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2021-05-24 10:11

アイデンティティを「アイテム」に求めない時代。

ネット記事を読んでの感想というか雑談です。

そういえば60年代とかは「思想」が強いアイデンティティになり得た時代もあったんだよなあ、とおもったりとか。

このへんもトレンドがあるのかもしれないですね。

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メタ音声配信ラジオ、こんにちは、いわみです。
5月24日の月曜日、いかがお過ごしでしょうか。
また1週間が始まりましたが、週末にわりと子供とずっといてですね、
子供が風邪をひいていたのが、写ったのが何なのか、また喉が痛くてですね、鼻声になってお聞き苦しいと思うんですが、
だんだんこれがですね、ひどくなっていきそうな予感がして、今日はビタミンCをいっぱい取って飲んでいます。
はい、それで今日話してみたいことはですね、ちゃんとしたテーマみたいなのはあんまりないんですけど、
ネットの記事を見ていて、いくつか興味深かったのがあったので、それについてですね、雑談みたいなのをしてみようかなと思いました。
それで何の記事を読んだのかというと、確かあれば日経新聞の電子版だったと思うんですけど、
Z世代は選ばないっていうのと、あと20代の人はファッションにこだわることが逆になんかダサいようになっているみたいな、
そんな内容の記事があってですね、ちょっと潤覚えで申し訳ないんですけど、リンクとか貼らずに、探せば出てくると思いますけど、そんな記事を読んで思ったんですよね。
それでこれがどんな記事だったかというと、まずZ世代は選ばないっていうことですけど、
Z世代って大体20代というか、Y世代と言われる、ちょっと細かい定義は忘れましたけど、過去の配信でどこかで喋っているので、
もしよかったら聞いてくださるか、検索すればわかると思うんですけど、要するに20代半ばぐらいの世代はですね、
何を選ばないのかというと、ネットで買い物するときに大抵の人はですね、別にあんまりあれこれ比較せずに、
おすすめに出てきたやつをそのまま買うことが多いっていうものだったんですね。
これは結構実感があるなというか、僕も割とですね、僕別にZ世代ではないですけど、もう40代ですけど、
それは良いとして、生活品とか消耗品とか買うのに、当たり障りのないものをですね、
とりあえず値段がそんなに高くなくて、必要最長限の用途さえ満たしていればいいやっていうですね。
それよりは選ぶ時間の方を節約したいみたいな気分があって、一番安いやつを選ぶっていうよりも、
おすすめされたやつをそのまま買うっていうのは、物によっては結構あるなと思って。
例えばこの間僕はですね、炭酸を作る機械のソーダストリームという機械を買ったんですけど、
一応ですね、それ選びなんていうか、比較というかネット見て比較とかはしましたけど、
大体商品名とかで検索したりとか、マイベストっていうランキングサイトがありますけど、
そういうのをパーッと見てですね、選択肢としては2つぐらいですね。
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メーカーとしては2つぐらいの選択肢に絞って、やっぱりソーダストリームかなと思って買うっていうですね。
言ってみると、昔はそうじゃなかったというか、
昔は割と人の口コミとか、あとは知り合いの人の意見とか、
あとはお店ですね、直接お店に帰って店員さんの話を聞いたりってすることがあったけど、
今はそういうことが減っていて、特に20代ぐらいの人たちは全くそれをせずに、
ネットでお勧めされたものをポンって買うってですね。
これは悪い面で言うと、一極化が起こりやすいってですね。
1位になったものだけドカンと売れて、それ以外は圏外みたいな、
そういう状況になりがちかなっていうのも思うんですけど、
それも価値観の問題だと思うんですよね。
それでもう一個、ファッションの、20代の人はファッションにかだわるのが逆になんていうか、
イケてないって思いがちみたいな。
それはちょっとですね、記事が潤覚えで、どんな記事だったか忘れたんですけど、
確か日経新聞だったと思います。
それで、この2つが僕つながってるなってちょっと思ったんですよね。
つまり、お勧めをそのまま、比較とか別に選んだりせずに、
お勧めされたものをもう割と思考停止で買うっていうのと、
ファッションにそれほどこだわらないっていうんですね。
なんか似てるなと思って。
これをあえて言語化してみるとですね、
自分のアイデンティティみたいなものを、
その外的なアイテムにも求めていないんだなっていうことを思ったんですよね。
僕らの世代からすると、割ともっとバブル。
僕はバブルよりちょっと後の世代ですけど、
バブルの時代に大人だった人たちは、
