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2025-06-24 22:18

そんなに急いで配達してくれなくても大丈夫なのに


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サマリー

音声配信では、急ぎの配達に対する申し訳なさや費用の構造について考察しています。具体的には、Amazonや楽天を通じた配送の効率化や、その影響を受ける労働者について触れています。このエピソードでは、Amazonの迅速な配送サービスが労働者や経済に与える影響を考察しています。また、坂本隆氏の著書を参考にしながら、人口減少と高齢化が進む日本経済の将来予測や過剰配送の社会的コストについても議論しています。

音声配信のはじまりと配送のテーマ
こんにちは、いわみです。
6月23日の月曜日、いかがお過ごしでしょうか。
まためや久しぶりの、1週間ぶりぐらいの音声配信になっていますが、
この音声配信のペースに関しては、たぶんこんな感じでしばらく続くと思うんですが、
その理由については前にも何回か言ったりとか、
音声配信の優先度とか仕事の忙しさみたいなのがあるんですけど、
これについて1回しゃべってみたいなと思うんですが、
まだこれはまとまっていないので、いつかまた会を改めて話してみるということで、
今回はまた思ったことを1つのテーマにまとめて話してみたいと思います。
今日話してみたいことは、配送、Amazonとか楽天とか、他にもいろいろありますけど、
配送について話してみたいんですが、
テーマ、タイトルをつけるとすれば、そんなに急いで配達しなくても、
配達の速度と申し訳なさ
配達してくれなくてもいいのにみたいな、
タイトルじゃないですけど、感想ですけど、
この感想からスタートしたテーマということで始めてみたいんですが、
何の話かというと、最初言った通りなんですけど、
なぜそんなに早く急いで配達しなくてもいいんですかって、
いいですよって僕が思うのかというと、
申し訳なさみたいなのをよく感じてしまうことがあるなと思って、
例えば最近した自分の買い物の例で言うと、
水遊び用、川遊び、海遊び用の防水シューズみたいなのを買ったんですよ。
サンダルを今まで履いて海とか家族で遊びに行くときには、
サンダルを履いていたりしたんですけど、
サンダルって結構砂が入ったりとか脱げたりとかして困るけど、
この間にホームセンダーが普通のツニーカーの薄っぺらいみたいな形の靴なんだけど、
下から水が排水されるみたいな、そういう靴って今流行ってるのかな。
水陸療養シューズっていう名前もあると思うんですけど、
そういうのがいいなと思って、
Amazonとか色々調べて、どうせこれからも使うだろうと思って、
家族3人分のやつを買ったんですよ。
そしたらそれが多分翌日に届いたわけですよね、注文して。
多分その注文したのは土曜日とか日曜日とか、
家族でお出かけをした後だと思うんですけど、
その日か翌日ぐらいにボーっとね、
ちょっと食後になんかのんびりしながらスマホでも見ながら注文したら、
多分それが翌日に届いたわけですよね。
僕がその靴をなぜ買ったかっていうと、
夏休みとかに使えるといいなっていうことで、
多分ね、子どもの夏休みとかにまた川とか海とかに遊びに行くと思うんで、
その時に足を傷つけない靴があるといいなという理由で買ったわけで、
全然急いでないわけですよね。
まだ6月ですから。
でもそんなことはAmazonにとっては関係ないから注文したらね、
はいわかりましたってね、かしこまりました的な感じですぐに届くわけですよ。
よくあることではあるんですけど、また早く来ちゃったなと思って、
その時にちょっと後ろめださというか申し訳なさというかを感じたわけですね。
この気まずさというか申し訳なさみたいなのが何に起因しているというか、
何でこういうことを思うのかなって思うと、
ここまであまり考えたことがなかったんですよ今まで。
何で気まずく思うんだろう。
改めて考えてみると、僕が申し訳ないなって思っているのは、
別にAmazonという会社でもないし、
発注をした靴の会社、多分これ中国メーカーとかそんなやつだと思うんですけど、
その会社でもなくて、僕が申し訳ないなって思っているのは、
ピンポイントでそれを配達してくれるドライバーさんに対してだったんですよね。
さらによく考えてみると、僕が翌日発送してくれって言わないのに翌日届いたことが、
果たしてドライバーさんにはどのぐらいの負荷にかかっているのかっていうのは、
それはよく分からないですよね。
Amazonとかのシステムがすごい効率化していて、
勝手に届くっていうね。勝手には届かないけど、
そんなに僕らが思っているほど、ドライバーさんは日々行っていない可能性っていうのは、
