00:04
スピーカー 1
おはようございます。VTuberヨシヨシ先生の仲の人、カグアです。 自分の作品がファンに届かない。届いたけれど、配送で低評価がついた。
クリエイターが直接販売するのであれば、ファンに届くまで気が抜けませんよね。 今日はそんな心配事が増えてしまいそうなニュースと、リスクに対する私なりの考え方をお話しします。
それでは早速いってみましょう。今日の話題があなたを変える。
この番組は、マーケターとして20年以上フリーランスで活動しています。 カグアがネットで好きなことで稼いでいく、クリエイターエコノミーについてゆるーりと語るラジオ番組です。
ポッドキャストアプリや音声配信アプリで配信していますので、ぜひお好みのアプリでいいね登録フォロー。
そして最近メルマガの方も始めました。同じものを配信しているんですが、メルマガ限定の情報なども配信していこうと思いますので、無料ですのでよかったら登録してみてください。
今日はリスク対策、それから品質管理という話題になります。ぜひ最後まで聞いてください。
いやー物流ね今年末で本当に業者の皆さん大変ですよね。本当にいつも頭が下がります。
ただねこんなニュースが入ってきました。 毎日新聞ですね。毎日新聞の2021年12月11日の記事です。
スピーカー 2
1日200個荷物に殺される過酷さます宅配ドライバーの実態と。
スピーカー 1
新型コロナウイルスでかでインターネット通販の需要が高まる中、個人事業主として働く宅配ドライバーから長時間の過密運行を強いられた。
一方的に契約を切られたといった悲痛な声が上がっていると。 いやー本当ねコロナ禍で物流が増えたらもう間違いないんですよね。
そういう中では2016年にアマゾンと佐川さんが契約を解除したっていう頃あたりからおそらく個人事業主の方のそういう契約ドライバー的な物流が多分増えてきたんじゃないかなと思うんですよね。
スピーカー 2
佐川さんとアマゾンが契約をなしにしたっていうのはね、結構当時本当大変なんだろうなっていうのを思ったのを今でも覚えてます。
その頃から個人事業主の方とかアマゾンが用意した物流事業者とかがそれを支えていたわけですけど、やっぱりその頃から若干宅配に関する低評価というか品質についての声はやっぱり聞くようにはなってきちゃったんですよね。
03:02
スピーカー 2
で、やっぱり大変なんですよね。すごい。横浜市の男性、今年9月頃、過大な仕事を押し付けられずっと運転し続けている。このままでは事故を起こしたり倒れたりして荷物にされるかもしれないということですね。
個人事業主の方で宅配されてる方ってガソリン代とかそのあたりも全部自分持ちなんですよね。なのである程度給料が良くても差し引くとやっぱり半分近くぐらいになっちゃうんですよね。だから本当事故負担が多いので大変なんですよ。
実際、過去に、個人事業主の方でなくても、例えば郵便局でさえもこういうことがあるわけですよ。2020年1月23日、朝日新聞。郵便物配達せずに隠した疑い。男を書類送検。面倒だったと。
神奈川県警は23日、横浜市の西亜郵便局に勤務していた男性を郵便法違反の疑いで書類送検したと。2003年から2019年まで2万4千通未配達の郵便物が見つかったと。いや恐ろしいですよね。恐ろしいですよね。
スピーカー 1
でもね、日本の物流って、ある意味日本人のモラルで支えられてる、生前説でできてる仕組みなんですよね。
ですから、本当にクリエイターが責任を持って届ける物流を管理するっていうのであれば、やっぱりね、今ほら、街中に受け取りボックス増えてるじゃないですか。Amazonのとか、プドウとか楽天のとか。
スピーカー 2
受け取りボックスで受け取ってもらうのが多分一番確実だと思います。受け取りボックスって要は、受け取る人本人がほら、スマホでピッピするじゃないですか。
スピーカー 1
もちろん、大和さんとか業者さんが宅配、家まで持ってって受け取ってもらうっていうことをするのもいいんですけど、それって要は業者さんがピッてするじゃないですか。
でも受け取りボックスは受け取る人がピッてするので、一番パーフェクトなんですよね。
スピーカー 2
受け取りボックスで再配達もないので、環境負荷的にも受け取りボックスを推奨するのが一番僕はお勧めだと思っていて、今本当に増えてますから、受け取りボックスは本当に楽でいいですよね。
だから本当に物流って、配送する人が末端を本当に100パー管理できるわけじゃないっていうのは永遠のテーマなんで、クリエイターが直接配送するんであれば、やっぱりそこは決定ではないですよ。
