面接の進行と雰囲気作り
こんにちは、リドルです。今日はですね、私が面接官として面接をする際にですね、気をつけていることについていくつかご紹介したいと思います。
皆さん、面接受けられてますかね。もしくは、面接官、普段やられてるでしょうか。 私は中途と新卒でそれぞれ面接官を担当することがしばしばありました。
そんな中で、実はこういうところに気をつけてやってるんだよ、みたいなことをいくつか考えてきましたので、ご紹介できればと思っています。
はい、では行きましょう。早速まず一つ目ですね。一つ目は、あなたの良さを引き出したいとすごい思っています。
これ本当に基本的なことなんですけれども、せっかく志望者の方が来ていただいたので、できればマッチすれば弊社に入っていただきたいと思っています。
ただ、面接ってどうしても緊張して普段の良さが出なかったりだとか、なかなか慣れない場だったりするので、普段答えられることでもちょっと忘れちゃうとか、とっちっちゃうみたいなことがあると思います。
そうするとめちゃくちゃもったいなくて、仮にうまく答えられなかったせいでこちらとしても判断ができず、採用となってしまうことが多いので、
なるべく自然体で話しかけられるような雰囲気というか場を作ることを声掛けています。
例えばですね、なるべく多く雑談を最初に振るといったアイスブレイクだりだとか、
こちらで初めから何か突っ込みポイントを用意しておいて突っ込んでもらうとか、
ちょっとトリッキーなことであれば、私は髪の毛の色が派手だったので、その派手さを売りにしたようなボケをかましてみるとか、
ちょっとどういう評価だったのかわからないんですけれども、何かやることで場をなるべく和ませて話しやすい雰囲気を作るということを大事にしていました。
はい、次はですね、なるべく丁寧に説明をするです。これは何の説明かというと、リモート面接が今は基本になってきているので、
いろんな予定外のことだったりとか問題が起きる可能性があります。
例えばWi-Fiが切断されてしまったりとか、通信がそもそも不安定だったみたいなことがあると思いますが、
そういった時には落ち着いてくださいと、一旦切っていただいて人事の担当者の方に連絡を入れてくださいというように最初に案内するようにしています。
またですね、やっていた業務によっては社外に出せないような秘匿情報だったり、NDAを結んでいるものも多くあると思いますので、
そういったものについてはお話ししなくても大丈夫ですよということを冒頭に言うようにしています。
そういった形で候補者の方がある程度リラックスして、イレギュラーな時にはこうすればいいんだとか、ああすればいいんだということをイメージできて、
慌てないようにするというところを、なるべく志望者の方に持っていただけるように埋まっています。
3つ目、可能な限り志望者の情報を調べてから参加しています。
これも基本にはなるんですけれども、もちろんいただいたエントリーシートだったり職務経歴書、履歴書みたいなものは全て目を通しています。
また、掲載されているようなGitHubのリンクだったり、いろいろなリンクみたいなものも一通り見ています。
それ以外にですね、GitHubでリンクされているところからSNSのアカウントを見させていただいたりとか、
過去の登壇とかしてないかなとか、現職でどんなことを発信しているのかなみたいなものも問題ない範囲でいろいろ確認させていただいて、
あなたが今までどんなことをやってきたのかというものをなるべくリアルに見えるようにしています。
そこからですね、どういったことができる方なのかとか、どういったところに強みを持っている方なのかというところを実際にある程度把握した上で面接に臨ませていただくことで、
こちらとしても、あなたのことを深く知るような質問ができるかなと思っているので、そういったものを事前に時間をかけて調べるようにしています。
フィードバックの重要性
はい、次です。次はですね、ストレスを与えすぎていないかとか、そういったことを気にしています。
これは、いろんな技術的な質問をすると、どうしても問い詰めているみたいな雰囲気になりがちなんですよね。
なんでそのアーキテクチャーを選んだんですか? その採用されたアーキテクチャーの問題点は何ですか?
レビューを受けているかのような印象になってしまうと思います。
そういった時は、これとこれがあると思うんですけれども、個人的にはこっちがいいと思うんですけど、その時はどうされたんですか?とか、
ある程度相手が困っているようだったら、質問を変えてあげてとか、質問を限定してあげて会話を誘導してあげるみたいな、
相手がなるべく困らずに圧迫感を感じないような形で、面接を進行することを心がけていました。
まあ最初に言った通り、面接って緊張する場ですし、良さが出にくい場所だったりもするので、
そこで良さが出ないというだけで、面接であまりうまく表現できずに落ちてしまうというのは非常にもったいないんですし、
我々としても優秀な人はどんどん取っていきたいという感じなので、
なるべくこちら側の表現だけでそれが回避できるのであれば、どんどんやっていこうという感じです。
はい、最後です。我々はですね、私は可能な限り面接のフィードバックを候補者の方にしています。
これはどういうかというと、自分もされてめっちゃ嬉しかったことなんですけれども、
面接を受けた結果、受かったとしても押したとしても、こういうところが良かったです、こういったところはマッチしなかったです、
みたいな情報をいただけるとすごい嬉しいんですよね。
自分の何が良いと思ってもらえて通ったのか、自分の何が足りなくて落ちてしまったのかってすごい財産だと個人的には思っているので、
それが分かることで自己肯定感のアップにもつながりますし、
なんだ、そういうことをやれば良かったのか、みたいな気づきにもなったりするので、
面接を受けた後にこの方は何で通ったのかとか、
どういうところが足りなくて今回はお見送りとなったのか、みたいなところは人事を経由して必ずお伝えできるようにしています。
なので私も普段からそういうことをやっているので、逆に転職活動の時にそれをもらえないとちょっと志望度下がったりするんですよね、やってる企業と比べて。
なのでぜひ、もし機会があればフィードバック、候補者の方にしていただければと思います。
はい、今回はですね、私が中途や新卒の採用官として面接する際に気をつけていることをご紹介しました。
いずれもですね、役に立つかなと思いますので、もし今後採用面接される機会がある方はぜひ試してみてください。
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ありがとうございました。