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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が金融・経済・投資関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。オリンピックロスの編集部の中村です。
母校の甲子園の勝利に興奮さみやまね、佐野です。
はい、お願いします。
今日は初登場の佐野君ということで、よろしくお願いします。
今日のトピックなんですけど、今日は急激な円高、オルカン・S&P500はやばい?こんな時こそ積立投資を続けよう。
というトピックで話していくんですけど、実は8月ということで、2024年も半分過ぎました。
確かに。
早くないですか。
めちゃめちゃ早いんですけど、やっぱり今年から新任さんも始まって半年経ったというところで、市場の仕様が変わってきたというところで、
日経平均が8月5日に市場最大の下げ幅を記録し、その翌日には最大の上げ幅になったところで、
またドル円に関しても、一時は160円を超えていたドル円も、1ヶ月で140円台まで円が上昇しているというところで、
これほど動きが激しいと、やっぱり新任さん始めたばっかりの人にとっては不安は大きいよね、というところで。
佐野君は投資とかって実際やってますか?
そうですね、これはちょうど先月ぐらいから始めて、ギリギリちょうど底値で買えたかなぐらいなんですけど。
なるほど、いいですね。円高も進行する中で、オルカンとかS&P500に積立投資している方多いと思うんですけど、
今後の見通しとか取るべき行動について解説していこうかなと思います。
まず円高の原因について解説していきたいんですけど、佐野君的にニュースとか見てると思うんですけど、どこら辺に原因とかあるかなって思いますか?
そうですね、やっぱり当初のPBR1倍割税制等のことがあって、日本の企業の価値がだんだん上がってきて、
海外投資家のお金資金が日本に向いてきているということで、だんだん円高になってきているんじゃないかなって思います。
長期的に見たらそういう面もあると思うんですけど、やっぱりホットなトピックが2つあるかなと思ってて、
1つがトランプ氏の再選とドル高の牽制というのが1つと、インフレと他によるアメリカの利下げの期待と日本の利上げの観測。
この2つが直近としてあるかなと思っています。
やっぱりトランプ氏の再選というところで、トランプ氏の公約としては米国第一主義を掲げていて、国内労働者を守ることをポリシーとしているんですけど、
その期間として金利を下げてドル安を流して、輸出しやすくすることで国内企業を保護しようという動きというか政策を掲げているんですね。
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つまりトランプ氏はドル安円高を目指す政策を掲げていると。
そんな中、7月13日銃撃事件がありましたよね。
それでトランプ氏への風向きが変わってきたなというところで、トランプ氏の大統領選勝利の見方が強まって、ドル安円高の動きが進んだかなと思います。
ここら辺って佐野君は結構見てますか?
そうですね。やっぱりアメリカ大統領選は少し注目はしていて、
モシトラモシトラなんて言われてますけど、株価って将来の期待も込められてるって言うんですけど、
もうすでにやっぱり織り込み済みだったのかなというところは、ちょっと織り込まれすぎちゃってるのかなみたいなところは少し感じてました。
かなり先のことを織り込んでるなって感じであるんですけど、そういった面もあります。
2つ目がインフレの鈍化によるアメリカの利下げ期待、そして日本の利上げ観測。
最近だと7月30、31日の日銀会合において、政策金利が0.25%引き上げることが決定されている。
一方アメリカでは消費者物価指数が市場予想下回ってインフレが鈍化しているよっていうところを示している。
インフレが落ち着くと、アメリカは9月にFOMCあると思うんですけど、そこでの利下げが確実されるようになってきたと。
やっぱり金利差が少しずつ縮小するとの見方から円高に白車がかかっている一つ要因としてあるかなと思います。
というところで本題なんですけど、円高はオルカンとかS&P500といったメジャーな投資新宅にどのような影響を与えているのかというところを一つ例を挙げて話すと、
S&P500のドル建てのチャートと円建てのチャートの下落率を比較してみようというところで、
だいたいどれくらい差があるかなと思いますか?パーセンテージというか割合くらい。
そうですね、20%くらいじゃないですか。
結構差が出ているという予測ですね。
まずドル建てチャートの最高値からの下落率は8.5%なんですけど、円建てのチャートでは17.9%というところで約10%差が出ているよというところなんですけど、
同じ投資新宅なのにドル建てか円建てかでこんなに差が出てくるというところで、円建ての投資新宅はダブルパンチといいますか、
そういったところで下落幅がより大きくなっているかなと思います。
円高によってドル建て資産の円評価額は一時的に減るんですけど、
アメリカの企業の業績が好調になれば米国株が上がる可能性もあり、一概に円高が悪いとは言い切れない状況なので、
投資をやめないみたいなところが一つ大事かなと思っています。
続いて今後円高が続くのかどうか、それとも円安にまた戻るのかというところで、佐野君的にはどう見ていますか。
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佐野 長期的に見た時には日本は少子高齢化でどんどん国力は下がっていくのかなというところで、円安になっていくんじゃないかなと思っています。
結構長期的に見た時にはそういった見方もあるんですけど、直近1年とか4,5年のスパンで言うと円高の傾向ってしばらく続くとの見方が高くて、
その理由が二つありまして、一つが先ほど挙げた日米の金利差縮小、そしてキャリートレードの巻き戻しというところで一つずつ解説していくんですけど、
まず前述した通り日米の金利差は今後縮小していくよねっていうところで、一般的に金利の高い通貨が買われるんですけど、
金利差に大きな差がなくなれば円売り、ドル買いの魅力っていうのもそんなになくなってくるよねっていうところで、
金利差が縮小すれば円高になる傾向が高いよねっていうのが一つです。
二つ目がキャリートレードの巻き戻しっていうのも円高に大きく影響を与えるんですけど、
佐野君、キャリートレードって何か知ってますか?
