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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
みなさん、こんにちは。インターン生の下村です。
本日は、投資初心者向け注目ニュースについてお伝えします。
毎週月曜日に更新する投資初心者向け注目ニュースでは、
いろはにマネー会員様に向けて、先週の振り返りや今週の注目トピックを分かりやすくお伝えします。
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今週のトピックは2つです。
1つ目が、とうとう1ドル158円台突入で最悪のシナリオ。
2つ目が、新NISAで3倍に伸びた意外な選択肢、です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずはじめに、とうとう1ドル158円台まで突入、最悪のシナリオ2。
4月26日、とうとうドル円が1ドル158円台まで下落し、約34年ぶりの円安、ドル高水準を更新しました。
29日にはさらに下落し、一時1ドル160円台まで下落しています。
最近ではニュースでも、毎日円安について報じられ、中には1ドル200円までの下落を危惧する声も。
円安は一体いつまで続くのか、また投資への影響はどうなるのでしょうか。
直近1ヶ月のドル円の動きをグラフで見てみると、急激に円安が進んでいることがわかります。
11日からの2週間で約5円も円安が進んでいます。
米国政策金利の利下げ観測が後退したことが挙げられます。
これまでインフレ抑制のために高い政策金利を維持してきたアメリカですが、インフレ率の鈍化に伴い、相場では政策金利の利下げが期待されていました。
しかしながら、米国政策金利の決定期間であるFRB、連邦準備理事会は、未だインフレの鈍化が十分ではないとして利下げを延期しています。
26日の日銀の金融政策決定会合で緩和環境の維持が決まったこともあり、26日夜に円安はさらに加速しました。
現在のアメリカの政策金利は5.25から5.50%なのに対し、日本の政策金利は0.20%です。
実際に数値を見ると、その差がかなり大きいことが伺えます。
ここまで急激に進行する円安の現状についてお伝えしてきました。
輸入コストの上昇による物価高など、円安の影響は普段の生活にも広く反映されます。
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そのため、最悪のシナリオだと思った方も多いでしょう。
海外旅行にも行けず、円安は悪というイメージを持つ方も増えています。
しかし一方で、円安も悪いことばかりではありません。
SBI証券の投資ランキングトップ2であるEMAXスリム全世界株式オルカンとS&P500の値動きを見ると、
どちらも3ヶ月で約10%増と高い水準を誇っています。
一方で、それぞれのベンチマークとなっているMSCIオールカントリーワールドインデックスとS&P500指数では投資進捗ほど伸びていません。
オルカンの基準価格投落率はプラス9.79%、S&P500の基準価格投落率は9.90%にとどまっています。
それもそのはず、ドルで算出されるベンチマークに対して、投資進捗の基準価格の算出は円立て方式です。
円安が振興している分、株価の上昇に加えてドルの上昇、つまり円安もリターンとして計上されているというわけです。
極端な話、S&P500が上がっていなくとも円安が進めば基準価格は増えます。
投資進捗での円安については概要欄に記載してあるポッドキャストの別の回でもお話ししているので、ぜひ聞いてみてください。
特にオルカンとS&P500はどちらもアメリカ株が中心の投資進捗となっており、ドル円相場の影響は他の投資進捗に比べても強力です。
株価の上昇だけでなく円安からもリターンを得られることから、これらの投資進捗は円安対策にも使えるといえます。
また、米国株中心の投資進捗だけでなくインバウンド関連株も円安の恩恵を受けることで知られています。
インバウンド関連株とは、本日外国人へのサービスを提供する企業の株のことです。
主に日本の食品メーカーや航空・ホテル業界の企業が含まれ、円安になると観光客も増加するため、ドル円相場との相関が期待されています。
今回はインバウンド関連株の投資進捗として有名なビジットジャパンの値動きを見てみましょう。
円安の影響も相まって安定した伸びを記録しています。
オルカンやS&P500と違い、日本株が対象となっているため、円安からリターンを得つつも日本の企業を応援したいという方にはうってつけのファンドです。
ここまでお伝えしてきたように、投資という側面から見れば円安を最高のシナリオにすることも可能です。
ただし、ドル円の為替相場は、よくも悪くもFRBや日銀の動きに強く依存します。
特に防衛ラインの一つともされる1ドル155円を割った今、日銀の為替介入というのも意識しなければなりません。
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今後も、FRBと日銀、両者の発言はニュース解説で取り上げていきますね。
続いて、新任者で3倍に伸びた偉大な選択肢についてです。
新任者が始まって早くも4ヶ月が経とうとしていますが、現在、ロボアドの人気が急上昇しているのはご存知でしょうか。
4月23日、日本経済新聞は、新任者の選択肢について話しました。
4月23日、日本経済新聞は、ロボアド業界最大手であるベルスナビの契約者数が2024年に入ってから急増しているとの報道をしました。
2020年1月の新規講座開設数は、約7000人と2023年の半月ペースに比べておよそ3倍です。
新任者の導入を追い風に利用者数を大幅に増やしています。
そもそも、ロボアドと聞いてもいまいちどのようなものかイメージができない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
投資を始めてみたいけど何を買えばいいかわからないという方や、仕事が忙しくていちいちニュースを見る時間がないという方を中心に人気が広まり、業界最大手のベルスナビは、
2024年1月時点でユーザー数が38万人を超え、預かり資金も1兆円を突破しています。
いろはにマネー編集部でもベルスナビを実際に運用しています。
投資に100%はないので絶対に儲かるとは言えませんが、編集部では大きなリターンを得ています。
アメリカ株を中心に大きなリターンを出し、ベルスナビでの運用を始めてから4年目にしてリターンは、プラス53.22%となっています。
ロボアドは年間の手数料が1%ほどと、インデックスパンドよりも高いことには注意が必要です。
ただ、自動でアメリカ株、債券、金などポートフォリオを調整してくれるため、長期でなるべくリスクを抑えたい人にはおすすめです。
ベルスナビは2024年1月から始まった新任者にも対応しています。
この配信を聞いてくださっている方の中には、新任者ってよく聞くけど難しそうでなかなか始められないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
投資は長期での運用が鉄則です。始めるのが早ければ早いほどリターンを得る機会も多くなります。
まだ任者を始められていない方は、これを機にベルスナビを始めてみるといいかもしれません。
イルハニマネーでは、条件達成で1000円がもらえるキャンペーンも実施しています。
概要欄記載のURLより、ぜひチェックしてみてください。
本日の記事の内容は以上になります。
続いて、用語解説に移ります。今回ご紹介する用語は、かわせ介入です。
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かわせ介入とは、通貨当局が外国かわせ市場で通貨間の売買を行うことです。
現在のような急激な円安が進行している状況では、
外国かわせ市場でドルを売って円を買うドル売り・円買介入が行われる可能性があります。
日本では、かわせ介入の権限は財務大臣が有しており、
財務省所管の外国かわせ資金特別会計の資金が使われます。
23日に鈴木財務大臣は、参院財政金融委員会で環境は整ったとの発言をしており、
かわせ介入がかなり近づいているのではないかという見解もあります。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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