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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、バイクの後ろに乗るのが好きなインターン生の塩田です。
本日は、いろはに投資のIPOということで、今回もいろはに投資の記事をもとに、IPO企業をインターン生の森さんに紹介してもらいます。
では早速、最近のIPOニュースからお聞きしてもいいですか?
はい、今週は3日間で約6社が上場する予定です。それで9月は終了ですね。
公開日の前後で6社なんですけど、今現時点で3社上場していて、初年は全てで公開価格を上回っているので、かなり調子はいいんじゃないかなと思います。
ただ、上場が集中すると、投資家の資金というのがどうしても分散してくるので、そこがちょっと気がかりかなというふうに思っています。
9月は合計9社上場で、10月も現時点で9社上場する予定なので、このポッドキャストでも随時追っていこうと思っています。
IPOがかなり増えてきたということで、これからも楽しみですね。
では早速、今日ご紹介していただける企業についてお伺いしてもいいですか?
はい、今回ご紹介するのは、10月7日に上場する予定のCubeという企業になります。
ちょっと前にグラットキューブって紹介したと思うんですけど、そこで軽く触れた企業ですね。
時価総額が、今現在だいたい130億ぐらいの企業で、何をやっているかというと、ゴルフ関連の医療品だったり雑貨などの比較販売を行っているアパレルメーカーになります。
主力ブランドにマークワンドロアというブランドがあるんですけど、ゴルフクラブがクロスしていて、その上にドクロが笑っているっていうブランドなんですけど、これ聞いたことあります?
ロサンゼルスで聞きました。
これがですね、ブランドの説明を軽くさせていただくと、2008年にロサンゼルスで始まったブランドになります。
ゴルフ屋の世界って結構個性あるものが少なくて、なんて言うんでしょう、保守的なスタイルっていうのが一般的なんですけど、このマークワンドロアっていうのは独特なデザインとラグジュアリーなコンセプトで展開しているものになります。
ホームページ行ってもらうとわかるんですけど、広告等はキムタクがやってて、結構かっこいいなっていう印象がありますね。
商品一つ紹介すると、スリーブレスのメンズベスト、要はスリーブがない、袖なしのメンズベストがあるんですけど、これがポリウステル性で高い保湿性と快適なコンディションを保つことができますよっていうものがあるんですけど、これいくらぐらいだと思いますか?
3万とかですか?
だいたいそれぐらいは想像すると思うんですけど、ホームページによると税込みで5万8300円。結構なお値段するブランドになります。
ただ、マークアンドローラーはコンセプトとしてやっぱり上質な素材と高い機能性、ユニークなデザインっていうのを掲げているので、値段相応なんじゃないかなとは思います。
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他にもですね、取り扱っている商品はトックスからフォートムース、アクセサリーにシューズやゴルフバッグまでかなり幅広い商品っていうのを展開しているっていうような感じになっています。
ありがとうございます。また今まで聞いてきたファッション系のIPO企業とはまた毛色が違う会社なんですね。
ちなみにどういうふうに販売しているんですか?
販売先は一般顧客と企業で分かれています。いわゆる一般顧客は2Cと呼ばれるものになるんですけど、売り上げは全体の60%ほどを占めています。
国内のディテールで言うと、例えば表参道だったり六本木に販売店があったりします。その他2CではECサイトがあるので、こちら国内外に向けて販売しているというような形になります。
次に2B、企業に向けて卸売だったりという形になるんですけど、こちらは大体全体の40%ほどという形になってまして、国内外に卸売をしているという形になっています。
卸売先としては韓国だったりイタリア、アメリカなんかでも販売しているというような形になっています。
ありがとうございます。では、ブランド企業の強みについてお伺いしてもいいですか?