06:07
スピーカー 2
決定ではないですけど、常に関心事としては気にかけるべきかなということは思うんですよ。
ちなみに私、フリーランスとして収益的につらかった時、実は深夜の黒猫山とのアルバイトしたことあります。
本当に物流すごいんですよ。
僕が行ったのは、いわゆる各地にあるターミナルなんですよ。
スピーカー 1
ハブと呼ばれる。
スピーカー 2
そこで深夜に大型トラックが次々と来るわけですよ。
地方からね。
そこで集約されて、今度はそこの集約されたところから各地域のお店に物流が運ばれるんですね。
そこの時にあっちゃいけないのは、本来届くものがそこでロストしちゃうとか、もしくは届ける人がやっぱり盗んじゃうっていうところなんですよ。
それをどうやって防いでるかっていうのがちゃんと仕組み化されてるんですよ。
ヤマトさんは本当にすごいと思いました。
途中途中を運ぶ業者って、実はヤマトさんじゃない場合も結構あるんですよ。
スピーカー 1
ハブからハブまで運ぶっていう長距離トラック運送業者の方が、実は代行してることが結構多いんですね。
スピーカー 2
当然それヤマトさんの社員じゃないですから、100%信用するわけにはいかないわけですよ。
ちゃんと確認する仕組みを導入しなきゃいけないわけですよ。
その時にリボンを渡して、要は封印ですよね。
封印を確実にするっていう仕組みがあって、そこをちゃんと確認するようになっています。
そこの僕、作業を受け持ったんですよ。
大変ですよ。
深夜でしたけど、緊張感が一切途切らすことができなかったですね。
本当に、要は1個ロストしたとしても、送った人、受け取る人、両方の人生に関わるわけじゃないですか。
本当に緊張感がものすごくありました。
ある程度収益が戻ってきたんで、数ヶ月で辞めましたけども、
いやー、あれは本当に頭が下がる思いでしたね。
物流が増えてくれば来るほど、そういうクオリティを保つのが当然大変になってくるわけですよ。
ただ、日本の人口って減るじゃないですか。
ですから、どういうことが言われているかというと、例えば海外の場合、中国とかですと、
団地とか集約的に運べるところは、団地とかのターミナルでボンといろんな業者がまとめて置いていって、
09:07
スピーカー 2
その団地の担当の人がいろんな事業者のものをパッパパッパ配るっていうことをやるそうです。
スピーカー 1
だいたい1日500個から700個ぐらい配達できるということで、中国では機能してるっぽいんですよね。
スピーカー 2
でも、やっぱりそういうふうにターミナルが増えれば増えるほどロストする確率って当然増えてくるし、
生前説が前提なので、そこの仕組み化が本当に大変なんですよ。
ですから日本の国交省も実は2016年にそういう実証実験やってるんですね。
その実証実験の結果は効率が良くなるってことがだいたいどの地域も出てるんですよ。
ただやっぱり結論としては、そのシステムが整わない限り厳しいよねっていうのでだいたい帰着してるんですよね。
そう、だからこの流れって社会全体で環境負荷も含めると、やっぱり社会全体で議論すべきことなんですけど、
スピーカー 1
ただトレンドとしては多分品質低下の圧力は早々上向きにはならないとは思うんですよね。
そういう意味ではクリエイターができること、できることはやっぱり指揮位置を設定しましょうってことですね。
スピーカー 2
配送に関しての低評価が何パーセントになったら確実に行動するとか。
だから1件、2件とかでまだ大丈夫だっていうのであればいいんですけど、やっぱりそれがトレンドとして
スピーカー 1
何か最近増えてるなっていうのを分かるようにちゃんと数値管理して、何パーセント?
スピーカー 2
1月に10件売上があった時に、1件なら1件がポツポツ不定期に出るならまだしも、毎月2件出るようになったらダメだとか。
そういう数字で行動の判断基準を設定するといいと思います。
ネット通販について物流というのは実はもう永遠のテーマなのでちょっと厚く語ってしまい、時間がだいぶ押してしまいましたので、
またこれはいつか機会を変えてお話ししたいと思います。
スピーカー 1
というわけで今日はちょっとリスクマネジメントという話なので重たくなってしまいましたが、
でもこれ社会的にもみんなで考えなくちゃいけない問題だと思いますので、今後もレポートしていきたいと思います。
スピーカー 2
本当、事業者の方、皆さんいつもありがとうございます。
というわけで今日1日、皆さんにとって素敵な1日でありますように。
スピーカー 1
それでは皆さん、いってらっしゃい。