はい、では皆様、時間になりましたので、 始めさせてもらえればと思います。
ちょっと、IVSもかなり終盤で、皆さんお疲れのところですね。
本当にお集まりいただき、ありがとうございます。
このセッションはですね、成功の鍵はCFOにありということで、
今、本当に最前線のCFOとして頑張られているですね、
諸見沙子さん、宮永さんですね、 岩崎さんをお招きしまして、
CL4のですね、リアル的なことをお話しできればと思うのと、
あとは、結構今、ここにはCFOになろうとしている方も いらっしゃるかもしれないです。
多分、CFOを採用したいとかですね、 そういった方もいらっしゃると思いますので、
CFOのですね、採用とかについても、 少しお話ができればなと思っております。
これは、あ、こうなってるんですね。
ちょっとすいません、私の紹介ですね。
私、CPAというですね、会計士のスクールを 母体にしている会社をやっておりまして、
日本の会計士のですね、一応、半分ぐらいは出しているような スクールにはなるんですけれども、
その先で、OBで数千名の公認会計士の アルム内とかがありますので、
私自身はCFOをやっているわけではないんですけれども、
多くのCFOを見てきているというところでですね、
今回、モデレーターをやらせていただきますので、 どうぞよろしくお願いいたします。
ではですね、早速、登壇者の皆様にですね、 自己紹介の方をお願いできればと思うので、
最初ですね、宮永さんからよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
初めまして、皆様。
ヘルプフィールで今、CFOをしております。
宮永と申します。
私自身のキャリアは、SMBC日光証券でスタートしまして、
最初の2年半、リテール営業、個人向けですとか、 中小の法人さん向けに、
口座開いて株買ってというやつをやって、
営業の基礎と社会人の苦しみを教えてもらった後にですね、
投資銀行本部へ移動して、
約10年間、TMTセクターの特にサーズ企業ですとか、
IT企業のIPOに携わらせていただいたというような キャリアになっています。
2022年の8月から現職という形で、 事業に組み立てているという状況です。
ここに一応、お休みの過ごし方とか、 趣味とかも書いたんですけど、
これどこまで触れるべきなのか、 私もちょっと分かっていないので、
一旦こんなことを、関心がある人です ということは伝えておきます。
今日、会社の紹介もさせていただくんですけれども、
皆さま、CFOに関するセッションということで、
調達実績どんなのがあるのかというところを 先にお伝えさせていただくと、
去年、我々20億円調達しております。
去年の調達では、グロービスの今野さんに 入れていただいたほか、
インベストメントラボさん、それから既存の株主ということで、
ワンキャピタルの浅田さんにも 追加投資いただいて、
セールスフォースベンチャーさんから 4社で20億円調達させていただいてます。
累積の調達額は38億円という形になります。
我々何をやっている会社かというのも 簡単に説明させていただきますと、
企業と個人の情報格差を埋める検索サーズということで、
今の流行りの生成AIの技術も取り入れながら、 我々独自の特許技術もあり、
自己解決をお客様が自分のウェブサイト上で できるようにする方とお手伝いしている
というプラットフォームを提供しています。
ありがとうございます。
続きまして、諸見里さんよろしくお願いいたします。
諸見里スグルと申します。 本日はよろしくお願いいたします。
株式会社MOVという会社で執行役員CFO 計コーポレート本部長を担当しております。
実は私、横にいる国見さんのCPA出身でして、
在学中に公認会計試験に合格しまして、 新卒で東松に入社いたしました。
そこでIPO支援でしたり、会計監査などに従事した後に、
馬娘プリティダービーやグランブルーファンタジーで 有名なサイゲームスに入社しまして、
そこで地下医師さんというCFOにしごかれながら 4年ほど修行いたしました。
2021年にMOVに入社しまして、 昨年、執行役員CFOに就任したようなキャリアとなっております。
ゲームが大好きですので、ぜひゲームが好きな方がいたら 後でお話しさせてください。
弊社MOVは2事業をやっておりまして、 1事業目がインバウンド支援事業をやっております。
国内最大のインバウンドビジネスメディアの 法日ラボの運営と
