合格全書 伊藤塾が届けるリアルボイス
リスナーの皆さん、こんにちは。声優の佐々木臨です。
合格全書 伊藤塾が届けるリアルボイスでは、
四方試験および予備試験に合格する自分を鮮明に思い描いていただけるように、
学習法についてのお話や、合格者へのインタビューなどをお届けしていきます。
ぜひ、ご自分の学習計画にお役立てください。
今回も前回、前々回に引き続き、
ゲストには弁護士の佐野賢次郎先生にお越しいただいています。
佐野賢次郎です。よろしくお願いします。
今回もよろしくお願いします。
それでは、今回のテーマなんですが、
四方試験合格への勉強法ということで、
佐野先生にいろいろお伺いしていきたいと思います。
ではですね、早速なんですが、予備試験、四方試験と受験されて、
佐野先生の実践されていた具体的な勉強法については、
まず、伊藤塾のウェブ講義を受講されていたんですよね。
そうですね。
前回もお伺いしたと思うんですけども、
できるだけ時間のあるときに、いつでもとにかく聞くようにされていたということで、
もう少しここを具体的にお伺いできると、
どんなシチュエーションとか、どんな聞き方をされていましたか?
一番には、学習のリズムとして朝は登霊を説いているときとか、
担当の足別問題集を説いているときが多かったので、
講義を聞く時間ってだいたい昼以降、
特に狙い目としては夜だったんですよね。
なので、シチュエーションとしては、前回、前々回かな、
申し上げたような国際関係の仕事をしていたので、
メールを送った後、電話会議が始まる前とか、
あるいは子供が寝静まった後ですとか、
比較的よりも、自分が最大限に落ち着ける時間でもって、
集中的にガッと2倍速で聞くっていうようなことをなるべくやってましたね。
そうですね。音声での視聴、画面もありますけども、
視聴だから周りがある程度静かな環境ではないのとか、
何かしながらじゃなかなか難しいですし、
でも聞けるときに聞かれていって。
でもトーレンというのはどの段階から始められましたか?
トーレンはですね、勉強始めて半年も経たないぐらい、
4ヶ月、5ヶ月ぐらいであらゆるものがうろ覚えというか、
ちゃんと理解できない状態だったんですが、
見切り発車的に始めましたね。
そうなんですか。聞き終えてなく、もうトーレンに入られた。
はい、そうですね。
ああ、そうなんですね。最初は書けないと言われますけども。
書けないです。全く書けなかったですね。
書けなくても書こうとして、ある程度まで書こうとしてみてから、
参考投案というか、これになって、どういうふうにしてましたか?
なんかですね、これは自分が工夫して編み出したとかそういうことではなくて、
一種本能的な感じで自分流で始めたことなんですけど、
時間測って解きます。当然ほぼ白紙で終わりますよね。
答え、参考投案を見ます。
基本書とか移動軸のテキストでもいいと思うんですけども、
必要な知識を確認します。
そういうふうに散々カンニングをした後にもう一回解く。
あるいは翌朝に解く。みたいなことをよくやってましたね。
あるいは2回目は時間無制限で解くとか。
なんかそういったいろんなアプローチで、自分がこれなら書けるみたいな状況を作り出して、
例えばカンニングありでもいいし、時間ちょっとオーバーしてもいいし、
何でもいいから書ける状態で書くっていうことを無理やりやっていると、
書けるためには何の技能が必要なのか、何の知識が必要なのかっていうことが分かるようになるので、
それでだんだんできるようになったっていう感じですね。
じゃあ例えば民法には30問問題がありますと、
じゃあこれ1問目からやっていきますって、1日10問。
じゃあ第1問やりました。書けない。
はい。いろいろ答えを見たりして、なるほどなるほど。
翌日第2問に行って、じゃなくて翌日の第1問を書いてみるっていうようなことですか。
そうですね。第1問を書いてみて、意外と参考答案とかをがっつり読んでても2日目に書けなかったりするんですよね。
そこがすごく勉強になるし、それはだいたいもうカンニングしてるので、
だいたい時間内に終わるんですよ。ちょっとオーバーしますけど。
そしたら今おっしゃった例で言うと、じゃあ第2問の答案構成だけしようかとか。
書いてみようか。白紙やけどみたいな感じでやって、
ダメやった。じゃあちょっと第2問も研究しなきゃっていうふうに次につなげていく感じですね。
そうなんですね。だから書けるようになってから書いてみるんじゃなくても、やっちゃったほうがいいですかね。
身を見真似でやるほうが結果的に早いんじゃないかなとは今でも思ってます。
最初本当に私もそうだったんですけど、本当に書けないんですよね。本当に白紙状態ですよね。
おっしゃるとおりですね。
めげませんかねそれ。
めげますね。
もう何もできないって。大丈夫これ。
そうですね。なので熟答案みたいなのだともう理想的な形で書かれているので、
これは到底真似できないなと思ったら過去問の過去の受験者の参考答案とか見て、
こんな程度書いたら一応受かるんや、じゃあこの程度でもいいかなみたいな自分のアレンジを加えながら、
この形だったら自分の表現力で書けるっていう、自分の筆の力を見定めながら少しずつ前進していったって感じですね。
なるほど。参考答案というのは理想の答案だからそれを目標にしてしまうとちょっと高すぎるんですよね。
その間にも合格すればいいわけですからね試験って。
そうですね。
なるほど。別の方とか合格者の方が再現答案って言うんですかね。
再現答案を見たりとかもされました?
