本の紹介とテーマ
こんにちは、いわみです。10月19日の日曜日、いかがお過ごしでしょうか。
またしても久々の配信になりますが、本題から入ってみると、今日話してみて、これ本の感想なんですけど、雑談はね、雑談もちょっとあるんですけど、それは後回しにして、本の感想から話してみると、
最近ね、すごい面白いというか、勉強になる本を読んだので、忘れないうちに吹き込んでおこうという、そういうコンタウンです。
誰かに説明する手で、その本の内容をね、自分で噛み砕いて話すと、より理解がね、自分の理解が深まるので、
もちろん、それをね、読んでない人に聞いてもらうことによって、その聞いてくださった方も、多少はね、僕のフィルターを通してですけど、理解が進むのかなと思うので、よろしかったら。
ただね、これ経済の本なんですけど、新章でね、日本経済の資格っていうね、これ最近出た本、チクマ新章から出てる、河野隆太郎さんという方が、エコノミストというね、肩書きで、
このミストってね、すごい幅広くて、何をしてる人はよくわからないけど、経済について分析、研究をしてる学者みたいな立ち位置の人だとは思うんですけど、この本ね、新書ってこともありますけど、すごくね、わかりやすかったんですよ。
で、言ってる内容もね、斬新というか、すごい納得感があったので、ぜひこれはね、紹介したいなと思って話してみます。
この本が言わんとしていることは何かっていうことをですね、一言ではすごい難しいんですけど、簡単に一言で言うと、日本の経済が停滞している原因をね、今までちょっとみんな間違えてたんじゃないかってことを言っていると思うんですよ。
タイトルからしてね、日本経済の資格っていう意味で、これサブタイトルが集脱的システムを解き明かすってなってるんですよ。
で、新書の表紙に書いてあるのを読み上げてみると、みなが気づかないうちに日本も集脱的社会に向かっているから長期停滞から抜け出せないのではないかと筆者は懸念するようになりました。
生産性を上げても、生産性が上がっても実質賃金を全く上げないのは集脱的ですということなんですね。
これね、読み終わってみると確かにそうだなと思うんですけど、あんまりこの視点で語っている人を僕は聞いたことがなかったので、これからというか、
多分これが正解なんじゃない?正解っていうのはあんまり良くないかもしれないけど、この主張みたいのは多分教科書的にもこれが主流になっていくなっていう感じがすごくしたので、
いち早くそれを読めて良かったなと思っているんですが、何かというと日本だけ賃金が上がっていないってニュースとかでも聞くじゃないですか。
それで実質賃金と名目賃金っていうのがあって、日本はどっちも上がっていないわけですよね。
名目っていうのは金額上で上がっているかっていうことと、実質っていうのは物価の上昇みたいなのを加味して賃金が上がっているかっていうことですけど、
日本は今まで30年ぐらいずっとデフレで物価も上がらなかったから、それで賃金も上がらないから基本的には一定っていうね。
多分25年とか30年ぐらいですけど、この時期に物心ついたね。僕なんかの年代はまさにそうですけど、そういう人間からしてみると割とそれが普通なのかなって思いかけちゃいますけど、
世界を見回してみるとそれは結構異常な事態だっていうことなんですね。
30年も四半世紀、30年近くも実質的な賃金が上がらないっていうのは先進国では本当に異常と言っていいということで、
例えばそれ以外の先進国ってどこがあるかというとアメリカとヨーロッパって考えてみると両方とも賃金が上がっているわけです。
特にアメリカなんかはね、多分今物価とかもすごいことになってますけど、物価も上がっているけど賃金も上がっているっていう。
実質賃金だからその物価を加味した賃金も上昇続けている。
ラーメン一杯3000円するとしてもお給料がね、月給が多分向こうは月給じゃないかもしれないけど、
30万円から50万円とかね、下手したら100万円とかもらえる仕事もいっぱいあって、
日本円でいうとこの年収が1000万ぐらいある人も結構普通にいると。
その代わり物価めっちゃ高いですよっていうことだけど、
