2025-08-12 25:35

#138 心の温度をあげていこう 〜ゲスト シーマン先生〜

シーマン先生(元匿名先生)を迎えて公開収録をしました。

学校の先生の中にも向いている学年があり、レガシーの蓄積に対応できるかどうかが肝だと言います。

保護者の方々からいただいた質問に答えていきますが、根底には「親子関係の現在地」が大事だとシーマン先生は言います。

話をする時には過去をリセットすると肯定的なフィードバックができるようになるようです。


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サマリー

今回のポッドキャストには、島川達也先生がゲストとして登場し、教育事業や子育てに関する悩み、特にITやSNSとの関わりについて検討されています。島川先生の教育に対する情熱や、参加者からの多様な質問への回答が交えられ、多くの価値ある意見が交換されています。心の温度を上げるために、親と子のコミュニケーションの重要性が語られており、特にゲームへの関わり方や親子の信頼関係を築くためのアプローチについて考察されています。このエピソードでは、心の温度を上げることが重要であり、特に子供との関わりにおけるポジティブなフィードバックの役割が話されています。また、親自身の心の温度を上げることが、より良いコミュニケーションを生むとされています。

ゲストの登場と自己紹介
はい、みなさんこんにちは。ITeens Labのポッドキャストです。ITeens Lab代表の小林です。今回はですね、島川先生という元ですね、小学校教諭の方で、僕も個人的にかなり親しくさせてもらっている大学の友人をゲストにお招きしまして、さらに公開収録という形で、ITeens Lab保護者の方とか、ITeens Lab以外の方も参加していただいて、そんな方々にお話を聞きながら、コメントとか質問をもらいながら、一緒にですね、ポッドキャストの収録をやっていこうと思っております。
じゃあ島川先生、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
こんにちは。
こんにちは。あの、ITeens Labのポッドキャストに出てもらうのって初めてですよね、多分。
ITeens Labのポッドキャストに出させていただくのは初めてです。
ですよね。でもなんか、何回か収録したことあるよね、多分。
それはYouTubeの教育アップデート時代。
そうかそうかそうか、そうでした。ITeens Labで昔やってた教育アップデートっていうYouTubeチャンネルがあるんですよね。
いろんなゲストを、教育関係のゲストとかIT関係のゲストをお呼びして、こういうふうに話をいろいろしていくっていうやつだったんですけど、そこにたくさん出てもらいましたね。
たくさん出させていただきました。その時は現役で先生をしてたので、名前を島川達也って出さずに、匿名先生という名前で出演しておりました。
はいはいはいはいはい、そうですね。というわけで皆さん、え、それ今バレちゃって大丈夫?
全然全然大丈夫!
じゃあ皆さんもしよかったらですね、ITeens LabのYouTubeチャンネルですね、教育アップデートっていうシリーズが上がってますね。
その中で匿名先生っていうゲストの方が出てるやつは、この島川先生がゲストで喋ってくれてるやつです。
そっちもめちゃくちゃいいお話聞けるので、本当僕もね、友人と言いつつもね、かなり尊敬している先生ですよ。
いろんな話聞けますので、ぜひそっちもチェックしてみてください。
ありがとうございます。
ちょっとね、前振り長くなっちゃったんですが、改めて島川先生のプロフィールというか、自己紹介みたいなものをこのチャンネルでもしておきたいので、
島川先生、シーマンこと島川先生、ちょっと簡単に自己紹介もらえますか。
はい、よろしくお願いします。合同会社のびざかり代表の島川達也と言います。気軽にシーマンと呼んでください。
もともと小学校の先生を10年してたんですけども、夫婦で小学校の先生を退職して、今は教育事業をいろいろやっております。
分かりやすいのは、民間の学童を小学生向けの学童効果を拠点にやっているのと、
