AIの影響と誤解
こんにちは、いわみです。
5月30日の金曜日、いかがお過ごしでしょうか。
今ね、うちの目の前でね、家の解体工事が始まってですね、めっちゃうるさいんですよね。
今ちょうどお昼休みで、作業員さんたちがいなくなったので、その隙にね、久々に音声を録ってみようと思って回しています。
あまり時間がないので短く思っていることを話してみますが、
よくAIで仕事が奪われるって、毎日のように言われていると思うんですけど、ネットみたいにね、テレビでも言われているのかもしれないし、
特にライターとか、エンジニアとかプログラマーも言われているのかな。
そのAIが今すごい進化している分野、そこに携わっている人の仕事はなくなりますよ、みたいなね、言われ方をしていると思うんですけど、
実は僕は最近思っているのは、案外そんなこともないんじゃないかっていうことを、
ここ数日間の間に感じたことがあったので、それについて、そんなに明確に言語化できるわけじゃないんですけど、
なんとなくぼやっと思っていることを、じわじわ広げてみようかなと思っています。
まずなぜ僕はそう思ったかというと、AIによってそんなに仕事は奪われないんじゃないかって思ったかということですけど、
一つには、みんなそんなにまだAIの使い方がわかっていないっていうことがあると思います。
AIがすごいってね、確かにすごいしなんでもできちゃうんですけど、それを使ってちゃんと仕事に結びつけられている人っていうのは、実はそんなにいない気がしていて、
いきなり変な話を言いますけど、多分ね、AIの進化で一番利益を得ている人が誰かっていうと、
AIを作っている人っていう話は一回置いておいて、AIを使って誰が一番得しているかって考えると、
僕は実はね、悪いことをしている人だと思ったんですよね。
最近、証券会社のフィッシング詐欺とか、メールでもフィッシング詐欺を話題になっていますけど、
詐欺がなんで巧妙化したかっていうと、多分AIによって文面とかがめちゃめちゃ巧妙化して、しかも数もめちゃくちゃ打てるようになったからっていう面が多分大きいんですよね。
なぜたくさん数が打てて、すごい生徒の高いね、多分あれやっているのは外国人が多いらしいんですけど、日本はめちゃめちゃ狙われているらしいんですよね。
実際にデータがあって、新しい種類の詐欺の数というか比率を見てみると、8割ぐらい、80%は日本だったっていうニュースが今日ありましたけど、
日本が騙されやすいっていうか、お金を持っているっていうのと騙されやすいみたいなことがあるみたいですけど、
あともう一つ大きいのは、日本語はね、今まで外国人だとAIとかで作ってもAIっぽい文章しか作れなかったんだけど、
最近は本当にね、人間が書いているのと見分けがつかないような高性能な文章が書けるようになったっていうのが一つ大きな理由としてあるらしいんですね。
業務の変化と適応
だからそういう意味では、悪いことをしている人は今AIをめっちゃ活用しているってね。
それで僕はね、実際はその真っ当に仕事をしている人で、AIを使って仕事が増えたとか稼げている人っていうのは、実はまだそんなにいない気がしていて、
あるとしたらそのAIの使い方を指南しているっていうね、そういう人は多分今仕事が増えたりとか注目されていますけど、
それ以外の人は基本的には今の流れに追いついていこうと必死に情報を追っているだけで、その情報を生み出している人が今ね、儲かっているというか利益を得ているんじゃないかとね。
多分そこぐらいですよね。情報を得て、AIの使い方とかを必死で学んでいる。僕も学んでますけど、それを得ている人が何か変化があったかっていうと、
僕の観測範囲だとそんなにね、変わってないというか、一時期ね、ちょっと仕事が減ったかなと思った時もあったんですけど、でもやっぱりね、その仕事の質が変わるだけで、そんなに仕事自体がごっそりなくなるってことは、まだそんなにないなと思っているんですよ。
そうは言ってもね、AIが進化して全然変化がないって言っているわけではもちろん全然なくて、変化はすごく起きているんだけど、その今起きている変化を全部が全部ね、AI質量みたいなのにね、結びつけない方がいいなって思っているっていうことでもあるんですよね。
プログラミングをね、コードを書いたりとか、ライティングで文章を書いたりするっていうのは、AIを使うとね、あっという間にできるわけですけど、今までよりもその精度が上がっていて、そのままでも出せるんだけど、でもね、やっぱりそれの価値というか、ちょっとここはね、まだうまく言えないんですけど、何か別の仕事に例えてみると、
