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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話を、ながら劇する感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の古田です。
おはようございます。インターン生の斎藤です。
四季報の基本理解
古田さん、突然なんですけど、四季報って読んだりします?
四季報ですか?
はい。
オフィスにありますよね?
はい、ありますね。
本棚に。
記事やポッドキャストで紹介する企業について調べることはあるんですけど、ちゃんと使いこなせてはいないですね。
でも結果を出している投資家さんって、みんな読み込んでいるイメージがあるので、私も使いこなしたいなとはずっと思っています。
いやー、わかります。私も最初見たときは、こんなの読めるわけない、わーぷーみたいな、思いました。
でも、実は四季報って株式投資をする上で、めちゃくちゃ便利なツールなんですよ。
そうなんですか?
はい。今日はそんな四季報を買ったことがない人に向けて、四季報の基本的な読み方から活用方法までわかりやすく解説していきたいと思います。
おー、それは助かりますね。
ということで、今日のテーマは四季報初心者ガイド、株式投資の必須ツールを徹底解説です。ぜひ最後までお付き合いください。
その前に恒例のちょこっと株辞典のコーナーです。今日の用語は何ですか?
はい。今日の用語は連結あるいは連結決算です。決算ニュースでよく連結最終利益がといった言葉よく聞きませんか?
これは親会社だけではなく、ご会社や関連会社も含めたグループ全体を一つの会社とみなして計算した決算のことです。
なるほど。親会社だけの成績表、つまり単独決算とはまた違うってことですよね。
そうなんです。イメージしやすいもので例えると家計簿です。お父さんの給料だけを見るのではなくて、お母さんや子供のアルバイト代を含めた家族全員の収入と支出を合わせるのが連結です。
確かにお父さんの給料が減っても家族全体でお金持ちなら家族としては安心ですもんね。
その通りなんです。本当にでもその通りで、最近は親会社があくまで司令塔で、実際にお金を稼ぐのは子会社というケースも多いので、株価を見る上ではこの連結の数字が最も重視されます。
四季報やニュースを見るときは頭に連結という言葉がついているか注目してみてください。
それでは本編に入っていきましょう。まずそもそも四季報って何なのかというところから説明していきます。
はい、お願いします。
四季報の内容と特徴
正式名称は会社四季報で東洋経済新報社が発行している投資情報誌です。日本の上場企業約3,900社全ての情報が掲載されているんです。
3,900社も?だからあんなに分厚いんですね。
はい、そうなんですよ。しかもこれ年に4回3月、6月、9月、12月に発行されているので四季報という名前がついています。
各号ごとに最新の業績予想や財務データが更新されるので常に新しい情報が得られるんです。
いいですね。でもネットでも企業情報って調べられますよね。わざわざこの分厚い本を買う必要ってあるんですか?
いい質問ですよ。四季報の最大の特徴は東洋経済の記者が独自に取材、分析した情報が載っているということなんです。
独自の情報ですか?
はい。企業が発表する公式の業績予想とは別に四季報独自の業績予想が掲載されているんです。しかもこの予想は結構精度が高いことで有名なんですよ。
へー、企業の公式発表より第三者の予想の方が参考になることもあるんですね。
はい、そうなんです。企業は保守的な予想を出すこともあるので四季報の予想と比較することでより実態に近い見通しが得られます。
ところで四季報って1ページに1社が掲載されていますよね?
いや、実はちょっと違って、基本的に1ページに上下分かれていて、見開き1ページだと4社載っているような感じですね。この限られたスペースに重要な情報がぎっしりと詰まっているんです。
具体的にはどんな情報が載っているんでしょうか?
はい、大きく分けると企業の基本情報、業績データ、財務データ、株価指標、記者のコメントの5つのブロックで構成されています。順番に見ていきたいと思います。
はい、お願いします。
まず企業の基本情報ですが、これは会社名、証券行動、業種、本社所在地、設立年、上昇市場などが記載されています。その企業が何をしている会社なのか、基本的なプロフィールが分かるイメージです。
それは結構会社のホームページでも見られそうな内容ですね。
はい、そうですね。そして業績データの方がより重要になってきます。ここには売上高、営業利益、経常利益、準利益などが過去数期分と今期、来期の予想値として載っています。
その予想値がさっき言ってた四季法独自の予想値になっているんですね。
はい、そうなんです。会社予想と四季法予想が両方載っているので比較できるんですよ。もし四季法予想の方が強気なら成長余地があるということで判断できますし、それが逆なら注意信号かもしれません。
ちなみになんですけど、この外枠にニコちゃんマークが書いてある企業があって、会社費強気、つまり会社計画よりも四季法予想の方が高業績を予想している状態なんです。
なるほど、比較が大事になってくるんですね。
はい、そうなんです。次に財務データでは総資産、準資産、自己資本比率、有利子負債など記載されています。
企業の財務健全性をチェックするのに使えます。
自己資本比率って高い方がいいんですよね?
はい、一般的には自己資本比率は高いほど財務的に安定していると言えます。値安としては30%以上あれば安全権と言われます。
4つ目の株価指標には何が載っているんですか?
はい、ここにはPER、株価収益率のほかTBR、株価準資産倍率、配当利回り、時価総額などが掲載されています。
株価が割安か割高かを判断する材料になります。
最後の記者のコメントっていうのは何が載ってるんでしょう?
はい、これが指揮法の真骨頂とも言える部分なんです。
企業の最新動向、新製品情報、業界内での立ち位置、今後の見直しなどがコンパクトにまとめられています。
おー、記者さんが取材して書いてるんですよね?
