1. デザインと社会
  2. #32 AIについて
2022-12-07 28:33

#32 AIについて

今回はAIについてがテーマです。Midjourney、ChatGPT、Designs.aiなど、イラストも文章もデザインもAIが生成してくれる現状で、クリエイターはどういう立ち位置で向き合っていくべきか、ということを考えながら話しました。

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こんにちは、シロクロの伊藤です。Podcast32回目。今回は、AIについて、というテーマで話したいと思います。
今日は、2020年12月7日、水曜日です。よろしくお願いします。
AIについて、最近すごい流行ってますよね。AI、画像生成サービス、MidJourneyとか、各サービス、ツール、いろんなものが出ていて、
要は、自分で絵を描かなくても、自分で命令や指定を与えれば、それに応じた画像を生成してくれるという。
なんか、下絵を描いてアップロードしたりとかもできるみたいですけどね。
それが今、すごい流行っていて、数日前にChatGPTっていうのが出てきて、出てきてというか、リリースされたのはいつなんだろう。
このタイミングなのか、見つかったのがこのタイミングなのか、ちょっと不明ですけど。
これはイラストではなくて、テキストを返してくれるサービス、チャットですよね。
非常にこれが高性能でよくできていまして、例えば、何々について教えてくださいとか、いわゆる辞書とか、
筆記的な使い方もできるし、もっと単体についてではなくて、これとこれの違いについて教えてくださいという質問にも割と的確に返答してくれて、
あるいはこういう考え方について教えてくださいとか、割と抽象的な話も答えられるし、
あとは面白い使い方としては、技術的な質問、各言語の例えば何々という言語の可変変数について教えてください、
コードの具体的な書き方も例に示して教えてくださいというと、きちんとそれに応じてサンプルコードも出してくれると。
中には間違っているものも入っていたりするらしいんですけど、かつそれを訂正、それは間違いでこういうことですというふうに教えることもできると。
非常によくできていて、かつ日本語も対応していると。
これもまた今すごく流行っているんですけれども、個人的にはイラストの時よりもだいぶショックで、
ショックというか衝撃を受けていて、これがあるなら自分で文章を書いたりする必要性がなくなってくるのではないかという感じがしたんですね。
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少なくとも一応自分はデザイナーではあるんですけれども、多少文章を書いたりするショートもあったりするので、
一応なりわいの一つだなと思っているんですけど、それがあのクオリティーでサクッと生成されるっていうのは、なかなか言葉では言い表せない感覚。
すごく正確に言うと、ちょっとやる気をなくしてしまった感じがあるんですね。
チャットGPTが出てきたせいで、イラストもそうだし、文章も生成されて、デザイン系もいくつかこれをきっかけに調べたんですけど、それなりに既に存在していて、
ロゴとかああいったものだったら簡単に生成できる。
ウェブとかだとまだテンプレートの域を超えてない気がするんですけど、でも時間の問題だと思うので、
たぶんなんだろう、例えばファンやのウェブサイト作ってください、いい感じに作ってくださいって言ったらパパパって、
たぶんHTML、CSS込みで生成してくれてこんな感じでどうですかみたいな。
たぶん結局はテンプレートの主席になりそうだけど、非常に高性能なものが出てくるのではないかと思っています。
あとチャットGPT、イラストもそうですけど、そういったものが量産されてインターネットではもうAIによって生成されたコンテンツがインターネット上に出回りすぎてしまうのではないか。
例えば何々を調べようとしたときにGoogleで検索しても、AIで生成されたテキストばかりが埋め尽くされるという未来が間違いなく来るだろうし、
画像に関してもたぶんそうなってきて、ただAIが生成した文章だからといってそれに価値がないわけではないと思うし、結局は今までの積み重ねた人間が書いた考えたものの積み重ねによって生成されているわけだから、
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そんなに間違っている情報とは思えないし、イラストもAIが生成したものと誰々さんが書いたもので、どちらが何を書き出したかの意味ってあまりないと思うし、
だから必ずしもインターネット上で検索して出てくるものが人の手によるものなのか、AIで生成されたものなのかっていうのは、あんまりそれが気にならなくなる可能性もある。
僕がちょっと思ったのが、最近それAIはうんのは置いといても、テキスト、読み物、ニュースとか各メディアのコンテンツがどんどん有料化しているのではないかと思っていて、各新聞社もそうだし、専門的な分野のメディアとかもサブスクリーナーのサイトが増えてきている。
このAIによるテキスト生成サービスが普及すればするほど、より人間が書いたものは有料化のコンテンツで見てもらうみたいな流れがより強調されていくのではないかと思います。
それに関しては、AIうんのは関係なく、価値があるコンテンツは有料にしていっていいと個人的には思うので、それはそれで全然いい世の中だなと僕は思うのでいいんですけど、そういうふうに区別化されていくのではないかと。
そういうふうにイラストも文章もデザインもどんどんAIが侵食してくると、今ですらこの状態なので、1年後2年後3年後になってくると、より精度の高くて簡単に使えて、かつ著作権的なものが完全クリアされている状態、きちんと整備された状態になると思うんですよ。
