スピーカー 1
ダイアログカフェ。筋書きのない対話から新しいアイデアと自分自身に出会う場所。この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
【田中】今井紀明さんに対しての3本目なんですけれども、今回は今井さんのご家族の話を聞きたいなと思っています。
今井さんは今ご結婚されて何年ぐらいですか?
スピーカー 2
【今井】今4年ぐらいですね。4年ちょっとですね。
スピーカー 1
お子さんがお二人いらっしゃるんだけれども、パートナーの方の連れ子と言いますか、ご自分の結縁はない娘さんかな、お子さんがお二人いらっしゃるという感じですよね。
これは、もともと知り合った時からシングルマザーという形でお子さんがいらっしゃってという感じですよね。
これは、今井さんがここまで話を聞いてきて、そんな相手がシングルマザーとか連れ子がいるとか、そんなの全然関係ないフラットなお気持ちで結婚されたんじゃないかなって容易に想像はできるんですけど、
それはご自分としてはどんな気持ちだったんですか?全然OKみたいな感じだったんですか?
スピーカー 2
そうですね。コロナが始まった時に子どもたちとも出会ってはいるんですけど、付き合いを始めた後にすぐ子どもたちと会ってて、3回目ぐらい経ってからすぐ一緒に住みたいと言われたんですよね。
子どもから?
そうなんですよ。だったんで、それは今大変やし、これは一回家を残したままでもいいからちょっと住み込んでみるかというところで、住み始めてたらすぐ話せるようになってきたんで、それで住み始めたみたいなところからでしたね。
その時って上のほうのお子さんってもう小学生?
小学校2年で、あと下が年長かな。
スピーカー 3
そんなすごい赤ちゃんというわけでもないじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 3
いろいろ状況とかもね、小児とかだったら、しかも女の子だったら、いろいろ分かってそういう感じだけれども、すぐに3回目で会って3回目で一緒に住みたいという言葉が出るって、なかなかないような気もするんですけど、何がそんな風に発調というかあったと思われますか?
スピーカー 2
ただ結構、なんだろうな、わりと静かな子って言われてたんですけど、僕と話した時とかはわりと話してくれたので、わりとやっぱり甘えられるような環境は作れてたのかな。
だからそれで住み始めて行ってたら、やっぱり結構前のパートナーさんとは結構喧嘩とかもあったので、すごい元々はそんな喋ってなかったらしいんですけど、それで僕が住み始めたらやっと結構わーっと感触とか、結構甘えみたいなのが出てきたんですけど、でもそれもちゃんとできるようになってきたので、いい環境は多分最初から作れてたのかなと思いましたね。
だから最初大変でした、慣れるまでというか。
僕も大変だったし、娘たちも超大変だったと思うんですね。
急に僕も子供がいる生活になったんで、もうその生活リズムと合わないみたいな。
スピーカー 3
そうですよね。
スピーカー 2
いや、ほんとわからなかったですね。
スピーカー 3
最初の時の戸惑いっていうか、どんな戸惑いを感じられたかって覚えてらっしゃいますか?
スピーカー 2
何個かあったかなと思ってて、まず何ができるかわかんないんですよね。
小学生、2年生とか、年長って何ができるかできないかもわからなかったんで、どうせしたらいいのかとか。
例えばものすごい夜、起きてくるとか、泣くとか、これはどういう状況なんだろうみたいなことも。
僕が怪してというか、一緒にずっといてみたいなところとかも結構悩んで、これはどうせしたらいいんだろうみたいな。
そうですよね。
スピーカー 1
子供だんだんね、赤ちゃんの時からだんだんに子供っていうものを、こういう生き物化あって、
普通はね、だんだんにゼロからみんな親になってくるんだけど、
突然ね、それなりの意思を示す。
それなりの意思を示す存在と一緒に暮らすっていう、なかなかね、戸惑えますよね。
スピーカー 2
接し方がだから最初わからなくて、これはこの年齢でこれをどうせしたらいいんだろうみたいな。
スピーカー 2
例えば商店街とか道端とかで、こけてずっと泣いてて、一緒に行こうって言うけどあんま動いてくれへん。
ずっと待ってて泣きっぱなしでどうしたらいいんだろうっていうのもすごい、なんだろう、最初戸惑っちゃって、
どうせしたらいいっていう、一つ一つがわかんないみたいな。
スピーカー 3
これは待つべきなのか。
スピーカー 2
そう、待つべきなのか。
スピーカー 1
確かにね。
スピーカー 2
マジで最初の頃わけわかんなくて、結構ストレスだったですね。
スピーカー 3
そうやって感じたこととかは、一つ一つパートナーの方と一緒に話をされていったって感じなんですか?
スピーカー 2
そうですね。パートナーとも2,3飲みつつちゃんと語ることとか、あとは家事も最初、
とりあえず家事分担とかも決めつつ一緒にやってきましたね。
今では僕料理大好きになったんで。
スピーカー 3
それまではそんなにやってなかったんですか?
スピーカー 2
料理全然したことはなかったです。
今はもうめちゃくちゃやってますね。
企業家の割にはかなりやってる方なんじゃないかなと。
夜ご飯とかだいぶ作り置きしますしね。
スピーカー 3
ハマると楽しいですよね。
スピーカー 2
今、クラッシルに何個レシピあるんだろう。100以上ありますよね。
スピーカー 1
でも、パートナーの方とお付き合いをされて、パートナーに対するもちろん結婚したいみたいな愛情っていうのは、
それは独身の時からあると思うんですけど、
そのお子さんまでっていうのは、もちろん若者の支援をすごくされてるまいさんだから、
自分の子供として育っていきたいという気持ちは自然に持たれたのかもしれないんですけど、
そこって自分の子供だって今は思ってらっしゃると思うんですけど、
そこって何か乗り越えたり、気持ちを切り替えたり、徐々にそういう変化とか何かありましたか?
