シニアエンジニアの転職の現実
こんにちは、シニアソフトウェアエンジニアのリドルです。
このポッドキャストは、IT業界のいろんな話だったり、キャリア採用みたいな話をしていきます。
はい、そして今回はですね、シニアエンジニア転職活動の時、結構ドキドキしてるという話をしたいと思います。
私がですね、もっと若い頃ですね、ジュニアエンジニアだった時、レベルの高いエンジニアの方がですね、
どこどこに転職しました? あのイケてるどこどこに決まりました? みたいなことをですね、
身の回りで聞いたりだとか、タイムライン上で眺めたりとか見て、やっぱりすごい人ってポンポン決まるんだなぁと思っていました。
今現在、私がすごい人になったかどうかはわかりませんが、ある程度キャリアを積み重ねてきたので、いろいろ面接を受ける回数も増えてきて、
転職活動も最近2回目を終えました。 結果的にはですね、受けた会社は一通り受かったんですけれども、
それだけ聞くと、おお、やっぱりシニアエンジニアになるとそんなもんなのかと思うかもしれませんが、
いや全然ね、余裕で通過しているように見えて、実際は結構ドキドキしてるんですよね。
なので、リアルというか本音というか、舞台裏をちょっとお届けできればなと思います。
いやちょっとね、まあこれ自分の話なんで、もしかしたら他のもっと強いエンジニアの人は全然苦労してないかもしれないんですけど、こんなもんですっていう話ですね。
はい、まずですね、ほとんど受かるんですか?っていう質問されるんですけど、いやそんなことないです。落ちます普通に。
受ける会社とか受けるポジションにもよりますけど、やっぱり厳しいところは厳しくてですね、
外資とかはそもそもレジュメを英語で出さないといけなかったり、英語で出すにしてもそのままなんか翻訳したような英語だとダメらしくて、
ちゃんとそういう専門の業者みたいなのがいるんですよね。英語のレジュメ作りますみたいな。
まずそこが第一ステップだし、その後英語でね電話の面接あったり、日本とはちょっと違うシステムのアーキテクチャの面接があったりと、
本当に普段やらないような面接が結構あったりするので、しっかりとした対策は必要ですし、そもそもね面接の回数が長すぎるんですよね。
2次面接相当のやつで4,5回あったりとかもするんで、そういうのをやってると、そりゃあね、毎回90%で受かるとしてもね、
5回受けたら結構落ちるでしょみたいな話ですよね。私が受けたところは最近は日経のところしか受けていないので、そういうところはないんですけれども、
やっぱり面接の直前はだいぶドキドキするので、自分の場合は10分ぐらい前にもう席について、
Wi-Fiとかカメラの調子が問題ないことを確認し、1分前に自分自身をビンタして、魂を高ぶらせて、そのまま面接に臨むという感じにしています。
面接中もですね、最近はもう話してて、頭が真っ白になるっていうところまでの緊張はないんですけれども、
やっぱり緊張はするので、もう自分から鉄板トークみたいなことを振ってですね、無理やり自分のペースに持って行ったり、
平常心を保つように。これがちょっとテクニックですよね。してますね。
やっぱり死亡度の高い会社とかを受ける場合もあるので、そうするとこの会社行きたいなぁ、
いやでも落ちたらどうしようかなぁみたいなことをね、思いながら面接対策しています。面接対策もどういうことをするかっていうと、
普通に最近はディープリサーチがあるので、ディープリサーチでその会社のことを調べて、
あとは過去にこういう質問されたよみたいな情報がネットにあれば、それも収集して、とか自分でサイトにアクセスして見つけて、
自分だったらこう答えるかなぁみたいな内容ですね。あとはAIでいくつか面接用の質問を考えてもらって、それに答えて、
この回答どうかなぁみたいな、この会社の感じだとこの回答刺さるかなぁみたいなことをチェックしてもらいながら何回かテストするみたいな感じですね。
皆さんがやっていることと大きくは変わらないかなと思います。
