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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の山口です。
おはようございます。インターン生の渡辺です。
渡辺さんって最近、体作りとか筋トレに取り組んでますよね。
そうなんですよ。最初はダイエットから始めたんですけれども、そこから筋トレみたいなところにも派生するようになったりして、それで自分は最近やったりしてますね。
そうですね。私も1年ほど前からジムに行ったりとか筋トレにハマってしまって、本当に最近プロテインとかサプリを飲み始めたんですけど、結構種類が多くて選ぶのに迷っちゃいますよね。
わかります。コンビニとか見ても結構たくさん種類売ってますし、健康志向の食品って本当に増えましたよね。
そうなんですよ。今日はまさに健康志向の高まりで注目されている企業についてお話ししていこうと思います。
ダイエットや筋トレをサポートする健康食品を扱っている企業で、投資の観点でも面白そうな企業が3つあるんです。
それは気になりますね。
はい。今日のタイトルは、ダイエット・筋トレ・健康志向増加中で大注目の企業3選です。
バイオテクノロジーから海洋資源の活用、そして大手のプロテインブランドまで、それぞれ全然違うアプローチで健康志向の消費者にアピールしている企業を紹介していきますね。
3社目の企業はプロテイン市場でも注目を集めている企業なので、ぜひ最後までお聞きいただきたいです。
3社3業というか、全然違うアプローチで面白そうですね。
それでは1社目お願いします。
ユーグレナの健康食品
まず1社目は株式会社ユーグレナです。
当初プライム市場に上場していて、証券高度は2931です。
プライムに上場しているんですね。ユーグレナって結構前にテレビとかでよく話題になったことがあって聞いたことがありますね。
ユーグレナは藻類の一種であるミドリムシ、生物学上の名前をユーグレナと言うんですが、それを中心とした微細藻類に関する研究開発や関連商品の製造、販売を行っている企業です。
健康食品から化粧品、さらにはバイオ燃料まで幅広い事業を展開しています。
なるほど、だから世界初っていうところで結構話題になったってことですかね。
ミドリムシが健康に良いっていうのは聞いたことあるんですけど、具体的にはどんな商品を売ってるんですかね。
メイン商品のカラダニユーグレナは59種類もの栄養素を含む石垣島ユーグレナを使った健康食品です。
ミドリムシって動物と植物両方の特徴を持つ物一種で、ビタミン、ミネラル、アミノ酸など本当にたくさんの栄養素が入っています。
59種類ってイメージ湧きにくいですけど、マルチビタミンみたいな感じなんですね。
石垣島の綺麗な海で作られているなんて、より魅力的に感じちゃいますよね。
そうですね。さらに面白いのがユーグレナマイヘルスという商品です。
これは遺伝子解析サービスで10万人を超える利用者のデータを元に開発した個人の遺伝子情報に基づいたパーソナライズドサプリメントなんです。
パーソナライズドってことはオーダーメイド的なサプリメントってことなんですか?
はい、おっしゃる通りです。このように幅広くヘルスケア商品を展開しているんです。
業績についても、2024年12月期の通期決算で売上高が476億1,800万円となっており、前年度起比2.4倍増、営業利益が3億円と黒字転換を達成しています。
あら、じゃあ黒字転換ということは以前は赤字だったということですね。
はい、そうなんです。前年度起は-14億6,400万円の赤字でした。バイオ燃料事業にも力を入れているんですが、こちらは商業化に向けて苦戦している状況といえます。
でもヘルスケア事業は顕著に推移しているので、そちらで収益構造の改善を図っているというのが現状になります。
なるほど、本業の健康食品で立て直しを図っているという感じですかね。
そうですね。
バイオ燃料事業が今後の鍵とはなってきそうなんですけれども、やっぱりその革新的な技術だけだと、まだまだ収益と両立させるというのはなかなか難しそうではありますよね。
そうですね。成長性には期待したいんですけど、今のところちょっと苦戦しているというのが現状になりますね。
分かりました。では2社目はどちらでしょうか。
リプライオリティの通販戦略
2社目は株式会社リプライオリティです。福岡証券取引所に上場していて、証券コードは242Aとなっています。
福岡証券取引所となると結構珍しいですね。
そうですね。
どんな会社なんですか。
この会社は福岡初の企業で2つの事業をやっています。
1つ目が通販支援事業で通販販売企業やメーカーのコールセンター運営をしています。
そして2つ目がそのノウハウを活かした通信販売事業です。
コールセンターと通販の両方をやっているというところなんですけど、この健康食品というところとはどう関係してくるんですか。
こちらの企業は赤木という海藻を使った健康食品を売っています。
九州で獲れる海藻で赤木の達人といった店名で展開しています。
赤木には食物繊維、ビタミン類、ポリフェノールなど健康に良い成分がたくさん含まれていると言われています。
この20何年間生きてきて赤木って初めて聞いたんですけど、どんな商品になっているんですか。
こちらは海藻類になっているのですが、冷凍食品やドレッシング、佃煮などいろんな形に加工して販売しています。
無添加で鮮度と美味しさにこだわって中卸しを通さずに直接お客様に届けているっていうのが特徴になっているそうです。
なんか海の恵みを本当にそのまま届けているって感じですね。
そうですね。
