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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
本日は、10月8日に開催した投資家向けIRセミナープレミアムブリッジサロンから、竹澤様による年末に向けての日本株の行方の講演の前半エピソードを配信いたします。
元証券ディーラーとして、多い時に約10億円の資金運用を託され、10月と戦いながら約50億円の収益を上げ、現在は個人投資家兼経営者として活動されている竹澤様から、投資のヒントを見つけましょう。
竹澤です。
今日は昨日からすごい寒かったんですけど、今日はようやく少しは暖かくなって、
日本を迎えられたのが本当に嬉しいと思っています。
今先ほど証があったんですけど、実を言うと10月の24日ですかね、
そこのとこで一旦テレビ東京のモーニングサテライトのほうは拒板しようというふうになってます。
だから再来週ですかね、10月の24日が最後になりますので、
もし機会があれば視聴していただければなというふうに思っています。
早速ですけど、今日は年末に向けての日本株の行方というのを題材にしていますけど、
今日は3つに分けてお話しさせていただきたいというふうに思っています。
1つ目はこれまでの振り返りということ。
2番目にこれから注目するセクターだったり、個別株もお話しさせていただこうかなというふうに思います。
先ほど社長のほうから言われましたけど、
これは推奨とかそういうことじゃなく、
自分がセクターの中で考える個別目柄というところで受け止めていただきたいなというふうに思います。
あと3番目にリスクというところでお話しさせていただこうというふうに思っています。
まずこれまでの振り返りということなんですけど、
やはり今年はご存じのようにアメリカ市場のほうから大幅下落になってます。
今日の朝もニューヨーク630ドルですかね、安くなっていましたということ。
これは昨日の雇用統計プラス失業率ですかね。
アメリカの失業率がこれ50年ぶりに3.5%という数字になったということで、
やはりまだインフレ抑制ができていないという言い訳されたことが、
600ドル安というふうになったというふうになっています。
週前半のほうは逆に、ひょっとしたらアメリカの景気どんかということで、
ニューヨークなすダックというのは大幅上昇していたわけですけど、
やはり今年になって、アメリカのインフレ動向、このあたりが非常に気になるんだろうというふうに思います。
来週の13日に発表になる、ちょっとCPIがこのセミナーには間に合ってません。
多分来週の13日に行われるアメリカの消費者物価指数、
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これによってまたアメリカ市場を大きく動揺する可能性があるかなというふうに思っています。
これは9月に発表されたアメリカのCPIですね。
これは8月のCPI、これは前年同欠比、予想が8.1%というところが8.3%ということで、
事前の予想だったらかなりアメリカのCPIが下がるんじゃないかということが予想されていました。
それによってアメリカ株、一旦急落したというのが、9月の終わりにかけてがあったんじゃないかなというふうに思います。
原油価格ですね。
こちらのほうはずっとちょっと下がっていた。
そういうことによって、アメリカの消費者物価指数というのも低下するんじゃないかと思ったんですけど、
蓋を開けてみれば、アメリカの家賃、食品、ヘルスケア関連の価格が上昇しているということで、
なかなかアメリカの金利というのをずっと上げてきているんですけど、
なかなかインフレ懸念というのが収まらないというところが、今の状況だと思います。
アメリカのご存知のFRB、中央銀行なんですけど、
ここはインフレ懸念を抑えるために、3回連続大幅な利上げを行っているということになります。
これが次の表になるんですけど、じゃあ今アメリカの2年債というのはどうなってますか。
一番政策金利に直結すると言われているアメリカの2年債ですね。
こちらのほうが、これちょっと資料を作ったのが1週間前になるので、
これが4.69%というふうに、4%台まで来ている状況です。
ちょっと表のほうを見ていただければすぐわかると思うんですけど、
これ5年債が3.96、10年債が3.71、30年債が3.65と、
これ短いほうから長いほうにかけて金利が下がっているという、
俗に言うまあ逆イルドというのが、もう今通例化しているというふうに思います。
これ本来は金利というのは、短いほうから30年に上がっていくことによって、
普通は上がっていくということがあるんですけど、
これはもう、この金利のほうから見れば、再建資料のほうから見れば、
短期的には多分もうこれ、アメリカのインフレ懸念が上昇している。