インバウンドコンサルティング事業を行っております。
2事業目が店舗支援事業という事業でして、
口コミコムという店舗向けのAI支援サービスをやっております。
サブスクリプションモデルのSaaS事業となっております。
こちらの事業がSaaSですので、資金調達事業がありまして、
結構過去に資金調達を行っているような会社となっております。
先月シリーズBの資金調達、前半ラウンドを終了させまして、
既存株主様から調達させていただきました。
今後半ラウンドを進めているところです。
弊社株主が面白いというと失礼なんですけど、 素晴らしい。
とてもお世話になっているんですが、
コーラルキャピタル様は過去3度投資いただいてまして、
うち2回リード取っていただいてます。
SMBC様はシードから4回連続でご出資いただいているような形になります。
どこも楽天、KDDIの大手キャリア3社が出資しておりまして、
国内で楽天も含む3キャリアから出資のケースは初めてとなっております。
アライアンスをしっかり行って、
企業価値向上をしているようなイメージになります。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
では最後に岩崎さん、自己紹介よろしくお願いいたします。
初めまして。岩崎雛と申します。
私はファミリーテック株式会社というところでCFOを務めております。
ファミリーテックに入ったのは私の中では4社目でして、
新卒で一番最初はUBS証券というところで、
投資銀行部門のいわゆるM&AだったりIPOのアドバイザリーをやってました。
そこではB2C全般、チームとしてはコンシューマーアンドリテイルというところで、
顧客が基本的に個人となるような企業に対して、
いろいろなコープレットファイナンスのアドバイザリーをしていた形になります。
その後、2社目としてはSPACSアセットというところで、
上場株投資の仕事をしていたんですけれども、
ここでは主にインパクト投資という観点で、
経済的価値と社会的価値の両立、両輪を図れるような会社に対して投資を行い、
そこに対してエンゲージメントをしていくというようなことをしていました。
ここまでは金融のキャリアを進んでいたんですけれども、
そういった金融のところで得た知識を改めて経営にも活かしていきたいなというふうに思いまして、
前職の3社目株式会社SPARTYというところからスタートアップに転身した形になります。
前職では管理部長のような立場で資金上達だったり上場準備の責任者を担っていたんですけれども、
そこで私自身の妊娠をきっかけに、
もう少し自分自身の投資者意識を持って携わることのできるようなサービスに入りたいなというふうに思いまして、
現在のファミリーテック株式会社に昨年度よりジョインした形になります。
個人的な趣味としては、
とにかく日本酒ウイスキーとサウナが好きなので、
どこかお酒でご一緒できる機会があったら皆様よろしくお願いします。
我々ファミリーテックが提供しているファミリーバンクというサービスがメインのプロダクトになるんですけれども、
これはどういうものかというと、家族向けの家族講座サービスになります。
例えば、現状共働き世帯がものすごく増えていると思うんですけれども、
共働き世帯だと、例えばお父さんは住宅ローンを払って、お母さんは食費や教育費を払ってという形だと、
結局毎月その家庭からいくら出費が出ているのかも分からなかったり、
自分の方が多く出費しているんじゃないかという不平等感が生まれてしまったりすることがあると思うんですね。
そういったものを解決するために、我々は家族の講座、ファミリーバンクというものをアプリを通じて提供しておりまして、
毎月決まった金額をお母さんの講座からもお父さんの講座からも、例えば毎月20万円ずつ振り込んでいただいて、
合計40万円の中から住宅ローンだったり、一般的な高熱費だったり、教育費だったりといったものを一元管理して出費できるようなサービスになります。
さらに弊社の場合はクレジットカード、家族カードも提供しておりまして、
そちらのファミリーバンク、家族講座から一元管理して出費できるようなクレジットカードを提供しております。
こちら複数枚、家族全員に家族カードが提供されて、どのカードで支払ったとしても全て家族講座から出費されるというシステムです。
そういった家族講座の管理や家族カードの発行のほかにも、我々は家族の生活をより楽にできるグループウェアを提供しておりまして、