企業さん向けの人材育成というか、研修事業プログラムを作成したりだとか、そういった教育に関わることをやっております。
今日聞いてくださる方も多いと思うんですけども、保護者の方向け、やっぱり子育てってすっごい悩みが多くて、
僕も3人子供がいるんですけども、本当にこう悩みは尽きないっていうところが、どのご家庭にもあるだろうなと思っているので、
そういった方々のサポートをさせていただくっていうのを、今日メインでお話しできればなと思っています。
とにかく教育が大好きで、人が成長するっていうところにたくさん立ち会えるとすごく嬉しいなって思うような、そんな人間でございます。
よろしくお願いします。
教育に関わる取り組み
よろしくお願いします。
あと、ITinsLabの先生向けの研修もちょっとやってもらったりとか。
やさしていただきました。
でも、島川先生さん、ITinsLab以外でもスタッフ研修とか社員研修みたいなのやってるんでしょうか。
そうなんですよ。実はそれもさせてもらってて、福岡の中でいうと、多分皆さん一度は名前を聞いたことがあるような、
エンターテインメント施設さんのスタッフの皆さんの研修を1年間かけてさせてもらったりだとか。
あとは、本社は東京だったりするんですけど、中学校とか高校の学習支援を行っている会社さんだったりとかですね。
そういった教育に関わる企業さんの支援というのをさせてもらっています。
ちなみに、小学校の先生は何年間やってるんだっけ。
10年間。
10年間か。
大体約10年間だと思う。
1年生から6年生まで持ってが、一週半するぐらい。
でもね、それがさ、すごい特殊な学年の持ち方をしてて、一番最初の時は2年生の担任をしてたんですよ。
で、次の年5年生の担任して、あとずっと5年生から6年生の担任しかしていないっていう、ちょっと極端な配置だった。
ちょっとあんまりそこ深掘ってもあれなんだけど、そういうのってどうやって決められる?
あなた何年生ね、みたいなのって。
ああ、そういうのは校長先生が決めるんだけど。
独断?
独断とまでは行かないけど、一応希望は取って、先生が視聴者の希望は取るけど、全体のバランスだったりとか、その学年その時のタイミングだったりとかいうのを見て、基本的には校長先生が決める。
なるほど、例えば先生ごとに得意学年ってやっぱりあったりするのか?
あなたやっぱり1、2年生見るのが得意だよねとか。
うんうん、ある、めちゃくちゃある。
それを元に振り分けられてる感じもある?
感じもある。
なるほどなるほど。
それでいくと、島川先生得意ゾーンとかある?
得意ゾーンは、でも高学年しかやったことないから、一応高学年が得意ゾーンなんだけど、
難しさって言ったらあれだけど、1年生から6年生まであって、やっぱ難易度が、やっぱり5年生、6年生の方が高くなってくるっていうのが。
あ、高いんだ。
業務難易度が。
業務難易度が。
その指導とかコミュニケーションの難易度じゃなくて?
そういったところも全部ひっくるめて、やっぱり難しくなってくるのが、5年生と6年生。
あと1年生かな。
意外や意外。
1、2年生あたりが一番難しいと勝手に思ってました。
なるほどです。
これも本当に、その先生のキャラクターにもよるから、一概に難しいっていうのはちょっと言えないとこあるけど、
これどこまで言ってもいいのかなっていうのもあるけど、
高学年の方が難しいっていうのと、もう一つあって、
それは、例えば1年生、2年生、3年生、4年生って上がってくるに従って、
子供たち同士の人間関係っていうのが出来上がってきたりだったりとか、
そこにポジティブな人間関係もあればネガティブな人間関係ももちろんあって、
そういったところで、言葉を選ばずに言うと、ごちゃっとしてくるのが5年生とか6年生ぐらいのタイミング。
なるほど、なるほど。
ITと子供たちの関わり
よくも悪くもレガシーが積み上がってる状態かな。
それを引き継いで始める。
分かりやすいです。
それをいかに、再構築する部分は再構築しながら、成長させていくっていう。
なるほどな、確かにそれ難易度高そう。
そうなんです。
ちなみに今、うちのジムのまちゃ子さんから分かりにくい…コメントが出てきました。
