2025-10-24 24:52

第19回 徳島の公立・公的医療機関で働く!!総合メディカルゾーンから地域医療まで

番組第19回では「徳島の公立・公的医療機関で働く」をテーマにお届けします。徳島大学病院と県立中央病院が連絡橋で結ばれた「総合メディカルゾーン」の強み、三好・海部など地域拠点で身につく総合診療力、離島や山間部を支えるへき地医療の現場までを具体例で紹介。あわせて、奨学金や見学支援、臨床研修一時支援金、医療版ワーケーション、移住支援金など、キャリア段階に応じて使える制度の要点を整理します。制度の最新情報は概要欄のリンクから確認いただけます。


▼出演

MC 大野 航佑(徳島県病院局)

ゲスト 鎌村 好孝(徳島県保健福祉部 医務技監)

ゲスト 吉本 茂貴(徳島県保健福祉部医療政策課)

ゲスト 新見 知広(徳島県保健福祉部医療政策課)


▼トピック一覧

・徳島大学病院と県立中央病院をつなぐ「総合メディカルゾーン」の魅力

・三好・海部など地域拠点での学び(総合診療・在宅・救急)

・義務年限付き奨学金制度(県外大学医学部生向け)

・病院見学支援事業(交通費・宿泊費を最大4万円助成)

・徳島県臨床研修等一時支援金(臨床研修開始時に100万円)

・臨床研修連絡協議会(合同説明会・新人歓迎イベント)

・徳島県医療版ワーケーション(実際に勤務+旅費・宿泊費支援)

・徳島県医師・看護職員移住支援金(単身90万円/世帯150万円)


【関連リンク】

○ 義務年限付き奨学金制度(県外大学医学部生向け)

https://www.pref.tokushima.lg.jp/med/dr/7247935/

○ 病院見学支援事業(県外大学医学部生向け)

https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kenko/iryo/7239068/

○ 徳島県臨床研修等一時支援金

https://www.pref.tokushima.lg.jp/med/categoryMedical/sonota/kikan/7303613/

○ 徳島県医療版ワーケーション

https://www.pref.tokushima.lg.jp/med/categoryMedical/sonota/kikan/7306396/

○ 徳島県医師・看護職員移住支援金

https://www.pref.tokushima.lg.jp/med/categoryMedical/sonota/kikan/7304137/


▼番組へのメッセージ

この番組に対する感想や質問をお待ちしております。

下記のフォームまでお気軽にお寄せください。

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▼あなたの力が必要です!

現在、徳島県では医師・看護師をはじめとする医療スタッフを広く募集しています。

移住して常勤で働くのはもちろん、週1回の非常勤勤務や短期応援といった多様な関わり方も可能です。

詳細は徳島県病院局の採用情報ページをご覧ください。

https://tph.pref.tokushima.lg.jp/employmentInformation/


少しでも興味をお持ちの方は、下記へお気軽にお問い合わせください。


病院局総務課

TEL:088-621-2215 FAX:088-654-9086

MAIL:byouinkyokusoumuka@pref.tokushima.lg.jp


▼制作

株式会社オトバンク PitPa Podcast

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サマリー

このエピソードでは、徳島での医療現場と公立・公的医療機関でのキャリア形成について、多様な視点からお話しされています。特に、徳島県総合メディカルゾーンの役割や壁地医療の重要性に焦点が当たっています。徳島県内の公立・公的医療機関での地域医療の推進と支援制度について語られています。上勝町の地域包括ケアの取り組みや、研修医向けの奨学金制度、医療版ワーケーションなど、多様な支援が紹介されています。徳島県の医療現場に関する地域医療の支援制度や医療従事者の募集についての情報がリスナーに届けられます。