家族一緒に見ることができる家族メールだったり、トゥードゥ管理を家族で一緒にすることができるトゥードゥ管理、またアカウントを共有できるサービスなども提供しております。
我々はビジネスモデルとしてはクレジットカードビジネスというフィンテックに近いというか、完全にフィンテックのビジネスになりますので、
既存株主の中では埼玉リソナさんだったり、セーブシンキンさんだったり、結構金融機関が多くなっておりまして、
その他にも、Wファンドだったりガゼルキャピタル、あとは先ほど諸水里さんが前職にいらっしゃったというサイゲームスさんからも投資していただいております。
本日はよろしくお願いいたします。
はい、皆様自己紹介ありがとうございます。
今日本当に宮永さんと岩崎さんは金融出身ということなので、
ちょっといわゆる、ベタな言い方をすると攻めのCAO的なのが得意なお二人だと思っているんですけれども、
室井さん逆に会計士出身で、CAO的な守りの部分も得意にしながら、
でも立派に資金上達もすごいされているので、攻めの部分も頑張られているなというのは思っている。
そういった三人の方のいろいろリアルを聞けていければなと思うんですけど、
ちょっと簡単に経歴と会社の業務内容はお聞かせいただいたんですけど、
今具体的にCFOとしてどういうことをやっているよみたいな、
ちょっと中身についてももうちょっと皆さんにお話しいただきたいなと思うんですけど、
CFOとしてやられていることとか、そういった点をお願いします。
すみません、私から説明させていただきますと、会計士出身のCFOですので、
今国見さんが言ったようにCAO的な動きもしておりまして、
コーポレート本部全般を鑑賞させていただいております。
なので、ファイナンス経営企画、経営管理経営、財務経理、法務知財、総務労務みたいなところまでやってまして、
入社して最初にやった仕事は、新しいオフィスの採寸作業からスタートして今CFOになっております。
今は社内に公認会計士の後輩が2人実はいまして、会計士3人体制でやられてますので、
直近は結構その攻めの、例えば資金調達とかIRとか、あと知財戦略の立案と実行みたいなところを中心にやっておりまして、
今はその2人にかなり守りの部分は背中を任せてやれているような状況になります。
その守りの部分っていうのは、もともとある程度できていた部分で後輩を引っ張ってきて、仲間を引っ張ってきて任せると思うんですけど、
その資金調達の部分って、どうやって達成してきたっていうのがあるんですか?
これはちょっと本当に、いろんな人に聞きながらやったというのが結論でして、
特にCPAで先にCFOになっている先輩方がたくさんいらっしゃって、その中には上々企業のCFOの方々もいらっしゃいましたので、
最初の調達の時は全然わからなかったので、もう頭を下げまくって、
多分20人ぐらいに聞いて最適化を出したような形になります。
いろんな方に頼りながら。
でも既存株主皆様から出資していただいたってすごいことだと思うんですけど、
そこの秘訣とかそういうのがうまくいったのがあるんですか?
もうちょっと話せる範囲で大丈夫なんですけど。
株主様との信頼関係を構築することに、最初の資金調達が2022年に今の株主様から資金調達をしたんですけど、
2年間本当に毎月欠かさず情報開示と、あとは聞かれたことにはしっかり答えたりとか、聞かれてないことに対してもしっかり答えて、
しっかり信頼していただくというところを意識して2年間過ごしました。
なので何よりもちゃんとIRをして株主との信頼関係を築くみたいなところが一番大事なのかなとは思っております。
ありがとうございます。
じゃあちょっと続きまして宮永さん、今具体的にCFOとしてやられてる業務的なことちょっとお話いただけますか?
あんまりCFO業務やってないんでちょっと恥ずかしくなりながら話しているんですけれども、
続きまして岩崎さんも今ちょっとCFOとしてやられていることを簡単にお話しいただければと思います。
ありがとうございます。
今弊社に関しては絶賛シリーズAの資金調達中っていうところなので、今は本当に資金調達に方々の時間を割いている状態です。
資金調達以外の時間に関しては本当に企業価値の向上に貢献し得る部分であれば、特にCFOの仕事はこれだっていうふうに定めることはなく、本当に何でもやるっていうのが私のスタンスでして。