今若干特に画像生成サービスの方は各サービスの規約をきちんと読まない限り使っていいのかどうかという判断が怪しいところはあるんですけど、そこらへんが一番クリアになればより広く浸透していくだろうし、
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そうなっていくと、本当に純粋な、例えばデザイン業界などデザイン業界で、デザイナーという種がAIで十分だよねっていうことになっていくと。
現にパッケージデザインのAIサービスとかもあるらしくて、いろんなマーケティングデータから生成されているっていうことなので、よっぽど別に人が考えて新しく作ったものよりかは、
過去の集合地から生成された結果と結びついたデザインというもののほうがよっぽど信頼性はあるので、それは普及していくよなっていうところですね。
そのほうが結果的に工数も安く済むだろうし、そういうデザインとか側にかける工数が少なくなれば別に予算を回せることになるので、質が下がるっていうことも考えにくいし、
トータルで見れば非常に良い、より良いというか非常に合理的な社会になっていく。
デザインもアウトプットを生成するところはAIにどんどん依存する、頼ることになっていくだろうけれども、それをジャッジする人、いわゆるアートディレクター的な立ち位置の人っていうのは多分必要で、
まあでもそこも怪しいか、そこもAIで十分いけそうな、なんでアートディレクターだけ人に頼らないといけないっていう発想自体がだいぶ古い、そうか、ダメだな、アートディレクターもAIで十分だな、残念。
だからアートディレクターとデザイナーもAIになって、あとはクライアント発注側が選択して命令してそれを選べばいい。
多分選べばいいっていうのも最終的には多少の好き嫌いで済むだけ、どれを選んでもAI的には成果は間違いないよっていうものだけAIが書き出して、あとはクライアントが判断するくらいですよね。
おー、これ話の持っていき方としてはこう、AIとうまく付き合っていきましょうっていう風な話をしようかと思ったけど、多分そんな甘い世の中じゃないな、きっとこれ。
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いろんな共存?1対9でも共存ちゃ共存なので、ただ単のイストリゲームというか、本当に少ない席を人間が奪い合う、AIの隙間を人間が埋めるぐらいの感じの共存ですよね、このままだと。
集合地であるなら対人間一個人がAIに勝てる術ってないので、そこを今の例えばデザイナー、イラストレーター、ライター、AIが生成できる職種っていう人たちがどう立ち向かっていくべきか。
無視はできないし、もう既にこれだけのものがあるので、なかったことには当然できないし、最初のいわゆる例明記のうちは、人の手が入ったものじゃないと嫌っていう人も当然いるだろうし、イラストとか特にですね。
それも多分区別がつかなくなって、今ですら区別つかないですけど、一般の人には。
イラストもテキストもデザインも、よほど専門家じゃない限りAIと人の手が作ったものの区別は多分つかないだろうし。
なので、どう向き合っていくかというところだと思うんですね。
いきなり明日から1週間後とかバツッと切り替わるわけではないけれども、これだけのものが揃っている以上、かなり近い将来、劇的に変わると思うんですね。
特にこのChatGPTがあれでしたね。衝撃すぎましたね。
これはもうライターさんとかどう思ってるんだろうと思って。
特にウェブ系だとオンドメディアコンテンツマーケティングとかで、記事を外部の人にお願いするっていうこともあるんですけど、
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きちんと整備すれば、ライターさんにお願いするよりかはChatGPT使い回したほうが、プラス編集が必要だとしても、
かなり短時間で十分な精度のものを作り上げることが可能だと思うんですね。
だからイラストレーターもデザイナーもライターも、そこそこできる人たちっていうのが淘汰されていくのではないかと。
ある程度癖がある職人さんだと、AIが…難しいな。それでも怪しいのかな。
わからない。
デザイナー…ウェブ制作においても、そういった生成ツールができてきてしまえば、
人の手でデザインして、HTML書いて、CSS書いてする必要がなくなる。
どちらも同じクオリティだったら、本数短いほうが当然お客さんには喜ばれるし、
それをサポートしていくっていう仕事は当然必要だろうけど、主役は完全にAIになっちゃうよね。
ただ管理する人みたいな。
でも意外に、もちろんAIとは多少違うんだけれども、
例えば印刷に関しても、カンパイン印刷があって、写職があって、DTPになって、
っていうふうに使う道具っていうのはどんどんアップデートしていって、
例えば活版データ知識技能、写職データ技能とかっていうのは、
次のフェーズで直接的には何もいきないわけで、
デザインっていう意味ではずっと繋がっているけれども、
それが今度はAIになったっていうことなので、
これまでのDTP機能っていうのは、もうなくてもいけるっていうところですよね。
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なので、今のデザイナーやイラストレーター、ライターは、
自分のスキルプラスAI。
だから相当AIについて真剣に向き合っていかないと、
多分本当に取り残されてしまうので、
今のうちに、今ですらすでに遅いと思うんですけど、
向き合っておかないと、あれと一緒だな。将棋の世界と一緒だな。
AIがどんどん強くなって、先にどんどん取り入れて研究した人が最初は強かったし、