もちろん考えられるし、多分そうなんだと思いますけど、
それでもね、もし夏休みに使う靴を、別に6月のね、
6月じゃなくてもいいけど、ゆっくり行っても1週間とかね、
別に2週間くらいかかってもいいものをすぐね、クリックした翌日に届く。
翌日に届けなくても良くなったら、
その現場のドライバーさんたちはどのぐらい楽になるのかなっていうのはね、
配送コストの構造と労働者
これはね、想像するというか、多分計算するのがすごく難しい、複雑なね。
今多分そのサプライチェーンみたいなのがすごく複雑化しているから、
そんなに単純な話でもないなとも思うわけですよ。
僕みたいにちょっとこの早すぎる配送にね、申し訳なさを感じている人は多分一定数いると思うんですけど、
多分そういう人たちが別に急がない配送をしてもいいですよって言ったとしても、
そんなに全体のコストみたいのはそれほど下がらない可能性がある。
なぜ下がらないのかっていうと、
まず一つは急ぐ人と急がない人に仕分けるコストみたいなのが別にかかってきてしまうということもあるなと思ったんですよ。
つまり今は別に急いでいようがいまいが、とにかく最短で届けるっていうね、
ものすごいせっかちな人みたいなシステムがもう完成していて、
その中でプライムだと翌日届いたりとか、お急ぎ便みたいなチェックを入れられたりするっていうシステムがあるから、
だから速さをブーストする機能はあるんだけど、逆の遅い方にブーストというか、
速度を低下させるシステムっていうのは多分ね、僕が知る限りあんまりないと思うんですよね。
ちょっとあるのかもしれないけど。
でも基本的にはそれは別に、早いに越したことはないっていう人が多いせいだと思うし、
もしくはそれを遅くすることのコストの向上みたいなのがそんなに少ないのかもしれないっていうことはあります。
ここで話をちょっと変えて、これいつからこんなにコストが、送料が無料なのに翌日に届くみたいな、
ちょっと前からしたらあり得ないような構造がいつから当たり前になったのかなっていうのを考えてみたいと思うんですよ。
僕今住んでいるのは高知県なんですけど、それほど都市部から離れたどいなかっていうわけではないけど、
でもやっぱり大きなセンターがあるようなところからはずいぶん離れているし、橋も渡らないと四国来れないですからね。
そんな場所でもそんなにメジャーでもないような水陸両用シューズを頼んだら、
翌日にすぐ届くっていうのはこれはどういう構造なんだろうなって思ったりもするわけですけど、
ここでは構造には触れずに、いつからこういう風になったのかみたいな背景みたいなものを考えてみると、
これ一言で言うと、別に早くなったのはお客さんだけのためじゃないっていうことはあるなと思ったんですよ。
お客さんだけのためじゃないっていうのはどういうことかっていうと、
顧客ファーストみたいなことよりも実際、実質的には多分企業同士の競争がそれを加速したみたいなね、
そういう側面の方が大きいなと思うわけですよ。
ちゃんと調べたわけじゃないけど、でも多分そっちの方は妥当だし、納得感があるなと思って、
多分それほど間違っていないと思うんですけど、
そもそもはお客さんに早く、注文したお客さんに早く届いた方が便利だから、なるべく早く届けましょうって、
そういうビジョンというか目的で始まったことなのかもしれないけど、
でもある程度2日か3日で届けばほとんどの人は満足なわけで、今まで3日で届いてたやつが2日で届くこと、
もしかしたら翌日に届くことで、それほどそんなに求めているお客さんっていうのは果たしてどれぐらいいるのかっていうと、
早ければ別に来てもいいけど、早くなくても全然困らないよって人の方が多分大半だと僕は推測するんですよ。
にも関わらず多くのね、Amazonとか楽天とかも、この場合はだからどっちなんだろうな。
大和なのか佐川なのかみたいな、郵便局なのかみたいな、そういうことかもしれないけど、
でも結局早く届けてくれって言っているのはそのECサイトというか、その注文を受けている方のショッピングサイト側の要望みたいなのがあると思うから、
配送している大和とか佐川とかはそれに合わせてシステムを構築したりとか人を増やしたりとか、そういうことなんだと思うんですけど、
でも結局はお客さんのためっていうのはある程度まであったけど、それ以上行くと、あとは企業同士の競争力のためにこっちの方が早いぞみたいなね、
そういう、だからどんぐりのセークラブじゃないけど、そういう競争でさらに劇化したみたいなね。
こういう構造っていうのはいろんなところで見られると思うんですけど、ECサイトの配達っていうところでも構造ができていたと。
それでね、早いに越したことはないっていうのは僕も思いますけど、
でもね、それは別にただで早くなっているっていうのはね、これは短期的には正しいかもしれないけど、結局そのコストはね、
