アウトプットの重要性
こんにちは、riddleです。今日は一人でですね、アウトプットを今までめちゃくちゃしてきたんだけど、意外と何も覚えてない話を雑談ガテラにしたいと思います。
はい、皆さんアウトプットしてますか?私はですね、キャリアのスタートからですね、ブログをやってまして、技術的なものだったり、リアルダストゲームだったり、雑記みたいな感じでいろいろまとめたりと、
さまざまなジャンルでやってます。合計で言えば、多分1000記事以上絶対書いていて、もっとかな、2000とか書いてるかもしれません。
確かに技術ブログとかやると、インプットしたものが外に出ていく過程で、自分の中にいろいろ考えるから残るよ、みたいなことを言われて確か始めた記憶があるんですけども、
本当か?みたいなところは結構疑問に思ってます。というのもですね、たくさんブログを書いてきたんで、じゃあたくさんのこと覚えてるんでしょ?って思われるかもしれないんですけど、
これね、意外にそんなことないんですよね。たまに自分の過去に書いた記事とかを見返すことがあるんですけども、特に理由はなくですね。
見返すと、あれ?自分こんな記事書いてたんだ、このチャンネルで?みたいなこと結構あるんですよね。
例えば、私が当時ネットワーク関連をやった時に、ワイヤーシャークっていうツールがあるんですけども、これはネットワークの流れているパケットをキャプチャーして、
それがどういう内容なのかみたいなものをウォッチするマイクロソフトのツールなんですけども、ネットワークを見る人とかサーバーとかいる人には必須のツールで、みんな使えて当たり前みたいな感じのツールなんですね。
そのツールの一部の設定で、こういう便利なものがあって、こういう挙動するんだよ、AWSだとこんな風になるよ、みたいなことを調べた記事があって見たんですけど、知らないんですよね、全く。
あれ、当時いろいろ調べて書いたはずなのに、何だったのか使ったはずなのに、一切覚えてないんですよ。
その他にも、EBPFっていうカーネルをバイパスしてネットワークをうまくコントロールする、パケットをフィルタリングしたりとかトロップするみたいな、
そういうツールがある、ツールかな?そういう機能があるんですけども、それも使おうかなと思って調べて、それっきりで、結局ブログ書いたけど覚えてない。
何だったらでも、Xとか見るとその記事を読んで参考になりました、みたいなことを言ってくれてる方がいらっしゃったりするんですけど、本に一切覚えてないっていうね。
あれ、これブログ書いたけど全然自分のためになってなくない?っていうのはその時思ったんですよ。
ただ確かに役に立つシチュエーションもあって、バグが発生したりとかパソコンが不調だった時に出てきたエラーメッセージから、こういうことやれば解決しました、みたいなことよくあると思うんですけども、
それをブログに書いていた時は、後日全く同じエラーに遭遇した時に解消の仕方忘れてるんですね。
なのでエラーメッセージとかでググるんですけど、自分のブログがヒットすることで、お、こうやって直せばいいんやと思って、それで直せるっていう、こっちの時は自分のブログにめちゃくちゃ感謝するんですよ。
で、あと唯一感謝すると言えば、転職とか過去の自分を振り返りたい時くらいで、自分この時何してたかなとか、
会社の特にブログとかだと、自分が困ってこういう風に解決しましたっていうものを多少丁寧に書いてるんで、
それを見ると、あ、自分こんなことしてたわ、これ職務経歴書に書いたろうとか、面接の時に喋ったろう、みたいなことを結構思うので、
そういう使い方でぐらいでしか、技術ブログの自分にとっての価値があんまりないんですよね。
たまに見ました?みたいな声をかけていただくこともあるんですけど、別にそれが仕事に繋がったとか、お金に繋がったっていう経験もないですし、
何だろうな、もちろん書かないよりは書いた方がいいんでしょうけど、何だろう、これがそんなに何かめちゃくちゃ技術が上がったのかと言われると、
ブログの記憶の薄れ
そんなことはないんじゃないかなっていう。どちらかというと、ブログを書くにあたっていろいろ調査したりまとめるっていうことを何度も繰り返しているということが、