例えば、自動車が登場したことによって、多分当時の馬車とか、人を運ぶ仕事に就いていた人の仕事はなくなりましたよね。
でもその人たちが何もすることがなくなったかっていうと、多分ね、似たような別の仕事というか、もしくはロボット掃除機が出てきたことによって、掃除夫の仕事はなくなったかっていうと、多分あのだだっぴろいショッピングモールとかの床を掃除する人の仕事はなくなったと思うんですよ。
そういうのは多分夜ね、夜なのか知らないけど、大きな掃除機をガーッとやっていれば、カーペットみたいなね、ああいうのを掃除していた人はいなくなると思うんですけど、でもああいうところをたまにちっちゃいハンディの掃除機を持ってずっと回っている人を見ることもあるから、ロボットでやりきれないところをやる人も増えたわけだから、完全にはなくなっていないと思うんですけど、
つまり何を言いたいのかというと、ロボット的なね、ここではAIですけど、それが登場したことによって、そのピンポイントでね、それを代替される仕事の人は、その仕事は1回というかなくなるんだけど、
その周辺業務みたいなのが絶対生まれてきて、そこにね、つくことは全然可能だし、割とチャンスもあるなと思っているんですよ。
ライターという職業でいってみると、それが何に当たるのか、AIによって代替されるっていうのは、調べること、調べてまとめること、書くこと。
だから、それだけを生業としている人の仕事はなくなるんですけど、でもね、それだけを生業にしている人ってそんなにいないような気がしていて、つまりやっぱりね、もともとライターっていう業務には他のいろんな周辺業務がくっつくわけですよね。
その仕事をね、何かの仕事が生まれてから、それが回ってきて、いろいろ調べたりとか書いたりとかやり取りをしたりっていう、その中の文字を書いて、情報を調べてまとめて文字に書くっていうところが、すごいパワフルなマシンが登場したことによって代替されてきたわけですけど、代替され始めているわけですけど、
でもね、なんとなく言いたいことがはっきりしてきましたけど、今までその仕事をライターに振っていた人がAIが登場したことによって、それを全部自分でできるようになるかって言ったら、やろうと思ったらできるんだけど、それね、結構ね、大変なんですよね。
例えば仕事の大元があってね、ディレクターみたいな人がライターに仕事を投げるっていうその工程があったときに、AIが出てきたからライターいらなくて、俺自分で一人できちゃうわっていうことはあるんですけど、でもね、そうするとディレクターの仕事がね、増えるんですよ。
まあわかりますよね、今までその100あったうちの30とか40をディレクターがやっていて、残りの70ぐらいをライターに振っていたと。それでそのうちの50ぐらいがAIで代替できるようになったとすると、でもAIでできない部分が20ぐらい残っているっていうことになりますよね。
それを全部発注側がやるのかっていうと、結構それ大変ですよっていうことなんですよ。
今僕の周りの仕事とかを見ていると、それをやろうとしている業者というか企業も多分ありますけど、多分これそんなに続かないだろうなっていうか、結構大変というか、だから今起きていることは一番下流の下層の下の方の流れの仕事がなくなっているっていう現象は確かに起きているんだけど、
それを一個上流にいる人が全部楽になるかっていうと、そうじゃなくて、今起きている現象は多分下流の仕事がAIに置き換わったことによって一個上流にいる人の仕事は増えているっていう現象が起きている気がするんですよね。
新たな仕事の創出
それによって別に上流にいる人のお給料とか取り分は変わっていないわけだから、多分今ちょっと歪んだ構造というか、一番下にいる人が淘汰されて、その次の上にいる人が大変になっているという状況で、多分次に起こる流れとしては、ちょっとこのままじゃやってられないから誰か手伝ってくださいっていうね、そういう仕事が発生すると思うんですよ。
だから今まで上流、中流、下流みたいに三つで分かれていたとすると、下流がなくなってその中流の真ん中のミドルの仕事のボリュームが増えたと、今みんな中流に集まってきているっていうそんな現象が起きているなと思うんですよ。
