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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。皆様、おはようございます。レバレッジETFが大好きなインターン生の吉村です。
このラジオでは、いろはに投資で取り上げられない投資経済関連の話題について、アナリストのたまご2人がゆるりとお話ししていきます。
はい、今日も森くんに来てもらってます。よろしくお願いします。
お願いします。先日ですね、吉村くんと資産運用EXPO2023春に行ってきて、そこで結構ね、いろんな話を聞いてきたので、
それのシェアをちょっとしようかなっていう感じで、今日は行こうかな。
そうだね。そのEXPOが3日間あって、そのうちの最終日に行ってきましたと。
そこで大きく2つの人からお話をいろいろ聞いて、ちょっとそこで得た試験とか考え方を今日はシェアできればなというふうに思います。
じゃあ、まず俺から紹介すると、僕が聞いたのがJPMorgan Chase銀行で市場調査本部の本部長を務められている佐々木さんという方から聞いた話をちょっとシェアできればなというふうに思います。
この方はですね、今回の講座の中で、2023年というのはEUと中国が世界成長の鍵になってくるんじゃないかという話をされていました。
まずユーロの方だと、今結構エネルギー価格上がって大変そうだみたいな印象を持っている方が多いかなと思うけど、
今年は暖冬になっている。結構暖かいというところで、天然ガスとかの在庫も情報収集されていて、在庫も積み上がっているというところで、ここが結構鍵なんじゃないかというところと、
中国がゼロコロナ撤廃というところで、今後どれくらい伸びてくるかというところに注目したいという話が出てたね。
リセッションのダメージというのがそこまで大きくないんじゃない、みんなが思っているよりという話だったよね。
うーん、そうそうそう。
という中で、実際インフレ率というのは来年どうなっていくのというところでいくと、来年の末、2023年の12月の今出ている予想だと、アメリカが2.6%くらいまで、今7%前後あるところを考えると大きく減少するんじゃないかという予想。
で、EUもそれに伴って2.8%くらいまで戻るんじゃないか。
で、日本に関しては2.7%くらいで高止まってくるというところで、アメリカを超えてくるというふうな予想が出ていると。
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これはやっぱり消費者に転嫁し始めたのが、日本だと遅いというのもあって、これから反映されてくるというふうに考えると、インフレ率が高止まるんじゃないかというふうに言われてたね。
そもそも国の特徴みたいなところで、日本は賃金上がらないから上げづらいっていうのがロストになっているからね。
いや、そうだね。
それに加えて、日本のCPIで見ていると、大体財とサービスが半々になっているというところで、財は結構上がってきている中で、サービスがね、やっぱり今森くんが言ってくれた労働力のところで賃金が上がってないというので、サービスが全然まだ0.5%とかその辺だから、ここがなかなか上がってこないと。
しかも、家賃もなかなか日本だと上げづらいし、インバウンドも最近やっと入ってきたということを考えると、全然まだ低水準だよね。
そうだね。撤廃されたのが割と最近だっていう話だったよね。緩和がされたのが最近で、鎖国がやっと解除されつつあるという中で、サービスの上昇が今後始まるんだったら、CPIの上昇はこれから本格的になってくるよっていう感じだと思う。
そうだね。財はすでにアメリカに近い水準にはなってきてるけど、サービスがまだまだっていうところで、ここがやっぱり上がってきてしまうと財が下がってもやっぱり高止まっちゃうっていうような話だったね。
っていうところで、そういう中で2023年の河瀬の方の話でいくと、まずそもそも円って結構ドルに影響されてるっていう中で、今年はドルはそこまで強くないんじゃないかっていう話が出てて。
ドルも過去を見ると常に強い通貨っていうわけではなくて、基本的には弱いと。その中で強くなるときが大きく分けて2つあると。1つがFRBによる利上げの期待が高まったときに上がると。