翌日に届いて無料で届けてくれるっていうコストは、結局誰が支払っているのかっていうのは結構重要な視点なんですよね。
よく考えてみたらすぐにわかると思うんですが、例えば今までね、一つの配送で300円とか400円とか買ってきたやつがAmazonだと無料になっていると。
Amazon得じゃないかってね、何年か前、10年ぐらい前はね、みんな驚いてどんどんAmazonを使うようになったと思うんですけど、
そのコストはね、誰が払っているのかっていうと、段階がいくつかあると思うんですが、まず一つは労働者ですよね。
具体的に言うと、労働者が国企使われることによって、そのコストが圧迫されていたというか、コストが転換されていたみたいな、そういう現象ですよね。
同じ給料で今まで100件届けていたやつを、だから150件届けなくなったみたいな、そういうことだと思うんですけど、
佐川とかで一回ね、以前には話題になったね、問題になったこともありますけど、労働がきつすぎるとか、過剰労働みたいな、過剰配送みたいなのが問題になって、
それが今どのぐらい改善されて、解決しているのかまではあんまり出てきてないですけど、
多少は解決しているのかもしれないけど、でもおそらくそんなに完全には解決していないんじゃないかなと思っていますが、
過剰配送の最初のコストの支払い元はどこかというと、労働者という話ですけど、
僕最初にそんなに急いで配達されると申し訳なさを感じるという感想を言ったんですけど、
ただ申し訳ないだけじゃなくて、結局自分たちにも返ってきているなと思うからでもあるんですよ。
労働者にそのコストが跳ね返ってきているということは、めぐりめぐって自分たちもそのコストを支払っているということになると思うんですね。
あんまり直感的にはわかりづらいというか、感覚的にはそんなことはないと思うかもしれないけど、
でもちょっとだけよく考えてみると、やっぱり自分もそのコスト払っているなと思うんですよ。
例えば、これは今言ったのは運送業の話ということも言えますけど、
でもそのコストが圧迫されているのは別に運送業だけに限らないじゃないですか。
飲食とかサービス業とかも安い値段ですごいいいサービスが受けられるっていうね。
日本は特にその傾向はまだ終わってないと思うんですけど、
前もファーストフードとかで、日本のファーストフードは安いのに、
なんでこんなに店員が丁寧に応対してくれるんだみたいな外国人の驚きみたいな話題になっていたことを記憶していますが、
つまりいいサービスが安く受けられるというのは一見素晴らしいことのようにも思えるんだけど、
その裏にはそれをコストを支払っている人がいるわけで、
消費者とコストの関係
そのコストは消費者だったら完全に支払っていないのかって言われたら、全然そんなことはないと思うんですよね。
消費者がどうやってそのコストを支払っているのかというと、
消費者の多くも何かしらの労働をしているわけですから、
自分の労働の対価も同じように安くなっている場合は結構ありますよね。
だからAmazonの商品を買っている人本人は、
例えばレストランとかファーストフードで会社員とかをやっていたりすると、
そこにコストが結果的には跳ね返ってくる。
本来だったらもう少し高く、他の国だったらもっと高くしてもいいようなサービスを、
日本だと競争が激しいからどんどん安くしていって、
その分でその利益率が下がっていくと、結局そこで働いている人も厳しくなる。
だからそれがいろんな業界で起きているという一つの現象というか、
構造的な問題だとすると、Amazonの配達が早くて安いことは必ずしも得なことじゃないんだという、
この視点は僕は大事だと思っているんですよ。
坂本隆氏の経済予測
最近読んだ本で、ちょっと面白いことが書いてあった本を紹介したいんですけど、
この本は本当の日本経済、データが示す、これから起こることという、
2024年の10月に公談社から出た新書ですね。
坂本隆さんという方が書いた経済に関する本なんですけど、
この本の要点というか何を書いている本なのかというと、
タイトルがあるようにデータをいろいろ分析して、日本の経済のデータを分析して、
これから日本では何が起こるのかというのを予測した本なんですね。
この本によると、日本の経済はどうなるのか、日本の経済だけじゃないですけど、
日本の社会はどうなるのかというのを予測すると、まずは人口が減って高齢化が進んで、
人手を介したサービスがどんどん人手不足になるという傾向が続くというのがまず一点ありますよね。
この本の特徴というか、基本的に言っていることは、僕が捉えたことでもあるんですけど、
他の本とはちょっと違うなと思っていて、他の方の日本経済予測の本とは、
本というか意見とはちょっと違うなと思っているところがいくつかあって、
