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  2. #21 忘れる前提で繰り返し学習..
2025-12-17 17:00

#21 忘れる前提で繰り返し学習するのが鍵【ゲスト:司法試験合格者 - 坂本、中瀬】

今回はゲストに司法試験合格者の坂本さん、中瀬さんをお迎えしての対談。

司法試験合格に向けて実践されていた勉強法についてお聞きします。


▼トークテーマ

・伊藤塾のカリキュラムの使い方

・ノートをとる感覚で付箋にメモをとる

・「暗記」をしないように意識していた

・脳内で講義が再現できるようにノートをとる

・短答式試験対策の取り組み方

・時間の使い方、メリハリのつけ方


▼出演者

佐々木 望(声優)

坂本(司法試験合格者)

中瀬(司法試験合格者)


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▼伊藤塾について

伊藤塾は、司法試験、予備試験、法科大学院入試、公務員試験など、法律に関わる様々な試験対策講座を提供している受験指導校です。その指導方針は合格のみをゴールとせず、その先の社会で活躍できる人材育成を続け、2025年には開塾30周年を迎えました。

経験豊富な講師陣によるわかりやすい講義と、受験生一人ひとりに寄り添ったサポート体制により、毎年圧倒的な人数の合格者を輩出しています。

法律を学ぶすべての人の「その志に、実力を」をつける。それが伊藤塾の使命です。

受講のご相談、講座への申し込みは下記リンクからお気軽にお問い合わせください。

https://www.itojuku.co.jp/

サマリー

本エピソードでは、高校生の学習方法と司法試験合格に向けた実践的なアプローチについて坂本さんと中瀬さんが話しています。二人は伊藤塾のカリキュラムを活用し、忘れることを前提とした学習法や時間の使い方に関する工夫を示しています。また、彼らは繰り返し学習の重要性や自己に合った勉強法についても語り、実体験を通じて学び方やモチベーションの保ち方を明らかにしています。