いいところで。去年なんかね、去年のだって今頃とかは年末の金利の予想当て0.75とかだったのに、それがもう今や4%超えてすごいことになってるってことなんで、期待が高まるだけでこうやっぱり息に上がってきたと。
で、もう一個がアメリカの経済が世界で独り勝ちしたときというところで、2021年とかもPMIがアメリカが世界でも突出してすごく高かったっていうところで、こういうときにすごくドルが強くなったと。この2つがやっぱり大きいっていう話があったね。
うん、そうだね。それに加えて、2022年は各国の通貨で見てもドルが最強、米ドルが最強で日本円が最弱みたいな。1ドル150円って歴史的に高い水準をつけちゃったっていうのがあったりだとかしてたけど、実際はドル円って実は一緒に動くことが多いから、ドル高のときは円高になりやすいみたいな感じで。
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そういう場合は新興国通貨とかが、逆に米ドルと相関関係が強かったりみたいなところがあって、なんだかんだ2023年はドルが最弱になるかもしれないっていう話だったね。
うんうんうん、そうだね。結構でも確かに他の通貨と比べて円がどれぐらい変化したかって非常に重要っていう話があって。1個面白かったのだと、2022年は円が一番弱かったわけではなくて、まさかのスウェーデンクローナーが弱かったっていう。こういうのもちょっと日本にただ住んでるだけで気づかない点だから。
やっぱりそう見ると、日本だけがただ負けてるわけじゃないっていう風なところ。そういうところを見ながら、投資のときもやっぱり為替リスクはつきものだし、フェイクスとかやられてる方だったらね、もうなおさらだということで、そういうところはしっかり確認していきたいよね、これから。
そうだね、G10で見ると確かに米ドルが強くて日本は弱いけど、新興国を入れると2022年はブラジルレアルが一番強かったらしいね。
もうね、全然知らなかったね。
2023年はドルはやっぱり弱くなっちゃって、円も長期的にはまだ弱いままっていう予想だったから、両方弱くなるんだったらそんなに為替は激しく動かないみたいな感じだったね。
そうだね。ただ、ここに関してはちょっともっと理論的なアプローチで為替を見てみると、為替を決定する理論的な要因としては購買力閉鎖っていうのがあると思うんだけど、
これは簡単に説明すると、日本で売ってるものとアメリカで売ってるもののものの価格をベースに為替が決まるっていうので、
例えばアメリカでハンバーガーが2ドルで、日本で200円で売られてたら1ドル100円ですっていう、そういう感じだよね。
で、今この購買力閉鎖でドル円がいくらなのかっていう風なのを見ると、実は70円から80円ぐらいのレベルになっていると。
なんでこれがここの価格まで修練してないのかっていうところでいくと、これすごく大事なことを佐々木さんおっしゃって、最近だと経済合理性よりもイデオロギーが重要視されてると。
これはつまり経済合理性を考えると、日本企業は例えば日本に帰ってきて日本で生産した方が有利。
何もかかわらず海外に拠点を置いたまま海外で活動したりしてるっていうところで、こういうところはまさにイデオロギーの方が重要視されてるっていう風に話があって、これはすごく納得したよね、この話は。
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なんかこう、理論では説明できなくなってきてるっていうところでね、結局貿易赤字も今20兆円ぐらいだっけね、拡大してて。
まあエネルギー価格が上昇してるだからそれはしょうがないんだけどみたいな話だったよね。
うん、そうだね。やっぱり今日本の電力のうちだいたい4割が天然ガスで、3割が石炭です。残りがその他っていう感じ。
その石炭のうちの60%ぐらいがオーストラリアって話があって、だから今後結構オーストラリアの通貨には注目っていう話があったので、皆さんもちょっと見てもらえるといいかなと思いますね。
買わせる大事なのは結局長期じゃなくて短期の金利差っていう話があってね、そこでこうなってくるとYCCの修正とかではなくて、マイナス権利の方がどうなるかっていうところも大きくなってくるし、
そのやっぱりキャリートレードが2023年は増えるんじゃないかっていうこと。スマップポイント目当ての消耗金取引みたいなのが急増する可能性が高いっていうような話だと思う。
そうだね、やっぱり貿易赤字も日本を拡大してるってことを考えるとキャリートレードが促進される要因になるよね、それもね。
