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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
インターン生の脇本でございます。
このエピソードでは、主に投資・経済関連の書籍をインターン生がピックアップしてご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、「一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方」という本です。
この本をお勧めしたい方は、勉強をしたいけれど、だんだん記憶力が下がってきていて難しいと思っていらっしゃる方。
特に、年齢とともに脳の能力は下がっていってしまうと思い込んでしまっていらっしゃる方です。
著者の紹介をしますと、この本の著者は、脳内科医で美学博士である加藤則俊さんです。
加藤さんは、14歳の時に脳を鍛える方法を求めて学部への進学を決意して以来、脳の仕組みについての研究に尽力してきました。
1万人以上の人の脳について診断・治療をしてきた方であり、その知識と経験をもとにこの本を執筆なさったとのことです。
ここでは、私がこの本を読んで、皆さんにぜひお伝えしたいなと思った3つのポイントについてお話ししたいと思います。
その3つのポイントとは、
1.脳の再生期は40代後半から50代
2.脳の会話はポジティブな感情で記憶力が上がる
3.脳にある高速道路と一般道路を上手に使う
まず、1つ目の脳の再生期は40代後半から50代についてです。
まずそもそも、脳とは思考することにその価値を秘めています。
では、思考力において脳で一番重要なものとは何なのでしょうか。
それは、記憶力と理解力です。
記憶力は思考の材料を保持し、理解力は思考をより質の高いものへと研ぎ澄ましてくれるわけですね。
そして、この理解力の再生期が40代後半から50代にあたるのです。
現に、情報を分析して理解するときに働く超頭超野と呼ばれる部位は、
人間だけに備わった脳の工事機能であり、40代に成長のピークを迎えます。
実効力や判断力を司る超前頭野は、50代でピークを迎えます。
また、50代を過ぎても脳は人生を通して成長を続けることができます。
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さて、ここまで聞いて、確かに理解力は中年ぐらいがピークらしいけど、
記憶力が落ちていくから、若い時こそ頭が一番いいんじゃない、と思っていらっしゃる方も少なからずいるのではないでしょうか。
ですが、実は記憶力は過励によって下がらないということが、脳科学的にわかっているのです。
ではなぜ記憶力が落ちているように感じたりするのでしょうか。
それは、記憶するための脳のシステムが変わったからです。
子供時代は聴覚系から記憶系へとつながるネットワークが一番強くて使いやすいので、
聴いたものをそのまま吸収しやすく、暗記のような無意味記憶が得意です。
しかし、年齢を重ねて様々な経験や情報に触れる中で、記憶系から理解系へとつながるネットワークが強くなるので、
大人脳では意味を理解してから覚える意味記憶が優勢となるのです。
そんな大人脳のより情報的な記憶力が強くなるのではないでしょうか。
そんな大人脳のより上手な使い方について、ここからはお話していきたいと思います。
さて、2つ目のポイントは、脳の会話はポジティブな感情で記憶力が上がる、です。
先ほどお話しした通り、子供時代は、ただ記憶しようと思うだけで覚えられたかもしれませんが、大人脳ではそうはいきません。
私も勉強に乗り切れないとき、とりあえず参考書を開いておくかと思って参考書を読むだけはしているものの、全く身につかない、無理な時間を過ごしてしまうというときがあります。
そんな大人脳の使い方ですが、脳の様々なネットワークを巻き込むことで記憶力が上がります。
ここで特に取り上げるのは、感情系と記憶系のネットワークです。
感情も脳の働きの一部であり、ポジティブな感情であるときに、会話が長期記憶をしやすくなることがわかっています。
このとき、決して勉強自体を楽しむという必要はありません。
ゆったりと心地の良い環境にいたり、好きな食べ物や飲み物を用意するなどして、ポジティブな感情を持つだけでいいのです。
また、大人になった今だからこそ勉強したい、というような前向きな気持ちは、まさに脳のエナジードリンクになります。
もしあなたが昔勉強していなかったことを後悔しているのなら、それは成長の証であり、勉強に対する前向きでポジティブな意欲まで持っているのなら、それはあなたの記憶力まで上げてくれるのです。
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そして最後は3つ目のポイント。脳にある高速道路と一般道路を上手に使う、です。
私たちの脳内にあるネットワークは、使えば使うほど処理速度が上がっていきます。
そしてその積み重ねによって、個人個人にとって得意・不得意な脳の使い方が生まれてくるわけです。
この使いやすくなったネットワークは高速道路のようなものになっています。
社会人の方であれば、この高速道路は毎日8時間関わっているそれぞれのお仕事に関連したものにおのつとなってきます。
処理スピードも速く、慣れた道なのでストレスも少なく、目的地まで快適に進むことができます。
ですが高速道路にもデメリットはあります。
あまりに高速道路ばかり使っているとトロトロ走る一般道路は使いたくなくなってしまい、一般道路が劣化してしまうのです。
そして一般道路に支えられた高速道路も使いすぎで劣化していきます。
もし最近同じ作業をやっていても昔ほど効率よくできなくなったという風に感じるのであれば、
高速道路が錆びついてきてしまっているのかもしれません。
大人脳は、というより思考力は、いかに脳内のネットワークを生かすかにかかっています。
高速道路も重要ですが、渋滞の時には下道の回路も大いに役立つように、脳の一般道路もきっちり整備しておくのが大事なのです。
さて、以上本書で私が選んだ3つのポイント。
1.脳の再生期は40代後半から50代。
2.脳の会話はポジティブな感情で記憶力が上がる。
3.脳にある高速道路と一般道路を上手に使う。
書籍の方では、さらに詳しく脳のそれぞれの部分の性質に基づく大人脳の使い方について知ることができますので、
一生頭が良くなり続けるすごい脳の使い方を手に取ってみてください。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございます。
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