ふるさと納税の現状
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が株、投資経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら劇する感覚で一緒に勉強していきましょう。
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おはようございます。最近ファンに目がないインターン生のフルタです。
おはようございます。黙って米を食え、インターン生の束田です。
お米最近高いんで、ファン派になりつつあるんですよね。
僕の家はなぜか米の価格高とあんまり影響を受けてないんですよね。
なんでですか?
実はなんですけど、裏技みたいなので、
うちはふるさと納税の返礼品でお米をもらってるんですよね。
そうなんですね。ふるさと納税されてるんですね。
うちの親も毎年やっていて、私が返礼品選びを手伝ってるんですよ。
そうなんです。フルタさんが手伝ってる。
うちの親は米の値段が上がっても家計に影響なくて、結構喜んでました。
そうですよね。
フルタさんのご自宅はどういう返礼品を選んでたりするんですか?
うちは結構いろいろで、ふるさとチョイスを使って選んでるんですけど、
お肉とか果物が多いかなっていう感じで。
束田君のところはずっとお米なんですか?
うちのお家庭は食に興味ない人多くて、とりあえず米っていうので、毎年お米もらってて。
実は今年の米価格強盗のニュースを聞いても、うちは大丈夫だなって思いましたね。
さすが、先見の銘がありますね。
ところで、ふるさと納税のポータルサイト、いろいろありますよね。
最近Amazonも参入したり、ポイント還元が変わったりと大きな動きがあるみたいですよ。
そうなんですね。ポイント還元が変わるってどういう感じですか?
実は2025年の今年ですね、10月以降、ふるさと納税のポイント還元が禁止になる予定なんです。
今日はその話をしたいと思います。
Amazonの参入とその影響
はい、ぜひ聞きたいです。
では、本題に入る前にちょこっと株式会社のコーナーです。
今日はポイント経済について簡単に解説します。
ポイント経済ですか。確かに今はいろんなところでポイントがもらえますよね。
はい、そうなんです。
ポイント経済とは、企業が顧客に対してポイントを付与し、購買行動を促す仕組みのことを指します。
日本では特に発達していて、様々な場面でポイントが貯まるようになっています。
確かに楽天ポイントとか、ペイペイポイントとか、日常のあちこちでポイントが貯まるような感じがありますね。
そうなんです。このポイント還元は単なる割引とは違って、次回も利用してもらうという顧客囲い込みの効果があるんです。
そして今、ふるさと納税のポイント還元も大きな転換期を迎えています。
なるほど、本編と繋がってきましたね。
はい、そこで本編に入るんですが、今日のテーマは、ふるさと納税のポイント還元の現状と今後の変化についてお話ししようと思います。
特にAmazonの参入で業界がどう変わったのか、そして2025年10月に予定されているポイント付与禁止の影響についてお話ししていきます。
Amazonのふるさと納税、実は僕、あんまり知らなくて、いつから始まったんですかね?
Amazonふるさと納税は、2024年12月19日にスタートしました。
全国約1000の自治体が参画し、登録返礼品数は約30万点と、大規模なサービスとして始まりました。
いきなりすごい規模ですね。でも、他のサイトと比べて特徴だったりってあったりするんですか?
はい。最大の特徴は、最短翌日発送です。
なんか聞いたことありませんか?