スピーカー 2
最初とかは、養子園組も組んだし、これはもう何とか自分で指名感みたいなのは多分あったと思うんですけど、
でも、実のパパと月一回会うんですよね。
初期の頃はなかったんですけど、去年だったから、すごいそれで嫉妬心が湧く時が急に出てきて、
これは何なんだろうって自分で悩んだ時があって、
何か会ってきた後の反応を見ているとイライラするんですよね。
スピーカー 3
そうなんだ。
スピーカー 2
だから、多分そういうのがあるから出てきたってことはおそらく結構自分の中では、
親として頑張ってるのに何で、実のパパと会ってきた時だけめちゃくちゃテンション上がってるっていうか、
嬉しそうに見えるみたいな。
スピーカー 3
そうなんだ。
スピーカー 1
子どもたちの中では、どういう二人のお父さんっていう感じなんですかね。
スピーカー 2
僕は一回もパパと言われたことがないんで、よりなんですよね。
パパはパパなので、一回もパパと言われたことがないんで、
だから何て言うんですかね、この前も若干イラってした時があって、
大人になって申し訳ないんですけど、
すごいそれで、自分の感情と向き合ってますね。
スピーカー 3
イラっとした時って、ちゃんとその感情を復元してるっていうか、
気づいてらっしゃるのが、
気づけません。
だけど、そこに飲まれてワーって出す方も多分いると思うんですけど、
イラってしてるなっていうことをまず気づかれてるなっていうのと、
例えばそういう気持ちって、お子さんと話したりとか全くしないんですか?
スピーカー 2
いや、まだそんなに話せてないですね、全然。
だからその辺、どう話していったらいいんだろうって悩みつつやってますね。
スピーカー 1
そんなに例が周りにたくさんあるわけじゃないから、
どうするのが正解っていうのは難しいですよね。
スピーカー 3
正解もないのかな?
スピーカー 1
ないんだろうけれども、でもモデルケースを聞きたくなるじゃないですか。
スピーカー 3
確かに。
スピーカー 2
しかも実のパパとずっと会ってるっていうのは、
スピーカー 1
意外と良好な関係ってことでしょ?
うん。
スピーカー 2
ちなみに娘と実のパパの関係は良いです。
そうなんですね。
スピーカー 3
ものすごい良いと思う。
スピーカー 2
良いことではありますよね。
だからそれはパパの方がやっぱり素晴らしいなと個人的には思ってているんですけど、
個人的には色々調整できたらなと思うところはある反面、
なんか悩みますね。
悩みね。
スピーカー 1
でも自分自身の子供を持つっていうことに対しては、
しょうがないっていうか、そういう事情がそうなったから、
突然パパというか、パパと呼んでもらえないけど、
父親としての役割を果たすことになったわけですけど、
子供を持ったらとかっていうことって想像したりしてました?
こんな父親になりたいって。
スピーカー 2
実はあんまりなくて、
僕の場合はあんまりそれがなかったので、
家庭に入るっていうのがすごい大変だったですね。
だから3人での教育的な価値観が既についている家庭に入るじゃないですか。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
ルールがある中で入るのってめちゃくちゃ大変だし、
あとパートナー側からすると、これがルールですよみたいなのがあるんで、
まずそこに慣れるまでに1年?2年?2年かな?
そこからお互いにより意見を言い合って徐々に修正していく。
スピーカー 1
確かにね。
スピーカー 2
教育的な価値観も違うし、あと食材とかの価値観とかも。
添加物入れるかどうかとかあるわけじゃないですか。
それもすごいどうなんだろう、これはみたいなこととか、
あと友達と遊ぶルールみたいなのも気になったりとか。
スピーカー 1
確かにね。そこに遠慮とかはありますか?
スピーカー 2
最初は言えないじゃないですか。そんな急には変えられないから。
それもものすごい葛藤で。
あと家族で集団で動くみたいな。
僕すごい集団行動苦手なんで、集団行動に強制的に慣れてったと思うんですけど。
スピーカー 1
すごいですね、でも。その変化にね。
スピーカー 2
だから自分これに合わせるっていうのはものすごい最初ストレスだったしね。
スピーカー 1
それは何ですか?愛がなせる技ですか?
それとも人生のチャレンジみたいな感じですか?
スピーカー 2
子供の環境を整える部分っていうのにやっぱり何とかせなあかんなと思ってたんで。
多分それだけじゃないですかね、基本的には。
やっぱりパートナーに関してはね、それはお互いの意見は言い合うのは当然だと思うんで。
そんな遠慮はないですけど、ただ子供となってきた時にはやっぱりそれは
一定程度自分が折れなあかんところはあるなと思って。
でも自分もずっさんなタイプなんで、全部がパークトに全然できるわけじゃないですけど。
スピーカー 3
理想というか、子供たちの環境とか思いみたいなのをまずは優先したいみたいなところがあるんですか?
スピーカー 2
楽しんでほしいなと思いますし、やりたいことをやれる環境を作ってあげたいなと思うんで。
それは作れるように頑張りたいなと思ってやってましたね。
スピーカー 3
なるほどね。
面白いですね。面白いってあれだけど、さっき横ちゃんが言ったみたいに
徐々に作っていくものではタイプじゃないから、確かステップファミリーって。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 3
しかも既にあるところに入って、様子見ながらアジアストしていって、
徐々にまた新しい形みたいなのを模索しながら作っていくみたいな。
スピーカー 2
本当おっしゃる通りですよね。
スピーカー 1
法律上はお子さんなわけでしょ?