徳島の医療現場の紹介
頼む!来てくれ!!徳島の医師爆増予定ラジオ
こんにちは、頼む!来てくれ!!徳島の医師爆増予定ラジオパーソナリティの徳島県病院局、大野幸介です。
この番組では、徳島で働く医療者のリアルな声を通じて、徳島という土地の魅力と、そこで医療に携わることのやりがいを掘り下げていきます。
仕事とプライベートのバランスを大切にしながら、自分らしく成長できる環境、そんな徳島の医療現場を、等身大のトークでお届けしていきます。
遊びも仕事もどちらも諦めたくない、そんなあなたにこそ、ぜひお聞きいただきたい番組です。
本日のゲストは、徳島県保健福祉部医療政策課の、鎌村義孝さん、吉本茂さん、新見智博さんです。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
では、私の方から。私、徳島県保健福祉部の医務技官をしています。鎌村義孝です。よろしくお願いします。
私は徳島県西部で生まれ育ち、栃木県にある自治医科大学での6年間以外は、徳島県内各地域で医師として大変お世話になってきたことに加えて、
10年以上前から県庁の保健福祉部において、主に保健・医療・福祉分野に携わる養成医師として勤務しつつ、県立中央病院地域医療課にも席を置いて、
今なお、月3回程度ですけど、県内3幹部の閉基診療所にて診療支援させてもらっています。今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
医療政策課・地域医療・医師確保担当の吉本です。私自身は行政事務職員でありますが、医師確保施策等を通じて、
徳島の医療提供体制を微力ながら支えていくことができるよう頑張っていきます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
お願いします。
同じく、医療政策課・地域医療・医師確保担当の新見と申します。
私の方、医療政策課では臨床研修や閉域医療に関する業務を担当しております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今回は、徳島の公立公的医療機関で働くことをテーマに、総合メディカルゾーンの話から、
見押し・開封など地域の現場、キャリアの歩み方や活用できる支援制度まで分かりやすく伺っていきます。
それでは本編スタートです。
徳島県総合メディカルゾーンの特徴
まずは最初のテーマです。
中核病院・基幹病院でのキャリア形成について、全体像から教えてください。
はい。では私、鎌村から少しお話していきます。
まず、徳島県の大きな特徴というのは、徳島県総合メディカルゾーンなんですね。
この徳島県の方とか、関係省の方にとっては耳なじみのある言葉かもしれませんけども、県外の方とか、本当に知らない方もいらっしゃるかも分かりません。
本当にこのポートキャスト、他のテーマの時に詳しい話があるかもしれませんので、ちょっとだけ触れてみたいと思います。
徳島大学病院と徳島県立中央病院、こちらの方は昔から隣接してありました。
この現在の敷地内で隣接しての開設となって、さらには直接メディカルブリッジと呼ばれる連絡橋でつながれる両病院合計1000ペット余りとなる、
本当にこのハード面でもスタッフ含めたソフト面からも総合メディカルゾーンとなって、さらに進化を続けているところなんですね。
なるほど。徳島大学と県立中央病院が橋でつながっているということは、どちらで勤務されていても、どちらの病院の症例も見れたりするということになるんですかね。
そうですね。本当にこういった国立大学病院と県立病院が隣接して、こういったブリッジで直接つながっているというのは、本当に全国唯一ここだけなんですね。
今おっしゃっていただいたように、両方別々の病院に所属していても、合同カンファレンスであったり、本当にそういったところで行き交うということが常に行われているところです。
実際に例えば研修医とかで来られた方も、そういったところ、そういうメリットとかを享受できたりするんですか。
そうなんです。実は本当に先日も県立中央病院で救急車を回っている、ちょうど1ヶ月間ですね、研修しているという先生と会って話すことができたんですね。本当に目を輝かせてお話してくれました。