確かにまちゃ子さんのお子さん、4年生、5年生ぐらいだったかな。
そうなんですね。
だからレガシーが多分、親の目から見ても感じられるんでしょうね。
すごくよく分かります。
そうですね。
6年生ですね。
こういう話聞くだけでも丸一本取れちゃうと思うんですけど、
そうですね。
これで楽しくなりすぎちゃうと、こちら側のあればっかりなんで、
今日はね、アイティーンズラボのポッドキャストのゲストに出てもらっているっていうことで、
やっぱりパソコンとかITとかゲームとかSNSとか、
そういったものと子どもたちとの関わりっていうところを主にやっていきたいなと思っていますよ。
はい。
やっぱりね、アイティーンズラボ、僕らみたいなことやっていると、
親御さんからこう、やっぱりね、こういう質問とかこういう悩みの相談が来るっていうのがね、結構まとまってくるんですよね。
大体こういうのが多い。
例えばそのね、YouTubeばっかり見ちゃうっていうのはやめられないとか、
そうですよね。
何だろう、外に出たがらないから不安だとか、
そっかそっかそっか。
なんか変な人とSNSで繋がっちゃうんじゃないかとか、いろいろあるわけですよね。
うんうんうんうん。
で、そういったものをね、ちょっと島川先生と一緒に聞いていこうかなと思っております。
で、参加者の皆さんとか、まちゃ子さんでもOKですし、
こういう話、特に聞いてみたいとかあればぜひコメントくださいねと。
で、僕の方でいくつかまとめているのと、
事前に質問視聴者さんからいただいてるやつもあるみたいなので、この辺拾っていきますね。
はい。
ちなみにまちゃ子さんのお子さん、6年生ですんだそうです。すいませんでした。
はい。じゃあどれからいこうかな。
今ちょっとじゃあバーッと見ていきますと、事前に上がっている質問項目。
YouTubeばっかり見ちゃう。
プログラミング教室に通っているんだけどいまいちモチベーションが上がらない。
うんうんうんうんうん。
外に出て遊びたがらない。
親がITに詳しくないので、パソコンやスマホで子供が何してるかわかんない。
あー。
わかんないから不安。
そうですよね。
これちょっと別の問題かもしれないですけど、
うちの子、学校とか塾とか生活のことについて親に全く話してくれないんです。
なるほどなるほど。
何やってるかわかんないんですとか。
ありますよねー。
そういう話も多いですよね。
はいはいはい。
あとSNSの不安、スマホって持たせていいんだっけとか、
パソコン買ってあげたいんだけどおもちゃにしかなってないとか、
TikTokとかYouTube楽しそうやけど何がいいかわからない。
はいはいはい。
親からしたらね。
とかいろいろありますけど、
なんかどうでしょう?
島川先生これじゃあちょっとバッと答えてみようかなってやつあったりします?
そうですね。
一つ一つめっちゃもうわかるというか、
どれも悩み事として多いのかなと思って、
これ逆にコバは普段の皆さんとの関わりの中で、
これ最近多いなーとかいうの。
そうですね。
それだと、やっぱり一番多いのは、
ゲームとの関わり方
ゲームをなかなかやめられない。
ゲームばっかりして学校成績下がっちゃったんですよ。
そういう話が結構やっぱり多いんですよね。悩みとしては。
これ例えばどうですか?島川先生に保護者の方がそういう相談をしてきた場合。
なるほどですね。
これめちゃくちゃウケるんですけど、
ちょっと学年だったりお子さんの年齢によるところも結構あるかなと思っていて、
小学校の低学年なのか高学年なのか中高生なのかっていうところも多いかなと思うんですけど、
なかなかやめられないっていうところを、
親から親の主観でいくとそう見えるんだけど、
子供がどう捉えてるのかなみたいなところは、
一つちょっと聞いてみてほしいなと思うんですよね。
よく子供が思っていることと大人が思っていることは当然違うんですけど、
それを問題だって捉えてるのが僕たち親の方だけで、
子供からしたら大して問題だって感じていないっていうようなパターンって結構多くて、
まずはそこの認識を子供とすり合わせしていくところからスタートすると、
結構切り口はうまくいくことが多いんですよね。