差し引きで見ると普通に同じぐらいの仕事をこなしてどのぐらいの生活がね、どのぐらいのサービスが買えるかっていうところで見ると日本よりだいぶ恵まれていると、豊かであると。
これはヨーロッパでも同じような傾向があって、
他の先進国の他の多分オーストラリアとかね、そういうところも多分そうだと思うんですけど、
日本だけ上がっていないと。
これ何でなのかなっていろんな人が今まで考えてきて、
割と主流な意見の一つだったそうなんですけど、
日本だけ生産性が上がっていないからじゃないかっていう意見が割と強かったらしいんですよ。
でもそのデータから見てみると全然そんなことはないってことをまずこの本は言っているんですね。
むしろヨーロッパより日本は生産性が上がっている。
生産性って何を持ってあるかちょっとよくわからないところもありますけど、
簡単に言うと、例えば自動車工場でね、
同じだけの人間と同じだけの設備を使ってどのぐらい台数が作れるか。
1ヶ月なのか1年なのか。
どのぐらい台数が作れるかみたいのは多分数字でわかりやすいと思うんですけど、
そういうのを見ても日本の生産性はかなり高いらしいんですよ。
そういうと結構言われるのは、
日本はサービスの生産性がすごい低いじゃないかっていう意見を聞いたことがあるんですね。
例えばホテルとか飲食店とか、
やたら人がいっぱいいて、
サービスが細かいというかおもてなしがすごいんだけど、
でもこんなに安いのかっていう。
企業の利益分配の問題
これはインバウンドとか外国人が日本に来てホテルに泊まると、
この値段でこのサービスが受けられるのかって驚くっていう話を聞いたことがあるんですけど、
それなんかは一見すると日本の生産性が低いっていうふうに思われがちですけど、
でもこれは生産性というのとちょっと違っていて、
これは単に値付けの問題っていうね。
値付けの問題って例えばアメリカだったらこのサービス、
このクラスのホテルに泊まったら1泊5万円ぐらいしそうなのが、
日本だと3万円とかで泊まれる。
下手したら1万円とか2万円とかでもすごいサービスが受けられる。
っていうのは別に日本の生産性が低いわけじゃなくて、
ただ日本の値付けが安いだけですよね。
言っていることは同じというか違いますけど、
それは日本の物価が安い、日本の賃金が安いからということで、
この辺はちょっと考え始めると割とまだぐちゃぐちゃになって、
自分の頭でも自分の言葉でちょっとまとめきれていないんですけど、
ともかく日本は実質賃金がずっと上がっていないと。
なぜなのかっていうと、そこですよね。
大きな理由の一つとしては利益が従業員に回っていないっていうね。
どこに回っているのかっていうと企業の内部流報とか、
あと自社株買いに回っているっていうこと。
同じだけの設備とその同じだけの人員を使ってたくさん売れるようになって、
売り上げも上がって利益も出たんだけど、
それを従業員の賃金を上げる方に回すんじゃなくて、
多くの企業は利益を溜め込んでたっていうことですね。
これは特にバブルの後ぐらいに起こった現象らしいんですけど、
起こり続けている現象ということなんですけど、
よく聞く話ではありますよね。内部流報が多くて、
それで従業員は全然賃金が上がらないけど、
上層部とかその経営陣は給料がどんどん上がっているみたいなね。
そういう否定的な文脈で使われたりしますけど、
あとは自社株買いっていうのは何かっていうと、
株買って買うと上がるじゃないですか。
ここはちょっと簡単に説明しますけど、
なんで日本企業だけじゃないと思うけど、
企業の株価があんまり業績が上がってないときでも、
株価が上がり続けているのは何でなのかなって、
僕昔から不思議だったんですけど、
その大きな原因の一つとして、
自社株が、つまり企業が自分のところの株を買っているっていうね。
大量に買う人がいれば値段も上がるから、
だから株価は上がりますよね。
日本の企業の多くは、
その事業で儲かって利益が出ると、
それを従業員には渡さずに、
自分のところの株を買って、
そうすると株価が上がって、
それによって株主に利益を還元するみたいなね。