はい、かなりしましたね。
それこそゼミが組めるわけでもないし、勉強仲間がいるわけでもないんで、
なるべく手に入る。伊藤塾でも手に入ると思うんですけど、
実際の受験生の再現答案をなるべく広く集めて、特に過去問研究ではそういうことを散々やりましたね。
そうなんですね。そうですか。でもやっぱり確かに書いてみないことには欠けるようになる。
だから書けないことで止まってしまうともったいないですよね。
そうですね。
佐野先生はもう書いてみることに割と早くシフトされたと思うんですが、
伊藤塾のテキストは書けないときに戻ってそこをガイド部分を見るとか、
例えばそうじゃなくてテキストを最初からザーッと読んでみるとかいうことはされたんですか?
そこに時間を使ったことってありますか?
これも本当に正直ベースなんですが、予備試験を受けるまでは正直そういう時間すらなくてですね、
当練をなるべく書いてみる。それで自分の課題が浮き彫りになるので、
そこを立ち返るような形で伊藤塾のテキストを見るっていうことを繰り返してましたね。
ただ若干ロースクールに行っている方とかと比べると体系的な知識に若干劣る部分があるんじゃないかなと思い始めて、
予備試験に受かってから司法試験までの間になるべくテキストの通読っていうのをなるべくやろうとしました。
ただこれも個人差あると思うんですが、自分にはそれはあんまり合ってなかったですね。
眠くなるんですよね。それをどうしても乗り越えられなかったので、結局司法試験を受験するときも司法試験の過去文を第一にした。
司法試験の過去文っていうのは本当に両文で、しかもボリュームもあるので体系的な知識がある程度身につくようになってるんですよね。
なのでそれを十分に参照して、それで基礎マスターにもなるべく立ち返るようにしたら受験本番までは大体のところは読んだっていう状況になりましたね。
そうなんですね。眠くなりますよ本当にテキストの通読ってね。
じゃあ無理やりテキストを読まなくても大丈夫と安心しますと。
そうですか。ちなみに公認会計士の試験や税理士の試験は似てるんですか。その形式というのは論文担当があって論文があるということではないんでしょうか。試験方式っていうのは。
会計士試験は近いですね。担当があって論文があってって感じです。
税理士試験は論文一本なんですが、ただ半分ぐらいは計算問題なので計算プラス論文って感じです。
公認会計士と税理士の試験を受けられたことって予備試験司法試験に何か役に立つというかありましたか関連したものは。
やっぱり初めは全然違うフィールドに入ってきちゃったなみたいな。全然通用しねえなっていう感じだったんですけど。
一つこの3つの試験に共通するのは基礎を徹底するっていうこと。これが意外と共通しててですね。
基礎固めの大切さみたいなのを会計士税理士時代に叩き込んでいたので。
税理士試験と司法試験で何が一番違うかっていうとあんまり世の中に知られてないんですけど。
初見の問題現場思考型の誰も見たことない問題が出るか出ないかが全然違うんですよ。
税理士試験は比較的誰でも見たことがある問題が出題されて。
司法試験は体感でいうと半分以上が見たこともないような問題を現場で解くっていう違いがあるんですね。
最初はそれに惑わされて司法試験では現場思考が大事だから。
自分の頭で考えるのが大事だからっていうふうにアプローチしてたんですけれども。
そうすると自由作文みたいになっちゃってですね。
法的三段論法も崩れるし論理的にめちゃくちゃなものになっちゃうんですよね。
こうならないために何が必要なんだろうっていうふうに考えたときに
結構参考答案で再現答案で優秀なものとかを見たりすると
共通点はやっぱり基礎が固まってるってことなんですよね。
誰でも答えられるようなでも大事なことがしっかりかけている。
ここが大事なんだっていうことに分かったので。
そこからは結局会計試験や税理試験とアプローチ一緒なんですけれども
基礎こそ大事。基礎こそ分かっていれば応用も効くんだというふうに確信が持てたので。
その結局一周回って同じようなアプローチでクリアできたって感じですね。
なるほど。一周回って。
そうですよね。私は自分の頭で考えるという言葉に惑わされてた時期がありまして。
法学部に入ってからしばらくなんですけどそういうふうに先生がおっしゃるので
本にも書いてあるんですね。読んだ法律科の先生の本にも。
自分の頭で考えるのが大事なんだなと思って
自分の頭で考えて法学の試験を受けたりしたんですけど
もう本当に自由作文ですよね。
本当に何にも価値のない答案になって
もちろん点数もつかないし
おかしいなと思ってそう言われたからやったのにと思ったけども
そもそもが何も頭に基礎がない状態で考えたって
それはもうそうなるしか。
法律とは全然関係ないところで文章を作っているので
本当に間奏文化作文化になってしまうんですよね。
だからやっぱり勉強ですからね。資格試験のための勉強なので
基礎っていうのは誰でもできるとか
誰でも知っていなければいけない最低限は
少なくともまず身につけた上での応用なのかなと
そうですね。