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株式会社インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、メキシコ料理にはまっているインターン生の坂田です。
このポッドキャストでは、スマホ時代の投資・企業分析メディアいろはに投資の記事をもとに、
投資の基礎知識から最近のトレンドまで幅広くご紹介いたします。
通勤時間などの隙間時間でながら学習をして、様々な知識をつけていきましょう。
本日ご紹介する記事は、5月13日に公開した
半導体銘柄・半導体メーカー・ロジック編・本命銘柄5社をご紹介、です。
まずは、結論を3点ご紹介します。
1.半導体メーカーは大きく3種類に分類できる。
2.ロジック半導体はPCやスマートフォンの心臓部分。
3.米国企業は半導体メーカー市場でプレゼンスが高い傾向。
それでは、記事本文に入っていきましょう。
あなたの周りにある多くの製品に搭載されている半導体。
新型コロナウイルス感染拡大による半導体不足で耳にすることも多いのではないでしょうか。
実は、この半導体とは、ロジック半導体を含む半導体ICを指すことが多いです。
そこで今回は、ロジック半導体の意味や、今注目したい半導体メーカー関連銘柄5線を分かりやすく解説していきます。
まずは、半導体メーカーの基礎知識を振り返っていきましょう。
そもそも、半導体メーカーって何でしょうか。
半導体メーカーとは、半導体の設計や製造、加工などを行う企業のことを幅広く指しています。
広い意味では、半導体製造装置メーカーや半導体材料メーカーを含むこともあります。
ここで言う半導体とは、ICチップのことを指している場合が多いです。
ICチップとは、シリコンチップの上に従来別々だったディスクリート、つまりトランジスタやコンデンサーなどの機能をまとめたものです。
では、半導体とは具体的にどのようなものなのでしょうか。
半導体とよく同義とされるICは、大きくロジックとメモリー半導体に分けることができます。
今回取り上げているロジック半導体は、デジタル信号をメモリから読み取り、何らかの処理を実行した上でメモリに書き込む専門性の高いICです。
また、CPUを搭載していて複数の機能、装置をまとめてチップ化したもの、マイクロもロジックの一種でPCやスマートフォンの心臓部を構成しています。
半導体についてもう少し基本的なところから知りたいという方は、概要欄の方からいろはに同士の記事をチェックしてみてください。
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続いて半導体メーカーの種類を見ていきましょう。
種類としては、IDM垂直統合型メーカー、ファブライト、そしてファブレスです。
ファブライトとは、原則半導体製造は行うものの、製造コストの高い最先端プロセスのもののみ、全工程受託企業のファウンドリに懐中する企業のことです。
ファブレスとは、設計のみを行い、製造はファウンドリに懐中している企業です。
ファウンドリについてもう少し詳しく知りたいという方は、概要欄の方からいろはに同士の記事をチェックしてみてください。
では、いよいよ半導体メーカー関連名から5選、ロジック編を紹介していきたいと思います。
早く知りたいという方に向けて、まずは5社紹介します。
まずは、Broadcom、そしてNVIDIA、Qualcomm、Advanced Micro Devices、Intel、それぞれの企業について詳しく説明していきます。
まずは、Broadcomです。
Broadcomはナスタックに上場していて、時価総額は約3兆円となっています。
日本で最も時価総額の高いトヨタ自動車と同様の規模です。
そんなBroadcomは半導体メーカー市場市値第6位で、市場の3.2%を占めている企業です。
同社の強みとして、無線通信向け半導体が挙げられます。
保有している特許の数はなんと2万を超え、無線通信のリーディングカンパニーとなっています。
ちなみに、Apple製品の多くに同社の半導体が入っていて、売り上げの約20%はAppleからです。
また、半導体事業だけではなく、ソフトウェア事業にも注力しており、売り上げの約4分の1を占めています。
同事業では、サイバーセキュリティやSNなどのサービスを提供しています。
同社は1991年に設立され、1998年にNASDAQ上場しました。
しかし、2016年にヒューレットパッカードの半導体部門を起源とするアバゴテクノロジーによって買収され、上場廃止となりました。
この買収に伴い、アバゴテクノロジーは社名を知名度が高かったBroadcomに変更し現在に至っています。
収益面では、営業利益率が年々改善しており、現在では30%を超えていて、技術力を活かした価価値の高いビジネスモデルの確立に成功しています。
この収益性の改善の裏側には、同社の買収戦略が挙げられます。
同社は、2016年に通信機器製造のBlockade Communications Systems、2018年にはソフトウェア開発のCA Technologiesを買収しました。
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こうした買収によって生じたの連は、同社が採用している米国会計基準では消却する必要はありませんが、関連費用は消却することが可能であり、それが営業利益を押し下げていました。
ただ、そうした消却がなくなったことで、本業の利益を最大限に示すことに成功しました。
2017年には、スマートフォン向け半導体採用でのクアルコムへ買収を仕掛けましたが、こちらは失敗に終わっています。
続いてご紹介するのは、NVIDIAです。
NVIDIAはNASDAQに上場していて、時価総額は約60兆円と世界第7位の企業になっています。
実は過去5年間で株価が15倍になった天馬が銘柄なんです。
同社は半導体メーカー市場シェア第9位で市場の約3%を占めている企業です。
GPUと呼ばれる3Dグラフィックスなど画像処理や演算に強みがあり、ディスクリートGPU市場シェアは81%と圧倒的なプレゼンスを起こっています。
注目点としてAIアルゴリズムへの製品供給が挙げられます。
スーパーコンピュータランキングの上位500社のうち、約70%が同社のGPUを使用しており、技術力の高さを表しています。