さっきね、YCCは1月の金融政策決定会議では変更しないっていうような形があったから、どんどん今0.5で張り付いてる10年債の金利っていうのはずっとこのまま維持されてるっていうことで、国債の買い出かっていうのもずっと続けていくっていうような形になるんだろうね。
そうだね、また国債市場における日銀と投資家の対峙がまた始まるっていう、継続するっていう感じだったね。
国債引き受けっていうのがこのままずっと続くんだったら円安って長期的に見たら絶対止まらないよねっていう話だったね。
そうなんだよね、実際年明けの新発の国債でも全部日銀が買ってるっていうことを考えるとね。
あとは結局黒田さんの日銀総裁の変更っていうのが4月にやってくるっていうところで、残り残されたのが3月に1回だけ会合があるっていうところで、
あとはここでどうしていくかだよね、この最後の任期として黒田さんが。
ちょっとでもこの金融政策の正常化みたいなところに動くのか、それとも現状維持で新しい総裁の場を取っていくのかっていう感じだけど、
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そもそも円外介入とか為替を安定させる場合の円外介入とかって外貨準備を使うから、ずっとそれで円を高いままに維持するっていうのは不可能だからこそ、
新興国家部とかはよく時刻通貨が安くなったりしがちだよねっていうのがあって、日本もそれになる可能性が高いみたいな話だったもんね。
そうだね、本当に佐々木さんの話を聞いて、為替のところが特に理解が進んだなっていうふうに新しい観点が見つかったっていうところで、すごくいい話だったんだけど、
もう一人の経済アナリストの人からも話を聞いたので、それを森君からシェアしてもらえればと思います。
アナリストの森永光平さんっていう方から、リスクシナリオについていろいろちょっと聞いたんだけど、時間も時間なんで、少しだけ話していこうかなと思うんですけど、
まず日本のGDPの実格の値は、今はコロナ前の水準より実は上っていうようなお話があったね。
これはこの日本のメディアだと、日本のGDPはコロナ前に回復してないみたいなお話がすごい出てるんだけど、それは実はデータが間違っていて、
今の、例えば2022年の第三四半期のGDPっていうのは、コロナ前の水準と比べると、確かにまだ低いんだけど、その比べている水準っていうのが2019年の第三四半期。
これが消費税増税の前のタイミングで、消費税増税で一気に消費が落ち込んでGDPが冷え込んだタイミングの前のデータを使ってるからこそ、
GDPが回復してないって言ってるけど、実はその増税した後のGDPを使うと、コロナの後でもGDPが回復してるっていう話があってね。
このタイミングで、ちょうど消費額も逃げ方下がりになってきていて、コロナ禍でのマンボウが出てた時の、その値を調整したとしても、消費額がずっと下がってるっていうところで、
これがやっぱり、この消費税の増税っていうのが一番の問題だったっていう。コロナじゃないっていうのが、なかなかちょっとみんな忘れてるかもしれないなっていうふうな印象を抱いたね。
なんかそのCPIのお話もあったと思うんだけど、家賃を抜きにしたCPIがだいたい4.4%、今、日本で最新の値ではなんだけど、
米国のCore CPIと同じ基準で測ると、食料とかエネルギーの価格を除くと1.5%だから、ほぼ1ギガ目標としている物価安定の2%より全然下の値なんだね、まだ。
なので、これからどういうことが言えるかっていうと、ほぼエネルギーの価格高騰と円安による資源高のせいで、あれ価格が上がってるように見えるだけでっていうような話だったね。
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これで、結局賃金の上昇と物価の上昇を比べて、実質賃金を見てみると、やっぱりマイナスになっていて国民の生活が苦しいっていうままだから、
この状態でイールド幹部コントロール修正だったり、利上げに近い方向に舵を切るっていうのはそもそも間違っているからこそ金融間は一択だよねっていう話をしてたよね。
そうだね、まさにこの日本は今森くんが言ってくれた通り、コストプッシュによるインフレになってるっていうところで、
これがちょっとアメリカとの違いになってて、アメリカはコストプッシュインフレと、あともう一つの地方換気型のディマンドプルインフレの複合型のインフレになってるというところ。
