー。鮮やか。
みんのが一番わかりやすいんだけどな。
確かにちょっとこう、何もなくても強調されてる感じはありますよね。
ちょっとこう、今光がちょい暗めな感じでも際立ってるように見えますね。
だから金属入ってないように光ってる感じがやっぱりあるやん。
それがいわゆる蛍光色の特徴なのかな。
ダメ糸と変わらんぐらいの色味を出すみたいな。
メタルグリーでね。
あとサビ。マット調のゴールドシルバーとかエンブライトの色展開の中にあります。
結構色展開が多いので、その色が欲しいからということで選んでいただく方もおられますね。
エンブライトは原料加工とか精錬とか持つんですか?
加工と耐性の詳細
持たないです。
あくまで弊社としては先染め用途として使ってくださいと案内はしてます。
中には後加工されてる方もいるのかもしれないですが。
一応でも加工上できることはないんですか?
あのー、金属自体はアルミなので、やっぱりアルカリ処理にはあまり強くないですね。
アルミやからか。
当然色も金属もサンドイッチしてますから真ん中に入ってるので、
そんなに通常の先染めのラメと比べたら弱くはないです。
耐えられる場合はあるってことですか?
ありますね。もちろんパールとかもあるので、
あとはメタルフリーの色もあるので、その辺に関してはある程度は強いですね。
メタリックでないものはアルミ使ってへんから加工しやすい。
なるほど。
完全に色が露出してないので摩擦で取れることもないし、
サンドイッチされてる分、いわゆる薬剤に対してもそれなりに強いですね。
持ちますということはね、僕らは糸メーカーとしては言えないので。
推奨はしてませんと。
後加工の内容を詳しく説明していただけたら、
この色は持ちますとか持ちませんとかっていうことは言えれるんで。
その時はぜひ相談していただいたらいいかなと思います。
本日お届けした内容はエンブライトでした。
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久永人の繊維の泉。
この番組は提供後止めラメイトメーカー泉工業株式会社製作ジョブオールでお届けしました。
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