例えばオフィスを移転しなければならないってなった時にひたすらオフィスの内建をして新しい物件を決めるだったりとか、
あとは新しいサービスを出した時にそれをいかにPRできるかっていうところでプレスリリースを出したりだとか、
本当に会社の中で必要だなって思ったところに関しては特にCFOだからっていう形ではなく、割と何でもやっているっていうスタンスになります。
ありがとうございます。
ちょっと視点を整理しまして、上場前にしっかり成長していってIPOまでするっていうフェーズと、
上場ゴールにならずに上場後にさらにどんどん成長していくっていうフェーズがあると思うんですけど、
皆さんがCFOをやりながらそれを体現していく、今上場に向けてすごい資金調達が成長しているフェーズだと思うんですけど、
いろいろ難しい課題とかもあったと思うんですけど、そこにどういうふうに向き合っていて、
自分がCFOとしてどう価値を出そうとしているかみたいな視点でお話しいただける点ありますか。
どなたからでも準備ができた方が。
矢崎さんお願いします。
はい、お話させていただきます。
前職に関してはちょうどN-1機の上場準備責任者兼コーポレートグループの責任者っていう形で対応していたので、
まさに上場準備の真っ最中っていうところだったんですけれども、
そこで私が一番課題感を覚えたのは、
特に私の場合は投資銀行出身っていうのがあって、
ファイナンスに関してはものすごい知見があったりだとか、
コーポレートファイナンス周りの資本政策だったりとかはいろいろと考えることができたんですけれども、
実際の上場申請までの内部統制構築だったり、
あとは経営管理体制をいかに監査法人とすり合わせながら、
どういった形であれば最適かっていうのを進めていく中で、
そういった部分に関しては本当に私自身の知見がない部分だったので、
そこをいかに対応できるかっていうのが私自身の課題だったなというふうに思っています。
なので今もまさにそういった会計周りの知識だったりとか、
フォーム的なところだったり、ローム的な部分だったり、
今までの経歴の中で体験していないところっていうのをひたすら勉強している状態ですね。
具体的にそういった知識っていうのはどうやってキャッチアップしたり勉強したりっていうのはあるんですか。
まさにCPAさんのCPAラーニングも使わせていただくことがあるんですけれども。
ありがとうございます。
CPAラーニングは実務講座とかが無料で学べるようなサービスをやっているんですが、
それを利用していただいてごめんなさい。
ありがとうございます。
そうですね。
そういった実際に資格を取るっていうのを目指しているわけではなくても、
そういった資格に関連するようなテキストだったりすると、
ものすごい体系的に学ぶことができるので、
社老心のテキストを読んでひたすらロームについて勉強したりだとか、
あとホームの関連だと会社法の条文がひたすら書いてあるものを一冊買って、
いったん全部さらっと読んでみて、
こういったものが定められているんだっていうのを学んだり、
結構書籍を使うことが私の場合は多いんですけれども、
あとは外部の専門家の方に相談しながら、
とにかく実際に動きながら学んでいくっていうのが一番中心になっているかもしれないですね。
ありがとうございます。
CFOになられても、
ちょっとなかなか結果を出せない方というのもいらっしゃったりすると思うんですけど、
そういう時ってやっぱり他の経営人との信頼関係とか、
投資家との信頼関係とか、
あとメンバーチームの信頼関係とか、
そういったものを構築するのはすごく大事だと思うんですけど、
そういったところにどういう視点を大事に向き合って、
信頼を勝ち取っているとかってあったりします?
その意味ですと、弊社の場合は、
私以外の役員人が皆さんエンジニア出身っていうのがあって、
それぞれスキルセットがちょうど私と異なる部分なので、
そこの穴埋めというか、
それぞれが得意な領域でいかに活躍して、
その自分が不足している部分を、
それぞれがどういった形で保管できるかっていう、
なんていうか、
自分はもうこの領域っていうのを定めるのではなくて、
ひたすらお互いの穴を埋める作業みたいなのをすることで、
信頼関係が生まれていく形になるのかなというふうには思っています。
ありがとうございます。
エンジニアの周りの方が経営人で多いと、
数値周りとかそういうCFOとしてはすごく大事なんだけどっていうところで、
理解を得られなかったりするところってあったりするんですか?