例えばこういうことでしょ、
ゲームをずっとしていると、
あんたもう3時間やってんじゃん。
学校の宿題終わってないでしょ、何やってんのってなるわけじゃん。
そこで具体的にどうアクションしたらいいんですか。
なるほどね。
子供からしたら3時間が長いとかやりすぎだとか思ってないけど、
親からしたら3時間って相当長いでしょっていう風な、
そういったところで全く土台が整ってない状態で、
子供からしたらなんかずっと言われんなと。
言われてるなっていう感覚になっちゃうから、
そういうシーンをできれば生み出す前に、
事前の関わりとか、
いろいろやり方を教えるっていうところでアプローチしていきたいっていうのがあって、
なのでそもそもゲームやるときにどういう風にやろうかっていうのは、
話し合ってる家庭も多いと思うんだけど、
そういったところを先にやるっていうところの方が重要っていうところがあって、
他のところもね、
学校や塾での生活のことなどを親に話してくれないみたいなところと、
結構関連が出てくるんだけど、
まずもって親子関係の現在地って今どのぐらいかなっていうのを、
ちょっと押し測ってみるっていうのが重要かなと思ってるんですよ。
親子関係の現在地。
なんか僕ら親ってどうしても子供に甘えてしまうところがあって、
なんかこう信頼しているだろう当然みたいな感じで、
子供に対してしてしまうことがどうしても多いっていうところがあって、
普段はじめましての人とコミュニケーション取るのに、
そんな入ってき方はしないだろうみたいなことを、
僕ら平気で子供に対してやっちゃうところが結構あって、
だから自分の言葉が今どれぐらい子供にスッと入っていくのかなっていうところを、
ちょっと見極めた上で、
ゲームの本丸の話に入っていくのがいいのかなと。
はいはいはい。
やっぱり甘えすぎたらさ、
目にもあんま良くないし、
学校の設備も下がるやん、
このぐらいにしとこやって言って、
確かに、ならちょっとやめておこうかなっていう状況にあるんだったら、
めちゃくちゃイージーだけど、
多分そういう状況にはないから、
こういう質問が来ると思うんですよね。
はいはいはい。
なんで、そういった自分が言ったことを、
ある程度受け入れてくれて、
あなたが言うんだったら自分もやってみようかなっていう状況を、
まずは作るっていうところに、
アプローチの視点を向けると、
いいかなと。
なるほどなるほど。
今、一個ポイントとしては、
あれだよね、3時間ゲームをやっているときで、
親は、やりすぎじゃん、3時間って。
でも、ゲームをやっている本人からすると、
いやいや、3時間くらいが盛り上がってくるんだよ、
と思っている可能性もあるので、
まず、子供と、
ゲームって何時間がやりすぎのラインだろうね、
みたいな、
ネゴシエーションを先にする必要があるってことですよね。
信頼関係の構築
で、寝がわくば、
最初買ってあげるときとかに、
これは、お前、
いいぞと、面白いのはわかるが、
1時間くらいまでしとかんと、
ちょっと生活のバランスが崩れるぞと。
だから、1日1時間くらいを目安にやろうねって、
まず約束をして買ってあげるみたいな話。
それでいくと、
ごめん、2つ話しちゃったから、
ちょっとややこしくなっちゃったんだけど、
そういう約束とかが、
今通る状態なのか、
そこまでの状態じゃないのかっていうのを、
冷静に受け止めた状態で、
そこに入るっていうのが、
まず大事かなっていうのが。
なるほどなるほど。
だから、2つありますよね。
まず、要は前提を揃えるために、
共通認識を作ろうと。
ここがダメならいい。
ここまではいいよみたいな共通認識が、
その共通認識に合意してもらえる、
信頼関係を築こうみたいな。
そうそうそうそう。
この2点あるってことね。
その2点あるってこと。
この2点目、
確かに、
こういうお約束をしたんだけど、
守れないんですって話はよくある。
よくあるよね。
よくある。
そのお約束が通る、
人間関係を築きましょうって、
これ結構話が深いというか、
パッと聞き難しい話だなと思って。
うんうんうんうん。
逆にそれをどうやって深めていく、
みたいなアプローチはあるんですか?
