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2025-10-17 10:58

減収なのに増益?北の達人コーポレーション(2930)の秘密

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▼ 北の達人コーポレーション紹介記事▼北の達人コーポレーション(2930)の将来性を徹底分析!EC×定期購入モデルの成長株

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サマリー

北の達人コーポレーションは、化粧品や健康食品を扱う企業であり、D2Cモデルを採用しています。売上は減少していますが、利益は増加しているため、逆転した業績が注目されています。また、今後の成長戦略についても言及されています。

北の達人コーポレーションの概要
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報をわかりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら劇する感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の山口です。
おはようございます。インターン生の塚田です。
山口さん、今日はどんな銘柄を取り上げるんですか?
今日は北の達人コーポレーションという会社について話そうと思うんですが、
塚田さんって化粧品とか健康食品って興味ありますか?
そうですね、化粧品とかはあんまこだわってないんですけど、
健康食品、結構プロテインとかネットで買ったりしますね。
生活にしっかり根付いていますね。
まさに今日取り上げようと思っている北の達人コーポレーションって、
化粧品や健康食品をネット販売で展開している会社なんです。
特に面白いのが、目元のシワに直接貼るパッチとか、
まぶたのたるみ専用のジェルとか、結構ユニークな商品を作っているんですよ。
目元に貼るパッチですか。あんまり聞きなじみのない商品ですね。
そうですね。
でもそういうのって実際に効果あるんですかね?
効果のほどは個人差があると思いますが、
注目すべきは商品力よりもビジネスモデルなんです。
今日はそのあたりを詳しく見ていきたいと思います。
はい、よろしくお願いします。
メインに入る前に恒例のちょこっと株辞典のコーナーに入っていきます。
今日のキーワードはD2Cです。
塚田さん、D2Cって聞いたことありますか?
D2C、週末中に結構聞いたことあります。
ダイレクトコンシュームの略でしたっけ?
この直接消費者に売るっていうビジネスモデルのことですよね?
発音がさすがですね。
意味もその通りなんですけど、
D2Cはその名の通りダイレクトチューコンシューマーの略で、
メーカーが小売を通さずに直接消費者に商品を販売するビジネスモデルのことを言います。
なるほど、なるほど。
従来だとメーカーから卸売業者で小売店からの消費者っていう流れだったんですが、
これがメーカーから消費者になるってことですね。
はい、まさにその通りです。
そこでなんですけど、これのメリットって何だと思いますか?
そうですね、やっぱり中間業者がいない分コストが下がるのかなっていうのは思いますね。
はい、おっしゃる通りですね。それも大きなメリットです。
あとは顧客データを直接取得できることも重要なんです。
どんなお客さんがどんな商品を買ってリピートしているかわかれば、
より効果的な商品開発やマーケティングができますからね。
それは確かに大きなメリットですよね。
はい。
軽く聞いた感じ、特に今のネット時代には相性が良さそうだなと思います。
その通りですね。ネットで直接お客さんとつながれるっていうのはメリットも大きいですよね。
はい。
それでは本編に入りましょう。
北野達人コーポレーション証券コード2930について解説していきます。
よろしくお願いします。
まずどんな会社なのか教えてほしいです。
北野達人コーポレーションは札幌に本社を置く健康食品、化粧品の企画、製造、販売を手掛ける会社となっています。
主力ブランドが北野快適工房で、これがD2Cモデルの典型型なんです。
なるほど。北野快適工房って名前、どこかで聞いたことあるような気がしなくもないような。
結構有名なんですよ。
特にヒアロディープパッチと呼ばれる目元に貼るシート状の美容商品が大ヒットしたんです。
業績の分析
あとはリットキララっていうまぶたのたるみ専用美容ジェルとかも有名ですね。
結構目元の商品が有名って感じなんですね。
面白いですね。
売上とかはどうなってるんでしょうか?
実は2025年2月期の業績が興味深いんです。
売上高は118億2600万円で、前年費19.4%の減収だったんですが、
営業利益は16億7500万円で、前年費15.6%の増益。
人利益に至っては21.2%増の12億500万円だったんです。
売上が減っているのに利益が増えてるんですね。
これはどういうからくりなんでしょうか?
いい質問ですね。
これは同社が売上よりも利益率重視の経営にシフトしたからなんです。
高価の薄い広告費を大幅にカットして収益性を改善したんです。
なるほど。でも売上が減ったっていうのは広告だけが理由じゃないですよね。
主な理由は新規顧客獲得の難化です。
特に販売ページの疲弊現象。
つまりお客さんが同じ広告に見飽きてしまうという現象が起きて、
