リートの基本と魅力
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話を、ながら劇する感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の古田です。
おはようございます。インターン生の斎藤です。
では、今日もよろしくお願いします。
斎藤さん、最近投資で儲かりそうな話とかって聞いたりしませんか?
儲かりそうな話ですか?
そうですね、なんだろう、いきなり言われると難しいですけど、気になっている投資だったらありますね。
何ですか?
最近、不動産投資気になっていて、ある程度資産が確保されて、不労所得じゃないですけど、そういうのが得られるんじゃないのかなみたいな勝手なイメージで、長く安定的な収益見込めそうだなと思って気になっています。
そうですね、やはり不動産って内需に最も関連していると言っても過言ではないですからね。
それでは今日はリートについて解説しようと思っているんですが、リートって実は年利4から5%台の分配金がもらえるんですよ。
そんなにもらえるんですね、4から5%も。だって銀行の提供金とかに預けてても、0.01%とかですよね。そう思うとリートでがっつり儲けるって感じがしますね。
はい、そうなんです。今日はリートって知ってる?不動産投資でがっつり儲けたいというテーマで、リートの稼ぎ方とかその他詳しいお話をしていけたらなと思っています。
はい、お願いします。
はい、それではその前に今日のちょこっと株次典のコーナーです。
今日ご紹介するのは、Jリートっていう言葉です。
Jリートですか?なんとなく聞いたことがある気がします。Jがつくってことはなんとなく日本に関係あるのかなって感じがしますね。
はい、その通りで。JリートはJapan Real Estate Investment Trustの略で、日本の不動産投資信託のことを指します。つまり日本版のリートっていうことですね。
なるほど。っていうことはアメリカにはアメリカのリートがあって、日本には日本のリートがあるみたいな感じですか?
はい、まさにそうです。Jリートは東京証券取引所に上場していて、当券会社を通じて株式と同じように売買できるんです。
現在日本には50銘柄以上のJリートが上場してるんですよ。
50銘柄以上も上場してるんですね。ということは儲かりそうな銘柄を選び放題っていうことですか?
そうなんです。物流施設、住宅、オフィスビル、商業施設など様々な種類の不動産に投資するJリートがあるので、堀回りを狙える銘柄も見つけやすいんですよ。
それでは本編に入りましょう。まずリートがなぜがっつり儲けることができるのか、その仕組みから説明しますね。
Jリートの市場状況
早くこの儲けの秘密を知りたいです。
リートは投資家から集めたお金で運用会社がプロとして不動産を運用して、賃料収入などから分配金がもらえる仕組みなんです。
つまり不動産投資信託っていうことで。
なるほど。だから実際に不動産を買うのとはやっぱり違いがあるっていうことですね。
はい。最大の違いは投資金額になります。普通の不動産投資だと数千万円、場合によっては数億円必要なんですが、リートなら数万円から始められて、しかもプロが運用してくれるんです。
なるほど。数万円で不動産投資ができるなんてすごいですね。現在のJリート市場っていうのはどんな感じなんでしょうか?
実は今絶好調なんです。7月8日の終わり年の時点で投資リート指数が1787.78ポイントと、前月比で2.54%上昇していて、2ヶ月連続の上昇基調なんですよ。
それはすごい期待できそうですね。分配金の利回りはどのぐらいなんですか?
Jリートの平均分配金利回りは4から5%で推移しています。分配金利回りっていうのは、投資した金額に対してどのくらいの分配金がもらえるかを年率で表したものですね。
10年国債の利回りが約1%の環境下ではかなり美味しい投資先ですよ。
なるほど。こんなふうにリート指数上昇しているということですが、最近何か追い風になるようなニュースがあったりしたんですか?
実は今年6月27日に金融庁が重要な発表をしたんです。データセンターの関連設備をリートの対象に組み入れることを認めるというような発表をしたんですよ。
データセンターですか。AIブームで需要が急拡大している分野ですね。これはなんか儲かりそうな予感がしますね。
まさにそこなんです。では具体的にがっつり儲けるために注目すべき氷回り銘柄を3つ紹介しますね。
お願いします。
まず1つ目は産業ファンド投資法人。こちら証券コード3249です。分配金利回りがなんと5.43%です。
データセンターや空港などのインフラ施設を持っていて平均稼働率99.9%という安定感も魅力的ですね。
分配金利回りが5.43%。これすごいですね。
そうなんですよ。そして2つ目はGLP投資法人。こちら証券コード3281です。
分配金利回り5.15%で物流施設に特化していてネット通販の拡大で物流需要が伸び続けているんです。
これも分配金利回り5%超えということですごいですし、あとはECの成長トレンドにも乗れるってことですね。
はい、そうなんです。そして3つ目は安定志向の方におすすめのアドバンスレジデンス投資法人。こちら証券コード3269です。
リスクと投資戦略
意図中小児がスポンサーになっていて、住宅需要の安定性が魅力です。利回りは4%台ですが、安定性を重視する方には最適ですね。
なるほど。今紹介してくださった3名柄とも魅力的ですけど、やっぱりリスクとかもあるんですか?
はい、その通りです。不動産投資で儲けるためにはリスクもしっかり理解しておく必要があります。特に注意すべきは相場変動リスクと金利変動リスクです。
相場変動リスクと金利変動リスクですか。具体的にはこれはどんなリスクなんでしょうか?
リートっていうのは株式市場の影響を受けやすく相場が混乱した際には株式以上に大きく下落することがあります。
また金利が上がると借り入れコストが増えて収益が悪化する可能性もあるんです。
またこれも余談なんですが、個別リート特有のリスクとして挙げられるのがスポンサーへの依存リスクです。
リートはスポンサーに依存しがちで、スポンサーが例えばリッチの悪い物件をリートに押し付けるといった懸念もあったりします。
スポンサーとの利益相反には注意が必要ですね。
なるほど。スポンサーへの依存リスクっていうのもあるんですね。
はい。
これはちょっと今回聞かなかったら全く知らずにやっていそうだったので聞けてよかったです。
はい。
やっぱりうまい話にはそれなりのリスクも覚悟しないといけないっていうことですね。
本日ご紹介した商品は主観による情報提供であり、投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いいたします。
今日はリートでがっつり儲ける方法について教えていただきました。
Jリートの仕組みから小利回り銘柄まで幅広く知ることができました。
特に今はデータセンター政策での追い風もありますし、5%台の利回りが狙える銘柄もあります。
ただしリスクもしっかり理解した上で投資することが大切ですね。
はい。まずは小額から始めて徐々に投資額を増やしていこうと思います。
はい。それが一番賢い戦略だと思います。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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ご視聴ありがとうございました。