もうちょっと思考が行き詰まってきたんで、今言ったことを簡単にAIに投げてみたら、すごくきれいに整頓してくれたんで、それを元に話を続けてみると、上流、中流、下流って話を何となく思いついてしましたけど、具体的に分けてみると、上流っていうのはテーマを決めたりとか企画を立案すること。
中流っていうのは実際に記事を書いたりとか、事実確認とか他のところと連携したりとかそういう仕事で、一番下流の仕事っていうのは作業の仕事ですよね。文字起こし構成チェック、入稿、画像。
それで今上、中、下に分けたうちの一番下の仕事が自動化されていると。そこにいた人は到達されているかもしれないけど、現象として今はその真ん中の中流にいる人の仕事が増えている、膨らんでいる。
今ここに負担がかかっている現象としてそういう状況が起きている場合があると。今後起こり得ることっていうのは、上流と中流が膨らむっていうね。
下流が消えて、さらに時間が進むと、その中でまた上、中、下って分かれていくんじゃないかと予想が立つんですよ。
これはいろんな見方というか視点があって、一つにはやっぱり人間の視点じゃないと補えない部分があるっていうね。人間のできる仕事が残るっていう視点もあるし。
それともう一個別の見方として、結局人間は人間と仕事がしたいっていうね。そういう状況的な感情的な問題もあるような気がしていて。
例えばね、文字でもいいですけど、わかりやすくすると写真とかイラストが必要だったときに、今までだったら人間が写真を撮ったりとか絵を描いたりとかしていたのが、
それがね、生成AIの生成で大体できることになったときに、それで今までその仕事を振っていた、ここに載せる写真とか絵を描いてくださいとか撮ってくださいって言っていた人が、完全にそれを一人でやるようになるのかっていう話ですよね。
クオリティとしては全然できるし、むしろAIの方が高い場合もあるんだけど。
でもなんかそこにはね、足りない部分が残るというか、AIっぽいコンテンツが物足りないっていうそういうのもあるけど、もっと根本的にね、なんか一人でやってじゃつまらないみたいな、そういうことがね、今起きている気がするんですよね。
今日の話はね、結論が見えてこないというか、自分でも喋っていて何を言いたいのかだんだんわからなくなってきたんですけど、一つ無理やりその結論じみたものをひねり出してみると、今の僕の感覚としては、AIによって大きな意味での失業者っていうのはそんなに出ないっていうことを多分言いたいんですよね。
そのピンポイントの床を掃除していた人とか、馬車で人を運んでいた人の仕事はなくなるかもしれないけど、その人たちが何にもすることがなくなるかっていうと、そんなことはなくて、別の新しい仕事が生まれて、みんなは多分そこに流れるっていうことですよね。
仕事の枠組みの変化
だから別の言い方をするなら、仕事っていうね、その人の営みみたいなものの枠組みみたいなのが、結構グラグラ揺れている最中だと思うんですよね。
入れ替えというか置き換えというか、その全体の構造が一回溶けて流動的になっている。
個人的な僕のライター業っていうことで考えると、下流の文字を書くっていうね、文章を書くっていう仕事はもう置き換わるし、そこはもう諦めた方がいいと思うんですけど、
でも別に文字を書くっていうのは、物理的にただテキストを並べるっていうことだけじゃないじゃないですか。
そこにはその読む人がいて、その読む人が何かを感じ取ったりとか、何か情報を伝えたりするっていう、そこがあるわけですよね。
言い換えてみると、人に物を考えさせるというか、考えたことを伝えるみたいなね、それがだから抽象的なライターの仕事だと思うんですけど、考えることっていうのはなくならないんですよね。
だから今よく言われているように、AIを使いこなさないとどんどん仕事がなくなりますよって、失業しますよって言われているけど、あんまり鵜呑みにしないほうがいいなと僕は思っていて、
失業する云々ってのは、多分ピンポイントの職業とか作業レベルの話で、だからそこに特化したね、専門的な仕事はなくなるかもしれないけど、仕事の数は変わらないというかむしろ増えたりとか、
全体で流通しているお金みたいにね、その量も別に変わらないし、むしろ増えていたりするじゃないですか。
そのお金の流れているところ、どこに自分がポジションを取るのかっていう、今そういう段階なんじゃないかなという気がしていて、そんなに失業とか恐れることはないんじゃないかなと思ったという、そんな話でした。
まとまりませんが、終わりにします。
お聞きいただいてありがとうございました。
良い一日をお過ごしください。
さようなら。