あるかもしれないです。
普段のAmazonでのお買い物と同じように、急ぎで欲しい返礼品でもすぐに届けてもらえるんです。
これは他のふるさと納税サイトにはない革命的なサービスですね。
確かにこれAmazonならではのめちゃめちゃ便利な機能ですよね。
うちも毎年お米もらってますけど、もしすぐ届くんだったらめちゃくちゃありがたい。
お米食べきっちゃって、次の到着が遅いとかでソワソワする時があるので、
スーパーに行ってもお米少ないので、そういう時は不安になったりするんですけど。
そうですよね。2024年の夏頃から米価格が急遽して、令和の米騒動と呼ばれるほどになりましたね。
東京でのコシヒカリの小売価格は2024年1月に5キロ2440円だったものが、
2025年1月には4185円まで上昇したそうです。
すごい上昇率ですね。ふるさと納税のお米で助かるとまさにこのことかな。
はい、そうですね。ところでなんですけど、Amazonふるさと納税の特徴として、
他のサイトと違ってポイント還元がありません。これが最大のデメリットとも呼ばれているんですが。
今後の展望
そうなんです。他のサイトだとポイントもらえるっていうのが何も知らなかったです。
はい、例えば楽天ふるさと納税だと最大32%のポイント還元を受けられるキャンペーンもあります。
さとふるとかふるなびなども他の多くのポータルサイトでもポイント還元制度を設けています。
なるほど。ふるたさんのご実家で使われているのもポイントつくようなやつですか。
はい、私の家はふるさとチョイスを使っているんですけど、
ふるさとチョイスは主にクレジットカード決済のポイントが貯まる形になります。
でも実はそのポイント還元も今後なくなる可能性が高いんです。
っていうのも総務省が2025年10月以降はポイント付与を行うサイトを返した寄付を禁止する方針を示しているんです。
なんでいきなりそんな方針になったんでしょう。
そうですよね。総務省の見解だと自治体がサイトに払う手数料がポイントの原資になっていて、
これがふるさと納税の本来の趣旨に反すると判断されたようです。
確かにふるさと納税って本来は地方創生とか地域活性化が目的なのに、
ポイント目当ての寄付が増えていると、これは問題視されますよねっていう。
なるほどね。これAmazonもポイント還元しなかった。最初からこういう戦略だったんですかね。
そう考えることもできると思います。
Amazonは当初からポイント還元なしでスタートし、代わりに配送の速さとか利便性で差別化を図っています。
結果的に総務省の方針とも合致する形になりました。
なるほど。じゃあポイント還元を利用したい人は、2025年10月までに急いだ方がいいっていうことですかね。
ポイント還元の変化
はい、そうです。ポイントを貯める方法としては、まず楽天やヤフーなどの大手ショッピングモールが運営するふるさと納税サイトを活用するのがおすすめです。
これらのサイトで貯めたポイントはそのままショッピングに再利用できて本当に便利です。
なるほど。他にもポイントを効率よく貯める方法とかってあったりしますか。
はい、もう一つ重要なのが寄付のタイミングです。ポイント還元率はキャンペーンによって日々変動するので、最も還元率が高い時期を狙うことが大切になってきます。
特に年末とか大型連休前には高還元率のキャンペーンが多いですよ。
ちなみにクレジットカードで支払った場合ってカードのポイントも二重で貯まるみたいな感じですかね。
はい、鋭いですね。それも重要なポイントになっています。
ふるさと納税の支払いをクレジットカードで行うことでポータルサイトのポイントとカードのポイントの二重取りが可能なんです。
だいぶお得ですね。
はい。ただし複数のサイトを利用すると控除上限額の管理が難しくなるので、原則として利用するサイトは一つに絞るのがおすすめとなっています。
なるほど。
2025年10月以降になるとポイント還元がなくなりますから、各サイトの戦略とかも変わってくる感じですかね。
そうですね。ポイント付与が禁止されると各ポータルサイトはポイント以外の差別化要素を打ち出す必要があります。
Amazonのように返礼品の配送スピードや独自の返礼品を充実させるなど新たな戦略が生まれると予想されます。
でもあれですよね、米価格の高騰でふるさと納税の返礼品としてお米を選ぶ人も増えそうですよね。
それはありそうですね。
特に令和の米騒動と呼ばれる状況では、安定してお米を確保できるふるさと納税はとても魅力的ですね。
専門家によると2025年も米価格が高い状態が続く可能性が高いようですし。
そう考えるとうちの家の選択は大正解だったみたいですね。
そうですね。
これからも返礼品選びに手伝ってあげようかなと思います。
最後に大事なポイントとして、総務省の方針変更は今年2025年10月からなので、それまではポイント還元を活用できます。
計画的にふるさと納税を利用してしっかり節税とポイント還元の両方を受けるのがおすすめです。
実際に僕もポータルサイトを比較してみようと思います。
でもAmazonの翌日配送の便利さも捨てがたいですけどね。
そこはご自身の優先順位で選ぶといいですよね。
ポイント重視か、またまた配送スピード重視か、それとも応援したい地域重視か、という感じで自分に合ったふるさと納税の活用法を見つけてください。
今日はふるさと納税のポイント還元についてお話ししました。
地域支援の重要性
Amazonの参入で業界に変化が起き、さらに2025年10月以降はポイント付与が禁止される予定です。
また、米価格高騰の中でふるさと納税の返礼品としてのお米の価値も再認識されています。
ポイント還元が使えるのは今だけかもしれないので、でも本来の目的を忘れて地域支援という視点も大切にしたいと思いました。
そうですね。節税メリットを享受しながら地方創生にも貢献できるふるさと納税、ぜひ皆さんも活用してみてくださいね。
申込期限にも気をつけて計画的に利用しましょう。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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