そういう構造にしばらくなっていたそうなんですよ。
すごく狭いところで循環しているっていう。
イメージでいうと、一つの大きな円というか、
フィールドがあって、
お金という血液みたいなのがぐるぐるその円の中で回っているんだけど、
すごい局所的に回ってどんどん増幅されていく。
企業が利益を上げるとそれで自社株を買って、
株価が上がって株主が儲かってっていうね。
儲かっているんだけど、
実際にそこで働いている従業員には全然回ってこないっていう状態が、
本当に30年ぐらい続いてきたっていう。
それが大きな原因、
日本経済が停滞している大きな原因なんじゃないかっていうことですよね。
なぜそんなことがまかり通ってきたのかっていうことの一つに、
大企業だけではそれが起こってなかったというか、
大企業ではちゃんと給料が上がっていたからっていうね、
そういうところもあるらしいんですよ。
僕はよく知らなかったんですけど、
大企業の一部の人だけは定期昇給っていって、
毎年給料が2%とか何%とか上がり続けているっていうね、
現象があったから、
中小企業なんか全く10年勤めても給料全く上がらないとか珍しくないし、
僕もそういう会社にいたことがあるから分かるんですけど、
中小企業とかだと給料が全く上がらないし、
すごい問題なんだけど、
それが見逃されてきたのは、
実質的にリードする立場であるところの大企業が、
ではそれが起こっていなかったから、
問題視しなかったのか、
あんまりちゃんと理解されていなかったのかっていうのはよく分からないし、
この本でも書いてなかったですけど、
ともかくそれであまり問題視されずにずっと放置されてきたっていう、
一部の局所的に資金が循環されて、
一部の人だけ儲かっていれば良かったのかっていうと、
もちろん良くないんだけど、
ここは客観的に見て、
その企業経営者にとっては儲かるからそれは良かったのかっていうと、
でもそれを長い目で見てみると、
全然それは賢いやり方じゃなくて、
考えれば分かると思うんですけど、
企業を経営していて、
自分の企業を儲かって、
それを株主に還元することで、
どんどん一部の人だけ儲かっているっていう状況は、
結局誰のためにもなっていないっていう、
ちょっと考えれば分かるロジックなんですけど、
従業員の給料が上がらないと、
物を買わなくなるじゃないですか。
日本全体の購買力とか、
日本経済の現状分析
余裕がなくなると、
結局国内のサービスが売れなくなって、
値段が下がってっていうね。
やり方としては全然賢くなかったっていうね。
本来であれば売上が出た時に、
それを従業員に還元すると、
一瞬株主が還元されないし、
企業の経営者もそんなに儲かんないんだけど、
売れた利益を従業員にどんどん払っちゃうと、
一見儲かんないんだけど、
ちゃんとそれをやっていると、
日本全体の購買力が上がるから、
仮処分所得が上がると、
みんないろんなものを買ってくれるじゃないですか。
車でも、旅行でも、サービスでも。
それをちゃんとやっておけば、
全体の購買力が上がって、結局、
貯め込む必要はなかったっていう。
還元しておけばどんどん経済が拡大して、
そっちの方が多分全体的には利益が大きかったはずなんだけど、
ルイスの転換点
それをやんなかったっていう。
この本は全部で第7章もあるんですけど、
途中から聞いた人のためにもう一回言っておくと、
これは日本経済の資格っていう、
ちくま新書の河野隆太郎さんが書いた新章について、
感想というか、自分で理解したところを
カイツマンで話しているわけですけど、
この本全部で7章あって、今までに、
今喋ったところでたぶんまだね、
1章とか2章、2章までですね。
だから全然進んでいないんで、
あとは全部説明しきれないし、
自分でもまとめきれていないので、
あとはいくつか経済用語みたいなのをね、
自分の中で理解できた部分だけを
2つぐらい話して終わりにしたいんですけど、
3つかな。
1つはルイスの転換点っていうね、
これ多分経済用語みたいなんですけど、
これ何かというと、
労働力が足りなくなると賃金が上がるわけじゃないですか、