なんとなく僕のイメージですけど、病院に研修医で行くと、その病院でいろいろな症例を見たりというのはあると思うんですけど、県立病院という大きな病院もそうですし、徳島大学病院もすごい大きな病院だと思うので、そういう2つの大きな病院を行き来しながらいろいろな経験ができるというのは、すごく魅力的なところですよね。
そうなんです。本当にこれ特徴的で、総合メディカルゾーンとして大学病院でも研修できるし、県立中央病院では救急とかそういった特徴的なことを研修できる上に、この研修医の方から聞いたこととしては、この後少しお話触れるんですけども、
閉基地で広報支援するような病院であったり、地域の基幹病院であったりも、プログラムとしてこういった研修ができるということにしているということです。
分かりました。ありがとうございます。先ほど閉基地という言葉が出てきたので、続いてお聞きしたいんですけども、閉基地を支える医療現場のキャリア形成などについてもお聞きしてもいいでしょうか。
はい。閉基地、いろいろな閉基地があるんですけども、徳島県の地図をちょっと見ていただきますと、南の方へ行くと海岸沿いであったり、鶴木山の方へ四国山地の方へ行くと山間部であったり、吉野川をずっと上って西の方へ行くと山間部というところなんですけども、県南部の県立海部病院には、実は私昭和の末頃ですね、2年間海部病院で勤務していたことがあるんですね。
そこから今は南町になってますけど、阿部診療所というところに週1回診療支援に行くなど、本当に2年間過ごさせてもらいました。とってもいい町でした。
その週1回行ってた時期と別に、その後も麦の漁港から連絡船で15分くらい離れた離島、手羽島ご存知ですかね。
手羽島、そうですね。すごいちっちゃな島ですけど、麦町からも近い、15分くらいで行けるような島ですよね。
はい、そうなんです。そこにほんと週3回診療行ってくれてるんですけど、海部病院であったり徳島市内の先生であったり行ってくれてるんですが、昔私も週1回応援に行ってたことがあります。
その海部病院というのは、本当に高知県の一部まで含む高知県や徳島県南部の壁地医療を支えるとともに、5Gなどの医療DXを活用してくれたり、在宅医療や二次医療にも二次救急ですね、力を入れている貴重な病院です。
そういったところで本当に総合診療的な力を身につけるという風なことができる病院だと思ってます。
県立病院だと徳島大学さんと一緒に大きな症例を見れたりとか、いろんなそれぞれのいいところを享受できますし、三好とか海部病院に行くとその専門だけでなく、総合的にいろんな症例を見ることができて、そういうキャリア形成ができていくというような感じですかね。
そうですね。本当に大きな病院で見れること、体験できることとともに、少し小さな病院、特に地方の方へ行くと地域の方々との交流という風なのもできますし、在宅医療まで含めた総合診療という風なのが感じることができると思います。
わかりました。ありがとうございます。先ほど海部の地域の阿部診療所など出てきましたけど、三好についてはどうですか。
壁地医療の重要性
県西部の方の三好病院が拠点となっているんですけれども、本当に西部の地方ですけれども、救急医もいる救命救急センターも設置されているなど、県西部において本当に重要な病院なんですね。
併せて山の方へ行くと、居屋の笠原橋とか三大秘境と言われるような居屋の地域、ここにも診療所があって、診療所長がいるんですけれども、三好病院から本当に応援に行ってくれたり、在宅医療を支援してくれたりしてくれています。
三好病院でも1ヶ月間、さっきちょっと紹介した大学病院のプログラムで、現在県立中央病院で救急をやっている先生も1ヶ月間県立三好病院で研修させてもらってとても良かったと言ってくれています。
わかりました。ありがとうございます。今お話しいただいたように、壁地医療は地域を支える最後の砦となっているかと思います。
その壁地医療についての話もさらに詳しくお聞きできたらなと思うんですけれども。
はい、わかりました。例えば、三幹部の代表である中町ですね。中町には、紀東診療所、上中病院、木沢診療所、日の谷診療所といった庁立の診療所と病院が支えてくれています。
中町の方ですと、唯一入院できるのが上中病院だけというところなんですけれども、中町というと遠いという感じがあるんですけれども、いった医師とかスタッフとか、この医療にもやる一方で、いろんな夏とかだったら楽しみがあったりするんですね。
