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IT×駐輪場で持続的な成長、配当性向50%に引き上げ──NCD(4783)の独自ビジネスモデルにひねけんが迫る!
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サマリー
本エピソードでは、IT企業でありながら駐輪場管理システムも手掛けるNCD株式会社(4783)のユニークなビジネスモデルに迫ります。同社は、保険業界向けのITシステム開発・保守運用で安定したストック型収益基盤を築き、さらに日本初のウェブ完結型月極駐輪場管理システム「エコプール」で新たな市場を開拓しました。IT技術を駐輪場事業に活用することで、QRコード決済や生成AIによるサービス改善など、他社との差別化を図り、持続的な成長を実現しています。また、配当性向50%以上という積極的な株主還元姿勢も、長期投資家にとって魅力的な点として解説されています。
はじめに:ITと駐輪場の意外な組み合わせ
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。 この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で一緒に勉強していきましょう。 おはようございます。インターン生のましえです。
おはようございます。インターン生の渡辺です。 渡辺さん、僕いつも通学の時に最寄駅まで自転車で行くんですけど、自転車ってよく使われますか?
まだまだ使いますね。 この年になったらもう使わないのかなと思いつつ、やっぱりちょっと出かけるには便利ですもんね。
そうですよね。やっぱりそういうこともあって、最近僕の最寄駅の近くの駐輪場もかなり増設されていまして、
空地の活用としても有効だし、利用者としてもとてもありがたいんですけど、 あれってどんな会社がやってるんだろうかなっていうふうに思いまして。
確かに。三井のリパークとかのイメージが強いのと、 あとなんかオレンジのやつも見ますよね。
オレンジですか。もしかしたらそれ、今回ご紹介する企業の製品かもしれないんですよね。
ちょっと画像をこちらでお見せできないので難しいんですけど、白地にオレンジの看板と黒の生産機の駐輪場ですかね。
そうそうそれです。自分の最寄りも確かその駐輪場だったんじゃないかな。
お聞きの方ぜひ調べてみてください。あれよく見かけますけど、どこがやってるんですか。
それを運営しているのがNCD株式会社という企業です。条件コードは4783です。
ただこの企業、駐輪場だけではなくてIT企業、SIRの側面もあるんです。
駐輪場とITですか。なんかあんまり想像つかないですけど、なかなか面白い組み合わせですね。
ちょっと投資的な観点からも注目できそうなので、ぜひ詳しく教えてください。
そうなんですよ。なので今回は、IT×駐輪場、異色のビジネスモデルで持続的な成長を見せるNCDの魅力を徹底解説というテーマでお送りします。
それでは早速本編に入っていきます。
NCDのIT関連事業:保険業界との強固な繋がりとストック型ビジネス
じゃあまずはNCDってどういう会社なんですか。
そうですね。この会社は東証のスタンダード市場に上場していまして、主な事業はIT関連事業とパーキングシステム事業の二本柱で構成されています。
いやいやいや、だってITとパーキングシステムって全然違う事業だし、まだ繋がりが見えてこないんですけど、それぞれ詳しく教えてもらっていいですか。
そうですよね。なのでここからいっぱい解説していきます。
まずIT関連事業から見ていきます。
NCDのIT関連事業の特徴として真っ先に挙げたいのが、保険業界との繋がりです。
はい、保険業界ですか。ITと保険ってどういった関係があるんですか。
はい、もしかしたらご存知の方もいるかもしれませんが、保険会社って実は膨大な量のデータを扱う業界なんです。
契約者情報の管理、保険料の計算、保険金の支払い処理など、この裏側のシステムというのがものすごく複雑でして、だからこそ信頼性の高い、そして情報漏洩とかがないようなITシステムというのが必要不可欠なんです。
確かに生命保険や損害保険の契約って一人当たり長期間に渡りますし、それが何百万件何千万件となれば相当なシステム規模になりますよね。
おっしゃる通りです。NCDは日本生命や東京会場グループといった日本を代表するような大手保険会社との繋がりが強い企業として知られています。
日本生命と東京会場グループって日本でもトップクラスの保険会社ですよね。
ちなみにあれですよね、日本生命とは30年以上取引があって、企業によっては50年以上の付き合いがあるっていう風に聞きました。これすごいですよね。
本当にこれがこの強固な事業基盤を支えているんじゃないかなというふうに思います。
そしてこのIT関連事業の中でも特に重要なのがストック型ビジネスという構造です。
ストック型ビジネスですか。投資の世界でもよく出てくる言葉ですけど、IT業界ではどういった意味なんですか?