ただしやっぱり、これはずっと続くもんじゃなくて、
いずれ景気減速懸念から見て、どこかの時点で利下げが行われるだろうというのは、
この再建市場が今物語っているのではないかなというふうに思います。
ただしやっぱり、先ほども言いましたけど、
なかなかこの新型コロナウイルスによって、
金融政策、政治のほうも、未曾有の資金供給を数年間やってきたので、
それによっていろんなものの価値、原油にしろ、一時期は仮想通貨、
あと商品資料、すべてのものが上がったと思います。
あと小麦にしてもそうです。
そういう影響を諸々受けている状況の中で、
なかなかインフレ懸念が抑制されないというのが、今アメリカの状況だと思っています。
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ご存じのように、日本というのは、この後お話しするんですけど、
金融緩和というのがずっと継続してますので、
このアメリカと日本の近利差ですね。
これがある以上、なかなか今、日本の円安というのも止まらない状況が続いているのかなというふうに思っています。
まずこれがですね、アメリカの今状況だという。
今回、今日は日本株なんですけど、私10月の29日、土曜日ですかね。
そのときに、アメリカの市場についてもお話しさせていただいて、
そのときまた海外の株についてお話しさせていただこうというふうに思いますので、
今回はその辺はちょっと差し控えていただきます。
これ、紙ハンキーってなってます。
4月から9月のアメリカ市場のニューヨークダウンはどれぐらい下がったのっていうのが、ここのシーンです。
ニューヨークダウンですね。
ニューヨークダウンは4月から9月だけで、5,953ドル安という、率にして17.1%。
ナスダックですね。
こちらのほうが3,649ポイント安。
率にして25.6%。
S&P500、こちら946ポイント。
20%安というふうになってて、
やはりナスダックですね。
ここの市場が25%安っていうのは、これはもう相当の下落というふうに考えていいというふうに思っています。
やはり一番株を始めたばかりの人って、
なぜ金利が上がるときに株価が下がるとか、金利が下がるときに上がるという、
単純な話をさせていただこうというふうに思っています。
金利が下がるということについて、
これは新型コロナのときに景気が悪くなりますよっていって、
世界の中央銀行が金利を下げましたということになったと。
そのときにお金を借りやすくして、いろんな事業を拡大していくということで、
売上だったり利益が伸びていくというふうになって、
中央銀行が今回景気を良くするためにお金をばらまいていったというところがあったと思います。
そうすることによって、昨年まで新型コロナウイルスからどんな景気状況になるかわからない状況の中で、
株価は上がっていったというふうに思います。
行き過ぎた株価を止めるために、今年になってインフレ懸念が起きたことによって、
アメリカの中央銀行は金利を上げたということだというふうに。
やはりこれは金利が下がる局面と上がる局面の全く逆方向が出てきますので、お金が借りにくくなったり。
今回は本当に、今アメリカの住宅ローンは長いところで6%近くというところもあるようなので、
こういうことになっていくと、わざと中央銀行が金利を上げて、
逆にあまりにも含まれすぎたインフレを抑えにいっている状況があるので、株価が下がっていると思います。
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先ほどお見せしたアメリカの2年剤というのが、政策金利が直結するということになれば、
やっぱり株式市場はリスクが伴う市場だと思います。
やっぱり株は上がったり下がったりするので、これが下がっていけば当然マイナスが出てくる。
そこのところにはリスクが出てくるもので、
今年の前半になったらまだ低金利だったら、株式市場にお金預けていてもまだいいものを、
やはり今3%、4%も金利がつくのであれば、
それを銀行とかそういうところに振り向けるというのが当然の流れだなというふうに思っています。
そうすることによって今、去年まで株式市場にあったお金が銀行のほうに行っているというのが、
単純な金利と株価の流れなのかなというふうに私は感じています。
最近ちょっと素人の方を教えることがあって、
この辺もあまりちょっと理解しなくて、株をやられる方が急速に多かったので、
ちょっとここでお話しさせていただきました。
今、アメリカだけじゃなくて、先々週あたりからどこの国が問題になってきたかというと、
実を言うとイギリスです。
イギリスは首相が変わって、ずっと7回合連続で利上げをしてきたわけです。
ただし新しい首相になって、何をしたかというと、
利上げ局面のインフレ懸念を抑えようとするあまり、7回合連続利上げしているにもかかわらず、