そんなこともそこはしっかりコミュニケーションを取って。
そうですね。
今まで結構、プロダクトについてはものすごく技術力が高くて、
ものすごくいいプロダクトになっているなっていうのは、
評価の方々からも指摘いただけるんですけれども、
弊社の場合、やはり今までそこまでマネタイズについては注力していなかったとか、
プロダクトをとにかく綺麗なものにすることに対して、
コストを割いてしまっていたって部分があるので、
今後に関しては今回特に新調達をするっていうのもあって、
マネタイズをして広告を踏んで、
いかにユーザーを拡大させることで、
収益のトップラインについても伸ばしていくかっていうのを、
せっかく私も入ったっていうのもあるので、
ここを牽引していければなとは思っています。
ちょっと弊社の人間もいるので、なかなか言いづらいことがあるんですけど。
ありがとうございます。
すみません、聞きづらい質問してしまって申し訳ございませんでした。
じゃあちょっと次、宮永さんは今、CFOとしてやっているときに、
どういう課題感があってとか、
どういうふうにそこを乗り越えてきたみたいなのってあったりしますか。
そうですね、やっぱり我々の課題は常に成長率でして、
ここの最大値を取るために何ができるのかをずっと考えてきました。
企業価値向上させるのがCFOの仕事だというのは、
多分皆さん思っていらっしゃると思うんですけれども、
たぶん上場後のところでいくと、
管理会計回りのところを強化することで、
企業価値最大化させることができると思うんですけど、
上場前のところでいくと、
いかにトップラインの解像度を高めて、
このKPIを分解して、
社員に何を取り組んでもらうかっていうのが大事だなと思って、
ほぼそこに注力してきたという感じです。
もともと私はフィールドセールスもインサイドセールスでもやってはいないので、
ドブ板営業しかしたことなかったので、
こんな高度な営業があるのかと思いながら、
日々セールスフォースの使い方から学んでいってやっていきました。
まず本当にトップラインを上げていくんだっていうところが、
やっぱり一番大事っていう状況の中で、
そこに対して必要なことをやっているってことですか。
そうですね。そこに対してすごくしっかりコミットしているという状況です。
もちろん赤字額も気にはしているので、
そこままKPIを設定すれば、
トップラインに寄与しないものは使わないっていうのは、
結構簡単にできるかなと思っています。
例えば当社だと商談獲得単価とか、
イベント一つ出たら何商談取ってきたら、
その商談っていくらなのかっていうのが分かると思うので、
そこを目標にするだけでも、
利益率とかは改善したりするので、
PL上で起きていることを現場のKPIに落とすっていうことに
すごく注力してきます。
そこって理屈上すごく正しい提案をされていくときに、
他のチームの理解とか、
そういうのは結構すぐ取れたものです。
反発があったとか、そういうのとか。
それでいうと、やっぱり何でそれをしているのかの説明は
めちゃくちゃ知っています。
説明責任はたぶんすごく果たす必要があるなと思っていて、
たぶん誰一人質問が出なくなるまで永遠に説明し続ける。
だいたいみんな根気負けしてくれると思っているんですけど。
でもそこはしっかり本当に必要性を伝えて
納得を取るまで説明してやってもらうってことですかね。
それはそうですね。株主に対してもそうですし、
これが理論上一番正しいと思ったことをきっちりと説明しきる。
前例がなくてもやるって判断をしたいということを
しっかりと促進するとついてきてくれたかなというふうに思っています。
ありがとうございます。
じゃあちょっと諸水田さんも今やられている中で
課題とかをどう乗り越えてきたかみたいなところを
ちょっとお話いただいていいですか。
そうですね。もしかしたら会計士で
CFOを目指されている方もいるかなと思うので
その目線でお話しますと、やっぱり会社の成長に応じて
CFOとして求められる能力が全然変わってくるので
常に会社の成長に負けないように
自分も成長していかないといけないみたいなのは
寝れないくらい悩んでいる時期もあるくらい
悩みながら頑張っているんですけれども
私がモブにジョインした時、
私と実は会計士の後輩2人で
同じタイミングにジョインさせていただきまして
その時まだ20人、18人くらいだったんですね。
なんでさっき言ったように最初はオフィス探して
採寸してみたいなところからスタートして
50人くらいまでの時は資金調達するときは
資金調達をやるんですけど
例えばリーガルチェックの体制整備
資材を取りに行ったりとか
ロームちゃんと勤態取れるようにしたりとか
諸々の課題感を解決していかないといけないみたいな時に
有限責任監査法人東松で学んだのが
管理体制の整備みたいなところだったので
こういう風になってないと
しっかり価値を出せるようになっていかないよねみたいなところと
逆にこういうマインドとか
こういう形だと結果出せなくなっちゃうよねみたいな
お三方の経験も踏まえながら
何か感じることがあれば教えていただきたいなと思うんですけど
じゃあ諸美さんよろしくお願いします
そうですね
自分自身やっぱり周りに会計士の友達が多いので
すごい優秀なCFOもいれば
CFOになれなかった方もいらっしゃるんですけど
大きく違うのは
自分の領域を狭めないことが大事かなと思ってまして
会計士系だと
例えば経理超得意なんで
経理ばっかりやって
そこ以外から出ようとしない
成長獲得はインサイドセールスの仕事だからやらないみたいな
領域を狭めてしまうマインドだと厳しいのかなと思うので
本当にこのスタートアップから上場を目指すみたいなフェーズのCFOは
何でも企業価値向上のための動きをやっていくみたいなマインドが大事
ありがとうございます
他ありますか
そうですね
成長が難しくなってしまう
企業としての成長が難しくなってしまう例として
たまに挙げられるなと思うのが
CFO自身が自分のポジションを守るために
本来的には自分が足りないポジションという
例えば私だったら会計士の方に入ってもらって
そこを支援してもらわなければいけないかなと思うんですけれども
そういった方が入ってきて
自分のポジションが脅かされてしまうのが怖くて
自分より優秀な人を取れないみたいな
採用できないというケースについては
その人がまさに成長の壁になってしまう可能性があるかなと思ってまして
適切に自分に何が足りていないのか
先ほど宮永さんもおっしゃってましたけど
自分に不足している部分を認識した上で
そこを補完できるような人材を積極的に採用して
場合によってはフェーズに応じて
自分ではなくて他の人の方がCFOに相応しいというふうに思ったら
それをポジションは受け渡してでも
会社の企業価値を成長させることを考えることができる人というのが
そういう方がいる会社が今後も成長し続けることができるのかなというふうには思ってます
ありがとうございます
宮永さんありますか?
