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#137 承認欲求と苦労のメリット
2026-10-20 09:28

#137 承認欲求と苦労のメリット

今回は、『承認欲求と苦労のメリット』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「承認欲求と苦労のメリット」について。

誰もが持つ承認欲求は、心のエネルギー源。得られる刺激が大切。苦労も刺激の一つ。そこでは、何が起きているのか、いないのか。気づくヒントが得られます。


第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#73-SP1 承認欲求を満たす刺激=ストローク。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4mwDgpV⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4kkbwDy

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サマリー

承認欲求を満たす「ストローク」と、苦労がもたらすメリットについて考える。小学生の頃に逆上がりを練習してできるようになった経験を例に、苦労の過程では友達や家族から応援や承認を受け、達成時には大きな満足を得られたと振り返る。交流分析のストローク銀行やストロークフィルターの考え方から、苦労に価値がある、苦労しないと認められないという受け止め方が形成される可能性を説明する。一方で、必要のない苦労まで承認欲求のために選ばないよう、苦労なしで得られる肯定や、自分で自分を認める小さなストロークにも気づくことを勧めている。

承認欲求と苦労のメリット
こんにちは。 明治大学で生涯学習講座の講師をしています。 恩道美保です。
この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマはこちら。
承認欲求と苦労のメリット。今回は承認欲求と苦労のメリットのお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも自然とつながっています。
その見方、活かし方をご紹介します。
今回は承認欲求と苦労のメリットについて。
誰もが持つ承認欲求は心のエネルギー源、栄養源、得られる刺激が大切。苦労も刺激の一つ。
そこでは何が起きているのか、いないのか、気づくヒントが得られます。
第1回目承認欲求は誰もが持っている原点ともリンクするお話です。
逆上がりの苦労と達成感
皆様苦労は好きですか。好きなわけない。苦労なんてしたくなんてない。とっさにそう思ったりもしますが本当にそうでしょうか。
思い起こせば、よみがえるのはさらっとできたことよりも、なぜか苦労に苦労を重ねできるようになったことだったりするような。
例えば、逆上がり。成長するにつれ何気なく運動神経が良さそうにしていますが、実は小学校低学年の頃、鉄棒の逆上がりができず相当苦労しました。
おそらくクラスの中でもできなかったのはほんの一握り。
友達に付き合ってもらったり、家族からも教えてもらったり、まるで自転車で補助輪をつけて慣れたりするかのように下から支えてももらいましたし、
とにかく放課後の校庭や講演など、かなり練習した記憶があります。
なんでしょう、どうにもできなかったんです。
それが最終的にはある日、プルッ!できた!よかった!本当にほっとしました。
できなくてもどうってことない!なんてとても思えませんでしたから。
できるようになるまでそれなりに時間がかかったので、できるようになった時は大喜び。
友達からも家族からもずいぶん喜んでもらえました。
ふふふ、自分でも大満足。いやあ、いい思い出です。
後になってからも苦労したー!なんて話題に出したりもして、さすがに大人になってからはしていませんが、
ただそんなことがあったからでしょうか、さらっとできること、できたことよりも印象深い。
さらっとできても大喜び、大満足という感じではない。
これはできる、できた、うん、よし、次、さあ、次、というようにさっさっさっと流れるように進んでいくような、もしかしたらそんな感覚かも。
そもそも、よし、次、さあ、次、進む、成長するという方向に行くのが当たり前という意識。
淡々とできることには満足できず、あえて高いハードルを設けて苦労しようとする。どこかで苦労にこそ価値があると感じているようにも思えます。
ストロークとストロークフィルター
さて、このお話、改めて承認欲求を満たす刺激=ストロークから考えてみます。
ストロークは誰もが求めているもの、認め認められて得られるもの、空気や食べ物と同じくらい必要なもの、だからこそ何もないよりはまし、何もないくらいならネガティブでも何でもいい、取りに行く、それくらい必
要、必須のもの。
誰もが求めてやまないストローク、言葉だったり、アイコンタクトや態度の非言語だったり、そして心の中にはそのストロークをためるストローク銀行があるらしい。
このストローク銀行にポジティブなストロークが7、80%以上たまっていれば、私たちは活き活きと幸せ、そう言われています。
それなのに、私たちにはどうやらストロークフィルターというものがあって、それぞれ自分のお好みでふるいにかけ、ストロークを選別しているとか。
今回の例。できなかった鉄棒の逆上がり。できるようになるまでアクセンクと、それを応援してくれる友達、家族、関係者多数。
これは何事もなくさらっとできるようになるよりも、次から次へと濃密なストロークのやりとりが連続しています。
そして、練習を重ねることで来る?できるようになった!やった!最後にみんなで大喜び、何より大満足、とても刺激的なストロークを得られました。
苦労したからこそのストローク。ストロークはそれを受けた行動が強化される、そんな特質もあります。
苦労とセットでたっぷりストロークを受けたため、苦労は勝手でもするもの、苦労しないと認めてもらえない、そんなストロークフィルターにつながったのかも。
苦労しない承認にも気づく
そこにはたっぷりの心の栄養源、ストロークがありますから。苦労は甘い蜜の味、と言ったら言い過ぎでしょうか。
もちろん、良い結果につながる苦労ならOK。とは言え、しなくても良い苦労も、なんならしてはいけない苦労もある。
それなのにストロークを求めて、あえてそんな苦労に自ら飛び込んでしまいがちなら、それは考えもの。
少し立ち止まってストロークフィルターを見直すとき、別のポジティブなストロークを求めるタイミングかもしれません。
苦労をしなくても十分、得られるストロークはある。認めてくれる場もある、人もいる、それもたっぷり。
疑わしいのは自分のストロークフィルター。できてもできなくてもいい。人と人とのやりとり、自分で自分を認めること、ささやかなストローク、一つ一つに価値がある。
偏りのあるストロークフィルターを調整することで、目の前にあるのに気づかなかった他のポジティブなストロークに出会える。するとストローク貯金がしっかり貯まる。心のエネルギーが充電されます。いつの間にかスト
ローク長者になっているかもしれません。
では今回覚えていただきたいポイントは、承認欲求と苦労のメリット。苦労も心の栄養源、とは言え苦労なしで得られるストローク、それも心の栄養源です。まずは気づくこと、そしていつもと違う変化を味わってみません
か。
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