逆に25.5兆円の経済対策を打とうとした。
これは先週ちょっと撤回になったんですけど、
減税合わせで25.5兆円の経済対策をすることを発表したことによって、
インフレ懸念を抑えたい利上げに対して、もう一つは経済対策として25兆円の経済対策を打つということはアンバランスなことが起きてるということになって、
これでイギリスの再建市場のほうが動揺したということになりました。
ここをご覧のように、一番右のほうを見ていただければわかると思うんですけど、
イギリスの国債もほぼ4%台に上昇してきてるということがあって、
今ヨーロッパですね、こちらのほうの株式市場というのが、9月末ぐらいから下落。
引いて、アメリカも同様に下落。
日本株も、9月末までは下落が続いたということがありました。
この紙半球をちょっと振り返ってみますと、日本市場、先ほど那須田区は25%下落してますと言いましたけど、
日本のこの4月から9月を見てみますと、日経平均にしてみれば、1884円の下落で、
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これはマイナス6.8%。
トピックスというのは、図書一部、プライムの全体なんですけど、
これが111ポイントの下落。
率にして5.7%と考えると、やはりアメリカ市場から比べれば、
日本市場はある程度、下落っていうのが落ち着いたかなというふうに思います。
5.7%下がってるっていうのはあるんですけど、アメリカの25%だったりに比べればですね、
比較的、下落率はとどまったかなというふうに思います。
ただしこれはマザーズですね。
このマザーズ市場っていうのは、やはり新興市場のメーカーが多いわけで、
こちらのほうは12%です。95ポイントですね。
下落したかなというふうに思います。
年末に向けてのこの日本株っていうのを、私は日経平均で予想するにして、
やはりあと3ヶ月、ボックス25,000円から29,000円の男で、
日本は決まってくるんじゃないかなというふうに思ってます。
それはなぜかというと、黒田総裁が来年の3月で任期満了になるんですけど、
そこまでやはり日本は金融緩和がずっと継続すると思いますので。
先ほど来、私はお話ししますけど、
アメリカの金利もある程度上昇というのが見えてきた。
これ以上年内、結構折り込み済みなところまで来てる状況の中で、
下落は日本株が少しはあっても、
上値のほうが若干あるのかなというふうに見ていこうというふうに思っています。
じゃあ個別メーカーをちょっとここに今出してあるんですけど、
これはトピックス500の中から抽出して、
一番このYYというところを中心に見せて、これは年初ですね。
年初来、これ9月末だったと思います。
そのときにトピックス500の中で一番上昇した銘柄は何ですかっていうことです。
一番上見ていただくと、日記ですね。
2番目が三菱重工。
3番目がコスモセキューですね。
4番目が三菱自動車。
4番目がパンパシフィック。
あとは高島屋、日立物流、東京電力、三里王、金鉄、松本清というふうに続きます。
このあたりがですね、だいたい年初から50%上昇しているというところです。
日記に至っては93%。
これ一時期東京電力なんかは100%上昇する場面があった。
だからまあだいたい倍になっているということになります。
対してですね、売り込まれた銘柄。
売り込まれた銘柄っていうのが、これトピックス500の銘柄です。
レーザーテック、ベネフィットワン、ラクス、インフォマート、マネーフォワード、シスメックス、サンサンなんか、こういう銘柄が売られている。
俗に言うグロース株という銘柄に値するんじゃないかなというふうに思います。
今日ですね、ちょっと来る前に、
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今日はニューヨーク市場が暴落で、半導体のAMDという会社の決算を受けて、
半導体指数は今日6%下がっているので、
これ来週のことはちょっとわからないんですけど、
先週はこの日本市場が終わるまでの半導体、あとNASDAQ市場というのは大幅に上昇してました。
じゃあそのとき、どういう銘柄が買われてたかというと、
先週のトピックス500の一番の値上がりっていうのはレーザーテックでした。
で、やはり今ここにある振興電機だったり、あとマネーフォワード、
そういうちょっとグロース株っていうのが先週買われてた。
ということは、やはりNASDAQなどが上昇する局面においては、
今ここに年初から下落が大きかった銘柄群が買われていく可能性があるので、
だからもしNASDAQが25%年初から下落してますよと、今ちょっとお話しさせていただいたんですけど、
そのときに売られたような銘柄、
だからストックアウトは半導体だったりするんですけど、
