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#136 そのコミュニケーションは、まだ始まっていないのかも。
2026-10-13 08:44

#136 そのコミュニケーションは、まだ始まっていないのかも。

今回は、『そのコミュニケーションは、まだ始まっていないのかも。』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「そのコミュニケーションは、まだ始まっていないのかも。」について。

コミュニケーションと言えば、双方向のやり取り。とは言え、そのつもりでいても、実は始まってすらいないことも。そこでは何が起きているのか、いないのか。気づくヒントが得られます。


第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」

第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」

第8回目「承認欲求を満たし合う、コミュニケーション3つの法則。」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#76-SP4 コミュニケーション3つの法則と、3つのドア。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

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いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

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サマリー

個室外で待つ人と個室内にいる人を例に、互いに相手を意識していても、実際のやり取りが始まっていない状態を考えます。ドアを開けたりノックしたりして初めて、相手とのコミュニケーションが始まる。必要な時には働きかけることの大切さを考察しています。

ノックをめぐる出来事
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています。 遠藤美保です。
この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマはこちら。
そのコミュニケーションはまだ始まっていないのかも。今回は、「そのコミュニケーションはまだ始まっていないのかも。」のお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも自然とつながっています。その見方、生かし方をご紹介します。
今回は、「そのコミュニケーションはまだ始まっていないのかも。」について。
コミュニケーションといえば双方向のやり取り。とは言え、そのつもりでいても、実は始まってすらいないことも。
そこでは何が起きているのかいないのか、気づくヒントが得られます。
第1回目、承認欲求は誰もが持っている原点。
第2回目、心の仕組みは世界共通、誰もが持つ親、成人、子ども。
第8回目、承認欲求を満たし合うコミュニケーション3つの法則ともリンクするお話です。
皆様、トイレに入っている時、ノックされたことはありますか?
あるいは、トイレの前で待っている時、ノックしたことは?
ノックされて仕返したり、返事のノックがないと不安になったり。
以前、こんなことがありました。
入った時は誰も並んでいない空いているトイレ。
一つだけではなく、他にも個室がある。
ということで、多少のんびりした気持ち。
それほど急ぐこともなく、ぼーっとしがちだったかもしれません。
すべきことをした後、さあ外に出よう。
ドアを開けると、え、待ってる人がいるじゃないですか。
空の一点を見つめながら一人で立っています。
そして急いで入っていきました。
ああ、申し訳ない。
それにしても全く気配に気づかず、急いでいたならノックしてくれてもよかったのに。
少しは時間短縮したはず。
ただ考えてみれば、この頃ノックした記憶なし。
かつてはノックしたことも、ノック仕返したこともあるのですが、何でしょう。
ドアの目印が分かりにくかったからか、かつてはよくノックしたりされたりしていたような。
中に入っているかいないかの確認。
早くしてという意思表示。
それがいつの頃からか、あまりノックしたりされたりしなくなった気がします。
ドアの目印、入っている時の赤、入っていない時の青も分かりやすくなっていますし、人を急かすような圧を加えるのも、はばかられるようになったりもあるんでしょうか。
まあ、あまりに出てこない時は、ガサゴソ音を立て待ってますけど、という気配を醸し出したりはしています。
待っていた方は、ノックという方法自体、選択肢に入っていなかったのか、急かしてはいけないと思っていたのか、それとも私が何か大きくずれてしまっているのか。
自分の心の中だけで進む相補交流
ドア一枚を隔ててあちらとこちら、共有するスペースである以上、多少なりとも関わりが起きる、コミュニケーションの出番なのかもしれません。
さて、今回のお話、コミュニケーションの法則から考えてみます。
トイレの中で待たせていた人と、外で待っていた人、それぞれが自分の中で思いを巡らせています。
人と人とのやりとり、お互いのやりとりはなし、自分とのやりとり、自分の心の中だけでのコミュニケーションです。
誰もいない。
空いている。
よし。
そんなに急がなくても大丈夫。
おー。
これはある意味コミュニケーションの第一法則。相互に補うと書いて相補交流。
誰もが心の中に持つ、親、成人、子どものうち、狙い、狙われたところから反応、やりとりが続くもの。
こちらが働きかけた部分から、狙い通りに反応が返ってくる状態です。
この時は、自分の心の中の親が、誰もいない。
空いている。
よし。
心の中の子どもが、そんなに急がなくても大丈夫。
おー。
そんな、親対子どものやりとりだったかと。
そして、外で待っていた方。
もしかしたら、心の中の子どもが、うー、早く出てよー。
それに対して、心の中の親が、急かしちゃダメ、がまん。
そんな、子ども対親のやりとりだったかも。
想像ですけれど。
いずれにしろ、どちらも自分の心の中だけでのもの。
コミュニケーションを始めるためのノック
お互いのコミュニケーションは、まだ始まってもいません。
ドアを開けて初めてコミュニケーションがスタート。
中から出てきた人。
待たせていた。まずい。
中へと入る人。
そそくさと急いで中に入っていく横顔。
一瞬で迎えたエンディング。
こういうこと、日常の人間関係や仕事でもあるような。
察してほしいのに伝わらない。
言ったら悪いかなとがまんしてしまう。
相手と向き合っているようで、実は自分の心の中だけで完結してしまっている。
そんなこと。
時と場合によるとは思いますが、必要な時にはノック。
コミュニケーションを始めてみる。
それは人と人との関わり、大切な選択肢ではないでしょうか。
では、今回覚えていただきたいポイントは、
そのコミュニケーションはまだ始まっていないのかも。
まずは気づくこと、そしていつもと違う変化を味わってみませんか。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
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ありがとうございました。
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