ちょっと知らないです。教えていただきたいです。
じゃあ解説します。
キャリートレードとは、低金利の通貨で資金を調達して、高金利の通貨に変えて運用することで金利間の利財を稼ぐ手法のことで、
円キャリートリヒキっていうのが増えると円安の要因になるんですね。
逆に取引量が減る、取引の解消が進むと円高になるっていうところで、
今回の日銀が金利を0.25%引き上げたことで、円のキャリートレード、円の通貨で資金を調達して運用することで利財を稼ぐっていう手法が世界的に解消されて円高が進むと考えられています。
ここら辺の円キャリートレードって、世界中の個人投資家とか機関投資家、そしてヘッジファンドのトレードをやっていたと言われています。
円高になっていくと仮定して、私たち投資家って何をすればいいのかな、どういう姿勢が大事なのかなっていうところなんですけど、佐野君は現状だとどういうあれをしますか。
家具を最近始めたっていうところなんですけど。
そうですね、2つあるのかなって思っていて、1つはいろいろなリスク分散っていうところでいろいろな通貨に投資するっていうのと、
もう1つは考え方としては安く買えるっていうところもあると思うので、買い増しチェックっていうのももう1つ手段としてはあるのかなというふうに思います。
なるほど、全部言っていただいた通りで先に答えを言われちゃったんですけど、伝えたいこととして言っていただいた以下の2つで、
1つ目が長期投資なら、逆に考えれば絶好の買い場だよねっていうところと、あと1つ、変わらず投資を続けるっていう姿勢。
この2つが大事になってきます。
一つずつ解説していくと、円高かつ株安になった今、オルカンだったりS&P500含め株式の価格って相対的に見て安くなっている状況なんですね。
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そのため積み立て投資では平均取得単価を下げる絶好の買い場になります。
下がった今がチャンスですよねっていうところで。
ただ一方で買い場だからといって投資金額を無理に増やす必要もないので、定期的に同じ金額を買い続けて長い目で資産形成を進めていきましょうっていうのが、
姿勢の一つとして大事かなっていうところと、あと2つ目が変わらず投資を続けるっていうところで、やっぱり為替変動とか株価急落があると、
マイクスとかでもすごい見るじゃないですか。政府に騙されたとかいろんなあれがありますね。飛び交うんですけど、そういったものに流されず長期投資においては変わらず投資をするべきですと。
途中で積み立て投資をやめるのではなく、このような場面で継続して投資できる人が長期的に見て一番勝てる資産が増えると、
あと市場は必ず成長して株価は長期的には上昇することが過去でちゃんと証明されているので、変わらず積み立て投資を続けるのが大事かなと思います。
というところで今回のトピックを話してきたんですけど、佐野くん的にどうでしたか。
そうですね。円高であったり円安っていうのはかなり自分の持っている資産も影響するので、日々チェックしたいというのと、
多少下がったとしても、僕まだ22歳でこれからまだ40年50年で積み立てていくので、やめないようにという。何なら買い直しするくらいの勢いでやっていきたいなと思いました。
綺麗にまとめてくださってありがとうございます。やっぱり変わらず大事なことは投資をそのまま継続するというところで、
今後の予想を立てるのは難しいかもしれないんですけど、長期的な目線でしていっていただければと思います。
ということで本日は以上になります。
ありがとうございました。
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