そういうところが上昇する可能性が出てくるんじゃないかなというふうに、
個人的には考えているというのがあるというふうに思います。
だからこういうのを週1回見ると面白いなというふうに思いますので、
あとはこれ、冷やしの銘柄なんかも出てくるので、そこを見ていくといいなというふうに思います。
今年の、ここまでちょっと振り返って、ちょっと細かくて申し訳ないんですけど、
今年の特徴として、日経平均を上げる下げるのときに目立つのが、
部門別売買動向というのが毎週、大洋営業日になるんですけど、
これだいたい木曜日に部門別売買動向というのが発表されます。
これは現物先ものというのがあって、
現物市場も個人投資家が買ったりとか、外国人投資家が買ったりとか、
自社株代が結構日本市場多いんですけど、これ事業法人が買ったとか、
部門別売買動向というのがすべて出てきます。
それを現物と先もの、別々に集計していくと、
今年はもうこの先もの市場で、外国人投資家の動き、
これによって日経平均の上下が繰り返されているというのが、特徴のひとつだと思います。
一番感じたのが、7月の終わりですか、8月の第3週ぐらいまで。
これ大きく日本株、日経平均で3,000円ぐらい上昇した局面があったと思います。
このとき、ずっとこの先ものを集計していくと、
2兆数千億円先ものだけを買い越していました。
現物は数千億円しか買い越していないというのが、この外国人投資家の動き。
対してジャクソンホール会議があった翌週から、
日経平均が1,000円いくら下がってくるんですけど、
このときは1兆数千億円の先ものの売りで下げているというのがありました。
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先週出た9月末ですね。
9月末、これ特殊要因もあるので一概に言えないんですけど、
外国人投資家が先ものを1兆5千億円で、現物を合わせて2兆5千億円ぐらい売り越しだったんです。
で、先週9月末までの1週間、これ1,300円に日経平均が下がった。
これ、配当の件もあったりするので、一概にすべて外国人が売りとは言わないんですけど、
この外国人投資家の動きというのが、非常に今日本市場を謳歌しているというのがあります。
これはなぜかというと、2010年から当省さんがアローヘッドというのを持ち込んです。
それが今この右側にあるんですけど、
私たち個人投資家というのは一番左側なんです。
一番左側に投資家ってあるんですけど、
そこから証券会社に委託して、そこから当省にシステムが行く形です。
ただし、今外資系統が行っているのは、その真ん中にあるように、
ホロケーションエリアというのがあって、
これ、当省の中にあるものと一緒のところで、
そこのところで自動買い買いが進んでいるというのがあります。
昨日の先物の手口、ちょっと資料のほうにはないんですけど、
昨日の手口を今日ちょっとここにご用意させていただきました。
これ、先物の手口です。
一番上、アムロ証券が書かれてます。
アムロ証券というのが、これ一番右のほう見てみて、非同士ってあるんです。
買いのほうが32119枚、売りのほうが28327枚。
その下のソシエティジェネラルってのがあると思うんですけど、
こちらのほうが買いが9681枚、あと12626枚と、
もうこの2社だけで4万近くやってるんです、先物。
これがもう、今、先ほど言いました、ホロケーション売買という機械化によって、
この売買は行われてるんです。
その下、今松井証券ってありますけど、
これは完全に、個人投資家さんが先物でやってる注文というふうに思います。
それが出てきて、ようやく3972枚っていうことになります、累計で。
だからこの先物市場の全体7割ぐらいは、
これが機械化というか、そういうホロケーションで、
すべて売買が今行われてる現状というふうに思います。
これははっきり言って、現物市場も一緒の流れだというふうに思います。
今最後にリスクのところでお話ししようと思うんですけど、
これがもう年々スピードアップして、
私も昔証券リーラーやってるときに、
1回2割とかこうやってたんですけど、
もう今当然そういうことをやってても、
なかなかリガーが上がってこないというのが現実だと思いますし、
年々スピードアップはしているというところがあると思いますので、
その辺は絶対にリスク要因になってくるというふうに思っています。
いかがだったでしょうか。
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後半エピソードもありますので、合わせてお聞きください。
このように投資初心者の方にも役立つプレミアムブリッジサロンは、
ライブ配信を行っていきます。
説明欄に記載のURLをご覧ください。
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