司法試験に向けた学習法
合格全書 伊藤塾が届けるリアルボイス
リスナーの皆さん、こんにちは。声優の佐々木臨です。
合格全書 伊藤塾が届けるリアルボイスでは、
司法試験および予備試験に合格する自分を鮮明に思い描いていただけるように、
学習法についてのお話や、合格者へのインタビューなどをお届けしていきます。
ぜひ、ご自分の学習計画にお役立てください。
今回も前回、前々回に引き続き、
ゲストには、司法試験合格者の坂本さん、中瀬さんにお越しいただいています。
今回もよろしくお願いします。
それでは早速、今回のテーマは、
高校生ならではの勉強法などなどということで、
いろいろとお話をお伺いしたいんですけども、
まず坂本さんから、最終的な司法試験合格は大学生になってからですかね、
に向けて、高校生の時から具体的にどんな勉強をされていたかを教えていただけますか。
はい。高校時代にしていた勉強は、
とにかく学校と両立をしながら、
伊藤塾の授業を聞いて、福祉をして、
あとは担当試験などに向けて囲もうとく、といった感じでした。
じゃあ基本的には、伊藤塾の教材と授業で全部集中して勉強されていたんですね。
はい。
伊藤塾のカリキュラムに則って、
その中で膨大な科目数もそうですし、膨大な授業数だと思うんですけども、
細かいところでは、1回1回予習をして、授業を聞いて、復習をして、みたいなのを積み重ねなんですかね。
そうですね。予習はほとんどしていなかったんですけど、
復習は3時間、授業を聞いたら3時間復習するくらいの勢いでやっていました。
授業の時間と同じくらい復習されていたんですか。
はい。
どういう風に復習ってするんでしょうか。
授業を取りながら、まずは付箋に一生懸命メモを取って、
授業を聞き終わってから、そのメモを自分なりにまとめながらテキストの端っこの方に書いていくということと、
その回の文の担当の過去文を読むということをしていました。
じゃあ授業を聞きながら、テキストブックに直接書くのではなく、1回付箋に、付箋なんですか。
付箋です。
で、ノートを取る感覚で付箋を使われていたんですか。
復習の重要性
そうですね。付箋に書いて、該当箇所にペタッとあるという。
貼れるから。
で、それをまたもう1回付箋に書いたことを見直して書き込んでいく。
はい。テキストの端っこに空欄があったので、その空欄に書き写していました。
そうなんですね。私もちょっと拝見したんですけども、授業の方を。
何ですかね、別の資料というか、パワーポイント?
小さいコマでいろいろ補足が書いてある紙もいただけるじゃないですか。
あの紙ってどういうふうに扱われましたか。
あの紙は本来であればきちんとまとめたり、あとはハサミで切って何かノートに貼るなりするべきだったと思うんですけど、
私の場合はそれがちょっと面倒くさくて、印刷したりしなかったりで、部屋中のそこら中からレジュメが見つかるみたいな感じでした。
そうなんですね。いろいろ散らばっていたという。
でも大事なことは付箋もしくは直接テキストブックに書かれていたんですね。
一本化されていたというか。
はい。
それで担当はその該当箇所まで勉強したら担当の過去文を読かれた。
その担当の過去文は別の本とか。
担当の過去文は伊藤塾が売っているもので、オンラインサイトで買えるものがあったので、それを片っ端から買って読いてました。
そうなんですね。
だから、勧められたところまでは過去文でもやってみて、理解を深めたというか、積み上げていかれたんですね。
そうです。
そして順番通りに7項ですかね。
等選択科目。
等選択科目を順番通りに勉強されていたんですね。
それが予備試験が高校3年生の時ですよね。
はい。
だから、そこまでで一通りも当然終わっていて、受けられて合格されて、今度は予備試験から司法試験までは高校卒業とか大学入学とかのタイミングだったんですよね。
はい。
どんな勉強をされていました?
予備試験から司法試験の間は実はそんなに勉強ができてなかったんですけど、
それでも基礎マスターテキストっていう一番基本となるような知識が書いてあるテキストを全教科文読み込んだり、
あとは過去文を読いたり、担当論文両方ともの過去文を読いたり、あとはゼミがあったのでゼミの復習をしていました。
ゼミは伊藤塾のゼミ?
そうですね。伊藤塾のゼミで問題演習をするゼミでした。
自分で回答を作って、添削とかもしていただけてたんですか?
そうですね。毎週宿題として4問程度問題を出されて、それを家で解いてきて、1問は添削してもらって、1問はコートで詰められながら答えていくというゼミでした。
そうなんですね。幅広いというか深いというか、そういう勉強方法があるんですね。
ご自身ではカリクラム通りに進めて、進んだところまでどんな風に頭に入れる工夫をされましたか?
とにかく膨大でこれ全部頭に入れなきゃいけないのかなと私は思ってしまったんですけど。
そうですね。暗記をしないようには意識していました。
とにかくあまり記憶力が良い方ではないので、7方やったら必ず1本目は忘れるということも覚悟していたので、
とにかく1回理解できたら、次理解するときは今よりは早いだろうと思って、とにかく全部を一旦理解してみるという意識でやっていました。
繰り返し繰り返し?
はい。忘れる前提でやっていました。
忘れる前提って良いですね。忘れちゃったって思ってしまいがちなんですけども、忘れるものだと思って繰り返しがやっていました。