よく聞いてくれました。
そのアプローチがありまして。
はいはい。
すごいね。
これ解決策あるんだ。
解決策あって。
行きましょう行きましょう。
そうなんですよ。
さっきの、
じゃあゲームはやめなさい。
はいわかりました。
みたいなので、
北風と太陽でいう、
北風的なアプローチだと思うんですよね。
直接的にそれを言って、
それができるようになるっていう。
基本的にはうまくいかないので、
太陽的なアプローチをかけていきたいと。
そこがポイントなんだけど、
今ゲームを長い時間やっているって、
僕ら親から見たら、
それって問題だって捉えてるし、
子どもの一日の生活の中で、
ここはダメなんじゃないかって思ってるポイントだと思うんですよね。
ただ、ゲーム以外の場面で、
例えばゲームの中身でもいいんですけど、
なんかその子自身がめっちゃ頑張ってるシーンって、
必ず一日の中にあったと思うんですよね。
そっちについて、
僕たちは何かコメントを果たしてしていただろうか、
いうところが一つあるかなと思ってて、
じゃあ一日の中で、
ゲームめっちゃやってるから、
もうそろそろやめようやとか、
もうやめなさいっていう風に声をかけたと。
そういった指摘系の声かけと、
それよりも、
例えば今日朝早く起きて、
みんなの家族の準備とか、
そういうのやってくれてたんだねとか、
あとは自分で次の日の準備とか、
しっかり終わらせてやってたんだね、
っていうような、
できてることを肯定するようなフィードバックを、
自分がしてたかどうかなっていうところを、
立ち返ってみてほしいっていうのがあって、
そっちの肯定的な、
指摘ではないフィードバックみたいなのが、
指摘の数を上回ってくると、
だんだんと関係性が良くなるっていうのは、
すごくあって。
なるほど。
そっちをまずは割合でいくと、
最初はもう本当に、
9-1ぐらいの割合からスタートして、
そこの関係性を作っていって、
そろそろちょっと私が、
僕がお話をしても、
ある程度話聞いてくれるかな、
通ってくるかなっていうタイミングとか、
子供を見てたらちょっと分かることがあると思うんですよ。
そうなってきた時に、
最近ずっとゲームの話、
ちょっと思ったんだけど、
ちょっと長くない?
って聞かせてたりする。
なるほど、なるほど。
分かった。
これは親子の信頼関係っていうか、
親から子供へのアドバイス指摘の通りやすさの率を上げる、
みたいなイメージですよね。
そうですね。
なるほど、なるほど。
愛情はあるぞと。
親子なんだからもちろん愛し合っているぞと。
信頼関係もあるっていうところと別に、
お前ちょっとさ、
これやめた方がいいんじゃない?
って言った時に、
心の温度を上げる
どう受け取られるかみたいな、
関係性にフォーカスしている話ですね、これは。
そうですね、そうですね。
なるほど、なるほど、なるほど。
で、要は、
お母さんが言ってくることって、
7割型、
要はこっちからすると受け入れがたいこと?
だなっていう状況を、
7割型受け入れやすいやつが来るっていう前提にするってことですよね。
そうです、そうです。
で、すると自然に子供側は、
お母さんが言ってくることを、
まず受け取るっていう姿勢がついてくるみたいな感じ?
自分がやってることを、
基本的に肯定されることは少なかれど、
なんか否定されることの方がどうしても多いと思う。
確かに、確かに。
普段やってると。
家族以外でも会社、学校でも、
やっぱり人を注意するみたいなことは多いですからね、どうしてもね。
どうしてもやっぱりそっちの割合が多くなってると思って、
そしたら心の温度って僕はよく表現するんですけど、
どうしても下がっちゃう、自分の中で。
心の温度を高める方法
自分はこれもまたできてないんか、またゲームやりすぎとるんか、
また何か言われたかっていうので、
基本的なそういった心の温度が下がった状態で、
果たしてその正論を言われた時に、
ゲームを1日何時間もするのはやっぱり良くない、みたいなのを
頭では多分わかってる、子供自身。
でもわかっちゃえるけどできないんだよ、
っていう状況にあると思うんですよね。
だからそこを回復していく。
自分の判断で、このぐらいがちょうどいいよなっていう風なことを進めていくには、
ある程度自分の心の温度を高めるっていうのが重要で、
その心の温度を高める方法っていうのが、
自分がやってる子が頑張ってることを他の人に認めてもらうとか、
そういう言葉かけが多い環境に身を置くっていうのがあるかなっていう話ですね。
なるほど、なるほど、なるほど、なるほど。
すごい簡単にいくと、
その子が頑張ってるところを褒めてあげることによって、
その子の心の温度が上がると。
で、その心の温度が上がった状態でないと、
これはやめとこうやみたいな、
どちらかというと負のフィードバックも、
受け入れる土壌が出来上がらないってことですよね。
そうですね。
なるほど。
だから子どもたちの、
ゲームとかYouTubeとかに関すること以前に、
そもそもの心の温度を上げていこうぜっていうのが、
日々の取り組みとして大事?
