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2022-12-14 16:11

#377【レバレッジETF】TQQQとは?株価・取扱い証券会社やSQQQとの違いを徹底解説!

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NASDAQ100指数の3倍の運用実績を目指すレバレッジETF「TQQQ」について、株価や取り扱い証券会社、SQQQとの違いなど分かりやすく解説しています。

★参考記事★

【レバレッジETF】TQQQとは?株価・取扱い証券会社やSQQQとの違いを分かりやすく解説⇒

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株式会社インベストメントブリッジ作成

00:03
インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、インターン生の谷口です。
本日は、いろはに投資の記事紹介です。
ご紹介する記事は、11月9日に公開された【レバレッジETF】TQQQとは、
株価・取扱い証券会社やSQQQとの違いを分かりやすく解説、です。
まずは、本記事の結論3点。
1.TQQQは、NASDAQ100指数の一時運用実績の3倍に連動されるよう運用されるレバレッジETF。
2.上昇相場では1年半ほどで約8倍に成長する脅威のリターンを上げた実績がある。
3.抱えるリスクの大きさも倍以上であり、経費率も高いため長期投資に向かない。
TQQQは、米国の資産運用会社であるプロシェアーズ社が提供するレバレッジETFで、
投資家から絶大な人気を誇っています。
株価は急激な上昇と下落を見せていますが、今後の投資対象としておすすめなのでしょうか。
今回は、TQQQに投資する上で知っておきたい特徴や株価推移、構成銘柄や配当り回りなどについて余すことなく解説します。
まずはTQQQについてです。
TQQQは、ナスダック百試数の日時運用実績の3倍に連動するよう運用されているレバレッジETFです。
ETFとはエクスチェンジ・トレーディット・ファンドの略称であり、日本語では上場投資信託と言います。
ETF自体が数多くの銘柄を含んでいるため、一つのETFに投資すれば、複数の銘柄に投資した場合と同じ分散効果が得られます。
TQQQの概要は次のとおりです。
Ticker TQQQ
正式名称 ProShares Ultra Pro QQQ
運用会社ProShares
市場ナスダック
ベンチマークナスダック百試数
経費率0.98%
準資産額約102億円
取扱証券会社SBI証券、LANEX証券、GMOクリック証券です。
TQQQを運用しているのは、デリバティブを使った金融商品を運用するProShares社です。
TQQQもデリバティブ取引を使うことで、ベンチマークであるナスダック百試数の3倍の値動きをするように運用されています。
このようなETFはブル型と呼ばれ、その反対はレア型と言います。
ブルとは、オウシが角を下から上に突き上げて攻撃する姿から、狂気・上昇の象徴のことです。
03:01
レアとは、クマが腕を上から下に振り下ろして攻撃する姿から、弱気・下落の象徴のことです。
例えば、ナスダック百試数が1%上昇したら、TQQQは3%上昇するようになっているということです。
TQQQは、ナスダック百試数をベンチマークとするアクティブファンドです。
ナスダックは、米国にある世界最大の振興企業向け株式市場です。
ナスダック百試数とは、ナスダック市場に上場している企業のうち、
自家総額と流動性の大きい上位100銘柄を自家総額過重平均で算出した数値です。
自家総額過重平均とは、自家総額の割合に基づいて、構成銘柄の割合を変えて平均を算出する方法です。
では、TQQQにはどんな銘柄が含まれているのでしょうか。
TQQQに占める各セクターの割合は次の通りです。
情報技術49%、一般消費財17%、通信サービス16%、生活必需品7%、ヘルスケア7%、資本財3%、公益事業1%です。
ナスダック百試数と同じように、約半分を情報技術セクターが占めていることが分かります。
次にTQQQの組入れ銘柄上位5社をご紹介します。
Ticker Apple 企業名Apple 組入れ比率8%
Ticker MSFT 企業名Microsoft 組入れ比率5.94%
Ticker Amazon 企業名Amazon.com 組入れ比率3.34%
Ticker Tesla 企業名Tesla 組入れ比率2.32%
Ticker Google 企業名Alphabet Class C 組入れ比率1.92%です。
米国を代表するITハイテク企業などが勢ぞろいしています。
TQQQではこれらの米国個別株以外にも株価インデックススワップなどを利用してレバレッジを利かせています。
株価インデックススワップとは、株価指数の変化率に連動したキャッシュフローと変動金利を交換するスワップ取引のことです。
TQQQの場合、株価が上昇したときには当該株式を保有することなく株価リターンを得ることができるため、レバレッジが効きます。
次は、S999についてです。
プロシェアーズ社は、NASDAQ-100指数の日時運用実績の反対の3倍に連動するS999という商品も運用しています。
つまり、NASDAQに連動するベア型のレバレッジETFということです。
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S999の概要は次のとおりです。
Ticker T999 正式名称プロシェアーズウルトラプロショート999 運用会社プロシェアーズ 市場NASDAQ ベンチマークNASDAQ-100指数 経費率0.98% 純資産額約44億円 取扱証券会社SBI証券マネックズ証券です。
S999は、NASDAQ-100指数の逆方向に3倍のレバレッジをかけて動くように運用されています。
例えば、NASDAQ-100指数が1%下落したら、S999は3%上昇するようになっています。
次に、レバレッジについてです。
レバレッジとは、テコの原理という意味ですが、投資の世界でレバレッジというと、借り入れをして自己資金を膨らませて投資をする方法のことを指します。
レバレッジを利かせることで、少ない資金でも大きなリターンが狙えますが、リスクも大きくなるため、十分な資金管理が求められます。
T999は、金融庁が注意喚起をしているレバレッジ型の金融商品です。
投資する際には、次の2つのリスクについて十分に理解をしておくことが大切です。
