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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
こんにちは、インターン生の坂田です。
本日は、以前、いろはに投資のポッドキャストのアンケート調査の中で、
株式売買のコツやタイミングが知りたいという声が複数ありましたので、
本日のエピソードでは、株式売買のタイミングについて、
初心者の方にもわかりやすく解説をしていこうと思います。
投資と聞いて初めに思いつくのは、やはり株式投資ではないでしょうか。
さもさも株式とは、株式会社が資金の出資者に対して発行する証券のことです。
投資家は株式を購入することで、会社に投資をする代わりに、
その会社の所有権を得ることができます。
株を売却した際に発生する売買債金による利益も期待できます。
株価が大きく上昇する成長企業に早くから目を付けて投資をしておけば、
資産を大きく増やすことができるのです。
つまり株式投資では買い時と売り時がとても重要になってきます。
まずは株式売買のコツについてお伝えをしていきます。
まずは株式を買う際のコツを3点お伝えします。
まず1つ目のコツは、投資の目的を明確にするということです。
株式投資に限らず、投資を行う上で大切なのは何のために投資をするのかです。
例えば人それぞれ結婚資金、老後資金、子どもの教育費など株式投資をする目的は異なりますよね。
キャピタルゲインを狙う場合は、今後成長が見込める企業の名柄を選ぶようにしましょう。
インカムゲインを狙うのであれば、より複数の名柄に投資をし、
這い通り周りの多い企業を選ぶようにしましょう。
2つ目のコツは、単元未満株から投資をしてみるということです。
株式投資に回せる額は人それぞれ異なりますが、
今資金に余裕があっても、1名柄に大金を投資するのはとてもリスクが大きいことです。
自然災害や企業の不祥事などが起きれば、一気に株価が暴落して損失が大きくなる可能性も否定できません。
保存を避けるためにも、まずは小額から投資を始めつつ、
名柄や機関を分散させることが株式投資の鉄則といえます。
次に、3つ目のコツは、非課税制度を利用するということです。
株の非課税制度は長期的な資産形成をサポートしてくれるため、利用することをお勧めします。
中でも株式投資と相性のいい非課税制度が一般に良いさです。
2024年からは新任さま始まり、生涯で1800万円まで非課税で投資ができるようになります。
株式を買う際は、今述べたこの3つのコツを意識していきましょう。
では、株式を買うタイミングはいつが良いのでしょうか。
このタイミングは先ほど少し言った個々人の投資目的によって変わってきます。
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まずは、キャピタルゲイン、つまりは資産の価格上昇から利益を得たい場合についてです。
この場合は、今後成長が見込める企業の銘柄を選ぶようにしましょう。
投資初心者にとっては、株価が安いか高いかの判断は難しいですが、PRやPBRなどの指標も勉強しながら挑戦してみましょう。
具体的には、ミックス係数を1つの判断材料にするのが良いと思います。
ウォーレン・バフェット氏の師匠としても有名で、バリュー株投資の父とも言われるベンチャミン・グレアム氏が銘柄を探す判断材料として提唱したのがミックス係数です。
ミックス係数はPR×PBRで求められ、これが22.5未満の銘柄が割安株だとグレアム氏は経験則から述べています。
ただ、米国株基準の話であり、日本株の場合はもっと小さくなるのではないか、半分の11.25が日本株にふさわしいのではないかという意見もあります。
ちなみに私としてはこの意見に賛成です。
なお、私はあまり失敗をしたくないのと、細かい数字を覚えるのが面倒なので、切り欲10以下なら割安と判断しています。
続いて、配当金、つまりインカムゲインを目的とする場合についてです。
この場合はまずはしっかりと利益に基づいて配当を出しているかを確認することが大切です。
タイミングとしては、配当利回りが自分の欲しい水準になったら買うのが基本です。
高配当の場合、ポートフォリオ全体で3.5%や4%が基準です。
増減配をしている場合は業績が上がり始めたら買うようにしましょう。
そのためにも増減配を繰り返している企業へ投資をしたい方は、常にその企業の業績を伺っておくことが必要になってきます。
私の場合はポートフォリオ全体で4%を目指しており、最低でも3%以上の株しか買っていません。
では、株主優待を目的としている際の株式を買うタイミングはどうでしょうか。
ズバリ、その際は欲しかったら買いましょう。
その際は必ずその企業の業績を確認し、優待廃止の可能性が少ないことを確認することが大切です。
優待の内容は大切な判断基準の一つですが、それだけにとらわれた結果、質の悪い企業に投資をしてしまえば元も子もありません。