IT業界でのストック型ビジネスとはシステムを一度納品したらおしまいではなく、その後の保守運用という形で継続的に収益を得るビジネスモデルのことです。
NCDはこのストック事業、つまり保守運用業務が売り上げの中心になっています。
なるほどね。一度環境を結んだら長期的に安定した収益が入ってくるということですね。
そうなんです。反対のシステム構築を行うものをフロービジネスと言うんですけれども、こっちが20%程度しかないということで、
このイノベーションに依存しない安全性確実性というのが特徴かなと思います。
このインターン生の私たちの視点で言うと、就職先とか選ぶときに安定した会社がどうかというのも人によっては重要な指標になってくるんじゃないかなと思うんですけど、
ストックビジネスというのはそれと同じような感覚で、売り上げが安定しやすいという特徴があるんですよね。
分かりやすいですね。ボーナス返帳の会社じゃなくて、ちゃんと安定して給料が入ってくるかどうかみたいなところの感覚に近いんですかね。
本当にそうですね。まさにこの安定的にというところがお分かりいただけるかなと思います。
また、このNCDは部業クラウドを運営する株式会社オービックビジネスコンサルタントとも連携をしていて、
こうしたところをはじめとする様々なサービスを駆使しながら、ITコンサルティングの役割を果たしています。
CMでも部業クラウドってよく聞きますね。大手保険会社という安定した顧客をもって、かつ保守運用というストック型の収益構造を持っているということで、なかなか万弱なビジネスモデルですね。
そうなんですよ。ここまでビジネスモデルだったり、ITがどういうふうになっているのかというところをお伝えしたんですけど、
NCDのパーキングシステム事業:エコプールと無人化システム
続いて、このメインテーマの一つであるパーキングシステム事業を見ていきたいと思います。
ついに駐輪場の話が来ましたね。ずっと思っていたのが、IT企業がなんで駐輪場というところが引っかかっていたんですけど。
はい、そうですよね。とりあえずはじめに、この駐輪場ビジネスについても解説していきたいと思います。
NCDは2013年にエコプールという独自の月決め駐輪場管理システムを開発しました。
これが実は日本初のウェブ月決め駐輪場管理システムなんです。
日本初って言われるとちょっと凄そうな感じがしますけど、具体的にはどんなシステムなんですか?
それまでの月決め駐輪場って、申し込みのために窓口に行ってみたり、駐輪場の管理者みたいな人のところで紙の処理を記入したり、振り込みだったりとかなり手間がかかっていたんですよね。
もうこのエコプールはそれを全てスマホで完結できるようにしました。
今の私たちの生活からしてみれば、それできるでしょうと思うかもしれないんですけど、
登録から契約、毎月の支払いまで全部オンラインで終わるっていうのは当時かなり画期的だったのかなと思います。
確かに自分も月決め駐輪場使うってなったら手続きとか面倒だなとか思う時あるんですけど、それがスマホで完結できるのは全然違いますよね。
そうですよね。しかも先ほど少し述べた通り、2013年当時これをやり遂げた企業は日本に他になかったですよね。
IT企業ならではの発想で全く新しい市場を切り開いたと言えると思います。
また、一般的な時間貸しの駐輪場についても完全無人システムの先駆けとなったと言えます。
IT×インフラの融合というか、これまで手続かずだったアナログな分野にデジタルを持ち込んだということですよね。
投資家の目線からすると、こういう二次化の不便を解決するビジネスってすごく応援したくなりますよね。
そうですよね。この応援したくなるって結構、投資においても大事かなって思っています。
事業のシナジー:IT技術の駐輪場事業への応用
また、このパーキングシステム事業がNCDの業績に貢献しているポイントとして、特筆したいのが営業利益率の高さです。
2025年の3月期においては、パーキングシステム事業の営業利益率は約22%ちょいぐらいまで上がっているんです。
20%超えるっていうのは、かなり高い部類には入ると思うんですけど、何か理由があるんですか?
はい、いくつか理由がありまして、まず一度システムを構築してしまえば、追加の設備投資が少ない点、
また月決めという特性上、安定した収益が積み重なっていくというところが挙げられるかなと思います。
なるほど。IT事業とパーキング事業、どちらもストック型と安定性みたいなキーワードが共通しているんですね。
そうですね。やっぱりこのNCDについて考えるときにここが重要なポイントで、
2つの事業の根幹に共通した考えがあるんじゃないかなと思います。
やっぱり一度始めたら長く続く関係を作るというのがビジネスの組み方として挙げられるのかなと思います。
IT企業が駐輪場管理システムを作るというのは理解できました。
でもこの2つの事業って、ただ別々に存在しているだけじゃなくて、何かシナジウム掛け合わせの効果もあるんですか?
はい、実はあります。
これが今回のテーマである異色のビジネスたるゆえんです。
NCDはIT企業として培った技術を先ほどのエコプールなどに積極的に投入しています。
具体的にはどんな活用しているんですか?