今の日本とかね、今そんなに賭けてますけど、
それに明確な転換点があるっていうね、
昔の経済学者が唱えた、
ルイスさんって方が唱えたから、
ルイスの転換点らしいんですけど、
これ最初に言われた第一の転換点っていうのは、
日本でいうところの高度経済成長期ってね、
1970年代前半らしいんですけど、
その時何が起こったのかっていうと、
まずね、遡ること20年前ぐらいに、
戦後ですよね、1950年から70年ぐらいに、
50年、60年ぐらいに、
農村から都市部に
労働力が移行したっていうね、
時期がある、時代があるっていうのは、
なんとなく僕も知っていたんですけど、
それで面白いというか、ルイスの転換点に説明できるのは、
移動が起こっている最中は、
そんなに賃金は上がらないんだけど、
移動が起こり終わって成長が成熟すると、
そこから賃金が上がり始めるっていうね、
そういう現象があるらしいんですよ。
労働力が余っていた時から、
不足する時の
溢れ出す瞬間みたいなね、
その瞬間のことをルイスの転換点って呼ぶらしいんですが、
日本でいうところの、もう一回繰り返しになるかもしれないですけど、
農村から都市部、工業とかね、
工場とかにさ、人がいっぱい移動してきて、
農民だった人たちがみんなね、
会社員になっていた時代っていうのが、
今から5、60年前に
あったと思うんですけど、
移動していたね、
50年代、60年代っていうかは、
労働力が余っているから、
工場もどんどん大きくなって広がっているけど、
それ以上に農村から人が来るから、
うちにそれは賃金を上げなくてもよかったっていう、
上げなくてもどんどん人が集まってきたっていうことですよね。
それが20年ぐらい経って、
1970年代ぐらいになると、
その移動がほぼ完成して、
都市部でね、人がいっぱいあって、
それでその工場とかその会社の拡大っていうのは、
どんどん続いてますから経済が大きくなって、
それによって人が足りなくなり始めるっていう、
その時点が起こると、
そうなってからようやく賃金が上がるっていうのが
発生するらしいんですよ。
それでね、それがルイスの転換点っていう
言葉なんですけど、意味なんですけど、
今はね、ちょうど今の2025年ぐらいは、
そのルイスの転換点の2番目になるのかっていう、
そういう議論があるんですね。
つまり今ってちょっとですね、
本当今年に入ってぐらい最低賃金とかも上がっているし、
ようやく日本もここへ来て、
実質賃金が上がり始めるのかっていう、
期待があると思うし、
残業規制の影響
僕もね、起こるのかなって期待しているんですけど、
この本によるとちょっと身も蓋もないけど、
それはまだ分かんないんですけど、
なぜかというと、
今の賃金が上がり始めた状態でも、
実質賃金的には結構ね、まだ平行線らしいんですよ。
物価が上がった分ぐらいの賃金が上がっても、
実質賃金っていうのは増えてないと。
実質賃金っていうのは全然まだ上がってない。
むしろその物価の方、上がり幅の方が早いから、
実質賃金っていうのは増えてないと。
実質賃金っていうのは全然まだ上がってない。
物価の方、上がり幅の方が早いから、
実質賃金は低下していることすらあるということですね。
もう一つの論点というか、
テーマが、
バブルの崩壊っていうことについて、
バブルの崩壊は多分1990年ぐらいだから、
今からそれも30何年前ですけど、
その時にバブルの崩壊によって日本経済は結構
ダメージを食らったっていうね、
一般的な解釈としてあると思うんですけど、
この本によると、
それも大きいけど、実はもっと大きいね、
その論点をみんなは見過ごしていますというね、
日本経済の死角っていうタイトルの本なんですけど、
見過ごしている死角というか、
その点は何かっていうと、
残業規制だっていうことをこの本は言ってるんですね。
残業規制だっていうことをこの本は言ってるんですね。
ちょうどそのバブル崩壊して、
今からね、それも20何年前に
その残業規制ってね、
出たと思うんですよ。
それまでは、ちょっともう忘れかけてますけど、
僕なんかは世代的にギリギリなので、