1.経費率が高い。
2.下落相場ともみ合い相場に弱い。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずは、経費率が高いについてです。
レバレッジETFのデメリットとして、高い経費率があります。
経費率とは、投資商品の運用に必要な経費で、自身が投資している金額に基づいて自動で支払いされます。
そのため、ETFの保有期間が長いほど、投資家の負担は大きくなります。
T999の経費率は0.98%なので、100万円分保有していれば、1年で9,800円差し引かれることになります。
同じく、ナスタック百試数に連動するよう運用されるインデックス型ETFの999は、経費率が0.2%となっています。
2つ目の、下落相場ともみ合い相場に弱いについてです。
上昇相場には圧倒的なリターンを出すことのできるT999ですが、下落相場や継続的な上昇が続かない相場では損失が大きくなってしまうリスクがあります。
指数の3倍の値動きに連動させることを目指すというレバレッジ型の特徴に落とし穴があるのです。
次にT999の株価推移を見てみましょう。
2020年にコロナショックで下落した後、1年半ほどで約8倍まで価格が上昇しました。
続いて、米国経済や株価の見通しについて見ていきましょう。
新型コロナウイルス感染拡大後、米国では歴史的な金融緩和によりインフレが進行しました。
09:04
これを受けてFOMCでは急ペースな利上げが決定されてきました。
急激な金利上昇に伴い、2022年年初より米国市場で株価の下落が続いています。
2022年9月末時点のCPIは予想を上回り、インフレは40年ぶりの高水準となりました。
ピークアウトの兆しと考える人も増えてきましたが、金利上昇は2022年末まで続くとの見方が多いです。
日本では米国の利上げに伴う急激な円安も進行していて、米国株が割高になっている点に注意です。
投資するかはそれぞれの判断となりますが、米国株式市場がかなり割安な水準まで下落しました。
T999は長期投資向けのETFではないので、短期的にリバウンドするか、上昇の兆しが見えたら買い時かもしれません。
では、T999に投資するメリット・注意点を見ていきましょう。
T999は経費率やレバレッジの仕組みから、リスクが非常に高いことや長期投資に向かないことを解説してきました。
そこで、メリットについても確認しておきましょう。
1つ目のメリットは高いリターンが期待できるということです。
T999はNASDAQ-100指数の3倍の値動きをするよう運用されているため、高いリターンを得ることができます。
ベンチマークであるNASDAQ-100指数と1日のリターンの大きさを比べると、T999は下落する幅も大きいですが、リターンが魅力的です。
値動きの激しさをボラティリティと言って、レバレッジ商品では一般的に高くなります。
ここで、同じくNASDAQ-100指数に連動するよう運用されるインデックス型ETFの999とT999を比較してみましょう。
運用会社はT999がプロシェアーズ、999がインベスコ。ベンチマークはどちらもNASDAQ-100。
種類はT999がレバレッジ型、999がインデックス型。
概要はT999がNASDAQ-100指数の日時運用実績の3倍に連動するよう投資成果を目指す。
999はNASDAQ-100指数に連動した投資成果を目指す。
経費率T999は0.98%、999が0.2%。
純資産総額はT999が108億ドル、999が1457億ドルです。
次に、リスクやリターンを比較していきます。
コロナショック前の2020年年初からT999と999に投資して、分配金は再投資する設定で減少してみました。
ポートフォリオT999
12:02
ファイナンシャルバランス96.82ドル
CAGR-1.13%
スタンダードディビエーション76.28%
ベストイヤー110.05%
ポートフォリオ999
ファイナンシャルバランス133ドル
CAGR10.52%
スタンダードディビエーション24.37%
ベストイヤー48.40%です。
リスクも約3倍となっており、長期投資に向かないことは明らかです。
しかし、2021年末にはT999は一時的に384ドルまで膨らみました。
最高リターンでは1年の間に2倍以上にも上昇した年もあり、短期的なリターンの高さが分かります。
しかし、最大損失や効率性、下落体制を見ても、リスクの高さが伺えるため、あまり投資初心者向けとは言えません。
2つ目のメリットは、奨学から投資ができるということです。
T999は2022年11月8日時点で18.52ドルなので、約2700円から投資することができます。
為替レートは147円を想定しています。
GMOクリック証券のCFD取引では、さらに安い約500円からT999に投資できます。
奨学から投資できるのもT999の大きなメリットです。
ここまでT999の株価推移や構成名柄、メリット・デメリットについて解説してきました。
最後に今回最も重要なポイントをおさらいしましょう。
T999とは、NASDAQ百試数の日時運用実績の3倍に連動するよう運用されているレバレッジETF。
T999の特徴は、ブル型のレバレッジETFで、高いリスクを負う代わりにNASDAQ市場の上昇で高いリターンを得ることができる。
経費率が高くお見合い相場に弱いため、長期投資には向かない。
奨学から投資することができるので始めやすいが、短期的な投資が基本なので投資初心者向けとは言えないです。
T999に投資してうまくいけば短期間で大きなリターンを得ることができるでしょう。
そのため今後も米国経済の成長にレバレッジをかけて恩恵を享受したい場合は選択肢の一つです。
それでは本日の息抜きです。
先日、夜中にドライブに行きました。
免許を取って2年経つのですが、なかなか車に乗る機会もなくふと運転したいなと思いドライブに出かけました。
東京で運転をするのは初めてで、最初は少し不安でした。
15:00
でも運転し始めると楽しくなって朝までドライブしていました。
都内をドライブしたのですか。
この季節なのでクリスマスツリーがあったり、まだイチョウが見れたりととても綺麗でした。
久々に車に乗ると気分転換にもなり、いいリフレッシュだなと感じた日でした。
運転の仕方を忘れないようにこれからもたまにはドライブに行きたいと思います。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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