はい、そうなんです。企業への取材をもとに客観的な視点で書かれているので、投資判断の重要な材料になります。
特に増額、上振れ、好調といったポジティブなキーワードや、減額、苦戦といったネガティブなキーワードを見つけると、その企業の現状が把握しやすいです。
なるほど、指揮法の構成はわかりました。でも実際どうやって使うのかまだよくわからないですね。
初心者向けの活用法
はい、では初心者の方でもできる指揮法の活用方法をいくつか紹介していきたいと思います。
まず一つ目は業績予想の情報修正を探すという方法です。
業績予想の情報修正まで載っているんですか?
はい、そうなんです。前業の指揮法と最新業を比べて業績予想が情報修正されている企業を探すんです。業績が良くなっている企業は株価も上昇する確率が高いですからね。
なるほど、でも前業と比較するってことは2冊買わないといけないんですか?
理想的には2冊あったほうがいいですけど、最新業だけでも前業からの変化を示す記号が付いているのである程度わかります。
これもちょっと枠外に印マークが載っていて、1本の上向きとか2本上向きがあったり、2本下向きがあったりとかで視覚的にわかりやすいという特徴があります。
いいですね、結構。それなら1冊でも大丈夫そうですね。他にはどんな使い方がありますか?
2つ目は配当入り回りなどのランキングを活用する方法です。指揮法の最初の方にある関東のカラーページには様々なランキングが掲載されていて、例えば配当入り回りの高い企業ランキングなどが特集されています。
配当重視の投資をしたい人には便利ですね。
はい、そうなんです。もしランキングに載っていたら是非見てほしいのですが、配当入り回りが異常に高い場合は株価が大きく下がっている可能性もあるので、必ず個別ページで業績や財務状況も確認することが大切です。
3つ目の活用方法は興味のある業界を深掘りするというやり方です。
と言いますと?
例えばですけど、日常生活で気になった商品やサービスがあったらその企業を指揮法で調べてみるんです。
そして同じページや近くのページには同業他社も載っているので、業界全体の把握ができます。
それめっちゃ面白そうですね。自分が普段使っているサービスの会社を調べるって投資のモチベーションにもなりますしね。
はい、まさにその通りです。投資は身近なところから始めるのが一番ですからね。
はい、斉藤さん正直まだちょっと難しそうな気もするんですが、初心者が指揮法を使う時の注意点とかあったら教えてほしいです。
いい質問ですね。初心者の方が指揮法を使う時のポイントをいくつかお伝えしていきたいと思います。
はい、お願いします。
四季報の基本的な読み方
まず一つ目は全部読もうとしないということです。
読まなくていいんですか?
最初にお伝えした通り、3900社すべてを読むっていうのは現実的ではないですよね。
そうですね。
最初は自分が知っている企業や興味のある業界に絞って読むことをお勧めします。
なるほど、それならちょっと完璧主義がある私でも続けられそうです。
そうです。そして二つ目は数字の変化に注目するということです。
絶対値よりも前期比でどう変化するっていうのを見た方が大切になってきます。
売上が増えているか利益が伸びているかみたいなことですね。
はい、その通りです。特に連続増収増益などをしている企業は安定成長している証拠なので注目です。
他にもありますか?
はい、三つ目は記者コメントを最初に読むということです。
最初にですか?数字から読むんじゃなくて?
はい、実はこの四季報のコメントは最初にくすみつき括弧で絶好調とか反落といった見出しがついているので、
そこを読むだけでも会社の勢いが分かりますし、その後の記者のコメントを見ることで大体把握することができます。
なるほど、一言で一番最初に書いてあるならパラパラっと見るときも見やすそうですね。
はい、そうなんです。そしてその後の文章を読むとその先ほどの絶好調の理由とか、なぜ利益が出ているのかや新製品の売れ行きなど、
数字の背景にあるストーリーをさっくり把握することができます。
なのでそこで興味を持った企業の数字を詳しく見るという順番の方が効率的なんです。
なるほど、まずはストーリーから入るということですね。
はい。
それならなんかわかりやすくて挫折しなさそうです。
そうですよね。そして4つ目がネット版も活用するということなんです。
実はこの式法にはオンライン版というものもあって、スクリーニング機能なども使えるんです。
え、オンライン版もあるんですか?嬉しい。
そうなんですよ。有料サービスで使える機能がちょっと値段によって変わってきたりもするんですけど、条件を指定して企業を絞り込んだりだとか、業績の推移をグラフで見たりできるのでとても便利なんです。
なので書籍版で基本を学んで慣れてきたらオンライン版を検討するっていうのもいいですね。
なるほど、最初はもう書籍版で十分そうですね。
はい、そうなんです。
そして最後5つ目のポイントは式法だけでは判断しないということです。
式法の活用と情報源
式法はとても便利なツールなのですが、あくまで当事判断の材料の一つです。
企業のIR情報、ニュース、株価チャートなど他の情報源も合わせて総合的に判断することが大事です。
確かに式法を防止することは危険ですもんね。
はい、その通りです。式法を入り口にして気になった企業をより深く調べていくというスタンスが理想的です。
斉藤さん、今日式法について教えてもらってすごく興味が湧いてきました。
それは良かったです。最初は分厚くて敬遠しがちな式法ですが、使い方さえ分かれば投資の強い味方になってくれます。
特に記者さんの独自予想が乗っているというのが魅力的だと思いました。
企業の公式発表だけで分からない情報が主観的なコメントとかも得られるのはすごく大きいポイントですね。
はい、そうです。ただし式法の予想も100%当たるわけではないので、あくまで参考情報として活用してください。
はい、今度書店に行ったらぜひ手に取ってみようと思います。
はい、おすすめです。最初は興味のある企業を数字調べるだけでも十分価値があると思いますよ。
皆さんもぜひ式法を手に取ってみてくださいね。投資判断は必ずご自身の責任で行うようにお願いいたします。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
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