私も経験したことがあるんですけれども、一番奥の方の紀東杉の丸太の一本乗り大会なんていうのがあるんですね。今年も7月末にあったんですけれども、こういったところに行かれたことありますか?
すごく興味はあったんですけど、新聞とかでも読ませていただいたりで、まだなかなか直接見に行くところまではいけてないんですよね。でもすごい行ってみたいなと思うイベントですね。
私も以前行って、ここの丸太の一本乗り3級のライセンス持ってます。
されたことがあるんですね。
そうなんです。練習いるんですけれども、サーフィンとはまた違った形での一本乗りなんですね。
今年行けなかったんですが、今年はちょっと街の人に聞いてみると、日の谷の診療所の先生とか、過去に診療所で行ってた先生とかも、この丸太の一本乗り挑戦しに来られたそうです。
そうなんですね。そういう医療の関係者の方も実際に丸太の一本乗りに体験されているということですね。
ぜひ本当にこういった趣味とかも兼ねて、楽しみながら地域で医療提供してくれる人たちもいるということですね。
分かりました。ありがとうございます。ここまで中核病院、基幹病院でのキャリア形成だったり、あとは壁地での医療に関するお話だったりというところも全体像を伺いました。
実際にその体制的なところを形にしてこられた、鎌村医務機関の歩みから見えてきたポイントなどを教えていただけたらと思うんですが。
はい、実際私自身一番最初に紹介しました自治医科大学出身ということで徳島県で壁地医療にも長年携わってきました。
上勝町の地域包括ケア
その中でちょっと代表的なことの一つとしては、5年間お世話になった上勝町での取り組みがあります。
上勝町ではもう本当に20数年前になるんですけれども、お年寄りが元気な街というのはご存知ですよね。
そうですね、上勝町はすごく有名ですよね。
葉っぱビジネスとかをやって、横井さんとかが中心になってというところだったんですけれども、
そこで本当に小さな診療所だけだったのが、ちょうど介護保険が始まる頃に医療、介護、保険、福祉、医療を一体的にやろうという風な雰囲気が、
街、そして町民の人たちと一緒になって、その当時に上勝町地域包括ケアセンターという風なのを作ることができました。
上勝町って、葉っぱビジネスって映画にもなってますよね。
そうなんです、彩りの街ですね。
本当にお年寄りが元気な街なんですけれども、
だけどやっぱり高齢になってくると1秒は持っておられるという方もいらっしゃる。
そういう中で一緒に予防に取り組んだり、在宅医療に取り組んだりという風なことを一緒にやってきました。
それで終わりじゃなくて、今も後輩の先生たちが一緒になって保健師さんたちであったり、介護施設の人たちであったりと、一緒にこの地域包括ケアに取り組んでくれてます。
徳島県はちょっと残念なところもあるんですけど、少子高齢化とかが結構進んでいるような県ではあるんですけれども、
そういったところの人の少ない地域とかの医療にも焦点を当てて、実際に今働かれているということですね。
研修医への支援施策
わかりました。ありがとうございます。
それでは最後のテーマになるんですけども、研修医、専攻医、一般の方向けの支援施策についてご紹介をいただきたいと思いますが、お願いします。
私、医療政策課の新見からご説明させていただきます。
まず一つ目の施策として、義務年限付きの奨学金制度、こちら県外大学医学部生向けの制度になります。
こちらはどういった制度になるんですか。
こちら、県内の高校卒業後に県外の大学に進学した医学部生の方が利用できる制度でございまして、将来県内の公的病院で働こうと考えている方が利用できるようになります。
奨学金というのはどれくらいまでお借りできたりするんですかね。
こちら、入学金、授業料、生活費相当の奨学金の方が所定の金額支払われるようになっております。
これを県外の大学の医学生向けにお出ししているということですね。
特にこちら、大学卒業後に対応期間の1.5倍の期間、所定の病院の方で勤務していただくと返還が免除されることとなっております。
分かりました。それと病院見学支援事業という、これも県外大学医学部生向けに支援策があると思うんですけど、こちらについてもお聞きしていいですか。
そうですね。こちらの制度が県外に在住している県外大学の医学部生の方、あるいは県外のドクターの方が対象となっている制度でして、県内の臨床研修病院や専門研修病院を見学していただくと、交通費、宿泊費について最大4万円助成させていただく制度になっております。