株主優待の話題性や豪華さだけで判断せず、事業は財務状況を踏まえて魅力的かどうか考えるようにしましょう。
ここまでは株式を買う際のコツやタイミングについてお伝えをしてきました。
では株式を売るときのコツ、そして売るべきタイミングはいつなのでしょうか。
まずは株式を売るときのコツを解説していきます。
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そのコツとは、利益目標と損切りラインを決めておくということです。
利益目標とは売買を行う際に狙う利益の割合や金額のことを指しています。
株価が一定ラインに達した時点で売却するため、目標達成のための明確な戦略を持っています。
一方、損切りラインとは、保有している株価が一定の値下がりをした時点で売却を行うことを指しています。
損切りラインを設定することで大きな損失を抑えられます。
続いて株式を売るときのもう一つのコツは、短期売買か長期売買か決めておくということです。
投資のスタイルには短期売買と長期売買の2つがあります。
短期売買は株価の短期的な変動を利用して利益を出すスタイルです。
リスクも高いですが、利益も大きく出る可能性があります。
一方、長期売買は企業の基本的な業績や財務状況に注目し、中長期的な視点で株価が上昇すると予想して投資をするスタイルです。
比較的リスクは低いものの、利益を出すまで時間がかかることが多いです。
自分の投資スタイルやリスク許容度、資金の状況などを考慮に入れて自分に合った売買スタイルを決めましょう。
初心者の方におすすめなのは長期売買です。
では、株式を売るタイミングはいつが良いのでしょうか。
基本的なタイミングとしては、自身が設定した利益目標に達した時、あるいは目標利回りを下回った時に売却しましょう。
目安ではありますが、損切りラインは一般的に買った株価からマイナス8%が多いとされています。
他の損切りラインの決め方として、業績の成長が3%を下回ったら、などの決め方もあります。
利益目標と損切りラインをしっかりと決めておき、株式を売るタイミングを見極めましょう。
株式を売却するタイミングは、ご個人の投資目的によって変わってきます。
実例として、短期売買を繰り返している私の知り合いは、マイナス4%になったら損切り、プラス10%に利益確定としています。
一方、長期売買をしている私は、マイナス10%になったら損切り、プラス25%になったら利益確定としています。
どちらにせよ損切りラインよりも高い利益目標ラインを設定することが大切です。
そうしなければ利益が小さいのに損切りを繰り返すためになり、必ずマイナスになってしまいます。
配当目的で株式を買った場合は、どのタイミングで売却すれば良いのでしょうか。
この場合パターンは3つあります。
まず1つ目のパターンは、企業が基本的に一定の配当をしている場合です。
含み益が最低5年分ほどの配当額を上回った際に売るようにしましょう。
5年というのはあくまで目安ではありますが、5年あれば同じくらい含み益を得られる会社が他にもあるはずだからです。
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2つ目のパターンは、増廃をし続けている企業の場合です。
この場合は売ることは考えずにひたすら持ち続けましょう。
ちなみに買う時も配当利回りが低いことはそこまで気にしなくて大丈夫です。
具体的にはKDDIのような企業が挙げられます。
続いて3つ目のパターンは、増減廃を繰り返している企業の場合です。
この場合、大きな減収減益減廃予想が出たら売るようにしましょう。
日本優先などが代表例です。
海運ならバルチック海運指数を見ることで予想はある程度できるかもしれませんが、初心者の方にはお勧めしません。
では株主優帯で株式を買った場合の売却タイミングはいつなのでしょうか。
大きく2つの場面が想定されます。
まずは株主優帯を使わなくなった時です。
そもそも株主優帯の内容を目的として株式を購入しているので、優帯を使わなくなったら売却しましょう。
2つ目の場合は株主優帯が開約されたらです。
株主優帯の内容が開約されたり、制度そのものを廃止したりする銘柄を保有していると、銘柄を保有するメリットが減るだけではなく株価が大きく下落してしまうことも多いです。
そのため、優帯狙いで投資をしている方でも保有している銘柄の株価の下落が止まらなかったり、
重大な不祥事が発覚した場合で株価が開値よりも10%以上下がったというような場合は、早めに損切りをして別の優帯株に投資をするのが良いでしょう。
本日のエピソードでは株式の売買のコツやタイミングについて解説をしてきました。
まずは株式売買のコツを抑えて自身の投資スタイルを明確化することが何よりも大切です。
その上でベストな株式売買のタイミングを見極めましょう。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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