それが何かというと、これからの日本経済はある意味ではそんなにだから悪くないですよということを、
今までだとよくあるのは、これから日本はどんどん少子高齢化が進んで、
働き手も少なくなって、どんどん貧しくなっていきますよみたいな論調が多かったと思うんですけど、
この本当の日本経済という本だと、必ずしもそればっかりじゃないよということを結構強調して言っているんですよ。
なぜそんなに悪いことばっかりじゃないのかと言っていると、
一つ一つには労働者の価値が高まるということですね。
労働力の売り手市場みたいなことを言いますけど、
だから給料とか時給とかはこれからどんどん上がっていくし、環境も改善していくと、
それはそうやって労働者の環境を改善しないと人が集まらないから、
今だから企業がそれを頑張ってやらなきゃ生き残れない段階に入っているということを言っているわけですよ。
この本は半年ぐらい前に出た本で、わりと話題になっていたと思うんですね。
何かで紹介されていたので、僕も読んでみようと思って読んだんですが、
でも結構書いている内容は納得感があるというか、
今までは結構日本の将来は暗いですよという論調が多かったけど、
でも本当にそうなんですかというのをよく考えてみると、
この本で書いてあるようなことは、
労働者が減っていくことで時給とか給料は上がる側面もあるから、
過剰配送のリスクと未来
必ずしも悪いことばかりじゃないですよという。
もちろん需要自体も減っていくわけだから、
消費者が減っていく、頭数が減っていくわけですから、
必ずしも全部バラ色の未来ということは言っていないんだけど、
両面がありますよということを言っていて、
これはすごくその通りだなと思ったわけです。
このことを今まで話してきたAmazonとかの配送料無料の翌日に届くみたいな、
それが日本全国で起きている問題とどうつながっていくのかというのを、
これ今喋りながらつなげてみようと思うんですが、
この過剰配送みたいなのは多分そのうちなくなっていきそうな気がする。
完全にはなくならないけど、もう少し緩やかになるなというのは
多分想像できると思うんですよ。
それはその分のコストが企業にもかかってくるわけだから、
今まで翌日届けていたのが2日後3日後になるのが当たり前みたいに、
ちょっと緩やかになることは結構あるなと思って。
僕としてはそれで全く構わないというか、
同じように考えている人もそれなりにいるんじゃないかなと思うわけですね。
もちろん急ぎで届けてほしいものもあったりとか、
急いで届けた方がいいものも多分あるんでしょうけど、
それをちゃんと選べるといいなと思ったわけですよ。
今でもちゃんとお急ぎ便というチェックを外せば、
それなりに急がない便みたいになると思うんですけど、
それでも多分2、3日後に来てますよね。
僕が言っているのは急がないやつだったら、
本当に別にいつ来てもいいことなんですよね。
難しいのは本音で言うと早いに越したことはないっていうのもあるし、
送料無料っていうのはありがたいなと思うから、
送料無料はなくさないでほしいなっていうね、
ちょっとここは矛盾している面もあるんですけど、
でもその一方でそのコストが巡り巡って自分たちにも返ってきているとしたら、
そこは何とかしたほうがいいと思うし、
すごく矛盾した感情ではあるんですけど、
最後にまとめ的なことを話してみると、
今どっちかというと過剰気味になっている配送状態が、
もう少し緩やかなところに着地するっていうね、
この着地の方法みたいのは結構まだどこの国もね、
到達してできていないようなポイントな気がしていて、
これを過剰配送から、コストが巡り巡って社会に回っている状況から、
だんだんそれを緩やかにして、
しかもその企業とか消費者にもそんなにデメリットというか、
悪いことが起こらないように何着陸というか、
ところにお互いにとっていい場所に落ち着けるみたいな、
その着陸方法みたいのはすごく頭をつかないとできない気がするし、
すごく難しい操作というか、オペレーションな気がするんですよ。
別にあまり結論にはなっていないですけど、
政治家とか学者さんとか、頭のいい人たちには、
そういうことも多少考えてほしいなと思ったという、そんな話でした。
気まぐれで注文したAmazonのポチッと注文が翌日に来るのは、
一見便利なようだけど、
結果的にはそれは自分の暮らしにも跳ね返ってきている面もあるから、
ここをもうちょっといい塩梅に着地させていくことは、
これから人口が減っていったりとか、
高齢化して労働力が減っていく社会では大事なポイントなんじゃないかなと思ったという話でした。
今日はこれで終わりにします。ありがとうございました。
良い1日を過ごしください。さようなら。
22:18

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