ここがやっぱり日本とアメリカの大きな違いで、結局賃金も上がってこないから、コストプッシュだけでただただきついというか、日本経済はしんどい思いをしてるっていうふうな話だったよね。
コストプッシュは要は供給側の要因で上がってるから、そこで仮に利上げをしたとしても、別に需要が落ち込めるわけじゃない。
だから経費悪化させるだけで特にインフレが収まらないっていう問題がある中で、ちょっと利上げっぽい方向に価値を切り始めても仕方ないと思うんだけど、
わしら普通に間違ってるよねっていうのがまずリスクのお話の冒頭だったね。
それはGDPGapとか見てみても供給型っていうのは明らかでね。
10月の消費支出のお話もあったけど、消費支出が上がってるのは10月が確か1.2%かな、消費が上がってるよみたいな。
ある新聞が代々的に報じてたけど、それのほとんどは宿泊料が原因で、全国旅行支援が始まったタイミングでみんながいろんなところに旅行して宿泊料が上がったせいで消費が一時的に増えたというだけで、ほかはほぼマイナスだよみたいな話とかがあって、
データをしっかり細かく見ることが大事だよっていうお話のメインのところだったね。
本当に旅行額だけがもう圧倒的に高かったんだよね、数値がもう。
50%ぐらい確か。
他が何か数パーセントとかなのに、ほとんどそれで持っていかれてたから、本当にメディアについても批判をされてたよね。
かなりされてたかなっていうような感じだね。
それに加えて、個人的にロシアの地勢額リスクのお話が結構面白かったかなっていうふうに勉強になったと思うんだけど、
フライナーにバチバチやる上で核を使うのか使わないのかっていうのがやっぱり今一番の論点で、
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核を実際使うんじゃなくて使うのを示唆した段階でもう時が始まるみたいな話だったよね。
そうだね、もう使ったらもうおしまいだから、使う可能性が出てきた時の期待がまずいっていうふうな話。
これでもう経済は崩壊し始めるっていうような話。
それに加えて、今チャイナもね、ちょっと今、核リスクがね、かなりあって、台湾に進行するんじゃないかみたいなのが今かなりあって、
それがこう、ある経済のプロの話だと、2023年か4年に起こるんじゃないかみたいな話があってね。
これはでも結構俺、意見として納得したなと思ってて、
2024年っていうのは、まず1月に台湾の総裁選があるというところで、
ここでその民進党、中国と距離を置いてる方の独立派って言われてる民進党が引き続き勝つと、本当にこの中国との対立がさらに立下して、
それに加えて、アメリカの大統領選もあるところで、ここでもし共和党が勝ってするとやっぱり中国への攻撃リスクが高まってくるというところで、
これでちょっと2023年の末とかにね、これの前に仕掛ける可能性もあるんじゃないかっていうふうな話があって、
それは確かにロジカルだし、そういうこと言ってるし結構他のアナリストもいたから、
ちょっとここは暗いのも今ある中で、新たなリスクとしては2023年は特に重きを置いておかないといけないのかなっていうふうにはすごく感じて、
すごく貴重な話が聞けたかな。
ちょっとチャイナ株が不安定になる可能性があるよね。党と民進党の両方強硬派がなってしまった場合のっていうのがあるからね。
2027年にね、習近平国会主席の3期目が終わり、かつ人民解放後の100周年があるからっていうのもあって、
っていうような話もあって、その前にやっぱ光田とか2027年とか2023年、2024年あたりに一個の転換点が来るよねっていうような話があったかな。
そうだね、だからなかなかこれからの時代も、ウクライナだけじゃなくて中国とかも含めて大きくね、
知性学リスクが影響してくる時代に突入してくるっていうふうな感じなので、皆さんもぜひ為替動向とか経済の、
世界各国の状況とかもしっかり把握した上で、株式投資なり皆様が得られている投資に臨んでいただければというふうに思います。
お話しした内容は情報提供を目的としたものであり、過去の実績、予想、見解、将来の成果を示唆あるいは保証するものではございません。
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投資のご判断はご自身でしていただくようお願いいたします。