これは徳島県内のどの病院とかという指定はあったりするんですか。
県内で臨床研修プログラムを持っている機関型病院の方が10病院ございまして、そちらの方を2か所以上回っていただくと臨床研修の方は使えるようになっております。
割と結構この頃利用してくれる方も増えているので、臨床研修病院の方からも来るときこれ使ってっていう風な感じでやってますから、またぜひ使ってほしいです。2つ以上回ってください。
2つ以上回ればそういう支援を受けられるということですね。
わかりました。ありがとうございます。他に支援制度はありますか。
本県で特に推している制度と言いますか、徳島県臨床研修等一時支援金というのがございまして、こちら県内の臨床研修病院のプログラムを開始される方に対しまして100万円の一時支援金を支給する制度となっております。
100万円って結構すごく大きい額に聞こえちゃうんですけどどうなんでしょう。
そうですね。わりと臨床研修院の方ってアルバイトも原則禁止されておりますので、こういったまとまった金額が入ってくるとかなり助かるんじゃないかなと。
そうですよね。すごくお金のところっていうのはどうしても問題になりやすいところでもあると思うので、そういうのを支援していただけるのはすごくいい制度かなと確かに思いますね。
ぜひ活用ください。
他にも何か支援制度はありますか。
そうですね。制度といいますか、県内の臨床研修病院や県の医師会であったり徳島県の臨床研修の関係機関で集まって臨床研修連絡協議会というものを組織しておりまして、こちらで臨床研修医の確保支援に関する施策の方を実施しております。
こちらでもこういう臨床研修連絡協議会の中でもそういう支援制度、支援事業みたいなのが別であるってことですか。
公立医療機関でのワーケーション
そうですね。特に例年行っている合同説明会であったり、医師会の方の主催になるんですけれども、その都市の臨床研修病院の新人研修医さん一堂に集まっていただいて、皆さんでわきあいあいとやっていただける新人研修医歓迎の集いになるイベントをやっておりまして、楽しいイベントになっておりますので、
ぜひ県で臨床研修を受けられる方には参加していただきたい制度となっております。
徳島県に臨床研修医で来ていただいても、今までは制度的なサポートですけど、人と人の関わり的なサポートみたいなのも、こういう協議会で関わりをつくっていけるみたいな感じですかね。
そうなんです。自分の病院だけじゃなくて、病院を越えて、そして医師会の先生とかも一緒にということですから、先輩たちとの交流もこういったところで始まっていくと思います。
県外から初めて来たとかだったら、そこの関わりみたいなのはどうしても不安なところがあると思うんですけど、こういう機会があればすごく安心して来れますよね。
ぜひ頼ってください。
ぜひ来ていただけたらと思います。
他に何かあればお聞きしたいと思うんですけど。
吉本の方からは、すでにドクターや看護職員として活躍されている方向けの支援制度を紹介させてもらいます。
まず、徳島県医療版ワーケーションですね。
こちらの医療版ワーケーションについては、前回の竹地さんと佐野さんに出ていただいた時も少しお話を聞いたんですけど、料費とか交通費を補助してくれるような制度でしたっけ?
そうですね。徳島にまずは来ていただくにあたって、やはり交通費であるとか、県内に来られた際の宿泊費などがありますので、そういったところは支援させていただいて、県内の公立公的医療機関で働いていただくというのがワークとワーケーションを組み合わせた医療版のワーケーション制度です。
ひとまずいきなり移住とか考えてお仕事するのはなかなか簡単ではないですけど、一旦まずこの徳島という地域を知っていただくために、そのための費用を助成するというような感じですかね?
まさしくおっしゃる通りです。やはりいきなりということになりますとハードルが高くなりますので、まずはというところですね、実際に勤務をしていただきましたら、徳島の医療機関の素晴らしさをわかっていただけるとはもちろん思いますし、観光面でも徳島の自然やアクティビティー、そういったところはすごく充実したものがございますので、そういったところを実際に体感いただくことがまずは一番の支援かなと思っております。
ちなみに吉本さん的には徳島県、ここをまず見て欲しいとか体験して欲しいというのはありますか?