そうですそうです。
はー、深い。深いし、むちゃくちゃラディカルやな。
これは、ゲーム以外にももちろん、
話としては通用する話なので、
夏休みとかって、
関わる回数が多い分、
どうしても出来ないところが目に入ってきてしまうと思うんですよ。
なるほど。
夏休み、休みだしね。
休みだし、そう。
いや、休みとはいえってこっちは思ったりしたり、
私は僕は休みじゃないと。
夏休みと言ったって。
いうような感情湧いてくると思うんだけど、
一旦それはちょっとリセットする必要があって、
リセットっていうのが一つのキーワードで、
あの時ああいう状態だったからみたいなのがあると、
褒められないんですよね。
肯定できない。
あー、要はその、
5月も6月もだらだらしてたじゃんっていうのが入ってくると、
7月も褒めにくいみたいな。
なるほど、なるほど。
あんだけだらだらしとって、
今ちょっとお皿片付けただけで、
そんな褒められてたまるかみたいな、
こう思ったりしちゃうと、
肯定的なフィードバック難しいんだけど、
そこはちょっとリセットするっていう。
今、その瞬間を見て、
その瞬間の行動はこれは価値あるな、
そのまま伝えてあげるっていうのを繰り返していくと、
実は自分も気持ちよくなるんですよ。
これは、親としても。
相手を褒めることができたなって。
子供のいいとこ見つけることができたなって。
ということで、自分自身の心の温度も同時に上がるんですよね。
親子のコミュニケーション
なんで2回目、3回目ができるようになっていくと。
なるほどな。
じゃあ子供の温度を上げるときに、
自分の親の心の温度も上がる仕組みになっていると。
そうなんですよ。
なるほど。
興味深い。
まあ、そうですよね。
だいたい何事も。
そうなんですよ。
恋人関係、友人関係、会社の人間関係、家族関係、
いろんなところを振り返っても、
本当にしっくりくるなとしか言えない話ではありますね。
確かに確かに。
トヨタミヒデヨシッチさんからコメントいただいてます。
心の温度、子供とか他の人に伝えたいときに伝わりやすい温度に持っていくんですねということですね。
おっしゃる通りです。
なるほどな。
親の温度と子供の温度で、やっぱり褒めるのも響きやすいし、
注意したいことも通りやすいし、
子供としても、これをお父さんお母さんに言ったら、
まあ、大方ポジティブに受け止めてくれるだろう。
もしくは、いい受け止め方をしてくれるだろうって子供も思うから、
親にもいろいろ話しやすく、風通しがよくなってくる。
なるほど。
その通りです。
この風通しがまた、次の信頼環境を生んでいくみたいなサイクルってことですね。
おっしゃる通りです。
めちゃくちゃラディカルだな。
めちゃくちゃラディカル。
確かに、それさえあればもう完了みたいな気もしますね。
それさえあれば本当にこれ完了で、
シンプルすぎて、逆に普段目が向かないところっていうような感じに僕は思ってて、
でもどんな時にも、使えるって言ったらあれですけど、
効果はあるし、日々じわじわと温度を高めていくっていうのは、
お互いにとって家族にとってプラスに働いていくので、
どうか自然と肯定的な言葉が増えるっていうのは、
みんなにとってプラスになるなと思ってます。
素晴らしい。
これが島川先生がスローガンみたいに掲げてる、あるを見る。
はい、そうです。
それなんですよ。
素晴らしい。いいと思います。
じゃあ、結構いい時間になってきちゃったんで、
一旦ここで切らせていただいて、
もう一本、島川先生のあるを見るっていう見方を軸に、
いろんなトピックをまた深掘りしていけたらいいなと思っております。
じゃあ、島川先生ゲスト回のアイテムズラポッドキャスト、
一本目ここにて一旦締めさせていただきます。
島川先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
25:35

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