今ではもう全員、一線でやってる人たちはほぼ全員やってて当たり前という状態になっていると。
だからこそより、少なくとも将棋に関しては面白くというか、
見てるほうが面白いしやっぱり。
だからAIじゃないけどね、先日のワールドカップのボールを、
ラインが超えたか超えてないかの判断を、
いろんな機能でそれを判断しているというのは、
非常に根拠があってわかりやすいですね、スポーツ界においては。
なので、どのシーンにおいてもうまく活用すれば、
合理的だったり、よりそのもの自体の技術レベルがアップしていくし、
デザイン…やばいな。
今回、毎回しゃべるとき、ある程度下書きというか過剰書きぐらい、
これとこれを話そうぐらいの、最終的にこういうお年どころ勢っていうのを書いてるんですけど、
今回もザザザって書いてるんですけど、
今話しながらやっぱ違うって思ったので、
だいぶお年どころ見えない話になってきてるんですけど。
だから少なくとも、自分の話で言うなら、
自分、職人的な技能でずっと60,70で戦っていくのは無理と思っていたので、
だからこそ営業とかマーケティング、ブランディングっていうところに力を入れようとしていたので、
そのこと自体はさほど問題ではないものの、
でもじゃあ、営業とかマーケティングとか、
そういったところもAIか何かしらのサービスが出てきて、
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それに乗っ取ってやったらめっちゃ上手くいくっていうものが出てきても何もおかしくない。
この触手だけは安心だよねっていうのはもうだいぶ怪しい。
ここやってればAIが侵食してこないから、
安心してこの技術を伸ばしていけるっていうのは多分もうよっぽどじゃない限りないので、
少なくともこういうふうにパソコンで作業しているものに関しては。
自分個人と自分の会社に関してはまだいろいろ手立てはあるものの、
今の若い世代、特にデザイン専門学校とかに出る人たちは、
この現状恐怖でしかない気がするんだけれども、
今20歳だったら最低あと4,50年は働かないといけないわけで、
なんなら今勉強していることがまるで通じないくなる未来がすぐ近く来ているっていう可能性も大いにあるわけで、
個人はここ数日なんかめちゃくちゃ焦りつつ、やる気がなくなりつつっていうところなんですね。
やる気は出さないといけないんだけど。
今回話の結論としては、本当に今までのと同じ仕事で生きていける保障はもうまるでなくなったと思っているので、
職種によってそれが1年後なのか5年後なのか10年後なのかわからないけれども、
ほぼ間違いなくそれは浸食されるはずなので、
要はそこを突き詰めてAIに負けない技能サービスで立ち向かっていくのか、
AIができないことを探してそこで戦っていくのか、
もしくはAIをめちゃくちゃ操れるっていう立ち位置で戦っていくのか、
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他は何があるか。
蓋を開けてみたら、そんな世の中はなかなか来なくて、
AIがあるけど人の手によっていろんなものが作られていくっていうかもしれないし、
それはちょっとまだわからないんだけれども、
わからないけれどもこれだけのものが揃ってるからな。
指加えて同じことやってても、やってるのはほんとリスクでしかないので、
どうしたもんだか。
うまく付き合っていくしかないけれども、
AIができてAIがなくなるってことはもう逆に言うとありえないわけだから、
定着してしまったらもう、
自分で作るよりかは自分が思った通りAIが作ってくれる、
というのとアウトプットって多分変わらないわけだから、
そうすると純粋に自分で手を動かして作るっていうのは、
伸ばさなくていいのかもしれないね。
センス的なもの、感覚的なものを残していくために行うとか、
あとウェブだったらUKのスクリプト、
スクリプトとかもAIがいけそうだもんな。
こんな動きにしてくださいって言ったら、
そういうの実装してくれるとか。
いや、来るよな。
チャットGPとか見てると、
十分予想がつく未来だと思う。
だからここだけは安心みたいなのは考えてると、
そういう考えが多分ダメだね。
他に向き合っていくか、というところになるかなと思います。
いいのか悪いのか。
でもトータルで見ればいい話。
ただそれを奪われる側とすれば、
いろいろ対策をしないと仕事にならないわけで、
そこを真剣に向き合っていかないといけないのではないかと思います。
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AIについてはまだ俺も全然勉強不足というか、
知識量が相当ないので、
もう少しいろいろ触れて触って、
調べて体感して、
その上でどうしていくべきかっていうのは、
どっかのタイミングでもう一度やりたいですね。
まあでも今はちょっと、
何も手を打たないっていう状態だけは避けた方が良くて、
少なくとも現状を知ることと将来どうすべきかを考えるっていうところに、
進んでおかないといけないのではないかと思います。
いやー、楽しい気もするし、
なんかまあ最初に話したけど、
めっちゃやる気なくす虚無な感じも同時にあって、
いやー、それ含めてやっぱりこのテクノロジー周りはやっぱり面白いですね。
非常にどんどんどんどん変わっていくので。
はい、もうそろそろ時間だ。
いや、てっきりこれ10分ぐらいで終わるかと思ったけど、
長々と話してしまいました。
はい、ではそんなところかな。
じゃあ今日はこれで終わりたいと思います。
はい、ありがとうございました。さようなら。
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