加えてGPUは、eスポーツの人気拡大によって成長中の市場です。
続いてご紹介するのは、クアルコムです。
クアルコムはNASDAQに上場していて、時価総額は約15兆円となっています。
同社は半導体メーカー市場シェア第5位で市場の4.6%を占めている企業です。
モバイル向けの通信半導体に強みがあり、市場シェアは半分以上と圧倒的なプレゼンスを起こっています。
今年1月に開催された世界最大級のエレクトロニクス関連展示会のCES 2022では、GENERAL MOTORSが同社の製品を使用すると発表しました。
最後にご紹介するのは、アドバンストマイクロデバイセスです。
アドバンストマイクロデバイセスはNASDAQに上場していて、時価総額は約17兆円になっています。
同社は半導体メーカー市場シェア第10位で市場の約2.7%を占めている企業です。
CPUとGPUを融合したAPUに強みがあり、これは同社が開発した製品です。
2006年にGPU製造企業のATI Technologiesを買収したことで、もともと強みであったCPUと融合させてAPUを開発することに成功しました。
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APUのメリットとしては、例えば、APUだけにデータが通るため省電力化が可能だということ、そして処理の効率化も可能であるということ、
そして製造コストカットにつながる、これらのメリットが挙げられるでしょう。
最後にご紹介するのはインテルです。
インテルはNASDAQに上場していて、時価総額は約18兆円となっています。
同社は半導体メーカー市場シェア第1位で市場の12.3%を占めている企業です。
同社はロジック半導体メーカーとして知られており、パソコンのノーともいえるCPUに関しては世界シェアが8割と圧倒的なプレゼンスを見せています。
CPUに加え、GPU市場でも約7割ものシェアを誇っており、昨年からファウンドリー事業にも参入することを表明するなど、ITM型、垂直統合型の半導体企業といえます。
続いては、皆さんも気になるところ、半導体メーカーの見通しを見ていきましょう。
今後、半導体メーカーの需要は伸びるのでしょうか。
半導体そのものは、PCやスマートフォン、自動車、家電など様々なものに搭載されており、どれも今後需要が伸びていくにつれ半導体メーカーへの追い風となるでしょう。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大による新たな需要拡大とそれに伴う供給体制の逼迫で、半導体不足は継続しており、多くの半導体メーカーが需要に対応できていません。
世界半導体市場統計によると、2022年の半導体市場の成長率はCHGR8.8%と予測されており、引き続き大きい成長が期待できる市場になっています。
では、日本での半導体メーカーはどうなのでしょうか。
日本にも半導体メーカーは存在していますが、規模や技術面では海外製に少し遅れをとっているのが現状です。
しかし、メモリー製品の製造をしている記憶シアや、SMOCイメージセンサーで圧倒的視野のソニーなど、世界のリーディングカンパニーも存在しています。
また、日本は半導体製造装置と半導体素材に強みがあり、世界にも高いシェアを起こっています。
では、最後に半導体メーカー関連銘柄に投資をする方法をお話ししていきます。
半導体銘柄の関連銘柄に投資をするには、まず証券会社で口座を開設する必要があります。
先ほど述べた5社はどれも外国企業なので、外国株に投資ができる証券会社がおすすめです。
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ネット証券はパソコンやスマホから簡単に口座開設ができて、特におすすめなのは次の3社です。
まずはマネックス証券、そしてSBI証券、IG証券です。
どれも無料で口座開設ができます。
詳しく知りたいという方は概要欄の方からチェックしてみてください。
今回のエピソードでは半導体メーカーの基礎知識や半導体メーカー関連銘柄について詳しく解説してきました。
最後に重要なポイントを3つまとめます。
1.半導体メーカーは大きく3種類に分類できる。
2.5軸半導体はPCやスマートフォンの心臓部分。
3.米国企業が半導体メーカー市場でプレゼンスが高い傾向。
半導体メーカーの関連銘柄に投資をしたい方はマネックス証券やSBI証券を利用してお得に投資をしましょう。
また半導体メーカー関連銘柄に限らず株式投資では時代の流れを読むことがとても大切です。
今何が流行っているのか、これから普及するテクノロジーは何かなど日々ニュースに触れておきましょう。
いろはに投資のポッドキャストでは世界情勢に関するエピソードも配信をしているのでぜひそちらの方もチェックしてみてください。
本日の息抜き
先日私の友達がサンデーゴで留学を始めたとのことだったので私の友達を連れてサンデーゴに行ってきました。
サンデーゴはメキシコととても近くスペイン語が飛び交っていてメキシコ料理ととてもきれいな海が有名です。
ロサンゼルスからは車で3時間弱ほどでアメリカの中でもサンデーゴは私のお気に入りの都市になっています。
今回訪れて印象に残ったのはズバリ最近新作が上映開始したトム・クルーズが主演のトップガンのロキッチュのレストランです。
トップガンを知っている方ぜひコメントしてください。
今回新作はアメリカで先行上映で見るにあたって事前にガネバと友達に会うついでにトップガンのロキッチュに訪れました。
タイムスリップしたかのような雰囲気に誘い知れてとても素敵な雰囲気でした。
現地で食べたメキシカン料理も本当に最高でした。また訪れた市の一つとなっています。
最後にお知らせです。
いろはに同志のポッドキャストは今まで月曜日、水曜日、金曜日、そしてまとめとして土曜日に配信をしておりましたが、
6月からは平日に毎日配信をしています。
今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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フローもして、あっといろはに同志です。
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こちらも説明欄記載のURLよりぜひご覧ください。
ありがとうございました。