業績の方はどうなんでしょう。
2024年9月期の通期決算で売上高が前年同期費2.7%増の27億300万円となっています。
経常利益は前年費48.8%増の3億1800万円となっています。利益の伸びがかなり良いと言えますね。
売上の伸び以上に利益が伸びているっていうのは効率化が進んでいるってことでしょうか。
そうですね。通販業界は社会経済活動の正常化で需要が顕著に推移していますし、コールセンター事業で養ったノウハウが自社の通販事業に生かされているんだと思います。
ただ原材料価格や燃料価格の高騰は懸念材料として挙げられています。
なるほど。コストアップ要因はありつつも本業は順調ということですね。
はい。
明治ホールディングスのプロテイン
3社目はどちらでしょうか。
はい。3社目は明治ホールディンクス小健康の2269です。
これは聞いたことありますよ。
はい。
チョコレートとかのお菓子だったり乳製品を扱う食品事業っていうイメージありますね。
はい。
健康食品とはどんな関係あるんですか。
ザバスってご存知ですか。
はい。自分も飲んだことあります。
ザバスは明治ホールディンクスの代表的なプロテインブランドで日本のプロテイン市場をリードしていますよね。
ザバスは明治から来ているんですね。
はい。
ちなみに業績の方はどんな感じになっているんですか。
ユメント別業績ではザバスが分類されるニュートリション事業は2024年3月期通期決算で前年度受け比プラス7.5%増の1256億円となっています。
そうなんですね。好調っちゃ好調ですよね。
はい。
ザバスって結構おいしいはおいしいですし、本当に基本的なプロテインブランドですよね。
はい。
プロテイン市場の現状
ただちょっと価格としてはあんまり手を出しにくいかなっていうところはありますね。
そうですよね。
ただしやっぱりさっきも言ったように本当に有名ですし、皆さん1回は筋トレしたことある人とか通ったことあるブランドかなと思いますので。
そうですね。
はい。
そんな中でプロテイン市場っていうのはどのくらいの規模になるんでしょうか。
国内のプロテイン市場は2029年予想で約400億円もの規模とされていて、2023年の238億円と比較してかなり成長が見込まれています。
その中でも現在明治のザバスが圧倒的なシェアを持っていますね。
プロテイン飲料というコンビニとかで売っている紙パックのもののシェア率は2022年時点で約8割がザバスが占めていると言われています。
そうなんですね。
はい。
確かに最近になってちょっと他のブランドも出てきましたけども、数年前とかは本当にプロテインのコンビニ飲料となると本当にザバス一挙だったって感じですかね。
はい、そうですね。しかし最近ではマイプロテインであったりアンビークといった結構Amazonのランキングで見ることが多いと思うんですが、
こちらの安価で良質なプロテインブランドが増えてきているので、ちょっとそこの競合も激しくなっているのかなっていうのが印象として感じられます。
でもプロテイン市場自体の伸びは感じられますので、競合も増えていきつつ価格と質を求めてもっと良いものが出てこればなっていうのが消費者としての意見になりますね。
そうですね。やっぱ消費者との接点みたいなところで、インスタグラムなどのSNSとかの広告とかも鍵になりそうですけどね。
そうですね。
あとは全然余談なんですけれども、Amazonでプロテインを買うっていうのをあまりお勧めしなくてですね。
そうなんですか。
自分は満を持して3キロのプロテインを買ったんですけれども。
多いですね。
違う味が届きまして。
どういうことですか。頼んだやつじゃないやつが届いたってことですか。
そうなんですよっていうことがあったので、ちゃんとオフィシャルサイトから購入すればよかったなっていうのを今でも後悔しながら3キロを消費してるって感じになってます。
そうなんです。私この前Amazonで買っちゃいました。甘いプロテイン。
そうなんで、そういうところ業者にも気をつけていただきたいということですね。
そうですね。プロテイン本当にいろいろな種類あるので、いろいろ比較しながら買うっていうのが一番重要になりますよね。
はい。
ということで今日は健康志向増加中で注目の企業3選をお届けしました。
健康食品のおすすめ
ユーグレナなどのバイオテクノロジーやリプライオリティなどの海洋資源活用や通販ノウハウ、そして食品事業に強みを持つ明治ホールディングスのザバスなど、それぞれ違うアプローチで事業を展開しているのが面白いですよね。
そうですね。山口さん個人的におすすめのプロテインだったりサプリみたいなのありますか。
私最近マイプロテインのCLAっていうサプリを飲み始めて、こちらなんかダイエットにいいっていうのを聞いたので、ぜひ皆さんおすすめのサプリや健康食品があればコメント欄で教えていただけるとありがたいです。
お気軽にコメントしてください。
はい。健康志向の高まりは投資のテーマとしても注目していきたいですね。
また本日ご紹介した企業は主観による情報提供であり、投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
Spotifyなどお聞きのプラットフォームでの感想、評価の投稿や、概要欄にあるご意見フォームのURLから番組へのご感想もお待ちしております。
直近では60代男性の方から、生成AIを使いこなす学生の見解、アドバイスは参考になるというコメントをいただきました。ありがとうございます。
インターン生に話してほしいテーマなどございましたら、お気軽にコメントやフォームに送っていただければと思います。
それではまた次回お会いしましょう。