例えば、QRコードを活用した駐輪システムです。
ユーザーがスマホでQRコードを読み取るだけで入隊場の管理ができるシステムを取り入れています。
これって、IT企業だから自社で開発実装できるという強みなのかなと思います。
また、QRコード決済にも対応しているというのが他社の事業では珍しい点かなと思います。
確かになって、駐輪場だけやっているところだと、そういうシステム系は外で任せなきゃいけないんですけれども、外部に委託せず自社技術で対応できるというところでコスト面でも確かに強いですね。
そうですよね。
やっぱりまだ結構他の駐輪場とかだと現金しか使えないみたいなところもある中で、ここは差別化として大きいかなと思います。
そしてもう一個注目なのが、生成AIの活用です。
ユーザーからの問い合わせデータを蓄積、分析することでサービス改善に生かす取り組みを進めています。
問い合わせデータの蓄積って具体的にどんなことに役立つんですか?
例えば、解約理由、よくある問い合わせ内容、利用者からの改善要望といったデータが集まれば、それを生成AIで分析してサービスの課題をいち早く把握できます。
どうしてもこの人間が一つ一つ読んでいたら、時間がかかる作業もAIを使えば大量のデータを短時間で処理できますもんね。
まさにIT企業の強みをフル活用している感じですね。
普通の不動産管理会社や駐輪場運営会社にはなかなかできない取り組みだというふうには思います。
そうなんです。ITの知見を持つ企業が駐輪場を運営しているというのは、単なる代わり種事業ではなくて、技術を生かした差別化戦略の一つとも言えると思います。
ITと駐輪場の掛け合わせ、最初すごいなんでっていうふうに引っかかったんですけど、こうやって聞くとむしろこの組み合わせだから強いっていうところもわかりました。
そうなんです。
株主還元:配当性向50%と投資家への魅力
そして投資家目線で見逃せないのがNCDの株主還元姿勢ですよね。
はい、おっしゃる通りです。NCDは配当成功を50%に引き上げる方針を打ち出しています。
配当成功というのは確認のために言っておきますけど、純利益のうち何パーセントを配当として株主に還元するかを表す指標なんです。
これ50%以上というのは稼いだ利益の半分以上を株主に返すということですよね。
これなかなか手厚い方ですよね。
そうですね。やっぱり企業によっては20%から30%というケースも多い中で、50%以上っていうのは本当に積極的な還元姿勢の表れなのかなと思います。
しっかり稼いで、しっかり返していくという考えが感じられますよね。
なるほど。具体的な配当額も教えてください。
はい。2026年3月期の予定としてはNCD年間配当120円見込んでまして、配当利回りは3.5%前後の水準となっています。
3.5%というと一般的には高配当の部類に入るんじゃないですかね。
そうですよね。本当に言えると思います。
しかも最近株価が好調で利回りが目減りしてしまっているという側面もあるので、今後のさらなる拡充も言えるんじゃないかなと思います。
やっぱり配当利回りが高い株は長期保有の選択肢として魅力的ですよね。
ただし配当はあくまでも今後の業績次第で変わる可能性があることは忘れちゃいけないですね。
利回りだけで飛びつくのは危険ですけど、将来性や株主にとっての利益という面でも注目したいですね。
まさにおっしゃる通りだと思います。ストーク型の安定した収益基盤があって、かつ50%以上の配当成功を宣言している企業というのは、
長期投資の観点で見るとなかなか良いポイントが揃っているんじゃないかなと個人的には思っています。
まとめ:NCDの「地味に強い」ビジネスモデル
はい。では今日はNCD株式会社について事業の中身からシナジー、そして株主還元まで幅広く教えてもらいましたが、
改めて全体を振り返ってみるとどんな企業という印象ですか?
はい。一言で言うと本当に良い意味で地味に強いビジネスモデルを持つ企業という感じです。
じゃあちょっと地味に強いを説明してもらいましょうか。
はい。ここまでお話ししてきた通り、派手な新規事業や話題性のある製品があるというわけではないんですけど、
IT企業では大手保険会社をはじめとするストック型の保守運用契約を中心にした収益を積み上げていて、
またパーキングシステム事業では日本初のウェブ付き決め駐輪場管理システムという独自のポジションで高い利益率を実現しています。
本当にこのジマジマ強いというような構造になっているんじゃないかなと思います。
なるほど。それはすごい我転いきますね。
そしてやっぱり2つの事業がITという共通の技術基盤でつながっていて、QRコードだったり生成AIといったテクノロジーを駐輪場事業にも活用しているというところで他社とも差別化になっているわけですね。
その通りです。NCD株式会社についてはインベストメントブリッジが運営する投資系メディアカブリッジでも取り上げています。
公認会計士のひねけんさんがこのNCDの社長とザクバラに対話する様子をご覧いただけますので、このカブリッジの記事とインタビュー動画を併せてぜひご覧ください。
ひねけんさんわかりやすいですからね。読者アンケートでもだいぶ好評のようですからね。
そうなんですね。ありがとうございます。
なお、今回の内容はあくまで情報提供であり、投資を推奨するものではありません。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
Apple PodcastやSpotifyなどお聞きのプラットフォームにて、ぜひ番組への感想、評価の投稿をお願いします。
また、概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておりますので、番組へのご意見もお待ちしております。
いただいたコメントにより改善を進めています。
引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
15:08
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