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2023-10-04 08:04

#574【書籍紹介】「ウォール街のランダム・ウォーカー」株式投資の不滅の真理とは?

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このシリーズでは、投資・経済・お金・ビジネス関連の書籍をインターン生がピックアップしてご紹介していきます。

今回は、「ウォール街のランダム・ウォーカー」です。


本書は、米国にて「投資の名著」として絶賛されるベストセラー、A Random Walk Down Wall Streetの最新版です。

「インデックスファンドへの投資がベスト」という主張が、データを示しながら具体的に論じられています。


著者:バートン・マルキール


興味を持った方は、ぜひ本を読んでみてください! ⇒⁠⁠⁠⁠ ⁠https://amzn.to/467VlSw

 

ブリッジサロン ⇒⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.bridge-salon.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠

株式会社インベストメントブリッジ作成

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
インターン生の米川でございます。
このエピソードでは、投資、経済、お金、ビジネス関連の書籍を
インターン生がピックアップしてご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、ウォール街のランダム・ウォーカーという本です。
著者のバートン・マルキール氏は、ボストンラテンスクールを卒業後、
ハーバード大学で学士号とMBAを取得。
その後、プリンストン大学で経済学の博士号を取得しました。
大学卒業後は、大統領経済諮問委員、エイル大学ビジネススクール学長、
アメリカン証券、取引所理事等、様々な重役を歴任されてきました。
現在は母校であるプリンストン大学名誉教授、リバランス社投資アドバイザーなど、
今なお多方面で活躍しています。
そして、この本は特に個別株を運用し、キャプタルゲインの獲得を目指しているが、
どうしても勝つことができない、また、含み益があってもそこまで大きい額ではない、
個人投資家の方にお勧めしたい本です。
私自身もキャプタルゲインを求める投資家として、3年近く株式投資を行ってきましたが、
この本を読んでから、自分の投資手法を大きく変えるきっかけになりました。
とにかく安定してリターンを獲得したい方には、ぜひお勧めの一冊になっています。
それでは、内容の紹介に移っていきます。
まず、この本の構成をご紹介します。
この本は全4部、15章、約500ページにもなる、かなり分厚い本となっています。
そして、それぞれの部を端的に説明すると、1から3部が株価を推測するのは不可能ということを学術的に解説し、
4部で投資の主軸はインデックス投資という内容で構成されています。
また、この本は現在第13版なのですが、初版から更新されるごとに、その時々の新しい投資手法についての解説もアップデートされています。
続いて、本書から特に伝えたい2点をご紹介します。
1、ファンダメンタル・テクニカル分析は株式市場ではうまくいかない。
2、インデックス投資はプロの運用成績よりも優れている。
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この2点です。それぞれご紹介していきます。
まず、個人投資家の皆さんは、テクニカル・ファンダメンタルどちらの手法で投資をしていますか?
ちなみに、私は株式投資を始めてからずっとテクニカル分析を行ってきました。
言葉を知らない人向けに解説すると、テクニカル分析とは、投資対象の企業がどのようなビジネス・業績をしているかはお構いなしに、ただ日々の株価・チャートの動きのみで投資を行うことです。
逆に、ファンダメンタル分析とは、その企業の将来における利益・配当を予測し、その他無数に存在する情報をふるいにかけ、株式の価値を算出することです。
一見、どちらの手法も明確なルールを作り、適切に運用すれば利益を上げられそうだというふうに考えますが、著者はどちらもおかしい点がたくさんあると述べています。
いくつかご紹介すると、まずテクニカル分析ですが、テクニカル分析はチャートの形からトレンドなどを把握する分析であるが、実際に株価が上がったりチャートが形成されてからではないとトレンドを判断することができない、そして形成されてしまった後の株価はすでに高値であるという問題点。
次にファンダメンタル分析は、様々な情報から株価を分析する手法ですが、そのデータが適切なのか、また仮に適切な情報を持っていてもアナリストが分析する手法が間違えていれば意味がないといったように、分析が完璧に当たることは稀にしかないという問題があるということです。
このように、それぞれの投資手法に矛盾点が生じてしまっているのではないか、と筆者は述べています。
では、筆者は何に投資をするのが最適だと言っているのでしょうか。
それは伝えたいこと2つ目のインデックス投資です。
まず筆者は、インデックスファンドは効率的市場理論から生まれたもので、仮に市場が効率的ではないとしても有効であると考えています。
確かに、S&Pなどの指数は長期的に見て上昇していますし、一番よく聞くおすすめの投資信託は、S&P500に絡んだ商品であることは誰もが知っていることだと思います。
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では、アクティブファンドと呼ばれるプロが運用するファンドの成績はどれくらいだと思いますか。
優秀なファンドマネージャーが運用するファンドの多くは指数を下回っており、指数以上の利益を上げているファンドは10本の指で数えられる程度しかないのです。
このように、筆者はプロの投資家ですら勝てない株式市場では、テクニカル・ファンダメンタルなどの分析を行うより、インデックスファンドに投資を行うことが資産を増やす最適かつ最短の道であると考えています。
今回は軽く筆者の考える投資戦略についてご紹介しました。
この本では、インデックスファンドに投資をするだけでなく、さらに資産を増やすための10か条など、まだまだ紹介しきれない先人の知恵が詰まっています。
利益が出ない、思ったような運用ができないと感じているあなたは、ぜひ一度手に取ってご自身の投資戦略を見直してみてください。
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