1. ゆるITエンジニア道場
  2. #32 長い案件に参加するときは..
2025-07-08 07:25

#32 長い案件に参加するときは「なんの経験ができるか?」をよく考えよう

1年以上かかる案件に入ったことありますか?そのプロジェクトに入るとどんな経験が詰めるのか?はあなたのキャリアにとても重要な意味を持っています。


もちろん自分の意思で選べないことが大半ではありますが、その中でもどうするべきなのかについて語ります。


--------------------------------------------------------------


riddle : https://x.com/riddle_tec

ひびの : https://x.com/nasustim


番組へのお便りはこちら:https://forms.gle/gp78XNFgERDFDkb88

サマリー

長い案件に参加する際は、その期間にどのようなスキルや経験を得られるかをしっかり考慮することが重要です。特にSESで働く場合、依頼されたタスクが自己成長につながるかどうかを見極めることがキャリアアップに影響します。

長い案件への参加の重要性
こんにちは、リドルです。今日は1人で、長い案件に参加するときは、
その長さで得られるスキルや経験に、長さが似合っていいのかということをしっかり考えようという話をしたいと思います。
皆さん、今、案件入られてますかね?
私は今、転職活動終わって有給消化期間なので入っていませんが、皆さん入っている方多いと思います。
どんな案件入ってますかね?
1ヶ月でしょうか、半年でしょうか、1年でしょうか、もしくは5年とか、それくらいもあるかなと思います。
どういったポジションで、どういったロールで、どういった役割が入っているのかは、皆さん違うと思いますが、
そのポジションで、その期間やってて大丈夫でしょうか、という内容です。
私がSIRに座るときはですね、オンプレミスの環境だったりするので、結構1つの案件が長かった記憶があります。
それこそ、サーバーのリプレイスぐらいの案件だったとしても、1年ぐらいかかるというものがザロでした。
で、なんでそんなに1年もかかるのかというと、やっぱり新しいにはどういう機器にするのかを検証したりだとか、
それを物理的に考慮して、どういう配線でつないで、電源はどこから取るのか、
上に乗っかるOSは何にするのか、OSの設定は、アプリケーションはどういうところを変えるのか、その調整はとか、
付加試験をしたらどうなる?だったり、実際に本番に繋ぐときに古いやつから新しいやつにどういう風に切り替えるのかの検討だったり、
実際にそれをリハーサルして、で、リハーサル後の手順のチェック、また問題が起きたときにリハーサルで切り戻しの確認、
そして本番作業みたいな感じでやっていくと、1つ1つの工程を丁寧にやっていると、どうしても1年ぐらいかかってしまうんですよね。
もちろんその作業を今までやったことがなかったら、1つ1つの工程をやることにとても意味がありますが、
SESの課題と選択肢
次にまた同じようなサーバーのリプレイス案件があって、また1年お願いしますとなったときに、
その時自分はどういうスキルを新しく獲得できるかということを一度考えてみると良いと思います。
もちろんいろんなポジションで仕事をされていると思うので、自分の一存で仕事をやるやらないって選べる立場じゃないことがほとんどだと思いますが、
声を上げること自体はできるかなと思っていて、
例えば前回この案件をやったので、同じ作業をやるよりかは他の作業をやりたいですみたいな形で上司に相談しておくっていうのはできますよね。
例えば他にも、前回はメンバーとしてやっていたが、今度はリードするリーダーとしてやってみたいだったり、
ここの工程は自信がないので、ここは参画したいみたいな部分的な参画みたいなものもあると思います。
またメンバーで参加するとしても、次に他の人に引き継げるように、新人だったり後輩の子を新規に上院して、
自分がこの案件を通じてこの子を育てるので、次回からはこの子にお願いするようにしてくださいといったルールも考えられます。
こういった形でですね、より長い案件であればあるほど、その案件で何が得られるのかを考えないと、
1年間または2年間といったような長い時間拘束されて、結果的に自分のキャリアは消化したものの、
特に新しいスキルや経験を集めておらず、転職の際だったりだとか、今後の昇給の際に自分が不利になる状況があります。
トントンと年収を上げている方だったり、転職を成功させやすい方はですね、現場に転がっている案件のうち、
どれが一番自分にとって今、役に立つのかといったことを貪欲に計算していたりすることが多いです。
もちろん、案件を入り好みにするっていうのは、見方によっては、なんだあいつってなることもあるんですけれども、
一定職場の中で信頼を勝ち得ていたりだとか、優秀さをアピールできていれば、君がそういうこと言うなら、ぜひそれやってもらおうとか、
これは君じゃないとできないよねといったような任され方をすることも多く、
結局その優秀な方とかに面白い案件が集中するっていうのが、世の中の流れというか、
仕事を振るうマネージャー側からすると、そういう方が失敗も少ないだろうということで、そうなっています。
なので、そのポジションに上がるためには、やはり良い経験を積むことが一番の近道で、
良い経験の中でどういう学びを得るのかといったことがキャリアアップにつながっていきます。
なので、いろんな仕事にもいろんな学びがありますが、その得られる学びが何なのかを自分の中でしっかりと可視化した上で、
それをやるのかやらないのか、やらない場合、どうやったら他の仕事ができるのかといったような動き方を考えることが大事です。
これは特にSESの方だと難しいかなと思っていて、というのはSESの場合、派遣された企業側に入っていて、
その企業側からこれをやってってお願いされたものをやることが多いですよね。
そうなると、派遣先の企業側から見ると、あんまりこう、正社員の成長につながらないような単純作業の方は、
来ていただいたSESのパートナーの方にお願いした方が、正社員側の教育にはつながるというか、経験値がつながるので、
優先的に面白いタスクは正社員側にやらせてしまうというのがどうしても発生しています。
なので、そういったところを上下で案件を選べると一番いいんですけれども、
そこはやっぱり自社の営業だったりとか、自社の上司との交渉というか、そういうことになるので、
そのあたりはちょっといろいろ苦労があると思います。
ただですね、私もそのSESの方と一緒に仕事をする機会がありましたが、一定信頼を積み重ねて優秀さを認めてもらえると、
戦略的なキャリア形成
正社員とわけ隔てなくですね、面白そうな案件に一緒にやってみようみたいな形で、
声をかけていただけるようなことは結構あったかなと思っています。
というのもやっぱり優秀な方というのは数が少ないので、面白そうな案件、これは事実的に難しくてチャレンジングだったりとか、
そういったものに対してアサインできる人員というのは結構貴重だったりするので、
優秀であれば正社員、SES関係なくいろんな方に入っていただくということが頻繁にはあったかなと思っているので、
折れずに、もちろんそれは自分の気持ちの許す範囲ではありますが、戦略的にですね、案件を選んでいただいて、
その中で得られる経験を最大化してみてください。
はい、ということで今回は自分のキャリアにおいてどんなポジションだったりスキルというものを選ぶのが大事かというお話をさせていただきました。
これがですね、短い案件であれば1ヶ月か2ヶ月ですね、であればそんなに気にする必要はないんですけれども、
長い案件になるとどうしても経歴書って見た時にも1年間これやったのにこれしかできないんだみたいな話にも繋がってくることが多いのですので気をつけてみてください。
このポッドキャストはですね、ハッシュタグゆるITで感想やコメントをお待ちしております。
またエピソードの概要欄からGoogleのホームのリンクもありますので、そちらからのご投稿も大歓迎です。ありがとうございました。
07:25

コメント

スクロール