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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の斎藤です。
おはようございます。インターン生の山口です。
いやー、デモトレー始まりましたね。
はい、デモトレー難しいですよね。
本当に今インターン生同士でデモトレー競ってるんですけど、本当に指標が分からなくて毎回調べちゃってます。
そうですね。やっぱり株の単語って難しいですもんね。
ということで、今日は本題に入る前に前回から始まった、
投資初心者が知っておきたい株要望の解説をする、ちょこっと株辞典のコーナーをやっていきたいと思います。
今日の単語はPBRです。
PBRとは株価純資産倍率のことを指します。
企業の資産内容や財務状態を基に株価の水準を測る指標のことです。
株価を一株あたりの純資産、BPSで割った値のことで単位は倍になります。
PBRは企業の解散価値から株価の割安、割高を判断する目安として利用されます。
一般的にPBRが1倍であれば株価と企業の資産価値が釣り合っていると考えられ、
1倍を下回る場合は割安と判断されます。
日本ではプライム市場でも約5割、スタンダード市場でも約6割の企業がPBR1倍割の状態であると言われており、
投資方は改善に取り組んでいます。
では本日の流れを図面します。
本日はみずほと楽天の思惑が一致して連携が強化された背景についてお話ししたいと思います。
みずほ楽天カードの利点についてお話しした後、それぞれの思惑や今後の展望について説明します。
ということで今回扱っていくみずほ楽天カードなんですけど、斉藤さんはこのカードをご存知でしたか?
そうですね。ちょっと新聞の見出しで見た程度で、なんとなく聞いたことはあったんですけど、具体的な内容まではわかってないです。
なので説明してほしいです。お願いします。
はい。みずほ楽天カードはその名の通りで、みずほ銀行と楽天カードが2024年12月3日から発行開始する典型カードです。
年会費は無料となっています。
また引き落とし口座はみずほ銀行とするカードで、利用で1%の楽天ポイントが付与されるほか、楽天市場では3%還元するなど、従来の楽天カードと同じ機能を持っています。
また、みずほマイレージクラブの嬉しい特典の対象カードであり、ATM利用の手数料や振込手数料が無料になるなどの特典を受けることができます。
なるほど。まさに本当にいいとこ取りのカードですね。
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はい。
みずほのATMの手数料無料であったり、みずほマイレージクラブとかを対象でありながら、さらに楽天カードと同じ機能を持っているなんて、本当にすごいな、利点が多いなというふうに思います。
はい。
では、どうして楽天カードとみずほ銀行が提携したのでしょうか。その狙いについて教えてほしいです。
今回の狙いは、デジタルに強い楽天グループと対面に強みを持つみずほフィナンシャルグループの連携で、さらなる経済圏の強化という点にあります。
11月13日に楽天グループと楽天カード、みずほフィナンシャルグループは、戦略的な資本業務提携を発表しました。
楽天グループは楽天カードの普通株式の14.99%をみずほフィナンシャルグループ2乗として、楽天のエコシステムとみずほの各サービスの連携を強化していく方針を示しています。
なるほど。確かに楽天カードって国内普及率No.1と言われていますし、そこでデジタルに強い楽天と対面に強いみずほが連携することで経済圏強化していくんじゃないかなというふうに考えられますね。
そうですね。
楽天側の思惑についても詳しく教えてください。
はい。楽天の狙いは法人カードの強化によります。楽天は2005年のカード発行当初、最初1日50枚程度だったんですけど、現在では1日1万枚以上のカードを発行しています。
発行枚数は現在3144万枚。取扱高は21兆円で、30兆円に手が届くところまで来ています。
3000万枚以上取扱高30兆円、取扱シェア30%の333を現在の目標に掲げているので、今回はみずほの対面に強いという点を利用してさらなる経済圏の拡大を目指していきそうです。
なるほど。確かにみずほと提携することで333達成できそうですもんね。
そうですね。
ではみずほ側の狙いは何だったんでしょうか。
はい。みずほ側の狙いはデジタル面での強化です。
みずほのフィナンシャルグループの木原社長は、デジタルが加速すればするほど対面の価値も出てくる。
みずほは対面に強みがあり、デジタルとコマースに強く日本で一番使いやすいポイントを持つ楽天と組むことでできることがあると説明しています。
今回の連携カードはその取り組みの第一弾という感じですね。
なるほど。確かに対面とデジタルの両面の強化っていうのは大切なことになってきますよね。
はい。
私もちょっと前まではデジタルと対面って相反するもの、対立するようなものだと考えてたんですけれども、
1個ちょっと後で紹介する事例を持って表裏一体なんじゃないかなって考えがなりました。
その事例っていうのが大垣書店っていう京都に本店を置く書店なんですけれども、
普段皆さんもアマゾンとか楽天とかで買い物をする際、本を探す時って自分にぴったりのアルゴリズムになって出てくる本っていうのが
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自分の趣味とか好みとかに限定されちゃうと思うんですけれども、
この大垣書店はその周辺の土地柄とかに合わせた本の配置、
例えば大学が近いところの店舗では哲学書とか詩集とかを積極的に押し出すといったことで、
ふらっと立ち会ったところで新たな出会いがあるようなその対面の良さを押し出している書店だということを知りました。
こういうアナログの一覧性っていうのは今後、今みたいにデジタルの時代に逆に求められていくものなんではないかなというふうに考えてますね。
そうですね。対面とデジタルはまさに表裏一体ですよね。
今話した通り楽天は対面の共感にすごく前向きな姿勢を示しています。
楽天グループの三木谷社長はこれまでの楽天カードに法人カードはなかったが、多くの声をいただいている。
ニーズは把握しているので反応を拡大していきたいというふうに言及していました。
楽天はオンラインのプレゼンスはあるんですが、オフラインのリアル市場はまだまだ伸びしろがあるので、
対面で話したいという人に対してまだまだできることがあるなというふうに語っています。
なるほど。確かに今楽天カードとかもオンラインでの審査が当たり前になっていますけれども、
今後対面で話したいという人もいるように対面での説明のほうが安心感、信頼感とかにつながるので、
これからのリアル市場についても期待していきたいなというふうに思いますね。
そうですね。
それでは今回のまとめを山口さんにお願いしたいと思います。
楽天グループとみずほフィナンシャルグループは、戦略的資本業務提携を発表しました。
楽天は普通株式の約15%をみずほフィナンシャルグループに譲渡し、経済系を強化する狙いを持っています。
その第一弾として今回みずほ楽天カードが発行されました。
楽天の狙いは法人カードの展開強化、みずほの目的はデジタル戦略の強化となっています。
この提携によって楽天のデジタル力とみずほの対面力が融合し、
オンラインとオフライン両市場での競争力強化を目的としています。
対面でのサービス提供が利用者の信頼度、向上にも寄与するなどの期待が寄せられています。
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