基本的な労働は週に48時間あったわけですよね。
つまり週休、ほぼ1日で8時間だから、
違うか、
そうですね、8×6×4×18。
基本的に8時間労働を
週に6日やるっていうね、
今考えるとちょっと信じられないところもありますけど、
そういう時代があったと、
高度経済成長期からバブル崩壊ぐらいまで。
それで、
健康的に、健康だけじゃないけど、
よくないということで、
週40時間減ったわけですよね。
これパーセントで言うと、
20%くらい減ってるわけですけど、
残業規制が日本経済に与えた影響っていうのを、
結構みんな過小評価してますよっていうことをね、
この本では書かれているんですね。
残業が減ったっていうのは、
労働者からするといいことだけど、
経営者とか経済の視点からすると、
労働時間が一気に20%減ったっていうことは、
普通に考えて結構大きなダメージじゃないですか。
バブルが崩壊したことももちろん大きかったけど、
それと同じかちょっと後ぐらいの時期に、
残業規制で労働時間が20%も減ったことの方が、
実は長い目で見たら、
日本経済を停滞させる原因にもなっている、
というふうに思います。
だから、
日本経済を停滞させる原因にもなっているんじゃないですか、
ということですよね。
減らさないほうが良かったとか、
そういうことを言っているわけじゃなくて、
もちろんその残業が減ったことによって、
健康被害が起きづらかったりとか、
働き過ぎで体壊したりとか、
心を病んじゃったりする人も減ったから、
それはもちろんいいことなんだけど、
でもそれ良いことだけじゃなくて、
それによって経済がダメージを受けていますよ、
みんなあまりちゃんと考えていないんじゃないですか、
ということですよね。
それは確かにそうだなと思いました。
次の言葉というか、
名目で最後にしたいと思うんですけど、
平均生産性と、
平均生産性と限界生産性という、
同じような言葉だけど、
全然違う概念というか、
意味の言葉があって、
それによって理解できることが、
全然うまく説明できる自信がないんですけど、
まずその言葉の意味から言ってみると、
まず生産性というのは何かというと、
労働とか人手とか、
資本、お金もそうですけど、
どれだけの投入で、
どれだけの生産物が得られるかというのを表す、
その指標みたいなものですよね。
だから労働者を何人雇ったら、
どれくらいの生産物を得られるか、
車の工場だったら、
1台作るのに何人必要かみたいなことですよね。
平均生産性と限界生産性なんですけど、
平均生産性というのは、
同じ人数、例えば10人だったら10人で作れるね。
今まで10人で1台作っていたのが、
10人で2台作れるようになったら、
単純な話ですけど、
生産性が2倍になったって言えるじゃないですか。
それ自体はいいことなんですけど、
これには平均生産性が上昇しても、
これは限界があるということなんですよ。
何が限界かというと、
そんなに人手がいらなくなる時点が訪れるということですよね。
設備とかイノベーションとかが起きて、
1人当たりの生産性が上がることはいいことなんだけど、
でもそれはいつまでも続かないし、
そのうち人手がいらなくなっちゃう時がある。
これは平均生産性が上がるというのは、
労働者にとってはあんまり別に良くないこと。
労働者にとってはあんまり別に良くないこと。
労働者にとってはあんまり別に良くないこと。
別に良くないというか、
ありがたくはないことではありますよね。
それと比べて、
限界生産性というのは似たような言葉ですけど、
これは全然違う意味合いの言葉で、
限界生産性というのは人を増やした時に、
総生産量がどれだけ増えるかということを表す指標らしいんですね。
生産性と経済の関係
総生産量がどれだけ増えるかということを表す指標らしいんですね。
平均の生産性は、
同じ人数でどのくらいできるかという割合の話でしたけど、
同じ人数でどのくらいできるかという割合の話でしたけど、
限界の生産性というのは分母を増やした時に、
人を一人増やすと、
それをどのくらい作れるものが増えるか、
もしくは10人増やすと、