調べるのを早くするとか、まとめる能力をつけるって意味で良いだけで、何かこう、何ですかね、
ググやってるから技術力アップしましたみたいなことをあんまりこわだかに言えないですね。
特に自分はそんなことはあんまりできないんですけど、いいねとかファボとか、そういう他社からの評価をベースに記事を書くみたいなケースの場合って、
余計にその時に流行っているものに飛びついて書くと、よりそういうの集めやすいと思うんですけども、評価を。
それになると余計に評価を集めたという事実は残るけれども、そういう記事って大抵どうしても表装をさらったような記事になりがちというか、
それが別に悪いことではないんですけども、自分の中で中長期で役に立つような深い内容になっているわけではないことが多いので、
そうすると余計にこう、何ですかね、ブログを書くところの意義があんまりわかんなくなってくるんですよね。
今では書くことに意義とかいちいち求めてなくて、とりあえず困って、何かあったら書いちゃおうぐらいの感じなんで、手軽に書くぐらいの場所という認識なんですよ。
最初はそんなことなくて、結構世の中に出すには嘘を書いちゃいけないなとか、ちゃんと調べないといけないなみたいなことを思って返したんですけど、
なんか今は別に嘘を書くっていうつもりもないですけど、まあまあチラシの裏ぐらいの認識で適当に返したりするので、
だいぶそういう意味では外に情報を出すということに対するハードルは下がりましたね。
これがもしかしたら良いことなのかもしれないけど。
登壇をたとえばたくさんしてる人とかが同じ感覚なのかはわからないんですけども、
いやでもおそらく、めっちゃ記憶力良くない限りは、10年前に何登壇したのかとか内容までそこまで覚えてなかったり、
それを触ってない言語だったり技術領域の場合って、まあ忘れてると思うんですよね。
発表したときが一番詳しいでしょうし。
そうなってくるとどちらかというと、書くことというより、その習慣があることの方が大事だったりするんじゃないのかなっていうのが、
10年ぐらいやってみての個人的な思いですね。
なのでこう情報発信を確実にした方がいいよ、だってこういう能力がつくからねっていうのは、
あんまり後輩に技術ブログやった方がいいですかって聞かれたときに、
なんか歯切れの良い回答ができないなぁと思っています。
技術ブログの意義
やらないよりはもちろんやった方がいいんですけど、その時間なんかもっと別なことできるんじゃないかみたいなのは思ったりしますね。
まあその代わり何やるんだっていうのをパッと思いつかないんですけど、
それこそまあ自分で個人開発に当ててお金稼ぐ練習してみたりとか、
エンジニアの深みもっとやってみるとか、エンジニア以外の領域のことで挑戦してみるみたいなのもあるでしょうし、
仕事をもっと頑張るみたいなのもあると思うんで。
技術ブログなんだろうな、何のために?
めちゃくちゃ有名な人とか、すごいニッチなジャンルやってて、この人が書くものが唯一のソースですとか、
すごいリアリティの高いものですであればまだわかるんですけど、
自分を含む雑多なものの場合は、あんまり自分自身のため以外の理由がない気がしますね。
そんな感じで、今自分のブログというか技術的な発信に関してのスタンスというかモチベーションはそんな感じですという話をお届けしました。
もしかしたらね、あと10年経ったらもうちょっと明確な答えがわかっているかもしれないですけれども、
少なくとも10年間ぐらいだとこういうような歯切れの悪い回答になっています。
とはいえですね、これは私個人の感覚ではあるので、実際に技術ブログをやってみてもっといい思いを捨てるというか、
自分にとっていい学びになっている人も全然いるのかなと思いますので、
もしやったことない人はですね、実際にやってみて、どんなもんなんじゃいっていうのをぜひ肌で体感していただければと思います。
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ありがとうございました。