そうなんですね。同じ問題を論文試験の対策なんで何度も解かれたりしました。
そうですね。ものによっては3回解いた問題とかもあります。
そうなんですね。重要な問題だと思われたもの。
そうですね。基礎的な知識を復習できるような問題は何回も解いてました。
そうなんですね。ご自分でこの勉強方法もしくはこの工夫はお勧めみたいなものってありますか?
そうですね。お勧めはやって良かった勉強は先ほど言った付箋にメモをする。
そのメモした付箋を見ながら後で復習をするっていうのはやっぱり同じことを2回書くっていう意味でも記憶の定着につながるので良かったと思います。
あとは漠然とやらずにとにかく詰めて詰めて理解をしながら進めていくっていうのは大事だったなと思います。
効率的な時間管理
そうですよね。一個一個確実に。ただもう忘れる前提でとりあえずバッと終わらせて繰り返し繰り返しということですよね。
予備試験、試用試験の勉強をされながら一方で高校生の時には部活演劇部にいらっしゃったんですよね。
やっぱり時間がすごくタイトだと思うんですね。決まった時間で決まった動きをしなきゃならないのかなと思って高校生の方ってどんなふうに時間の使い方されてました?
いくつか自分の中でルールを設けているところはあって一つが学校のことは全部学校で終わらせてきてしまう。
例えば休み時間とか高校だとかなり50分20分は少なくともあるのでそういうところで課題とかレポートとか終わらせるようにしていました。
あともう一つが授業は終わったその日のうちに必ず復習するっていうふうにしてて、次の日に何かやらないことを残すみたいなことがないようにしていました。
それができるだけですごいなと思っておかれます。かつ部活ですよね。
そうですね。
通学とかそういう時間はある程度ありました?通学時間。
通学時間は40分くらいなんですけど歩いてる時間がうち20分くらいなのでそこまで勉強できる感じではなかったです。
電車の中でやるほどの長さでも。
そうですね。電車の中は基本的に寝てました。
寝てました。それも有効な時間の使い方ですよね。ありがとうございます。
ありがとうございます。
それでは中瀬さんにお伺いしてみたいと思いますが、予備試験、司法試験の勉強。司法試験が大学1年生で最終合格されて、だから高校生活、大学生活での勉強をずっと続けていらっしゃったということですが、これもやっぱり伊藤塾の教材中心にされてたんですね。
そうですね。具体的な勉強方法としてはもう王道の伊藤塾から提供されたそのカリクラム通りに進めていくということをやってました。
基礎マスターだけでも膨大な講義数が。
そうですね。結構量がありますね。
もうひたすら淡々と。
もうひたすら淡々とやってました。
その時に講義聞かれてどういうメモの取り方とかノートの取り方とか。
そうです。そこまで特筆すべきことはなくて、講師の方からここメモしようみたいなこと言われたところだけしっかりメモするみたいな。
後で見返した時にしっかりの内で講義を再現できるかなくらいの量をメモするように意識してました。
そうなんですね。あとはここは線を引いてとか。
そうですね。
マーカーを引っ張ってとか。復習はどういうふうにされてましたか。
復習も別にそんな変なことはしてなくて、教材をただずっとパンって見て、ここでこういうことを話してたなみたいな感じで。
でもしっかりがっつり復習するというよりはさらっとどうせ忘れるので、さらっとここ理解できてるなくらいな感じでやってました。
最初の復習だと授業の中身って大体再生できた感じですか。
そうです。最初1回目だったらすぐ見終わった後にやるのでそれはできるんですけど。
もう違う法律に手を付けてまた戻ってきた時には正直全然再現できなかったですね。
それでも繰り返せば思い出すというかわかってくるんですかね。
そうですね。結構掴んできてる感覚はありました。
そうなんですね。
基本的には基礎マスターだったら基礎マスターの講義を聞いて復習を見直しをして、
そして例えば担当を並行してちょっとずつ進めたとかいうのはされましたか。
僕は本来は担当同時に進めるべきだと思うんですけど、
僕は結構ちょっと面倒くさいカリアだったのでもう担当はやらないで、
一旦もう基礎マスター全部終わらせて論文も全部終わらせて、
もう担当直前になってめっちゃ死ぬ気で仕上げるみたいなことをやってました。
じゃあそこまで担当は特にやってないんですか。
一切やってなかった。
だいぶ直前ですよね。
そうですね。3ヶ月前くらいからもう担当だけ100%やるみたいな感じで。
3ヶ月前。
そうです。
その3ヶ月ではどういう担当を対策されましたか。
もう単純に担当過去問集みたいなのを購入して、
それをもうずっと分回すみたいな感じでやってました。
それ分回しで、担当の過去問集は市販のものですか。
そうですね。
むっちゃ集中して担当だけをやった3ヶ月。
そうです。
そうなんですね。そして担当に合格されて、
繰り返し学習の重要性
じゃあしばらく論文の勉強できてなかったというか休んだ。
3ヶ月くらいはもう論文の勉強も見てないみたいな感じだったので、
最初は結構苦労しました。
でも思い出せますよね。一旦入れていれば。
そうですね。何回も見ていれば、
ああ、こんなのあったなみたいな感じで思い出せてはいました。
そうなんですね。
ちょっとずつ担当もやっていった方がいいという話は何度も聞いたんですけど、
でも結構オーライでしたね。