そうですね
人から評価されるっていう
サラリーマンマインドは
持っていると良くないんじゃないかなって思ってます
社長から自分が任された領域について
やってるぞって思われるみたいなマインドって
もはや経営人ではないと思っていて
経営人である以上は業績で評価されるので
業績に関連するところ全ては自分の責任だ
っていう当事者意識を持つことが多分大事な気がします
ありがとうございます
当然CFO側として今お三方が言っていただいたような
本当にマネジメントとしての当事者意識を持って
しっかりやるっていうのはすごく大事だと思うんですけど
ちょっと逆の視点で
良いCFOが取れないのって
経営者側に課題がある場面もあると思っていて
例えばお三方が
なんで今の会社って選んだかみたいなのがあったときに
逆にこういう会社だったら
やっぱりちょっと選びづらいなみたいなのって
あったりすると思うんですけど
その辺の視点でどうして今の会社選ばれたかみたいなのって
お話いただいてもよろしいですか
言える範囲で大丈夫でございます
分かりました
事業の面と社長の人柄と2つあって
事業は私の場合は
ちょっと面白いことがしてみたかったので
海外にあるサービスを日本に持ってきているものじゃなくて
日本から海外に出れる可能性があるサービス
日本初となるような
新しい技術を持ったところで働くっていうのは
すごくワクワクするだろうなと思って
一つそれはヘルプフィールに入った理由にはなっています
もう一つが多分自分にとって最も大事なことの方で
社長の人柄のところなんですけれども
正しいことを正しく行う
前例だとか周りの意見だとかに屈したりとかはしない
会社にとって正しい選択を行うために
自分が言ったことをひっくり返してもいいし
今までやってたことを変えることも厭わないし
会社として成長するための正しい決断ができる方と
一緒に働きたいなっていうのはすごく強くありました
社長の人柄みたいなところって
入る前に結構関係を作らないとわからないと思うんです
その辺は入る前は結構時間をかけて
そこを理解しに行ったっていうのはあるんですか
私は結構話す時間がありましたね
毎週1時間ぐらい
そうですね6日から7ヶ月ぐらい話してから入社したので
もうこんなもんだろうってことも
すごいなっていうところも
だいたい想定からは外れてなかったです
ワンオン的なのを半年ぐらいやって
やってましたね
資本政策に関するワンオンをやっていたので
そこに関してどういう判断をする人かっていうのは
一定見えてはいたっていうのはあります
そこでこの人となら一緒にやれるっていうのも
結構感じてっていうのも
そうです
そうなんですねありがとうございます
じゃあ他の方
岩崎さんはありますか
すいません質問何でしたっけ
どういう会社だったらCFOとして頑張りたいなと思えるか
選んだ理由みたいな
私も宮永さんに近いんですけれども
実は3年以上前から社長を含め他のメンバーと
コミュニケーションを続けておりまして
一番最初にコミュニケーションを取り始めたきっかけっていうのが
私の場合ツイッターなんですね
ツイッターのDMでいきなり
私がツイートしていた内容が会社の事業内容
しかも創業前の時点で
どういった会社を作ろうと思っているんだけれども
一緒にやらないかっていうふうに
弊社の代表からDMいただきまして
それをきっかけにコミュニケーションを取り始めたんですけれども
その3年間にわたって
コミュニケーションをそもそも取り続けてくれるっていう
なんて言うんでしょう
そもそもその熱意っていうのもありますし
3年間ずっとコミュニケーションを取り続けている中で
会社の成長だったり