これも先ほどの話で、県南部、県西部がございましたが、やはりそこが推すところかなと思います。県南部ですと特にアクティビティーでしたらサーフィンがございますし、県西部でしたら秘境ということですので、矢野風呂橋をはじめまして、またラフティングでありますとかトレッキング、そういったところのいいところがありますので、そういったところを推したいと思います。
ぜひこういう制度を活用して、徳島のいいところにもたくさん触れていただきたいですね。
どんどん活用いただいて、まず徳島のことを知っていただくというのが、徳島の医師確保につながるかなと今は思っております。
わかりました。
それともう一つ支援制度があるんでしたっけ?
もう一点、こちらも今年度からなんですが、徳島県医師看護職員移住支援金という制度です。
こちらは先ほどの医療版ワーケーションとまたちょっと違う感じで、実際に進まれてから使われるようなものなんですかね?
おっしゃる通りです。狙いとしては先ほどのワーケーションで、徳島の医療機関や地域を好きになっていただいて、その上でいざ徳島にご決断いただいたときに、この移住支援制度を活用する。
この2つの制度をセットで使っていただくのが一番我々としては用意した甲斐があるという制度です。
実際に具体的な金額的なお話とかも聞いてもいいですか?
支援金額は単身で移住された場合は90万円、お2人以上の世帯で移住された場合は150万円です。
これはもう県外の医師看護職員はどなたでも使えるということでいいんですかね?
一定期間県外にお住まいされていてから徳島県内に入っていただくでありますとか、県内の公立公的医療機関で一定期間勤務いただくという制約がございますが、
そういったところを満たしていただきましたら、単身世帯90万円、お2人以上世帯150万円というところでございます。
わかりました。ありがとうございます。
今回ご紹介した制度は義務年限次奨学金制度、病院研学支援事業、徳島県臨床研修等一時支援金制度、
臨床研修連絡協議会、徳島県医療版ワーケーション、徳島県医師看護職員移住支援金、
詳しい制度内容については番組概要リンク欄にありますので、ぜひご覧ください。そしてご活用ください。お願いします。
お願いします。
ありがとうございました。徳島県のホームページでも調べられるようになっているということでよろしかったですかね。
はい。
こちらも併せて見ていただけたらと思います。本日は鎌村医務機関、吉本さん、新美さんありがとうございました。
徳島の医療現場に関するメッセージ
最後に徳島の医療現場に興味がある方へ一言メッセージをいただきたいのですが、お願いしてもよろしいですか。
はい。鎌村です。最後に一言ということです。みなさん待ってます。
吉本隆一もどうですか。みなさん待ってます。
最後に新美さん締めていただいてもよろしいですか。
みなさん待ってます。
ということで、リスナーのみなさま徳島県待ってますのでよろしくお願いいたします。
はい。よろしくお願いします。
徳島県の医療に関する支援制度は時間の関係上詳しくお伝えしきれなかった点も多々あると思います。
各制度の最新情報については先ほどもお伝えしたようにポッドキャストの概要欄にあるリンクからご確認いただけたらと思います。
それでは最後にお知らせです。
徳島県では、常勤はもちろん、週1日の非常勤、短期応援など、様々な形で医療に関わってくださる医師・看護師の仲間を募集中です。
まずは話だけでも聞いてみたいという方は番組概要欄の問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
あなたの経験が徳島の医療現場を支えます。
次回は四国の真ん中にある三好病院が住民の安心・安全をどう支えているのかを、
理念、行動指針、地域の特性、学生や研修の受け入れ体制、そして医薬など周辺地域への支援についてまで伺います。
ゲストは徳島県立三好病院の藤永裕之院長に出演いただく予定です。
番組の感想やご質問は、ハッシュタグ徳島医師爆増ラジオをつけてSNSに投稿していただくか、
概要欄のメッセージホームのリンクからお寄せください。
皆さんからのメッセージをお待ちしております。
それでは次回の配信でお会いしましょう。
お相手は大野耕介でした。さようなら。
さようなら。
24:52

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