作れるものがどのくらい増えるかという、
器の全体の大きさみたいな、
コップの大きさみたいなものですよね。
コップ全体の総量が増えないと、
コップ全体の総量が増えないと、
中で働いている人は豊かになれないわけですよ。
今まで10人で100個作っていた工場、
今まで10人で100個作っていた工場、
テレビでも洗濯機でも、
テレビでも洗濯機でも、
10人で100個作っていたのを、
9人で100個作れても、
工場にとっては経営者にとってはいいけど、
従業員にとっては1人いらなくなっているわけだから、
よくないじゃないですか。
限界が上がると、
11人になることによって110個作れるようになって、
11人になることによって110個作れるようになって、
コップの大きさが広がることによって、
どんどん人を投入できる。
人だけじゃないけど資本を投入できる。
これはマクロというか経営の、
経済の大きな視点から見ていることなので、
あまりイメージしづらい面はあるかもしれませんけど、
平均の生産性が上がっても、
従業員の働いている人の暮らしは豊かにならないけど、
その限界の生産性が上がると、
人がいっぱい雇われて、
足りなくなると 給料が上がってということで働いている人のね従業員の利益がちゃんと
なると 大事なのは生産性は大事だけど本当に大事なのは限界生産性だってことですよね
どのぐらいまで作れるかっていうどのぐらいその需要があるかっていうそういうことでも ありますよね
たくさん作れるようになっても売れないんだったら そんなに作らないわけだから
結局人は減らされてしまうと その限界の生産性は何によって上がるのかっていうのを考えてみると消費量のね
さっき言ったその国内の購買力が増えれば 買いたい人が増えるからそれによってね限界生産性があるわけですけど
それを増やすにはやっぱりその みんなの給料が上がっていかないと
購買力は上がらないわけだから これも繰り返しになりますけど
企業が利益をね 従業員じゃなくて自社株買いとかその株主に還元していたのは
短い期間ではちょっとは潤ったかもしれないけど 長い目で見るとどんどんどんどんその全体のね
規模が縮小していくっていう日本経済全体が弱くなっていくっていう意味で 全く賢いやり方じゃなかったっていうね
それもね別に経営者とかだけを責めるわけじゃなくて 全体のトレンドというか
ちゃんとした構造的な原因みたいなのがあったっていうことも書いてあるんですけど そこまで話すとちょっと長くなるので今日はこれぐらいにして
購買力の重要性
終わりにしてみたいと思います ここまで聞いてくださった方がいたとしてどのぐらいね
理解できたのかっていうのは怪しいところですけど このね日本経済の資格っていう本は
経済の入門書というよりにはちょっと難しいけど 今まで語られてこなかったその真相みたいのを語っているっていう意味で
意味でもすごくねわかりやすくていい本だなと思いました 今その裏拍子というか裏のとこ見てるんですけどこの本結構
やっぱ売れてますね 2025年の2月10日に発行されて
4月25日に第5スリが発行されているから2ヶ月ぐらいの間に10判ってね いっぱいスラレスラれているっていう何十万部とか売れているんじゃないかなと思いますが
さっき見たらねあのオーディブルでももうすぐ聞けるようになって 多分12月何日にねオーディブルでもこの本が聞けるようになるってことなんで
多分こういう難しい本はねあの目で読むよりも耳でね 何回か聞いてみた方が頭に入りやすいと思うので
もしそのオーディブル入っている方いたらそれもおすすめです 有料になるのかどうかわかんないけどでもなんか多分ねこれ無料で無料というか
その サブスクの範囲で聞ける
本になるんじゃないかなと オーディブルって本によってその
一個一個ねその購入しないといけないものもあるけど多分この本はそうじゃなくて サブスク内で聞ける聞き放題の中に入っていたんじゃないかなと思いますが
間違っていたらすいません はい
うまくまとめていないですがはい終わりにします ありがとうございました良い1日をお過ごしください
さようなら