そのブランドものとか着るものにしても、
そういう家具とかキッチン用品とかにしても、
割と何を選ぶか、何を持っているかによって、
自分の個性が規定されるっていう思いが結構強かったと思うんですけど、
今の人はそこはですね、別に物は何でもいいっていう。
何だったらシェアでもレンタルでも何でもいいっていう人が増えていて。
これは一つの原因としてですね、
日本が貧しくなったっていうのは間違いなくあるとは思うんですけど、
それだけじゃないなと思って。
それが何なのかというと、
やっぱり自分のアイデンティティを形作るのが、
消耗品とか服とか、外部的な物質じゃないっていうことですね。
じゃあ何なのかっていうと、やっぱり内面的な要因っていうですね。
これはかなり大きな変化だと僕は思うんですよね。
内的な変化って、内的な要因っていうのは何なのかっていうと、
近い例で言うと、本当にアーティストが誰が好きかとか、
柄とか、ゲームとかが好きだっていうですね。
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それが割とアイデンティティになり得るっていうことですよね。
僕はあんまり詳しくないですけど、
若い人たちのSNSアカウントって、
プロフィールのところを見るとですね、
自分の好きなキャラクターとか、
ブランドもあるかもしれませんけど、
チームだとか、アーティストみたいなのをずらーっと並べてあるような人って結構いると思うんですけど、
要するに彼らにとってはあれがファッションっていうか、
アイデンティティの個性の出し方なわけですよね。
僕らの頃は割と服装ですね、
どうがあったら服装にしたりとか、
髪を染めてみたりとか、パーマをかけてみたりとかですね、
いましたけど、それが今あんまりですね、
服装でアイデンティティを示そうとはしないっていう、
むしろそれはダサいっていうですね。
なんかちょっとブランドモンの服を着るのがダサいって、
傾向がなんかあるんじゃないかっていうですね。
さっきも言いましたけど、
これはですね、必ずしも思考の変化だけじゃなくて、
実際にみんなお金を持ってなくなったから、
そういうトレンドに変わりつつあるっていうのもあると思うんですよね。
仮の話ですけど、もし今の日本が昔みたいにお金持ちだったとしたらですね、
思考は思考で変化したけど、やっぱりアイテムはアイテムでやっぱりいいよねっていうですね。
いい車とか乗りたいよねとか、
いいブランドの服着たいよねっていうのはもしかしたらあったかもしれませんけど、
今それはちょっと難易度が上がってきたので、
それの代替としてですね、そういったお金のかからない、
それで自分を満たしてくれるようなアイデンティティの形成の仕方みたいになってきたんじゃないかなと思ったんですね。
今回も特に結論みたいなものはないんですけど、
僕ぐらいの世代からするとですね、そういう話を聞いたりすると、
わりと寂しさを覚えてしまうというか、悲しい気持ちになってしまうこともあるんですけど、
でもよくよく自分のことを考えてみてもですね、
別にそういったファッションとかにもこだわらなくなったなとか、
こだわってないというか、別に何でもいいと思ってはないんですけど、
そんなにやっぱり外部的な商品をそんなに重視しなくなったなと思って。
もしかしたらこれは年齢のせいもあるんじゃないかなって僕は思ってたんですけど、
もしかしたらそれだけじゃなくて、
世の自流みたいなものも結構影響してるのかなっていう、
それを知らず知らずのうちに受けてるのかなとも思ったというですね、そんな話でした。
だからどうすればいいのかっていう話を最後に考えてみたいんですけど、
ブランド力とか、そういった商品のイメージだけで何かを売ろうとするっていうのは、
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多分これからもあんまり通用しなくてですね。
個人の体験というか、体験的なですね、内面的なものを満たすものにみんなそれを欲しているっていうですね。
結構これは僕はかなりエポックメイキングというか、
すごく時代の変わり目の一番大きな部分じゃないかなって思っていたりします。
割と僕の同世代とかを見てもそれを乗りこなせていないというか、
そこに取り残されている人っていうのはいる気がしてですね。
でも結局こういうのってですね、10年とか20年遅れでみんな乗っていくんですよ。
それは流れとして見えているので、だったら早いうちに切り替えておいた方がいいなって、
ちょっとぼやっとした話になりましたけど、そんな話を思いましたという話でした。
お聞きいただいてありがとうございました。
今日も良い1日をお過ごしください。楽しい1週間を。
さよなら。また明日。
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