で、受けている時もですね、別にこれ絶対うかるやろみたいなことを思うケースはそんなに多くなくて、
まあまあ別に収支なごやかに進んでたし、聞かれた質問には的確に返してたらどうかなぁ、大丈夫かなぁって思いながらやるんですけれども、
終わった後ね、やっぱり結果が出るまでは大丈夫かなぁとか、うかるかなぁみたいなことをずっと考えてますし、
特に技術面接とかだともう分かりやすいんですけど、その後のなんか人事とか部長とか取締役みたいな方の面接になると、
もうちょっとなんか人間性とかカルチャーマッチみたいなことを聞かれるんですけども、
そうなるともうなんか相性じゃないですか。誰にでもこう会う人っていないので、そうなると、
まあこの会社行きたいけどもしかしたらカルチャーマッチしなくて落ちちゃうかもなぁみたいなのがあるんで、もう運ゲーなんですよね。
なるべくこうね、会うようには話しますけど、まあ無理に合わせにいってね、結果がうかったとしても、そのキャラずっと続けられないんで苦しくなるってことを考えると、
そこまで猫もかぶらずにある程度の素で行って、うかるかなぁみたいなバクチを毎回してますね。なので全然楽心じゃないですよね。やってみて。
面接準備の重要性
ただですね、たまに言われるんですけど、リファラルってあるんですよ。
リファラルっていうのは、例えば知り合いがA社に先に入ってて、自分のリドルのことをいいと思ってくれてたので、
A社来ないみたいな声かけてもらって、そのまま書類選考とか無しで面接に乗り込めるパターンってのがあるんですけど、これリファラル採用って言います。
遠古採用ですね。これ別に書類選考はスキップされるんですけど、一時面接から普通にあるんですよ。
一時面接はその誘ってくれた人以外の人が来るんで、完全に初対面で普通にあるんですね。
そうすると別に何のアドバンテージもないんですよ。あの人の知り合いっていうことで、あの人の話だけで盛り上がれる時間はあるんですけど、
別にそれ以外のタイミングはただの面接なんで、何か忖度があるかと言われるとないんですよね。
そうすると別に普通に落ちたりもするわけですよ。
何だったら落ちたら、なんかマジ申し訳ないですよね。その誘ってくれた人はさ、受かると思って誘ってくれたのに落ちてるから、マジで恥ずかしいし申し訳ないし、
本当にねリファラルはね、キツイっす。
あと名前が売れてれば受かるんじゃないみたいな話もあるんですけど、自分レベルだとなくて、
いやもっと有名な人だったらあるんですかね。
まあちょっとそういう有名な人って、そもそも給料とかも高いし、ある程度高いポジションでの採用になると思うんで、
よりシビアな気はするんですけど、
うーん、なんかめちゃくちゃ有名だったらね、
めちゃくちゃ有名なプロジェクトを作りました、みたいな感じだったらあるのかなぁ。
ちょっとそこまではわからないですね。すなわちとも今の自分の時点ではないですね。
ちょっと話、最初に戻りますが、
皆さんがもしシニアエンジニアって優秀だったらどこでも受かるんじゃないの?みたいな妄想をですね、
生存者バイアスについて
かつての僕と同じように抱いているとしたら、それは幻想です。
もう皆さんと同じように苦しく、辛い、転職活動をやっています。
はい、ということで今回はシニアエンジニアのですね、転職の時、
実はドキドキしてるんだよと、意外と結構普通に落ちてるんだよという話をしました。
Xとか見てるとですね、強い人がいい会社に行ってるポストばっかあるんで、
勘違いしてしまいがちですけど、裏は全然そんなことない。
いわゆるですね、生存者バイアスってやつですね。
生き残ったやつだけ見てるから、それ以外がないと思ってしまうってやつですね。
ということで皆さんも、面接はですね、しっかり対策して、
アラン・カギーの力でぶつかって、ぜひ勝利をもぎ取ってください。
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ありがとうございました。