勉強と家庭の現実
こんにちは、リドルです。このポッドキャストは、IT業界のリアルな話をお届けするポッドキャストです。
今回は、勉強していれば何でも許されるわけじゃないというお話をしたいと思います。
これ、私の妻から言われた話なんですけれども、私がですね、ほぼソフトウェアの勉強は趣味なんですよね。
仕事で必要なものを勉強したりとか、これは長期間でやっといた方がいいなと思うものは勉強しているんですけれども、
やっぱりですね、家事とか育児っていうものが大量にあったりだとか、妻がそれにかかりきりになっている状態で私が勉強していると、
妻目線からするとですね、遊んでるのと変わんないんですよね。頑張って勉強しているこっちサイドからすると、
いやいやいや、遊ぶってゲームとか、なんかもっと楽しい思いしてるやつじゃねって思うんですけども、
妻からすると、仮に今目の前にある勉強をやったところで、自分は全然楽にもならないし、練習が跳ね上がるわけでもないし、
それやるぐらいだったら、こっちの家事を一個でも多くやってもらった方が助かるんだなっていう感じなんですよ。
それ言われて、確かにそれはそうだなと思いましたね。考えてみれば当たり前なんですけど、
自分が将来のためって言って勉強していることは、本当に将来のためにつながるかどうかって分からないじゃないですか。
例えばマネジメントの勉強したりとか、新しい新規のAIの勉強したところで、それがないとうまくいかないかどうかなんて分からないし、
仮にそれがなかったとしても、土壇場のね、鍛冶場の馬鹿力みたいなもので何とかなるかもしれないんですけど、
一方で目の前で困っている妻とか困っている子供がいたときに、そこまでなんかめちゃくちゃ困ってるの放置するっていうわけでもないですけど、
ちょっと大変そうなっている部分をカバーしたりみたいなところをやる方が優先順位が高いよねと。
そう考えると、今自分が何も考えず勉強しているということは、ある意味妻からするとそんなことしなくていいものに見えるっていう感じでした。
これを最初に言われたときは、何か分かるけど何か負に落ちないというか、これちょっと何か伝わるのかな、勉強なんだけどなぁと思ったんですよね。
でもやっぱりよくよく考えると、趣味と仕事が自分の場合は結構入り混じっているというか、
ソフトウェア開発だったりシステムの運用を仕事にはしているんですけども、半分趣味みたいなところもあって、あんまり線引きがないんですよね。
そうなってくると、仕事のためとはいつもほぼ趣味をやっているようなものと同じなんじゃないかっていうのはやっぱり自省して思いまして、
そう考えると、ちょっとこれ勉強っていうことを言い訳に自分の自由時間を確保しているだけなんじゃねというふうに改めて思いました。
勉強しているからという理由を縦にしてですね、目の前のタスクというか責任から逃げるのは良くないということを改めて悟ったという身の上話でした。
責任を忘れない
もちろんですね、この昇格試験を受けられると年収がめちゃくちゃ上がるからその勉強するんだみたいなところで、
すごい理由付きがある話だったら話は変わってくると思うんですけど、まあまあそうじゃないケースも多いので、
そういう時はね、ちょっと気をつけた方がいいかなと思いますという共有です。
聞いた話で私の同僚も日本で一番でかい開発者が参加するカンファレンスDev Summitっていうのがあるんですけど、
Developers Summitかな、そこで登壇する機会を得て登壇したんだけど、その後懇親会ってあるんですよね。
懇親会に参加する前に家が大変だから早く帰ってこいみたいなことを言われたらしく、すぐに帰っていったという話を聞きまして、同じ話だと思いましたね。
今困っている家を守ってくれている方からしたらDev Summitが何が知らんが休みの日に仕事入れてんじゃねえよと、早く帰ってこいと。
いやまあ確かにそうですね、我々が仕事をしている立場としてうまく仕事できているのは家庭にもよりますけど、
例えば専業主婦で妻が家に入って仕事してくれていればその方の内所の子だったりだとか、他の関係者のいろんな支えによってうまく仕事ができたり勉強ができたりしているところもあるので、
その支えを忘れずになるべく周りに勉強しているという理由で悪影響というか迷惑を可能な限りかけない形でうまくコントロールしてやっていくことが人生には求められているんだなということを
いろんな話を聞いてしみじみと思いました。はい、ということで今回は私リドルが実際に妻からですね教えていただいた観点というか気づきみたいなものを皆様にも共有差し上げました。
勉強してるからね、全てが許されるともし思っている方がいたらですね、まあそんなことないと思いますけど、こういう話もあるんだよということをですね一つ話題話というか持っていっていただければなと思います。
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