新規顧客獲得人数が減少してしまったことが挙げられます。
なるほど。確かに同じ広告がめちゃめちゃいっぱい出てくると飽きるっていうか、
むしろ買いたくないなっていう逆張り精神になっちゃったりしますよね。
EC事業特有の課題っていうような感じがします。
おっしゃる通りですね。
でも面白いのが、同社の売上の大半が自社ECサイト経由なんです。
AmazonやYahooショッピングも使っていますが、
あくまで自社サイトが中心となっています。
これが高い利益率を維持できる理由なんです。
確かに自社サイトとかだと手数料がかからない分利益率が高くなりそうですもんね。
でもその分逆に集客だったりは大変になってきそうですけど。
そうですね。その通りです。
実際集客コストの上昇が課題になっています。
しかし同社は今年7月に中期経営計画2028を発表して、
2028年2月期に売上高235億円、営業利益31億円という目標を掲げたんです。
235億円ですか。
現在の118億円から2倍って考えると結構野心的な目標かなっていう風に感じますけど、
どうやって達成する見込みなんでしょう?
詳細は企業秘密の部分もあるでしょうが、
基本的には主力ブランド、北の快適工房での新商品開発と新規顧客獲得の強化がメインになりそうです。
あと株主還元も配当成功30%を継続するって発表しているんですよ。
市場の展望と投資リスク
しっかりちゃんと株主還元についても考えているんですね。
株価の動きはどうなっているんでしょうか?
株価は業績に連動した動きが強いですね。
現在150円前後で推移していますが、
7月の第一市販期決算発表後は一時的に下落しました。
営業利益が前年同期比38.3%減だったのが影響しているようです。
やっぱり決算の内容によって株価が結構大きく変わってきてしまうんですね。
投資家目線だとどう見るべきなんでしょう?
投資家にとっては同社の顧客獲得力が最大の注目ポイントだと思います。
利益率の高いビジネスモデルは魅力的ですが、
新規顧客をいかに効率的に獲得できるかが成長の鍵を握っていると思います。
確かに自社のサイトで売るっていうのをできればみんなやってますもんね。
そこら辺注目していきたいですね。
業界全体の動向はどうなんでしょうか?
化粧品・健康食品のEC市場は実はまだ成長余地があると言われています。
経済産業省の最新のデータだと、この分野のEC化率は8.82%で、
全産業平均の9.78%よりも低いんです。
意外と低いんですね。化粧品とかネットでバンバン売れてるイメージだったんですけど。
そうですね。でも実は化粧品って実際に試してから買いたいという消費者心理が強くて、
EC化が進みにくい分野と言われています。
でもAR技術を使ったバーチャル試着とか、インフルエンサーマーケティングとか、
新しい資本がどんどん出てきているので、今後はさらに成長が期待できると思います。
なるほど。技術の進歩で課題が解決されていくっていうような感じなんですね。
こちらは投資するリスクなどはあるんですか?
リスクとしては薬器法などの規制が厳しいことですね。
化粧品や健康食品の広告表現には制約があるので、マーケティングの自由度が限られています。
あとは競合の参入も増えていますし、ECモールの手数料上昇なんかも利益を圧迫する原因になり得ます。
なるほど。規制のリスクっていうのは確かに大きそうですし、なかなか見えづらいというか、精査しづらい部分ではありますね。
でも全体的に見ていると、高齢化社会で美容だったり健康への関心が高まっているのは追い風になりそうですよね。
その通りですね。市場そのものは拡大傾向にあるので、北の達人コーポレーションがいかに効率的な顧客獲得手法を確立できるかが今後の成長のポイントになりそうですね。
今日は北の達人コーポレーションについてお話ししてきましたが、塚田さんはどう思いましたか?
そうですね。やっぱり商品だったりあまり詳しくなくてわかんないんですけど、やっぱりそのD2Cのビジネスモデルの面白さっていうのがよくわかりましたね。
売上と利益のバランスを取りながら成長していく戦略も興味深かったです。
ただやっぱりその新規顧客獲得の難しさっていうのはついてくるものじゃないですけど、今後も課題になってきそうかなというふうに思いますね。
おっしゃる通りですね。
個人的には同種の商品開発力と効率的な経営が魅力だと思いました。
ただ投資判断する際は市販機ごとの顧客獲得状況をしっかりチェックすることが大切だと思います。
業績の数字だけじゃなくて顧客獲得の質的な部分も見る必要があるっていうことですね。
はい。
非常に勉強になりました。
リスナーの皆さんも化粧品や健康食品のEC企業に投資を検討される際は、
顧客獲得コストや広告効率、競合との差別化ポイントなどもぜひチェックしてみてください。
また弊社が運用するサイトカブリッジにて、北野達人コーポレーションの銘柄紹介記事も載せていますので、概要欄のURLから飛んでみてください。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
お聞きのプラットフォームでの感想、評価の投稿をぜひお願いします。
また、インターン生に話してほしいテーマなどがございましたら、お気軽に概要欄のご意見フォームから送っていただければと思います。
それではまた次回お会いしましょう。
10:58

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