結構でも僕の周りでもそういう人って結構いて、
どっちもちょっと反対になっちゃうとよくないんで、
それをしっかり自分が直前期にしっかり仕上げられる自信があるんだったら
それでも僕はいいのかなと思います。
結構怖いといえば怖いのかもしれないですけどね。
でも人によってやっぱりやり方が違う、性格も違うから、
でもそれは良かったんですよね。
そうですね。
で、科目数と授業の数が多いんですよね、聞かれても。
そうですね。
授業の数がとても多くて、で担当対策はしないにしてもやっぱりこの
キスマスターだけでも膨大なので、
その中でちょっとこれ多いなとか、ちょっと今日やりたくないなとか
ちょっと分かんないなとか、そんな時ってどうしました?
そういう時はまあ、僕は結構趣味として散歩がするのがすごい好きなんで
音楽聴きながら散歩したりとか、それで結構リフレッシュはするようにしてましたね。
目に張り付けて。
そうですね。
高校生の時に予備試験に合格されてて、
最初の予備試験に合格されるまでの勉強の間に高校生活、
その後もですね、高校生活されていたと思うんですけど、
部活とかは?
通学時間が少し長かったので、それもちょっとあって部活はいいかなというのも入ってなかったです。
通学だけでももう時間取られていたんですね。
そうですね。
じゃあ通学、勉強、またお家に帰る時間で帰られてから、
まあいろいろあっても夜にお勉強されてましたよね。
そうですね。でも家に帰るっていうよりは、大学の都市から利用できたので、
そこ行ったりしてやってましたね。
あ、帰る前にやってたんですね。
そうですね。僕は結構家は絶対勉強しないと決めているので、
家はリフレッシュする場所だと決めているので、
そこでしっかりメリハリはつけるようにしていました。
そうなんですね。それはもうずっとですか?
そうですね。今もずっとやってます。
今もそうなんですね。
そうですか。自分のやり方をうまいこと見つけて、
そのようにきちんとされているなというお話を伺って思ったんですけども、
じゃあ中瀬さんの中でおすすめのとか、
これは良かったとか、自分に合ったみたいなのを特に言うとしたら何でしょう?勉強法は。
そうですね。結構精神論みたいになっちゃうんですけど、
もうむちゃくちゃやる気持って何週もぶん回すっていうのは、
一番オドですけど、むっちゃ重要だなって思ってて、
それはもう皆さん絶対やるべきかなと思いますね。
結構メンタル強くないとぶん回す、絶対やってやるって難しいかもしれない。
ちょっとくじけそうな時に何かどうしたらいいですかね?
くじけそうな時はさっきも言った散歩とか、
もう嫌だったらその日はやめて、家帰ってYouTubeとか見て、
普通に寝ちゃおうみたいな感じでうまくメリハリをつけてました。
もうやらないっていう選択もありってことですね。
なるほど。それは結構勇気がいるけども大事かもしれないですね。
ありがとうございました。
自分に合った勉強法
これまで3回にわたってお話をしてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
これから放送を目指す、もしくは放送のお仕事に興味がある高校生の方に、
ぜひ皆さんから一言いただければと思います。
ではまず坂本さんいかがでしょうか。一言ぜひお願いします。
私はこういうところでお話をさせていただくのは初めてなので、とても楽しかったです。
これから放送を目指す方に向けての一言ということですが、
法律の勉強をする時に大切なことは、
法律をやりたいと思った時にそのままの勢いで始めることと、
あとはその時の気持ちを忘れずに楽しく法律を勉強することと、
あとは体に気をつけて勉強することだと思うので、
このような点に気をつけて勉強頑張っていただきたいと思います。
ありがとうございました。
では中瀬さんもお願いいたします。
そうですね。僕もこれまでの人生を少し振り返っていた気がして、とても楽しかったです。
放送を目指す方に向けては、
常に勉強する時も自分が何でこれを目指したいんだろうというのをしっかり考えて、
自分の中で信念を持ってめっちゃ頑張ればいいのかなと思います。
ありがとうございます。
そうですよね。だから、やりたいと思った気持ちを大事にして、
そして伊藤寺くんのカリクラムに従って、
そして推しやってやるぞっていうパッションを持ち続けて、
そして楽しんでですよね。一番大事なのは楽しんで。
勉強していくといいんじゃないかというのが本当に実体験からお言葉をいただいて、
すごく伝わってきました。本当に楽しかったです。
坂本さん、中瀬さん、3回にわたってありがとうございました。
さて、この番組ではリスナーさんからのお便り、リアルボイスをご紹介しています。
ご感想、ご質問などもお待ちしておりますので、
番組詳細欄にあるリンクからお気軽にご参加いただければと思います。
そしてアップルポッドキャストやスポティファイのポッドキャストではレビューもできます。
こちらにもご感想などいただけると嬉しいです。
Xでもぜひポストしてください。漢字で合格全書。ハッシュタグをつけてくださいね。
それでは次回、またお会いしましょう。
佐々木臨と坂本さんと中瀬さんでした。ありがとうございました。
やればできる。必ずできる。一緒に頑張っていきましょう。
17:00

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