1点目はまずブランディング力の高さですね。
キューブという会社はターゲティングだったりアイディア、デザイン、人材などをデジタルに連携してブランディング力を高めていくことができる会社になっています。
2つ目なんですけど、こちらもデジタルマーケティングがとても強い会社になっているというのがあります。
こちらはまずマーケティングの基本として認知を拡大して、顧客に体験してもらってファンになってもらうというのがあるんですけど、これがちゃんとできているというところで、
結果どうなっているかというと、国内のECサイトでの売り上げというのが2020年から2021年の1年間で50%以上拡大しているというのがかなり結果に現れているんじゃないかなと思います。
そして最後、公衆力体制がちゃんと整っているというところがあるかなと思います。
高い利益率を上げられる理由として、需要と供給をうまく捉えた在庫戦略というのがあります。
これがどういうことかというと、在庫の回転率がすごい高いんですね。在庫の回転率が高いというのは、一定期間内に製品在庫が何回入れ替わったかというのを在庫回転率というのを表していまして、
これが高いとどうなるかというと、管理コストを削減できるんですよね。やっぱり在庫があるとそれを管理するためにいろいろなコストがかかっていく。電気代だったり場所代だったりというのがあると思うんですけど、
それを削減できたりだったりとか、あとは廃棄が減ってくるので値下げをすることなく販売できるというのがあるので、在庫回転率はこういった企業の場合で高いほどいいというような形になる。
キューブは在庫回転率をどんどん改善しているので、その結果高い利益率を達成できるというのがもう一つの理由になってきます。
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このブランティング力のたくさん、デジタルマーケティング力、公衆益体制、この3つが強めになってくるんじゃないかなというふうに思っています。
ありがとうございます。在庫を持つ事業会社の回転率が課題だという話はよく聞くので、在庫回転率が高いというのはしおみにつながっているのがよくわかりました。ありがとうございます。では業績についてお伺いしてもいいですか。
業績なんですが、売り上げは順調に拡大していますね。利益の方は、当期準利益が2021年に黒字化、昨年黒字化して、いわゆる黒字化上場というやつですね。
2022年度の業績予想なんですが、当期準利益以外の売り上げ、経常利益だったり営業利益は2桁成長率で拡大する予想なんですが、利益だけ前年より落ち込む予想になっています。
ありがとうございます。先ほどその利益だけ前年度より落ち込むとのことでしたが、そこが気になるポイントですね。はい、それでは成長戦略の方お伺いしてもよろしいでしょうか。
成長戦略は3つの軸で展開していくというように会社側は発表しています。
まず1つ目、海外展開の強化ということで、やっぱりまだ日本でのブランド力っていうのがやっぱり強いみたいなので、海外先ほど言った韓国だったりアメリカでどれほどブランド力を拡大できるかというところに注目をしていこうと思います。
もう1つ目、主力ブランド、マーク&ロアのブランドの進化ですね。こちらは主力ブランドなので、これの拡大っていうのがやっぱり業績に一番ピンポイントに来るっていうところになっています。
最後、新規事業の立ち上げですね。この3つの軸で事業展開をしていくというふうに会社側は発表しています。
ありがとうございます。では、これからIPをするとのことなので、予想の方お伺いしてもいいですか。
はい、いろはに投資ではB評価。常はですね、公開価格から1.3倍から1.5倍に上昇するんじゃないかという風に結論を付けました。
理由としてはいくつかあるんですが、まず売上は順調に推移していますね。2つ、オファリングレシオも適正水準となっています。
オファリングレシオは株全部のうち投資家が買える割合ですよっていう話もかなりしてきたと思うんですけど、それがまあまあ適正な値ですよっていう形になっています。
ベンチャーキャピタル、VCの保有もないので、特にゲラック圧力等はかからないかなという形になってはいるんですが、1点心配があるとすれば小売業という業種になってくるので、
こちらがですね、IPOではそこまで人気がないテーマになってきます。
例えば人気があるテーマで言うと、今まではIT系だったり医療系っていうのがやっぱり人気で数も多いっていうのは何回か言及してきたと思うんですけど、小売業ってそんなに発値が上昇しないっていうのが実際あります。
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例えばクラシコム、覚えてますか?
はい、覚えてます。
あれはECサイトで、北欧クラシの道具店で、北欧雑貨だったり売ってる企業だったと思うんですけど、あれもいわゆる小売業ですね。
あれって実際結果どうなったかっていうと、発値の上昇1.07倍だったんですね。なので、ほとんど上昇してないっていうのがあります。
なので、ここが気になる点とすれば、テーマがそこまで魅力的じゃないかなっていうのだけが心配ですね。
ただ、それ以外はかなりいい感じなので、1.3倍から1.5倍までは上昇するんじゃないかなっていうふうに結論を受けました。
ありがとうございます。
そしたら、キューブにIPO投資をしたい場合は、長期的な保有を考えて応募するのがいいかもしれないですかね。
そうですね。
ありがとうございました。これからもキューブの業績が楽しみですね。
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